軽自動車税増税に関する記事について ① <総務省増税案に自動車業界

 軽自動車税増税に関する記事について ①
<総務省増税案に自動車業界猛反発>
(ベタータイム誌・平成26年2、3月号より抜粋)
・新車<全二輪車>2015年(平成27年)4月から課税値上げへ だが、二輪車だけが「中古車も」同様の動きが…この動き断固反対!
・現有の中古オートバイまでも増税対象に!
配達(商用)、通勤、通学、野良仕事で使用している二輪車までも
増税の動き、断固阻止!
・二輪中古車課税論は、電光石火というか、ドサクサまぎれか!
・1200万人の二輪ユーザーを守れ! 業界を守ろう!
・このままでは、二輪車業界に明日はない!
・一番問題なのは… 税金を支払うユーザーが知らないこと!
オートバイを販売するオートバイ小売店が知らないことだ!
「二輪車に対する軽自動車の増税、新車購入に限定せず!」
昨年12月「税制」をめぐる総務省(政府税調)/自民党税調/自民党・公明党
オートバイ議連の三者の攻防は自動車/軽自動車については、大々的に新聞
報道がなされた。
元はといえば、自動車取得税の廃止伴う税収不足を補うために、軽自動車税
の改定である。
軽自動車税は、軽四輪だけではなく、二輪車も対象となっており、昨年末の
議論で、増税額を1.5倍にすることで決着がついたのだが、四輪は新車しか
増税されないのに、二輪車は新車、中古車にかかわらず、ずべて増税という
のが総務省の案であった。
ドサクサまぎれ「なぜ、四輪の中古車はそのままで、二輪は別なのか」と
自民・公明バイク議連が「机を叩いて反発」議論の末「善処する形」で
収まったが、原付は新車・中古車がまぎらわしい整合性固めたうえで
中古車課税の値上げは見送る形(平成25年12月12日夜)となったが、
これを報じたのが読売新聞の12月13日号であった。このやりとり、内幕を
大半が知らないのが実情である。
案通りになれば、二輪車を複数所有する者が、いずれかを手放すケースが出る
ことは必至だ。二輪車も四輪車同様、既に所有する中古車の増税は阻止したい。
軽自動車税増税に関する記事について ②
<総務省増税案に自動車業界猛反発>
(ベタータイム誌・平成26年2、3月号より抜粋)
・「あなたの店の「ユーザーのバイク」課税値上げ…動きを知らない。
中古車も課税値上げ案をボツに…阻止しなければ。」
・声の小さいほうから税金をとりやすい、あらゆる手段で抗議すべき!
・二輪はエコ助成金もなかった! いつもカヤの外!
・二輪中古車(保有者)の課税値上げしないことを年末の税制大綱に
「2009年に国内新車販売40万台割れからようやく上向きに転じた二輪需要
が再び下がっていく、二輪業界にとって死活問題、暗い年末の出来事だ」と。
都会の庶民にとって一家に1台~2台の二輪車だが、地方では一家に3~4台は
普通というケースが多い。公共交通便が少ないため通勤・通学・商用・
野良仕事に使われているから「増税」は「減車」につながる。
そうなると軽四輪は保持、二輪車を処分するといったケースも考えられる。
問題の軽自動車のうち「二輪車」新車のみ、平成27年(2015年)4月から
決定されたが総務省のいう「中古車=保有者」も課税案が2013年12月12日
夜の自民・公明の与党オートバイ議連の猛反発で「見送り」の形となって
いるが「税制大綱」に明記されていない限り一抹の不安があるというのが
消息筋の声だ。行政は二輪車については「常には視野に入れず、カヤの外」
なのに、課税値上げの増税案には、電光石火、ドサクサまぎれに「組み
込んでいく」やり方には油断もスキもない。というのが関係者の分析だ。
玄人筋は「二輪車新車のみ課税額値上げ」は税制大綱にあるが「中古車は
値上げしないとは明記されていない」だから「ダメ押し・確認し」今年度
の税制大綱に明記してもらわなければならないとならない。
二輪業界総力挙げて、ようやく薄日が差してきたと思う矢先の中古車も
増税は「怒り・困惑・先行き不安」のオンパレードだ。
二輪車は大人しい、声が小さい。7年間に200億円を超える駐禁キップの罰金
を払っても「諦めているのか、反論しないユーザー層」だから、今回増税の
カモ、餌食にされそうになっているのではないか。今こそ、1,200万人の
ユーザー、オートバイ販売店はこのことを認識し、「断固阻止」「絶対反対」
の声を大きく展開していくべきである。
軽自動車税増税に関する記事について ③
<総務省増税案に自動車業界猛反発>
(整備 in Tokyo より抜粋)
整備in Tokyo
平成26年2月号(二輪自動車ニュース)より抜粋
平成25年12月12日の夜に何があったのか。税制会議の中で自民党オートバイ
議員連盟(逢沢一郎会長)&公明党オートバイ議員懇話会(北側一雄会長)
の与党オートバイ議員連盟首脳が「二輪車のみ中古車の課税値上げ」する
ことに反発、机を叩いての反対・反論を展開したと伝えられた。
軽四輪と同じように公共交通の便の悪い地方では、一家に3~4台の二輪車を
保有する家庭は珍しくない。通勤・通学・商用・野良仕事と二輪車が使用
されている。課税値上げとなれば「台数処分」につながるからで「軽四輪と
併用家庭」も同様である。
「二輪中古車課税値上げは、辻褄合わせの値上げに利用された」の声や
「声の小さい二輪車ユーザー/業界を狙い撃ちした」の評も聞く。
1200万人の二輪車ユーザー/業界を守るため、平成26年、二輪業界は、
「決起・断固中古車課税値上げ反対」に立ち上がる構えだ。
軽自動車税(原付等)の税率の見直し(案)
1.5倍
1.5倍
2倍
但し最低税率を
2,000円とする
但し最低税率を
3,000円 とする
但し最低税率を
3,000円 とする
1,000
2,000
3,000
3,000
50cc超~90cc以下
1,200
2,000
3,000
3,000
90cc超~125cc以下
1,600
2,400
3,000
3,200
ミニカー
2,500
3,800
3,800
5,000
軽二輪 (125cc超~250cc以下)
2,400
3,600
3,600
4,800
小型二輪(250cc超)
4,000
6,000
6,000
8,000
軽三輪
3,100
4,700
4,700
6,200
原
付
自
転
車
区分
現行
50cc以下
↑
<決定>