At-A-Glance Cisco Nexus 3100 プラットフォームスイッチ：パワフルなトップオブラックソリューションビジネスの概要図 1. Cisco Nexus 3172PQ スイッチ今日のデータセンターでは、特定の業界セグメントの要件に基づいた柔軟なソリューションを必要としており、お客様の総所有コスト（TCO）を削減する方向に向かっています。また同時に、ビジネス目標を満たす柔軟なインフラストラクチャを設計することに加え、ROI の向上が重要になっています。トップオブラック（ToR）ソリューションにより、設計が柔軟で効率的なデータセンターを迅速に導入できます。データセンターが企業のパブリッククラウドやプライベートクラウド、金融系コロケーション、ビッグデータのいずれをサポートする場合でも、Cisco Nexus 3100 スイッチは以下を実現する高密度で高性能なソリューションを提供します。図 2. Cisco Nexus 3132Q スイッチ • 俊敏で柔軟なデータセンター設計 • 包括的なデータセンター固有の機能 • 高度なプログラミング機能 • 効率的な電力使用 Cisco Nexus 3100 プラットフォーム Cisco Nexus® 3100 プラットフォームは、テクノロジーを MSDC、商用、中規模企業、政府機関、および教育環境の汎用データセンターに拡張することによって、Cisco Nexus 3000 シリーズスイッチのリーダーシップを拡大します。この次世代のスイッチは、パフォーマンス、コスト、簡易性のバランスが取れていることに加え、シスコの包括的な ToR ソリューションセットを補完する革新的なフィーチャセットを提供します。 Cisco Nexus 3172PQ スイッチ（図 1）は、10 Gbps の拡張 Small Form-Factor Pluggable（SFP+）をベースとした ToR スイッチで、48 個の SFP+ ポートと 6 個の拡張 Quad SFP+（QSFP+）が搭載されています。各 SFP+ ポートは、100 Mbps、1 Gbps、10 Gbps モードで動作可能で、各 QSFP+ ポートは、ネイティブの 40 Gbps または 4 つの 10 Gbps モードで動作可能です。このスイッチは、真の物理レイヤフリー（phy-less）スイッチで、低遅延および省電力用に最適化されています。 Cisco Nexus 3132Q スイッチ（図 2）は、40 Gbps の QSFP ベースのスイッチで、32 個の拡張 QSFP （QSFP+）ポートが搭載されています。また、最初の QSFP ポートと内部多重化された 4 個の SFP+ ポートも搭載されています。各 QSFP+ ポートは、ネイティブの 40 Gbps または 4 個の 10 Gbps モードで動作可能です。このスイッチは、真の物理レイヤフリー（phy-less）スイッチで、低遅延および省電力用に最適化されています。 Cisco Nexus 3100 プラットフォームの主な機能 Cisco Nexus 3100 プラットフォームの機能には、次のようなものがあります。 • コンパクトな 1RU フォームファクタ内の全ポートでワイヤレートのレイヤ 2 およびレイヤ 3 スイッチングを実現 - Cisco Nexus 3172PQ は、最大 1.4 Tbps、950 mpps 以上のレイヤ 2 およびレイヤ 3 スイッチングを実現 - Cisco Nexus 3132Q は、最大 2.5 Tbps、950 mpps 以上のレイヤ 2 およびレイヤ 3 スイッチングを実現 • 高可用性 - Virtual PortChannel（vPC）テクノロジーにより、レイヤ 2 マルチパス化と十分に活用された 2 分割帯域幅を実現 - 64 方向の Equal-Cost Multipath（ECMP）ルーティングにより、レイヤ 3 の Fat Tree の使用を実現 - In-Service Software Upgrade（ISSU）により、簡単にアップグレード可能 - ホットスワップ可能な電源ユニット（PSU）とファンにより、ダウンタイムを排除 © 2015 Cisco Systems, Inc. and/or its affiliates. Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCiscoと他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。（0809R） At-A-Glance • 高性能 - 公称遅延を短縮することにより、要求の厳しいワークロードに対応できる高性能インフラストラクチャを実装可能 • 実績のある包括的な革新技術を活用し、Cisco® NX-OS ソフトウェアオペレーティングシステムを基盤として専用に設計 - Power On Auto Provisioning（POAP）によってスイッチの起動や設定に手動の操作が必要ないため、プロビジョニングに要する時間を大幅に短縮 - Cisco Embedded Event Manager（EEM）および Python スクリプト - Open Flow や OnePK のサポートなどの高度な SDN 機能 - コントロールプレーンのトラフィックのモニタとトラブルシューティングを行う組み込みの Ethanalyzer - IEEE 1588 高精度時間プロトコル（PTP）規格のサポート Cisco Nexus 3172PQ のハードウェア仕様 • 固定 10 ギガビットイーサネット SFP+ ポート X 48（100 Mbps、1 Gbps、10 Gbps の速度で動作可能） • 固定 QSFP+ ポート X 6（各 QSFP+ ポートで 6 個の 10 ギガビットイーサネットまたは 40 ギガビットイーサネットをサポート可能） • ロケータ LED Cisco NX-OS による多彩な機能 • VXLAN のサポートによるワークロードの分離とモビリティの強化 • Border Gateway Protocol（BGP）、Open Shortest Path First（OSPF）、Enhanced Interior Gateway Routing Protocol（EIGRP）、および Routing Information Protocol（RIP）などの機能の充実したユニキャストプロトコル • Protocol-Independent Multicast Sparse Mode（PIM-SM）、PIM Source-Specific Mode（PIMSSM）、および Multicast Source Discovery Protocol（MSDP）などのマルチキャストプロトコル • アクセスコントロールリスト（ACL：ポート、VLAN、ルーティング）および Quality of Service（QoS：キューイング、マーキング）の完全サポート • スイッチドポートアナライザ（SPAN）、Ethanalyzer などのトラブルシューティングツールの完全サポート • IEEE 1588 規格のサポート - 時間の同期機能により、ネットワークのマスタークロックに従って内部クロックを同期 • Cisco Prime Data Center Network Manager（DCNM）によるスイッチ管理 - Cisco Prime Data Center Network Manager（DCNM）は Cisco NX-OS 管理ツールで、プロビジョニングプロセスの自動化、パフォーマンス低下の検出による LAN の予防的モニタリング、ネットワークの保護、および機能異常のあるネットワーク要素の診断の効率化を実現 • デュアル冗長電源関連情報 • ホットスワップ可能な冗長（3+1）ファン • Cisco Nexus 3172PQ スイッチ： • 10/100/1000 Mbps 管理ポート X 1 • RS-232 シリアルコンソールポート X 1 • USB ポート X 1 Cisco Nexus 3132Q のハードウェア仕様 http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/switches/nexus3000/nexus3172/index.html • Cisco Nexus 3132Q スイッチ： http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/switches/nexus3000/nexus3132q/index.html • Cisco Nexus 3000 シリーズスイッチ：http://www.cisco.com/jp/go/nexus3000/ • Cisco NX-OS ソフトウェア：http://www.cisco.com/jp/go/nxos/ • 固定 40 ギガビットイーサネット QSFP+ ポート X 32（各 QSFP+ ポートで 4 つの 10 ギガビットイーサネット接続に対応可能） • ロケータ LED • デュアル冗長電源 • 冗長（3+1）ファン • 10/100/1000 Mbps 管理ポート X 1 • RS-232 シリアルコンソールポート X 1 • USB ポート X 1 • ロケータ LED © 2015 Cisco Systems, Inc. and/or its affiliates. Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCiscoと他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。（0809R） C45-729474-00JA 15.01