鳥取市被保護者就労準備支援事業仕様書 第1章 一般事項 1 業務委託名 鳥取市被保護者就労準備支援事業 2 業務の目的 本業務は、一般就労が困難な生活保護受給者に就労意欲の喚起、中間的就労、就労 活動等を通じ、自立に至るまでの総合的な支援を行う業務を行うことを目的とする。 3 支援対象者 一般就労が困難な稼働能力の活用が可能な状態にある生活保護受給者で、就労意欲 の喚起、中間的就労、就労活動等総合的な就労支援を図る必要があるもので、当該事 業への参加を希望するもの 4 委託期間 本業務の委託期間は、契約の日から平成28年3月31日までとする。 5 業務の処理 ⑴ 受託者の業務 受託者は、本業務を遂行するにあたり、関連法令及び当仕様書を遵守するととも に、委託者の意図及び目的を十分に理解したうえで、適正な人員を配置し、正確丁 寧にこれを行わなければならない。 ⑵ 業務指示 受託者は、委託者と連絡を密にし、十分協議のうえ、委託者の指示に従わなけれ ばならない。 ⑶ 業務報告 受託者は、業務の進捗に応じて、業務の区分ごとに定期的に報告を行わなければ ならない。 ⑷ 資料の収集及び使用制限 委託者が貸与する以外の業務に必要な資料については、受託者がその収集、整理 及び解説を行うものとし、委託者は業務の遂行に協力するものとする。なお、委託 者より貸与された資料について、受託者は、本業務遂行以外の目的に使用してはな らない。 ⑸ 機密の保持 受託者は、業務中に知り得た内容について第三者に情報を漏洩してはならない。 ⑹ 疑義 受託者は、業務内容に疑義が生じた場合は、速やかに委託者の指示を受けなけれ ばならない。 第2章 1 業務内容 カウンセリング業務 支援対象者に対し、必要に応じたカウンセリングを行う。 支援対象者の生活歴・職歴・年齢・社会性・離職期間等を総合的に勘案し、個別の状 況に応じた支援を行う。 なお、カウンセリングは、支援対象者の実情に鑑み、家庭訪問も含めた個別面談を必 要に応じて、その都度行うとともに、定期的な間隔で個別に面談を行うものとする。 また、必要に応じて、ケース診断会議を行う等福祉事務所の職員と協力して当該業務 に当たるものとする。 2 就労準備支援業務 支援対象者の就労準備に関し必要な支援を行う。 具体的には、日程調整、体験先、就労活動等への同行支援、支援対象者の体験業務の 管理、受け入れ先との調整等就労による自立に向けての総合的な支援を行うものとす る。 3 福祉事務所への報告書の作成業務 福祉事務所の職員との連絡を密にするとともに、支援対象者の状況について、書面に より、定期的に福祉事務所に実績報告を行うものとする。 4 就労準備支援受入れ先の開拓及び地域におけるネットワークづくり業務 受託者は、積極的に就労準備支援の受入れ先の開拓を行うとともに、「協働のまちづ くり」の理念のもとに、地域の資源と結びあい、相互理解と協力を得て、共に取り組 んでいくネットワークとして発展させるものとする。
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