歩 掛 参 考 見 積 募 集 要 領 次のとおり歩掛参考見積を募集します。 平成 26 年 12 月 11 日 独立行政法人水資源機構 一庫ダム管理所長 宮内 茂行 1.目的 この歩掛参考見積の募集は、一庫ダム管理所で予定している業務の積算の参考とするため作業 歩掛を徴取するものです。 なお、この参考見積の募集は、業務等の指名若しくは競争参加資格をお約束するものではあり ません。 2.参考見積書提出の資格 (1) 水資源機構における平成 25・26 年度一般競争(指名競争)参加資格業者のうち、土木関係建 設コンサルタント認定を受けていることとします。 (2) 営業に関し法律上必要とされる資格を有していることとします。 (3) 当機構から「工事請負契約に係る指名停止等の措置要領」(平成 6 年 5 月 31 日付け 6 契約第 443 号)に基づき、淀川水系関連区域において指名停止を受けていないこととします。 3.参考見積書の提出等 参考見積書は、次に従い提出してください。 (1) 参考見積書は、作業項目毎に必要な作業員(技術者)の人数等を記載して提出してください。 なお、参考見積書の様式は問いません。 (2) 提出期間 平成 26 年 12 月 25 日(木)まで 持参する場合は、上記期間の土曜日、日曜日及び祝日を除く毎日、午前 10 時から午後4時 まで(午後 12 時 10 分から午後1時までを除く) (3) 提出先 独立行政法人水資源機構一庫ダム管理所 【担当】防災・水管理担当(森岡 〒666-0153 宮内 茂行 宛 浩然) 兵庫県川西市一庫字唐松4番地の1 TEL 072-794-6671 (4) 見積有効期限 所長 FAX 072-794-0590 平成 27 年 3 月 31 日まで (5) 提出方法 参考見積書は、持参、郵送又はFAX(社印があること)により提出をお願いします。 4.参考見積依頼内容 (1) 詳細は、別紙仕様書及び添付参考資料による。 (2) 業務費の構成と歩掛見積依頼範囲 1)本歩掛参考見積を適用する業務費の構成は、水資源機構が別に制定する「積算基準及び積算 資料(調査等編)」(以下「基準書」という。)によるものとします。 2)歩掛参考見積の依頼範囲は、基準書で定義されている直接人件費のうち、別紙仕様書による 業務を実施するために必要な技術者の員数の費用を依頼します。 (4) 技術者の職種と定義 国土交通省が公表している「平成 26 年度設計業務委託等技術者単価」における「技術者の職 種区分定義」によるものとします。 5.依頼書に対する質問 この募集要領に対する質問がある場合は、次により書面(様式は自由)での提出をお願いしま す。 (1) 提出期間:平成 26 年 12 月 18 日(木)まで 持参する場合は、上記期間の土曜日、日曜日及び祝日を除く毎日、午前 10 時から 午後4時まで(午後 12 時から午後1時までを除く) (2) 提出場所:3.(3)に同じ。 (3) 提出方法:3.(5)に同じ。 6.質問に対する回答 質問に対する回答書は、次のとおり閲覧します。 (1) 閲覧期間:平成 26 年 12 月 22 日(月)から平成 26 年 12 月 25 日(木)まで (2) 閲覧方法:ホームページに掲載します。 7.参考見積書作成及び提出に要する費用 参考見積提出者の負担とします。 8.ヒアリング 提出していただいた参考見積書について、ヒアリングを実施することがあります。 - 以 上 - 見積仕様書 第 1節 業務概要 1-1 業務目的 一庫ダムでは、流水管理の操作支援を目的として、平成19年度に、ダム操作シミ ュレーション機能を有した流出予測システムの構築を行っている。 本業務は、ダム管理用制御処理装置の更新に伴い、新OS(windows7)で作動す るように既設流出予測システムのパソコン端末を更新するものである。併せて現シ ステムでの使用上の改良点についても対応するものである。 1-2 業務予定工期(参考:見積もり対象外) 4ヶ月程度 1-3 打ち合わせ(参考:見積もり対象外) 本業務で行う打合せは、次の区切りにおいて行うものとし、回数は6回以上とす る。また、業務着手時、成果品納入時には、原則として管理技術者が出席するもの とする。 (1) 業務着手時 (2) 中間打ち合わせ(流出予測システムの改良検討完了時、全体設計完了時、詳細 設計完了時、システム構築完了時) (3) 成果品納入時 1-4 流出予測システムの概要 本業務の対象となる流出予測システムは、貯留関数法による7流域3河道モデル である。 流出予測は、財団法人日本気象協会提供の6時間予測と48時間予測を組み合わせた データを元に1データ、株式会社気象工学研究所提供のメッシュ法データ及びティー セン法データを元にそれぞれ1データの計3データを算定している。 システムの詳細は、参考資料-1に記載のとおりである。 第 2節 計画準備 本業務の目的を把握した上で、業務計画書を作成し業務着手に必要な諸準備を 行う。 第 3節 流出予測システムの改良検討 既存予測システムの課題を把握、整理した上で、次項の機能について新予測シ ステムに反映できるように検討する。 3-1 自動計算機能 気象データを受け取り次第概ね10分毎自動で流出計算を行う機能(ただし、必 - 1 - 要に応じて計算機能を停止できるよう選択制にするものとする)。 3-2 計算結果保存機能 現在保存できるデータが、毎正時につき1データだけであるため、1回の計算 毎に選択保存できるよう仕様を変更する。また、計算に用いた気象データも保存 する。 3-3 欠測値の自動補填機能 計算に必要なデータ(水位、予測雨量)の自動補填機能及び補填した箇所の色 を変更して明示する機能。 3-4 予測地点の追加 発注者所有の水位観測局畦野地点を予測地点として追加し、予測モデルの変更 を検討する。 