３ 職員の勤務時間その他の勤務条件の状況 （１） 勤務時間の概要 平成 24 年度における職員の勤務時間は、一週間当たり 38 時間 45 分（国：一週間当たり 38 時間 45 分）と定められており、原則、毎週月曜日から金曜日までのそれぞれ 8 時 30 分から 17 時 15 分 までの勤務となります。そのうち 12 時から 13 時までが休憩時間となっています。 （２） 休暇制度の概要・種類等 職員の休暇には、年次有給休暇・病気休暇・特別休暇・介護休暇・組合休暇があり、それぞれの 概要は以下のとおりです。 年次有給休暇： 有給による休暇であり、一年につき最高 20 日間付与され、前年度からの繰越 分を含めると最高 40 日間となります。 病 気 休 暇 ： 勤労意欲があっても負傷または疾病のために勤務することができない職員に 対し、医師の証明等に基づき、最小限度必要と認められる期間その治療に専念 させる目的で設けられた有給の休暇です。 特 別 休 暇 ： 特別の事由により職員が勤務しないことが相当である場合に認められる有給 の休暇です。（種類及び日数は下表のとおり） 介 護 休 暇 ： 配偶者、子、職員または配偶者の父母などの親族で、負傷・疾病または老齢に より 2 週間以上にわたり日常生活を営むことに支障がある者の介護をするため、 勤務しないことが相当であると認められる場合における無給の休暇です。 組 合 休 暇 ： 職員団体の業務または活動に従事するために認められる無給の休暇です。 （特別休暇の種類及び日数） 項 目 日 数 （1） 選挙権等の行使その他公民としての権利を行使する 必要と認められる期間 場合 （2） 裁判員、証人、鑑定人、参考人等としての国会、裁 判所、地方公共団体の議会その他官公署へ出頭する場 必要と認められる期間 合 出産予定日６週間（多胎妊娠の場合は、14 週 （3） 出産の場合 間）前から産後 8 週間を経過するまでの期間 妊 娠 6 月（ 1 月 は 28 日 と し て 計 算 す る 。 以下この号において同じ。）までは 4 週間に 1 回、妊娠 7 月から 9 月までは （4） 妊 娠 中 又 は 出 産 後 1 年 以 内 の 職 員 が 妊 娠 又 2 週 間 に 1 回 、妊 娠 1 0 月 か ら 出 産 ま で は 出 産 に 関 し 母 子 保 健 法 （ 昭 和 40 年 法 律 第 は 1 週 間 に 1 回 、 産 後 1 年 ま で は そ の 141 号 ）第 10 条 に 規 定 す る 保 健 指 導 又 は 同 法 間 に 1 回 （ 医 師 等 の 特 別 の 指 示 が あ っ 第 13 条 に 規 定 す る 健 康 診 査 を 受 け る 場 合 た 場 合 に は 、い ず れ の 期 間 に お い て も 、 その指示された回数）とし、1 回につ き 1 日の範囲内でその都度必要と認め る時間 （5） 妊 娠 中 の 女 子 職 員 が 通 勤 に 利 用 す る 交 通 機 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わ り に お 関 の 混 雑 の 程 度 が 母体 又 は 胎 児 の 健 康 保持 いて、1 日を通じて 1 時間を超えない に影響があると認める場合 範囲内でそれぞれ必要と認める時間 （6） 妊 娠 中 の 職 員 が 妊 娠 に 起 因 す る つ わ り の た 5 日 の 範 囲 内 に お い て 必 要 と 認 め る 期 間 め勤務することが著しく困難な場合 1 日 2 回 そ れ ぞ れ 3 0 分 間（ 男 子 職 員 に あっては、その子の当該職員以外の親 が当該職員がこの号の休暇を使用しよ うとする日におけるこの号の休暇（こ れに相当する休暇を含む。）