January/February

NO.
48
What’s Inside
巻頭特集
2005年度会員総会・J
CCC基金総会
・新年会開催報告
2005年度J
CCC役員・担当
地域貢献活動調査結果に基づく
感謝状贈呈について
JCCCインフォメーション
2004年度J
CCC主要事業報告
2005年度J
CCC基金事業の流れ
2004年度J
CCC基金収支
2004年度収支決算ならびに
2005年度収支予算
2005年度J
CCC主要事業
JCCCアクティビティレポート(新年会特集)
嘉門達夫さんインタビュー
2005年度新年会開催報告(番外編)
JCCCインフォメーション
2004年度 J
CCCDI
RECTORY
広告掲載受付のご案内
2005年度J
CCC主要日程
Comi
ngUp
機械部品部会主催
人事・雇用管理ワークショップのご案内
Visit our site at www.jccc-chi.org
2005年度会員総会・新年会開催報告
日高会頭(住友商事)、小澤専務理事(日本航空)他を選任
J
CCCでは1月9日(日)に日野議
長(あいおい損害保険)の進行のもと
に2005年度会員総会、J
CCC基金総会
をローズモント・コンベンションセン
ターにて開催しました。総会では松田
前会頭(三菱商事)の開催挨拶に引き
続き、松下前専務理事(東京三菱銀
行)が2004年度の事業について報告。
席上松下前専務理事からは、今回のイ
ンド洋大津波被害を救済するため、新
年会参加費の5ドル分はJ
CCC基金を
経由して関係機関に寄贈する旨提案が
行なわれ満場一致で承認されました。
また前常任監事の樋口理事(損保ジャ
パン)からは2004年度収支決算(案)
並びに監査結果の報告が行なわれ、次
年度繰越金が52万ドル余りとなったこ
となどが報告されました。
続いて日野議長より先に開催された
代表役員会の結果を踏まえて2005年度
の新役員案が諮られ、2005年度の新会
頭に日高直輝氏(住友商事)
、また新
専務理事に小澤芳博氏(日本航空)を
選出。このほか中村敦双葉会会長(住
友金属工業)、さらには基金理事長と
して松村智洋氏(みずほコーポレート
銀行)など副会頭18名を選任。また吉
澤裕氏(在シカゴ日本国総領事)に名
誉会頭、ラルフ藤本氏(日米評議会会
長)、舟井勝氏(増田舟井法律事務
所)ら4氏に顧問を委嘱。併せて理事
130名を選出しました。
また同日諮られた2005年度総予算は
繰越金を含めて127.
9万ドル。このう
ち今年度の会費総収入を昨年より1.
3
万ドル減の71.
1万ドル(一般会計充当
分は65.
5万ドル)を見込んでおり、4
月下旬に予定される事務所移転などに
伴う一過性費用などを計上したことか
ら本会議所の当初予算は2万ドルの単
年度赤字となっております。
こ の ほ か 会 費 収 入 の う ち 8 %を
J
CCC基金に繰り入れ、JEEP事業(米
国教師派遣事業)を従来の渉外PR委
員会とJ
CCC基金事業の共同プロジェ
クトとして継続実施することになりま
し た 。 ( な お 2004年 度 収 支 決 算 、
2005年度収支予算は9頁に掲載)
1/
9新年会が盛況裡に終了。
嘉門達夫さんの公演で大いに沸く!