3-5 水位データのインターネット経由入力 兵庫県管轄の水位観測局データ1地点分(多田院地点)を取り込み、流出予測の データとして使用するものとする。 なお、水位データは、ホームページ(川の防災情報)よりインターネット経由 で入力するものとする。 流出予測システムは、図1のとおり、ダム管理制御処理設備と接続する必要が あること、また、外部(インターネット)と接続することから、外部からの不正ア クセス、ウィルス感染等の防止対策を講ずるものとする。このため、セキュリティ ー対策については、比較検討を行ったうえで決定するものとする。 3-6 閾値を超えた場合の警報表示機能 流出計算で設定する閾値(流入量、貯水位、河川水位8地点)を超過した場合に 警報表示する機能。 3-7 ただし書き操作申請資料作成機能 流出予測計算結果を発注者が別紙-1から別紙-5に定めた様式に自動で入力 し、作成できる機能。 3-8 放流量の計算機能 既存システムの放流の原則に従わない放流量予測結果が計算される部分のプロ グラムを修正する。 3-9 流出予測結果グラフの書式調整機能 流出予測結果の軸目盛、フォント、線種を調整できる機能。 - 2 - 第 4節 全体設計 前節の検討内容を踏まえてシステム全体を改良し、必要な機能及び①~④のシス テム操作性の向上を実現するために、システム全体の基本構造(システム構成、機 器構成、ネットワーク構成)の設計を行う。 ①画面レイアウト(画面の見やすさ、文字サイズ) ②印刷機能の拡充(必要部分のみ印刷、プリンター選択、PDF出力) ③定数の設定、変更、リセット ④河道横断図データの更新 なお、発注者の所有する端末に流出予測システムをインストールするものとし、 仕様は表-1のとおりである。 第 5節 詳細設計 全体設計を踏まえて、各機能を実現するためのソフトウェアの詳細設計を行う。 第 6節 システム構築 詳細設計までの結果を踏まえて、現時点で要求する機能に対応したシステム構築 を行う。なお、システム構築には、将来の機能拡張(流域の追加等)に対応できる ように配慮するものとする。 また、新システムの指定のパソコン端末へのインストール、動作テストを行い、 正常に動作することを確認する。 第 7節 操作マニュアルの作成 新システムの利用方法、操作方法を整理した操作マニュアルを作成する。 第 8節 講習会の実施 ダム管理職員を対象に、システムを利活用するために半日程度で講習会を2回実 施する。 第 9節 報告書作成 検討結果をとりまとめ報告書を作成する。 - 3 - 表-1 流出予測システムをインストールする端末の仕様 項目 仕様 OS Windows 7 professional CPU インテルCore i7-4770プロセッサー(3.40GHz) コア数/スレッド数 4/8 キャッシュメモリ 2次/3次:256KB×4/8MB チップセット インテルB85 Express システムバス/メモリバス 5GT/s(DMI)/1600MHz メインメモリ(標準/最大) 2GB/16GB(PC3-12800 DDR3 SDRAM DIMM CL11) 拡張メモリスロット[空き] 4[3] グラフィックスアクセラレータ Intel HD Graphics 4600 (CPU内蔵) ビデオメモリ 画面サイズ 最大1792MB(メインメモリと共有) 24.1型(対角61.0cm) 液晶パネル TFTカラー液晶(LEDバックライト) 画素ピッチ 0.270mm×0.270mm 輝度 250cd/m2 コントラスト比 1000:1 視野角 上下160°、左右160° sRGB 対応 解像度/発色数 ・DVI-D 最大 1920×1200ドット ・アナログRGB 最大1920×1200ドット/1677万色 HDD RAID1構成 250GB 以上 - 4 - 数量表 項目・細目 単位 数量 1.業務概要 2.計画準備 式 1 3-1自動計算機能 式 1 3-2 計算結果保存機能 式 1 3-3 欠測値の自動補填機能 式 1 3-4 予測地点の追加 式 1 3-5 水位データのインターネット経由入力 式 1 3-6 閾値を超えた場合の警報表示機能 式 1 3-7 ただし書き操作申請資料作成機能 式 1 3-8 放流量の自動調整機能 式 1 3-9 流出 流出予測結果グラフの書式調整機能 測結果グ 書式調整機能 式 1 4.全体設計 式 1 5.詳細設計 式 1 6.システム構築 式 1 7.操作マニュアルの作成 式 1 8.講習会の実施 回 1 9.報告書作成 式 1 式 1 3.流出予測システムの改良検討 合計 主任 理事 技術者 技師長 主任 技師 技師 (A) 技師 (B) 技師 (C) 技術員 備考 (財)日本気象協会 気象情報 Network 日本気象気象会 気象情報配信サーバー 予測雨量計算 一時処理 木津川ダム総合管理所 気象情報中継装置 MICOS ネットワーク 一庫ダム管理所 一庫ダム管理所 Micos端末 予測処理&提供端末 ダム管理用 制御処理設備 流出予測 システム端末 ダムコン ネットワーク DSU シリアル通信 DSU ルーター 高精度降雨予測システム 高精度雨量予測 ネットワーク テレメータデータ 副監視装置 専用回線 DA64 (株)気象工学研究所 データセンター MDF DSU ルーター 降雨予測演算サーバー 気象情報収集サーバー 図1 流出予測システム構成図(更新前) ただし書き申請様式(別紙1-5) 【一庫ダム管理所】 庫 平成 第 年 【別紙-1】 号 月 日 国土交通省近畿地方整備局 猪名川河川事務所長 一 庫 ダ ム 管 理 所 長 一庫ダムのただし書操作について(通知) 一庫ダムは、台風 号による出水のため、「一庫ダム操作規則」第14 条第1項による洪水調節を行っていますが、流域に強い降雨が続き計画を 上回る出水が予想され、現操作を継続すると「一庫ダムただし書操作要 領」第2条の規定によるただし書き開始水位(EL..149.40m)を超え、その 後更に洪水時最高水位(EL..152.0m)を超えることが予想されます。 