を承認さ （7） 生 後 1 年 に 達 し な い 子 を 育 て る 場 合 れ 、又 は 労 働 基 準 法（ 昭 和 22 年 法 律 第 49 号 ） 第 6 7 条 の 規 定 に よ り 同 日 に お け る 育 児 時 間 を 請 求 し た 場 合 は 、1 日 2 回 そ れ ぞ れ 30 分 か ら 当 該 承 認 又 は 請 求に係る各回ごとの期間を差し引いた 期間を超えない期間） 3 日の範囲内においてその都度必要と （ 8） 生 理 日 に お け る 勤 務 が 著 し く 困 難 な 場 合 認 め る 期 間 （ 9） 忌 引 の 場 合 最長 10 日間（死亡した者との続柄による） （ 10） 配 偶 者 及 び 父 母 の 祭 日 の 場 合 それぞれ 1 日。ただし、遠隔の地に赴 く必要のある場合は、往復に要する実 日数を加算した日数 （ 11） 感 染 症 の 予 防 及 び 感 染 症 の 患 者 に 対 す る 医 療 に 関 す る 法 律 （ 平 成 10 年 法 律 第 11 4 その都度必要と認める期間 号 ）に よ る 交 通 の 制 限 若 し く は 遮 断 又 は 健 康診断の場合 （ 12） 災 害 に よ る 職 員 の 現 住 居 の 滅 失 又 は 破 損 1 週 間 の 範 囲 内 に お い て そ の 都 度 必 要 と認める期間 の場合 （ 13） 結 婚 の 場 合 5 日の範囲内において必要と認める期 間 （ 14） 職 員 が 妻 （ 届 出 を し な い が 事 実 上 婚 姻 関 3 日（再任用短時間勤務職員にあって 係 と 同 様 の 事 情 に あ る 者 を 含 む 。次 号 に お は 、 16 時 間 ） の 範 囲 内 に お い て そ の 都 い て 同 じ 。）の 出 産 に 伴 い 勤 務 し な い こ と 度必要と認める期間 が相当であると認められる場合 （ 15） 職 員 の 妻 が 出 産 す る 場 合 で あ っ て そ の 出 産 予 定 日 の 6 週 間（ 多 胎 妊 娠 の 場 合 に あ っ て は 、14 週 間 ）前 の 日 か ら 当 該 出 産 の 日 後 当該期間内における 5 日（再任用短時 8 週間を経過する日までの期間にある場合 間勤務職員にあっては、その者の勤務 に お い て 、当 該 出 産 に 係 る 子 又 は 小 学 校 就 時間を考慮し、町長が定める時間）の 学の始期に達するまでの子（妻の子を含 範囲内の期間 む。）を 養育する職 員が、これら の子の 養 育のため勤務しないことが相当であると 認められるとき （ 16） 小 学 校 就 学 の 始 期 に 達 す る ま で の 子 （ 配 偶者の子を含む 。）を養育する職員が 、そ の 子 の 看 護 （ 負 傷 し 、 若 し く は 疾 病 に か か 1 の 年 に お い て 5 日 (そ の 養 育 す る 小 学 っ た そ の 子 の 世 話 又 は 疾 病 の 予 防 を 図 る た 校就学の始期に達するまでの子が 2 人以 め に 必 要 な も の と し て 町 規 則 で 定 め る そ の 上 の 場 合 に あ っ て は 、10 日 )の 範 囲 内 の 子の世話を行うことをいう。） の ため 勤務 期間 しないことが相当であると認められる場 合 （ 17） 日 常 生 活 を 営 む の に 支 障 が あ る 者 (以 下 こ の 号 に お い て 「 要 介 護 者 」 と い う 。 )の 介 護 1 の 年 に お い て 5 日 (要 介 護 者 が 2 人 以 上 そ の 他 の 町 規 則 で 定 め る 世 話 を 行 う 職 員 が 、の 場 合 に あ っ て は 、 10 日 )の 範 囲 内 の 期 当該世話を行うため勤務をしないことが相間 当であると認められる場合 1 の年の 7 月から 9 月の期間内におけ （ 18） 心 身 の 健 康 の 維 持 及 び 増 進 又 は 家 庭 生 活 る原則として連続する 3 日の範囲内の の充実を図る場合 期間 （ 19） 地 震 、 水 害 、 火 災 そ の 他 の 災 害 又 は 交 通 機 関 の 事 故 等 に よ り 出 勤 す る こ と が 著 