新年会実行委員会(松下委員長 東京三菱銀行)で
は、1月9日に1,
016名の参加者を得て新年会を開催し
ました。新年会の第1部では、日高新会頭が主催者を
代表して挨拶。(挨拶内容は2頁に掲載)来賓の吉澤
総領事のスピーチに引き続いて地域貢献活動に顕著な
実績を残している会員企業8社に対して感謝状が贈呈
されました。(各社の個別地域貢献活動事例はJ
CCC
のホームページに掲載しておりますのでご参照下さ
い)
新旧会頭・専務理事:
(左から)松下前専務理事、松田前会頭、
日高新会頭、小澤新専務理事
また後半の部ではゲストの嘉門達夫さんが90分間に
わたりトーク・替え唄15曲を披露。今回の公演では、
実行委員会メンバーが照明、音響などを全て担当し、
曲のタイミングに併せてスィッチを切り替えるなど手
作りの味で挑戦。会場では往年の名曲「小市民」から
「青春替え唄フォークメドレー」「明るい未来」「マ
ーフィーの法則」などが披露されるたびに大きな笑い
が響きました。
じゃんけん大会に沸く会場
ご参加頂きました会員企業の皆様に改めて御礼申し
上げます。また新年会にあたり寄付・賞品などご協力
賜りました皆様にも重ねて御礼申し上げます。
さて今回シカゴを初めて訪問された嘉門達夫さん
は、滞在中にジョギングでネイビーピアを回られたほ
か、ジョンハンコックセンターやアドラー天文台、シ
カゴ大学、マクドナルド1号店、Domi
ni
ck
'
s、Jewel
Oscoを見学。さらにはUnoでのシカゴ名物ピザの試
食 、 Met
r
aの ユ ニ オ ン 駅 訪 問 、 高 架 鉄 道 Lで の 市 内
L
OOP一周、クラークST周辺の店舗見学、ユナイテッ
ドセンターでのNBA観戦に加え、HOTHOUSEでの飛入
り出演など精力的にシカゴを探訪し、11日に日本に戻
られました。嘉門さん本当にお疲れ様でした。
ユニオン駅で思わずポーズ
HOTHOUSEで野毛洋子さん、
青木達幸さんらミュージシャ
ンとブルースの共演
嘉門さん:フィナーレも堂々の迫力
その後のじゃんけん大会、福引き大会は、司会の大
春理事(東洋インキ工業)の進行で進められ、嘉門達
夫さんの抽選により、福引き大会上位10位までの賞品
と5社から提供された日米間往復航空チケットの当選
者が順次発表されました。
シカゴ名物「エル」も試乗
2
NEWS CHICAGO
JANUARY/FEBRUARY 2005
☆賞品提供者・寄付金提供企業☆
▽新年会賞品提供者(順不同)
全日本空輸/全日空ホテル
アメリカン航空
日本航空インターナショナル
ノースウエスト航空
ユナイテッド航空
日立ハイテクノロジーズ
蛇の目ミシン工業
河合楽器製作所
エグゼクティブ リソース グループ
松下電器産業
三菱商事
ミツカン
新日本製鐵
シャープ
ノリタケ カンパニー リミテド
ジェイティービー
KDDI
キッコーマン・フッズ社
アイシン精機
NEC三菱電機ディスプレイ
日本通運 TRAVEL
TDK
住友金属工業
アークテクノロジーズ
アイ・ティー・エイ
三井倉庫
三井物産
日本郵船
三洋電機
トゥエルブ オークス アパートメント
山正
銀座レストラン
三菱電機
名港海運
在シカゴ日本国総領事 吉澤 裕様
フィフスサードバンク
キマタパーソネル&コンサルタンツ
メリルリンチ
オムロン
タニタ
郵船航空サービス
西日本鉄道
バーンズ&ソ−ンバーグ法律事務所
日本通運
ブリヂストン アメリカス ホールディング
コメリカ銀行
ジェーシービー・インターナショナル
コマツ
日通商事
タケダ ファーマシュー
ティカルズ
ブラザー工業
日本貨物航空
MMC エレクトロニックス
旺電舎
トーメン
米国ヤマト運輸
カヤバ工業
森門歯科医院
東京三菱銀行
豊田自動織機
ユニコン USA
東京ビデオ
富士写真フィルム
味の素ハートランド
ミツカン
サンスター
参加賞:テラハーベストフーズ
ぷれ〜り〜 & 住むトコ.
COM
☆開催協力先一覧☆
嘉門達夫氏:
代官山プロダクション
宿泊協力:
ホテルインターコンチネンタルシカゴ
ゲスト招聘(協賛):日本航空インターナショナル
ゲスト送迎:
コスモリムジン
CWS高津投手ユニフォーム提供:住むトコ.
COM
卓上しょうゆ提供: キッコーマン・フッズ社
賞品・装飾品等運搬:日本通運
看板作成協力:
ゴーダアドバタイジング
☆新年会寄付金提供会社(順不同)☆
三菱電機
三菱重工業
滝沢鉄工所
岡谷鋼機
住友商事
コマツ
東京三菱銀行
富士機械製造
藤沢薬品工業
増田・舟井・アイファート・アンド
・ミッチェル法律事務所
米国日本車輌
ソディック・インク
住友電気工業
ヤンマー アメリカ
米国安川電機
大同メタル工業
双葉電子工業
カナフレックス
北米日産フォークリフト会社
日本郵船
THK
豊田自動織機
山善
大同特殊鋼
大日本スクリーン製造
明治電機工業
日発販売
ニチコン
シスメックス
郵船航空サービス
*
この他、3社より匿名にて
ご寄付頂きました。
*ご参加頂きました会員企業の皆様、また、新年会にあたり寄付・賞品など
ご協力賜りました皆様にも重ねて御礼申し上げます。
JANUARY/FEBRUARY 2005
2005年度 シカゴ日本商工会議所
役員・担当
名誉会頭:吉澤 裕(日本国総領事)
会
頭:日高 直輝(住友商事)
専務理事:小澤 芳博(日本航空)
/新年会実行委員長
副 会 頭:福元 英男(藤沢薬品工業)
/J
CCC基金副理事長・渉外PR副委員長
古田 陽一(新日本製鐵)
/商工業政策運営委員会委員長
稲川 透(豊田自動織機)
/イリノイ会会長
壁下 新(アークテクノロジーズ)
/JCCC基金副理事長・渉外PR副委員長/イリノイ会副会長
葛野 敬造(オムロン)
/J
CCC基金副理事長・渉外PR副委員長
岸岡駿一郎(I
.