よって、「一庫ダムただし書操作要領」により計画規模を超える洪水時 の操作の実施が承認されたので、同要領第3条に基づき通知します。 記 1.一庫ダムの流況 日 時 分 貯水位 EL. m 流入量 3 m /s 放流量 m3/s ただし書き操作開始水位 EL. 同上水位に達すると予想される時刻 m 日 時 分( 日 時 分) 2.判断理由は別紙のとおり (様式のみ作成し浸水面積の試算は見積対象外) 台風0号により、下流河川ではすでに下記被害が発生している。 一庫ダムのただし書操作は別紙-1のとおり本川のピ-ク後となることから、 ただし書操作により新たな被害を発生させることはない。 浸水面積 ha 浸水家屋 戸 【一庫ダム管理所】 庫 第 平成 年 月 【別紙-2】 号 日 理 事 長 殿 (関西支社長経由) 一 庫 ダ ム 管 理 所 長 一庫ダムのただし書操作について(承認申請) 一庫ダムは、台風 号による出水のため、「一庫ダム操作規則」第1 4条第1項による洪水調節を行っていますが、流域に強い降雨が続き計画 を上回る出水が予想され、現操作を継続すると「一庫ダムただし書操作要 領」第2条の規定によるただし書き開始水位(EL..149.40m)を超え、その 後更に洪水時最高水位(EL..152.0m)を超えることが予想されます。 よって、「一庫ダムただし書操作要領」により計画規模を超える洪水時 の操作を実施したく、同要領第3条に基づき承認を申請します。 記 1.一庫ダムの流況 日 時 分 貯水位 EL. m 流入量 3 m /s 放流量 m3/s ただし書き操作開始水位 EL. 同上水位に達すると予想される時刻 m 日 時 分( 日 時 分) 2.判断理由は別紙のとおり (様式のみ作成し浸水面積の試算は見積対象外) 台風0号により、下流河川ではすでに下記被害が発生している。 一庫ダムのただし書操作は別紙-1のとおり本川のピ-ク後となることから、 ただし書操作により新たな被害を発生させることはない。 浸水面積 ha 浸水家屋 戸 【一庫ダム管理所】 【別紙-3】 た だ し 書 き 操 作 移 行 理 由 書 一 庫 ダ ム 平成 年 月 日 時 分現在のダム諸量は下記のとおりである。 貯 水 位 EL m 貯 留 量 千m3 流 入 量 m3/s 放 流 量 m3/s 3 時 間 雨 量 累 加 雨 量 mm (台風 号)による一庫ダム流域の降雨は、( 月 日 時)から降り始め、 現在時刻( 月 日 時)までの総雨量は、( mm)に達した。特に ( 時)から( 時)までの至近(1時間)の時間雨量は、( mm)でさらに 降雨は継続しており、今後の降雨量は、( mm)と推測される。 現在時刻までの至近( 時 分)あたりの水位上昇は( m)となってお り、今後の流入量を推定すると3時間後( 日 時 分)には8割水位に達し、 さらに洪水時最高水位を超えることが予想される。また、( 月 日 時 分) 頃には流入量のピ-ク( m3/s)が予想される。 なお、本川のピ-ク後にただし書き操作を行うことから、ただし書き操作により新たな 被害を発生させることはない。 mm 【一庫ダム管理所】 【別紙-4】 一庫ダム予測 水資源機構 出水名 一庫ダム管理所 平成 年 月 日時分予測 R (㎜) 水系名 淀川水系水系 0 0.0 6 12 実測雨量 18 10.0 予測雨量 20.0 河川名 淀川水系 30.0 40.0 50.0 予測地点名 一庫大路次 代表雨量観測所 ダムサイト 60.0 70.0 80.0 155.00 最大予測流入量 流域平均予測雨量 一庫ダム上流域 ただし書操作時想定最高水位 150.00 ただし書操作開始水位到 到達予想時刻 10:00 予測手法 貯留関数法 1,500 本則操作時想定最高水位 EL. m3/s ダム放流量 自動計算 145.00 予測時貯水位 EL. 予測時流入量 予測時放流量 140.00 m m3/s / m3/s 135.00 1,000 貯水位 ・ ・ 放流量 ・ 流入量 予測最大放流量 m3/s ( : ) 500 本則操作放流量 150m3/s 0 130.00 0 流 実 予 累 時 刻 時 刻 出水日 入 量 測 雨 量 測 雨 量 計 雨 量 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 設計洪水位 152.50 m 洪水時最高水位 152.00 m ただし書き操作水位 149.40 m 洪水貯留準備水位 135.30 m 11 12 13 14 15 16 17 18 H (m) 8:00 9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 2:00 平成年月日 4 4 4 4 4 4 4 4 1,253 1,048 780 567 431 325 244 191 154 128 Qi(m3/s) R(㎜) 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 5.0 5.0 5.0 10.0 20.0 35.0 54.4 75.0 49.4 34.4 20.6 10.0 5.0 R(㎜) 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 5.0 10.0 20.0 35.0 55.0 75.0 50.0 35.0 20.0 0.0 0.0 ΣR(㎜) 2 4 6 8 10 15 20 25 35 55 90 144.4 219.4 268.8 303.2 323.8 333.8 338.8 貯 水 位 ( 但 し書 き) H(m) 134.80 134.80 134.80 134.81 134.85 135.19 136.52 140.17 144.31 147.66 149.93 