■ PA tag 製品一覧 組換えタンパク質生産は動物細胞の時代に! PA tag 組換えタンパク質発現ベクター 動物細胞においてPA tag 融合タンパク質を発現させるベクターです。 ご希望の選抜マーカーに応じて遺伝子発現ベクターを選択してください。 ベクター pCAG 日本発 発現様式 宿主 MCSプロモーター 一過性発現 ヒト、サル、イヌなどの霊長類系動物細胞 マウス、ラットなどの動物細胞 CAG コードNo. 品名 161-26861 168-26871 165-26881 162-26891 165-26901 162-26911 169-26921 166-26931 pCAG-Ble PA tag-C pCAG-Ble PA tag-N Signal Plus pCAG-Bsd PA tag-C pCAG-Bsd PA tag-N Signal Plus pCAG-Hyg PA tag-C pCAG-Hyg PA tag-N Signal Plus pCAG-Neo PA tag-C pCAG-Neo PA tag-N Signal Plus 選抜マーカー 大腸菌 動物細胞 Bleomycin Bleomycin Blasticidin S Blasticidin S Hygromycin B Hygromycin B Kanamycin G418 Kanamycin G418 容量 希望納入価格(円) 20μg 20μg 20μg 20μg 20μg 20μg 20μg 20μg 65,000 65,000 65,000 65,000 65,000 65,000 65,000 65,000 ライセンスについて ・・・本製品をご購入後には研究用途でご使用下さい。本製品の転売、本製品に由来するDNA断片またはDNA配列情報を用 いて新たに構築されたプラスミドの販売等、本製品をもちいた組換えタンパク質や細胞株の製造販売を目的としてご使用される場合には、弊社 お客様相談室([email protected])までお問合せ下さい。 016-25861 012-25863 015-25951 011-25953 012-25841 018-25843 016-25844 167-25501 163-25503 169-27261 品名 Anti PA tag, Rat Monoclonal Antibody (NZ-1) Anti PA tag, Rat Monoclonal Antibody (NZ-1) Peroxidase conjugated Anti PA tag Antibody Beads PA tag Peptide PA tag Washing Solution 容量 希望納入価格(円) コードNo. 品名 Blasticidin S Hydrochloride 10mg/ml Blasticidin S Hydrochloride, HEPES Solution 50mg/ml G-418 Sulfate Solution, Animal-derived-free G-418 Sulfate 超高親和性 動物細胞 広がるアプリ 組換えタンパク質精製 ランニングコスト軽減! 組換えタンパク質 収率アップ! 精製効率アップ!! CHO細胞で実績豊富! 高発現ベクター 「pCAG Series」 <PA tag System> 200μl 1ml 200μl 1ml 2ml(Net 1ml) 10ml(Net 5ml) 50ml(Net 25ml) 5mg 25mg 50ml 30,000 98,000 45,000 150,000 65,000 250,000 照会 20,000 80,000 12,000 容量 希望納入価格(円) 100mg 1ml 1ml×5 20ml 100ml 1g 5g 25g 15,000 7,200 43,000 15,000 60,000 9,500 40,000 150,000 Fujii, Y. et al. 新規アフィニティータグシステム’’PAタグ’’の利用法~蛋白質の精製および検出~ 蛋白質科学会アーカイブ, 7, e075 (2014) :劇物 細胞外分泌シグナル & PA tag N末に挿入済み。 目的タンパク質を培地に分泌させてスマートに精製!! PA tagシステムは、ペプチドタグ(12アミノ酸残基)に対するモノクローナル抗体(NZ-1)を使用した日本発のア フィニティー精製タグシステムです。 NZ-1モノクローナル抗体はPAタグに対し高い親和性と特異性を持ち、ウェスタンブロッティング、フローサイト メトリーやImmunocytochemistry (ICC)にも使用可能です。また、免疫沈降によりPAタグ融合タンパク質の精製 およびレジンの再生が可能です。 PA tagシステムの応用により、ワンステップかつ高純度でPAタグ融合タンパク質が精製可能です。 関連製品 抗生物質 029-18701 026-18711 022-18713 071-06431 077-06433 078-05961 074-05963 076-05962 レジン再生 Fujii, Y. et al., "PA tag: A versatile protein tagging system using a super high affinity antibody against a dodecapeptide derived from human podoplanin.", Protein Exp. Purif., 95, 240-247(2014). PA tag 組換えタンパク質 検出・精製用試薬 コードNo. 