しその都度必要と認める期間 く困難な場合 （ 20） 地 震 、 水 害 、 火 災 そ の 他 の 災 害 時 に お い て 、通 勤 途 上 に お け る 身 体 の 危 険 を 回 避 す そ の 都 度 必 要 と 認 め る 期 間 る場合 （ 21） 骨 髄 移 植 の た め の 骨 髄 液 の 提 供 希 望 者 と してその登録を実施する者に対して登録 の申出を行い、又は骨髄移植のため配偶 その都度必要と認める期間 者 、父 母 、子 及 び 兄 弟 姉 妹 以 外 の 者 に 骨 髄 液 を 提 供 す る 場 合 で 、当 該 申 出 又 は 提 供 に 伴い必要な検査、入院等をする場合 （ 22） 日 本 赤 十 字 社 が 行 う 血 液 事 業 に 協 力 す る その都度必要と認める期間 ため献血する場合 （ 23） 職 員 が 自 発 的 に 、 か つ 、 報 酬 を 得 な い で 次 に 掲 げ る 社 会 に 貢 献 す る 活 動（ 専 ら 親 族 に 対 す る 支 援 と な る 活 動 を 除 く 。）を 行 う 場 合 で 、そ の 勤 務 し な い こ と が 相 当 で あ る と認められるとき ア 地 震 、暴 風 雨 、噴 火 等 に よ り 相 当 規 模の災害が発生した被災地又はその 周辺の地域における生活関連物資の 配布その他の被災者を支援する活動 イ 障 害 者 支 援 施 設 、特 別 養 護 老 人 ホ ー 1 の 年 に お い て 5 日 の 範 囲 内 で 必 要 と 認める期間 ムその他の主として身体上若しくは 精神上の障害がある者又は負傷し、 若しくは疾病にかかった者に対して 必要な措置を講ずることを目的とす る施設であって、町規則で定める者 における活動 ウ ア 及 び イ に 掲 げ る 活 動 の ほ か 、身 体 上若しくは精神上の障害、負傷又は 疾病により常態として日常生活を営 むのに支障がある者の介護その他の 日常生活を支援する活動 （３） 年次有給休暇の取得状況 平成 24 年 1 月 1 日から平成 24 年 12 月 31 日までの一般職員の年次有給休暇の平均取得日数は 11.8 日となっており、平成 23 年（11.6 日）と比べて 0.2 日増加しました。 （４） 育児休業等の取得状況 育児休業とは、職員が任命権者の承認を受けて、その 3 歳に満たない子を養育するため、子が 3 歳に達する日までの期間を限度として、職務に従事しないことを可能とする制度です。育児休業の 期間中、給与は支給されません。 部分休業とは、職員が任命権者の承認を受けて、その 3 歳に満たない子を養育するため 1 日の勤 務時間の一部について（2 時間を限度として）勤務しない制度で、休業した期間に応じて給与は減 額されます。 平成 24 年度に育児休業を新規取得した職員は 4 人（女性 4 人、男性 0 人）であり、平成 23 年度 に比べ増減はありませんでした。 また、平成 24 年度に育児休業の取得要件を新たに満たした職員のうち、実際に育児休業を取得し た割合（男女別の取得率）は、女性 100％、男性 0％でした。 なお、部分休業をした職員はおりませんでした。 （単位：人） 休業の種類 育 児 休 業 部 分 休 業 うち新規 休業者の内訳 取得者合計 うち女性 男性 うち新規 8 4 0 0 8 0 4 0 0 0 0 0 （５） 時間外勤務の状況 平成 24 年度における一般職員一人当たり月平均時間外勤務時間は、5.4 時間となっており、平成 24 年度（4.8 時間）と比べて 0.6 時間増加しました。 なお、四半期ごとの一人当たり月平均時間外勤務時間の状況は下表のとおりです。 （単位：時間） 第 1 四半期 （4～6 月） 6.2 第 2 四半期 （7～9 月） 3.2 第 3 四半期 （10～12 月） 5.8 第 4 四半期 （1～3 月） 6.3 年間平均 5.4
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