151.08 151.21 151.21 151.21 151.21 151.21 151.19 貯水位(本則操作) H(m) 134.80 134.80 134.80 134.80 134.84 135.15 136.47 139.99 144.13 147.76 150.42 152.00 152.96 153.58 153.93 152.11 154.02 154.02 放 流 量 ( 但 し書 き) Qo(m3/s) 4 4 6 19 49 101 150 150 150 150 155 396 431 325 244 191 154 150 放流量(本則操作) Qo(m3/s) 4 4 6 19 49 101 150 150 150 150 155 396 431 325 244 191 154 150 19 3:00 20 4:00 21 22 23 5:00 Q (m3/s) 6:00 7:00 水系名 河川名 予測地点名 流域平均予測雨量 予測手法 ダム流入量 淀川水系 ← 必須:水系名を入力してください。 一庫大路次 ← 必須:河川名を入力してください。 ダムサイト ← 必須:予測地点名を入力してください。 一庫ダム上流域 ← 必須:流域平均予測雨量のエリアを入力してください。 貯留関数法 ← 任意:予測手法を入力してください。 自動計算 ← 任意:計算方法を入力してください。 設計洪水位 サーチャージ水位 ただし書き操作水位 洪水期制限水位 ダム名 洪水名 降り始めの時間 152.50 152.00 149.40 135.30 一庫 ただし書操作の予測をした時間 平成 月 日 時 分 ① ② ③ ただし書き開始 ただし書き開始 流入量のピーク流量 1 #N/A #N/A #N/A 2 No. 時間 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 EL.m EL.m EL.m EL.m 152.50 152.00 149.40 135.30 【別紙-5】 152.50 152.00 149.40 135.30 4 流入量 時刻 設計洪水位 サーチャージ水位 ただし書操作開始水位 洪水期制限水位 H(m) H(m) H(m) H(m) ← 必須:設計洪水位を入力してください。 ← 必須:サーチャージ水位を入力してください。 ← 必須:ただし書き操作開始水位を入力してください。 ← 必須:洪水期制限水位を入力してください。 ← 必須:ダム名を入力してください。 ← 必須:洪水名を入力してください。 ← 必須:雨の降り始めた時刻を入力してください。 ← 必須:ただし書き操作を予測した年を入力してください。 ← 必須:ただし書き操作を予測した月を入力してください。 ← 必須:ただし書き操作を予測した日を入力してください。 ← 必須:ただし書き操作を予測した時を入力してください。 ← 必須:ただし書き操作を予測した分を入力してください。 ← ただし書き開始時の時刻と水位を入力してください。 ← ただし書き開始時の時刻と放流量を入力してください。 ← 流入量のピーク時刻とその時の放流量を入力してください。 下の表は、図化するためのデータであり、必須です。 色のセルにのみデータを手入力してください ↓ 上記表のうち①~③の時刻を変化させると、右側→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→ ↓ の表の色が から へ変化しますので 色のセルにデータを ただし 色のセルには絶対にデータを入力しないこと。 ↓ 手入力してください。 ↓ (2山洪水の場合は、2山の開始時と2山のピーク時の流入量のみをグレーのセルに手入力してく ↓ ↓ 3 4 5 6 7 8 9 10 11 流入量 実測雨量 予測雨量 累計雨量 貯水位 貯水位 放流量 放流量 (但書) (本則操作) (但書) (本則操作) (m3/s) R(㎜) R(㎜) ΣR(㎜)H(m) H(m) Qo(m3/s) Qo(m3/s) 4.00 2.0 2 134.80 134.80 4.00 4.00 4.00 2.0 4.0 134.80 134.80 4.00 4.00 4.00 2.0 6.0 134.80 134.80 5.57 5.57 4.00 2.0 8.0 134.81 134.80 18.63 18.63 4.00 2.0 10.0 134.85 134.84 48.63 48.63 4.00 5.0 15.0 135.19 135.15 100.63 100.63 4.00 5.0 20.0 136.52 136.47 150.00 150.00 4.00 5.0 5 25.0 140.17 139.99 150.00 150.00 1,252.71 10.0 10 35.0 144.31 144.13 150.00 150.00 1,048.14 20.0 20 55.0 147.66 147.76 150.00 150.00 780.45 35.0 35 90.0 149.93 150.42 154.78 154.78 566.62 54.4 55 144.4 151.08 152.00 395.83 395.83 431.48 75.0 75 219.4 151.21 152.96 431.48 431.48 325.27 49.4 50 268.8 151.21 153.58 325.27 325.27 243.89 34.4 35 303.2 151.21 153.93 243.89 243.89 190.91 20.6 20 323.8 151.21 154.01 190.91 190.91 154.29 10.0 0 333.8 151.21 154.02 154.29 154.29 127.79 5.0 0 338.8 151.19 154.02 150.00 150.00 5.0 343.8 