次世代型 アフィニティータグ システム 第二段!! ■ PA tag System 抽出~抗原抗体反応 GVAMPGAEDDVV :2~10℃保存 目的タンパク質 中性条件下での レジン再生 PA tag Washing Solution :-20℃ PA tag発現ベクター ● 本文に記載されております試薬は、試験、研究の目的のみに使用されるもので、「医療品」、「食品」、「生活用品」などとして使用できません。 ● 希望納入価格には消費税等が含まれておりません。 ●記載希望納入価格は2014年06月現在の価格です。 ●最新情報は、siyaku.com (http://www.siyaku.com/)をご参照下さい。 トランスフェクション レジン回収 免疫沈降(IP) 精製~検出 Anti PA tag, Rat MAb(NZ-1) CHO cells 培養~細胞・上清回収 140602開01J Western Blot Flow Cytometry Immunocytochemistry ■ PA tag 発現ベクター例 ■ PA tagを用いた培養上清からのアフィニティー精製例 pCAG PA tag-C pCAG PA tag-N Signal Plus Protein X (N末融合型) Protein X (C末融合型) 0.1mg/mL PA tag ペプチド溶出 1 (kDa) 2 3 4 5 6 7 8 9 10 0.1mg/mL PA tag ペプチド溶出 (kDa) 150 100 150 100 75 75 50 50 37 37 25 25 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 データ提供:大阪大学 蛋白質研究所附属蛋白質解析先端研究センター 分子創製学研究室 高木 淳一先生, 藤井 勇樹先生 Protocol ベクター 発現様式 宿主 MCSプロモーター pCAG 一過性発現 ヒト、サル、イヌなどの霊長類系動物細胞 マウス、ラットなどの動物細胞 CAG 上記以外の抗生物質耐性遺伝子を搭載しているベクターもラインアップしています(本パンフレットp.4をご参照ください)。 シークエンス用プライマー配列、その他ベクター配列に関する詳細情報は、製品添付の現品説明書に記載しています。 また、弊社HPで配列情報、Multi Cloning Site (MCS)情報がご覧いただけます。 目的タンパク質の精製 5) PA tagペプチドを用いたレジンからの競合溶出 1) ほ乳類動物細胞へのトランスフェクション(HEK293T) 1×TBS溶液, pH7.5に溶解したPA tagペプチド(終濃度0.1mg/mL)を 40-60%コンフルエントでトランスフェクション ビーズの1倍量添加し、10回に分けてPA tag融合Protein Xを回収 培地:D-MEM, 5%FBS 6) SDS-PAGE 2) 培養上清の回収およびタンパク質のレジンへの吸着 サンプル量 トランスフェクション後48-72時間後に培養上清を約420mL回収 c. sup:5μL, flow through:5μL, wash:5μL, 抗PA tag抗体ビーズ 8mL(Net 4mL)を加え、2時間混和(2-10℃) ペプチド溶出(1-10):各10μL 3) レジンの回収 50mL容量のカラムに2)のビーズを回収 4) レジンのWash TBS Buffer(20mM Tris-HCl, 150mM NaCl)をビーズの4倍量添加して5回洗浄 PA tagの位置に依存せずにPA tag融合Protein Xが精製できた。 →非常に高純度のアフィニティー精製が可能!! ■ 抗PA tag, ラットモノクローナル抗体(NZ-1) PAタグ(GVAMPGAEDDVV)に対するモノクローナル抗体です。動物細胞や大腸菌で発現させたPAタグ融合組換えタンパク質の検出に 使用可能です。ただし、ヒトポドプラニンを高発現しているヒト膠芽腫細胞株LN319などではバックグラウンドが出ることがあります。 マウス、ラット、ハムスター、イヌ細胞株では交差性がないことが確認できています。 〔Concentration〕 Indicated on the label. (Approx. 1.0mg/mL) 〔Formulation〕 1×PBS (pH 7.5) aqueous solution 〔Clone No.〕 NZ-1 〔Working Dilution〕 Western Blot Immunoprecipitation Flow Cytometory Immunocytochemistry ■ 使用例:ウェスタンブロッティング C末端側にタンデムにDYKDDDDKタグとPAタグを付加したイソクエン酸脱水素酵素(IDH1)を骨肉種細胞を用いて組換え発現し、 その細胞ライセートサンプルをSDS-PAGEした後、各抗体を用いて検出した。 1 0.01-1 μg/mL 10-50 μg/assay 0.1-10 μg/mL 0.1-10 μg/mL 〔Storage〕 Keep at 2-10℃. 2 Lane 1 一次抗体:抗IDH1抗体(RcMab-1), 1 μg/mL 二次抗体:抗ラットIgG-HRP標識, 1000倍希釈 Lane 2 一次抗体:抗PAタグ抗体, 1 μg/mL 二次抗体:抗ラットIgG-HRP標識, 1000倍希釈 内在性IDH1 IDH1-PA-DYK Lane 3 一次抗体:抗DYKDDDDKタグ抗体, 3.5 μg/mL 二次抗体:抗マウスIgG-HRP標識, 1000倍希釈 サンプル量:各10μg 露光時間:10分 Avoid repeated freeze and thaw. 〔Subclass〕 IgG2a 3 データ提供:東北大学大学院医学系研究科 地域イノベーション分野 加藤 幸成先生, 金子 美華先生 NZ-1はネイティブな抗体と同様の高い検出感度を示した。
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