No 2011/5/19 8:00 2011/5/19 8:10 2011/5/19 8:20 2011/5/19 8:30 2011/5/19 8:40 2011/5/19 8:50 2011/5/19 9:00 2011/5/19 9:10 2011/5/19 9:20 2011/5/19 9:30 2011/5/19 9:40 2011/5/19 9:50 2011/5/19 10:00 2011/5/19 10:10 2011/5/19 10:20 2011/5/19 10:30 2011/5/19 10:40 2011/5/19 10:50 2011/5/19 11:00 2011/5/19 11:10 2011/5/19 11:20 2011/5/19 11:30 2011/5/19 11:40 2011/5/19 11:50 2011/5/19 12:00 2011/5/19 12:10 2011/5/19 12:20 2011/5/19 12:30 2011/5/19 12:40 2011/5/19 12:50 2011/5/19 13:00 2011/5/19 13:10 2011/5/19 13:20 2011/5/19 13:30 2011/5/19 13:40 2011/5/19 13:50 2011/5/19 14:00 2011/5/19 14:10 2011/5/19 14:20 2011/5/19 14:30 2011/5/19 14:40 2011/5/19 14:50 2011/5/19 15:00 2011/5/19 15:20 2011/5/19 15:20 2011/5/19 15:30 2011/5/19 15:50 2011/5/19 16:00 2011/5/19 16:10 2011/5/19 16:20 2011/5/19 16:30 2011/5/19 16:40 2011/5/19 16:50 2011/5/19 17:00 2011/5/20 9:00 2011/5/20 9:10 2011/5/20 9:00 2011/5/20 9:30 2011/5/20 9:40 2011/5/20 9:50 2011/5/20 10:00 2010/5/20 10:10 2011/5/20 10:20 2011/5/20 10:30 2011/5/20 10:40 2011/5/20 10:50 2011/5/20 11:00 2011/5/20 11:10 2011/5/20 11:20 2011/5/20 11:30 2011/5/20 11:40 2011/5/20 11:50 2011/5/20 12:00 2011/5/20 12:10 2011/5/20 12:20 2011/5/20 12:30 2011/5/20 12:40 2011/5/20 12:50 2011/5/20 13:00 2011/5/20 13:10 2011/5/20 13:20 2011/5/20 13:30 2011/5/20 13:40 2011/5/20 13:50 2011/5/20 14:00 2011/5/20 14:10 2010/5/20 14:20 2011/5/20 14:30 2011/5/20 14:40 2011/5/20 14:50 2011/5/20 15:00 2011/5/20 15:10 2011/5/20 15:20 2011/5/20 15:30 2011/5/20 15:40 2011/5/20 15:50 2011/5/20 16:00 2011/5/20 16:10 2011/5/20 16:20 2011/5/20 16:30 2011/5/20 16:40 2011/5/20 16:50 2011/5/20 17:00 経過時間 (10min) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 8 8 8 8 8 8 9 9 9 9 9 9 10 10 10 10 10 10 11 11 11 11 11 11 12 12 12 12 12 12 13 13 13 13 13 13 14 14 14 14 14 14 15 15 15 15 15 15 16 16 16 16 16 16 9 9 9 9 9 9 10 10 10 10 10 10 11 11 11 11 11 11 12 12 12 12 12 12 13 13 13 13 13 13 14 14 14 14 14 14 15 15 15 15 15 15 16 16 16 16 16 16 17 17 17 17 17 17 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 時 0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 分 0 0.17 0.33 0.50 0.67 0.83 1 1.17 1.33 1.50 1.67 1.83 2 2.17 2.33 2.50 2.67 2.83 3 3.17 3.33 3.50 3.67 3.83 4 4.17 4.33 4.50 4.67 4.83 5 5.17 5.33 5.50 5.67 5.83 6 6.17 6.33 6.50 6.67 6.83 7 7.17 7.33 7.50 7.67 7.83 8 8.17 8.33 8.50 8.67 8.83 9 9.17 9.33 9.50 9.67 9.83 10 10.17 10.33 10.50 10.67 10.83 11 11.17 11.33 11.50 11.67 11.83 12 12.17 12.33 12.50 12.67 12.83 13 13.17 13.33 13.50 13.67 13.83 14 14.17 14.33 14.50 14.67 14.83 15 15.17 15.33 15.50 15.67 15.83 16 16.17 16.33 16.50 16.67 16.83 17 #REF! #REF! #REF! #REF! #REF! (m3/s) 5 6 7 8 9 10 11 実測雨量 予測雨量 累計雨量 貯水位 貯水位 放流量 放流量 設計洪水位 サーチャージ水位 ただし書き操作水位 洪水期制限水位 (但し書き) (本則操作) (但し書き) (本則操作) H(m) H(m) H(m) H(m) R(㎜) R(㎜) ΣR(㎜) H(m) H(m) Qo(m3/s) Qo(m3/s) 4 5 0 25 134.80 134.80 4.00 4.00 152.50 152.00 149.40 135.30 4 4 0 35 134.80 134.80 4.00 4.00 152.50 152.00 149.40 135.30 24.92 20 0 55 134.83 134.83 13.94 13.94 152.50 152.00 149.40 135.30 36.49 35 0 90 134.89 134.89 27.24 27.24 152.50 152.00 149.40 135.30 65.03 54.4 0 144.4 134.95 134.95 57.98 57.98 152.50 152.00 149.40 135.30 180.67 75 0 219.4 135.15 135.15 111.76 111.76 152.50 152.00 149.40 135.30 593.26 49.4 0 268.8 136.13 136.13 149.46 149.46 152.50 152.00 149.40 135.30 1217.84 34 35 302.8 139.81 139.81 149.25 149.25 152.50 152.00 149.40 135.30 1279.34 21 25 323.8 143.99 143.99 149.73 149.73 152.50 152.00 149.40 135.30 1077.73 10 10 333.8 147.37 147.37 149.82 149.82 152.50 152.00 149.40 135.30 813.37 5 5 338.8 149.67 149.67 157.62 149.64 152.50 152.00 149.40 135.30 602.4 5 5 343.8 150.89 151.16 366.82 149.00 152.50 152.00 149.40 135.30 445.24 343.8 151.12 152.10 445.24 148.44 152.50 152.00 149.40 135.30 326.67 268.8 151.07 152.72 325.42 149.04 152.50 152.00 149.40 135.30 254.78 303.2 151.04 153.09 254.78 149.04 152.50 152.00 149.40 135.30 208.7 323.8 151.02 153.30 208.70 149.04 152.50 152.00 149.40 135.30 158.12 0 333.8 151.00 153.40 158.12 149.04 152.50 152.00 149.40 135.30 133.8 0 338.8 150.99 153.40 133.80 149.04 152.50 152.00 149.40 135.30 【参考資料-1】 既存システム概要 1. 既存システムの概要(ネットワーク等) 1.1 システムの稼動条件 本システムの稼動条件は、以下に示すとおりです。 OS : Windows XP 画面解像度 : 17 インチ 1.2 ネットワーク構成 流出予測システムのネットワーク構成は図.1 のとおりです。 ・ 流出予測システムは、ダムコンネットワークに属する。 ・ ARGUS データは、ダムコンサーバから Windows ファイル共有により取得する。 ・ MICOS データは、MICOS ネットワークの「予測処理&提供端末」から Windows ファイ ル共有により取得する。 ・ 高精度降雨予測データは、高精度降雨予測ネットワークの「データ集配信サーバ」から Windows ファイル共有により取得する。 1 図.1 流出予測システム構成図 2 1.3 システムの機能 本システムは、一庫ダムの流出予測を算定するものであり、以下の機能があります。 ①リアルタイム流出予測機能 最新の実測・予測データを取り込んで、リアルタイム流出予測を行います。 ②再計算機能 最新の予測結果から、ダム操作を変更して再計算を行います。 ③検証計算機能 検証計算とは、過去のデータを使用して、予測計算を行います。 ④ダム演習機能 ダム演習機能とは、演習用データを読込んで、ダム操作演習を行います。 本システムの処理フローは図.2 のとおりです。 3 START HQDATA 処理選択画面 リアルタイム 洪水予測 ARGUS 1hr 定数設定 演習機能 選択 RYUIKI -DATA 検証機能 選択 データ取得 MICOS 1hr 高精度 1hr データ確認 欠測値手入力 演習用 1hr RHQ hr ダム流入量 予測計算 yosoku1.exe 実行 継続計算 新規計算 or 再計算 再計算 ダム操作 設定 新規計算 ダム放流量 計算 再計算 DAMDATA RHQ 1hr 下流予測計算 yosoku2.exe 実行 YOSOKU 10min CSV データ 出力 10min 計算結果表示 再計算 or 継続計算 効果システム用 ARGUS データ出力 END 図.2 流出予測システム処理フロー 4 DB保存 RHQ データを 保存 └\yosoku_db ├2008 ├2008020718RHQ_M ├2008020718RHQ_H 2. 既存システムの概要(計算条件等) 2.1 流出予測システムの開発経緯 一庫ダムの流出予測システムは、平成 10 年度にモデルの検討を行い、平成 11 年度から運用が 開始されました。その後、予測モデルの精度向上やシステムの機能追加などを行い、ダム管理支 援機能の向上を図っています。 流出予測システムの開発経緯について、以下の表に示します。 表.1 一庫ダム 年度 システム開発状況 流出予測システムの開発経緯 予測モデル 予測システム H10 ・PC版流出予測システム ・千軒、国崎の流出予測用H ・実測データはオンラインで の新規開発 -Q式を作成 取得する ・貯留関数法による予測モデ ・予測雨量の簡易入力方法と ルを構築(3流域モデル) して、いずれかを選択。 ・流域湿潤度の定式化 1) 前 3 時間平均値 2) 前 1 時間雨量 ・定数固定現時刻合せ方式に よるフィードバック導入 3) 手入力 H11 (流出予測システム運用開 始) H13 ・予測モデルの精度向上 ・予測システムの改良 H16 ・予測システムの改良 ・流域平均雨量算定方法 (予測雨量取り込み方法) H18 (H-Q式の検討) ・千軒、国崎のH-Q式の精 度評価 H19 ・予測モデルの改良 ・予測システムの改良 ・千軒、国崎の流出予測用H ・高精度降雨予測システムと -Q式を作成 の連携 ・予測モデル定数の見直し ・ダム操作シミュレーション ・降雨損失モデルの検討 機能の追加 H20 (本年度) ・予測モデルの改良 ・予測システムの改良 ・多田院水位相関モデルの追 ・水位相関式設定画面の追加 加 ・小流量時の損失補正 ・降雨欠測処理の改良 ・予測雨量ファイル入力 ・予測計算期間を長期化 (24 時間→48 時間) ・貯水位計算機能を追加 (放流量は手入力) ※平成18年度は、本システムと別に、サブシステムとして下流簡易予測システム(エクセル版)を開発した。 5 2.2 流出予測モデル 流出計算手法は、流域の流出特性を表現できる「貯留関数法」を採用しています。 流出モデルは、一庫ダムで水文観測データがオンラインで入手可能な地点で流域分割を行った 7流域3河道モデルです。 ※多田院地点は、オンラインで水位情報が入手できないため、近傍の虫生地点との「水位相関 モデル」を使用して、水位を求めています。 図.3 一庫ダム流出予測モデル 6 流出モデル図 (1) 予測モデル定数の設定 流出予測モデルに使用する定数は、近年の主要洪水を対象として、本業務で検証を行い、設定 しました。設定した定数は、表.2 のとおりです。 表.2(1) 流域名 流域面積 (km2) K P 流域定数 TL Qb (hr) (m3/s) F1 RL1 RL Rsa-max (mm) (mm) (mm) α 1 千軒上流域 69.00 33.00 0.40 0.00 0.690 0.70 40.0 70.0 170.0 -0.016 2 国崎上流域 32.50 30.00 0.40 0.00 0.300 0.70 40.0 70.0 170.0 -0.016 3 一庫ダム残流域 13.60 30.00 0.40 0.00 0.140 0.70 40.0 70.0 170.0 -0.016 4 南田原上流域 58.87 14.15 0.60 1.00 0.589 0.60 30.0 70.0 110.0 -0.012 5 虫生残流域 57.16 13.15 0.60 0.50 0.572 0.60 30.0 70.0 110.0 -0.012 6 銀橋残流域 23.19 8.12 0.60 0.50 0.232 0.60 30.0 70.0 110.0 -0.012 7 小戸残流域 49.21 13.32 0.60 0.50 0.492 0.60 30.0 70.0 110.0 -0.012 表.2(2) 区間 河道定数 延長 (km) K P TL (hr) TLZ (hr) 1 一庫ダム~虫生 0.00 0.000 0.000 0.000 1.000 2 虫生~銀橋 3.90 1.830 0.730 0.050 0.000 3 銀橋~小戸 2.60 2.343 0.659 0.040 0.000 7 (2) 多田院の水位相関モデル 虫生水位から多田院水位を求める水位相関モデルを使用します。 水位相関式は、本業務で検討を行い設定しました。 多田院地点水位相関式 HT=A*HM2+B*HM+C HT: 多田院水位 HM: 虫生水位 式 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ A 0 0 0 B 0.8922 0.7905 1.0057 C 適用上限水位 備考 1.7787 2.7 H21/2/14 設定 2.8 H21/2/14 設定 2.0537 999.0 H26/10/13 設定(14T11 実績) 1.4566 10 9 全データ y = 0.865x + 1.8158 R2 = 0.9933 8 多田院水位(m) 7 H16毎時データ y = 0.8683x + 1.8023 R2 = 0.9896 6 H16 毎時データ H18 毎時データ H18 10分データ 全データ 線形 (全データ) 線形 (H16 毎時データ) 線形 (H18 毎時データ) 線形 (H18 10分データ) H18 10分データ y = 0.7905x + 2.0537 R2 = 0.9929 5 4 3 H18毎時データ y = 0.8922x + 1.7787 R2 = 0.9912 2 1 0 1 2 3 4 5 6 7 8 虫生水位(m) 虫生地点~多田院地点 水位相関図 8 9 2.3 計算に使用するデータ 流出予測計算に使用するデータは、以下のとおりです。 (1) 実績データ ARGUS から、下記のデータを取得します。 <雨 量> 一庫、山辺、広野、倉垣、国崎、今西、大島、南田原、余野、上池田 <水 位> 千軒、国崎、虫生、小戸、南田原、銀橋 <ダム諸量> 全流入量(1 分)システム値、ダム放流量、主貯水位 ※ 欠測データがある場合に、自動補填を行いません。 ユーザーが確認・手入力してください。(p.32) (2) 予測雨量 リアルタイム予測では、下記の 3 種類の予測雨量(毎正時データ)を使用して、それぞれの 降雨による予測水位を算定します。 MICOS 高精度予測 < 6 時間予測雨量> 所定のメッシュ <48 時間予測雨量> 能勢地点 <24 時間予測雨量> 7 流域 一庫ダム上流域(R1,R2,R3)ティーセン及びメッシュ 一庫ダム下流域(R4,R5,R6,R7)メッシュのみ R1 R4 R2 千軒国崎 R5 南田原 一庫ダム 畦野 R7 R6 虫生 多田 銀橋 小戸 図.4 猪名川流域メッシュ図 9 2.4 ダム操作のモデル化 出水時に、雨の降り方や下流の状況などに応じたダム操作シミュレーションを実施するために、 代表的な操作方式をモデル化して予測システムに組み込みます。 基本操作 出水状況により変化 後期放流 ⑤後期放流 有り ①本則操作 ②ただし書 き操作 異常洪水時 後期放流 無し ③V-R法に よる操作 容量に十分 余裕がある ④減水時 操作 ⑥放流量手入力 図.5 (1) ダム操作方式の組み合わせ 計算条件 ダム操作は、現行操作規則の操作方式を基本とします。 ・新規計算 現行操作規則を適用した場合のダム操作シミュレーションを実施し、下流まで一貫して予測 水位を求めます。 ・再計算 新規の現行操作方式による予測結果を踏まえて、ダム操作設定を変更して、変更操作による ダム操作シミュレーションを実施するとともに、下流の予測水位を求めます。 10 洪 水 調 節 図 洪水調節 後期放流 150m3/s 貯 水 位 152.5 設計洪水位 152.0 洪水時満水位 149.4 ただし書操作開始水位 149.0 常時満水位 135.3 洪水期制限水位 一庫ダム操作に関する基本事項 図.6 表.3 直前におけるダムからの放流量 一庫ダムの放流の原則 10分間における放流量の増加割合 0 m3/s 以上 3 m3/s 未満 1.0 m3/s 3 m3/s 以上 15 m3/s 未満 2.0 m3/s 15 m3/s 以上 30 m3/s 未満 3.0 m3/s 30 m3/s 以上 60 m3/s 未満 5.0 m3/s 60 m3/s 以上 100 m3/s 未満 8.0 m3/s 100 m3/s 以上 150 m3/s 未満 11.0 m3/s 11 (2) ダム操作モデル 操作方式ごとの計算条件は以下のとおりです。 ① 本則操作ルーチン ・操作規則に準じて、150m3/s 一定量放流(デフォルト)による洪水調節計算を実施する。 ・最大放流量を変更可能とする。 ② ただし書き操作ルーチン ・ただし書き操作の実施を指定して、洪水時満水位に到達すると予想されたた場合、予め設定さ れているただし書き操作開始水位 149.40m(デフォルト)に達すると、ただし書き操作の計算 を行う。 ・ただし書き操作の方法は、 「ただし書き操作実施要領」に定められた貯水位と放流量との関係を もとに行う。 ③ V-R法による操作ルーチン ・V-R法による操作開始時刻を指定した場合に、指定時刻以降、上限水位までの空き容量をも とに、V-R法による最適放流量を求める。 ・上限水位(デフォルト:洪水期満水位)および流量逓減率 b は変更可能とする。 ④ 減水時操作ルーチン ・ダム貯水容量に十分な余裕がある場合に、減水時操作を実施する。 ・減水時操作開始時刻・終了時刻および減水時操作の放流量は、ユーザーが設定するものとする。 ⑤ 後期放流操作ルーチン ・洪水調節後の貯水位が予測計算開始時点の維持水位(常時満水位もしくは洪水期制限水位)を 上回っている場合に実施する。 ・下流放流制限条件のもとで後期放流量の一定量放流後、逓減するものとし、目標とする水位ま で低下するようにトライアルで後期放流量を計算する。ただし、目標とする水位以下に低下す る場合は、その直前の方法(目標とする水位に達しないで終了)で放流量を設定することとす る。 ⑥ 放流量手入力 ・洪水期間中の放流量を任意に設定するものとする。 12 (3) 貯水位計算方法 放流の増加及び低減時は下流放流制限に従うもの、また、 放流量はゲート操作間隔 10 分で増減することとします。 Q このため、流入量の増加時には、放流量の増加が遅れ、貯 水容量増・貯水位上昇が発生し、逆に、流入量減少時には、 放流量の低減が遅れて、貯水容量減少・貯水位低下となりま す。 t 放流量増加の遅れの説明図 ※洪水低減部における定水位操作 ただし書き操作時に、流入=放流にすりついた後で、以下の条件がすべて当てはまる場合は、 貯水位を低下させないこととしました。 ・貯水位が後期放流目標水位(=制限水位)以上のとき ・流入量減少時 ・流入=放流操作を行っているとき (4) ただし書き操作テーブルの補正 ただし書き操作テーブルは、現行計画放流量 150m3/s に対して設定されているため、予測計算 時に計画放流量を変更した場合に、ただし書き操作移行部分で不整合が生じます。 よって、本システムでは、ただし書き操作開始水位からサーチャージ水位までの放流量テーブ ルを基として、現行計画放流量 150m3/s と、入力した計画放流量との比率に応じて、簡易に補正 を行うこととしました。 153 設計洪水位 サーチャージ水位 貯水位(m) 152 151 150 ただし書き操作開始水位 B 149 常時満水位 A 概ね100~500m3/sを対象 148 0 図.7 200 400 600 800 1000 放流量(m3/s) 1200 1400 1600 1800 ただし書き操作による貯水位~放流量テーブルの簡易補正方法(説明図) 13
© Copyright 2024 Paperzz