T.
A.
)
/商工業政策運営委員会副委員長
紅林 實(日立ハイテクノロジーズ)
/J
CCC基金副理事長・渉外PR副委員長
松田 一秀(三菱商事)
/J
CCC基金副理事長・渉外PR副委員長
松村 智洋(みずほコーポレート銀行)
/J
CCC基金理事長、渉外PR副委員長
松下 和也(東京三菱銀行)
/J
CCC基金副理事長・渉外PR副委員長
三戸 秀國(日本郵船)/運動部部長
中村 敦(住友金属工業)/双葉会会長
成迫 若水(松下電器産業)
/渉外PR委員長・J
CCC基金副理事長
大橋 徹二(コマツ)
/商工業政策運営委員会副委員長
酒井 和元(三菱重工業)
/J
CCC基金副理事長・渉外PR副委員長
高橋 敏雄(三菱電機)
/J
CCC基金副理事長・渉外PR副委員長
田代 博(三井物産)
/日米協会EVP・日米評議会
寺嶋 隆(日本通運)/双葉会副会長
顧
問:藤本ラルフ(日米評議会)
舟井 勝(増田舟井アイファートミッチェル法律事務所)
後藤 美郎(後藤ディストリビューション)
鷲尾 友春(日本貿易振興機構)
常任監事:日野 精史(あいおい損害保険)
会計担当:丹羽 俊行(アーンスト&ヤング)
事務局長:斎藤 進(シカゴ日本商工会議所)
(
以上敬称略、同一役職内氏名ABC順)
NEWS CHICAGO
3
☆地域貢献活動調査結果に基づき会員企業8社に感謝状を贈呈☆
シカゴ日本商工会議所では、J
CCC基金並びに渉外PR委員会の共同事業と致しまして、昨
年度会員企業が過去3年間に行ってこられました個別貢献活動の具体的内容につきアンケー
ト調査を実施致しました。本調査は、2004年3月〜4月にかけて正会員企業354社に対して
調査票を郵送し、107社(正会員354社 回答率30.
2%)の回答結果を集計したものとなってお
ります。
調査結果では、J
CCC正会員の約2割にあたる73社(回答数の68.
2%)が、企業規模や地
元密着度に応じて計292項目の地域貢献活動を積極的に展開していることが報告されており、
企業レベルでの貢献活動並びに従業員ベースの貢献活動支援の両方を実施していると回答し
た企業も40社(回答数の37.
3%)に達しております。
そこでJ
CCCでは、これらの集計結果を踏まえましてシカゴ内外で地域貢献活動に積極的に
取り組んでおられる会員企業8社の個別活動事例を内外に広くご紹介させて頂き、会員企業
への啓蒙促進並びに日系ビジネスコミュニィのプレゼンス向上に役立てて参ることに致しま
した。
なおアンケート集計結果並びに個別会員企業による貢献活動内容はJ
CCCホームページに掲
載の通りとなっておりますが、本会議所並びにJ
CCC基金では、今般これら8社の会員企業の
皆様に対しまして、地域貢献活動模範企業としまして感謝状を贈呈しその貢献を称えさせて
頂くことにしました。1/
9の新年会席上で感謝状贈呈先は以下の通りとなっております。
J
CCC/
J
CCC基金より感謝状の贈呈を受ける地域貢献活動模範企業8社の各代表:
(写真左より)壁下氏(アークテクノロジーズ)、関口氏(ビッグストン)、
紅林氏(アメリカ日立ハイテクノロジーズ)、高橋氏(三菱電機)、
徳川氏(北米日産フォークリフト)、松田前会頭(三菱商事)、
松下前専務理事(東京三菱銀行)、葛野氏(オムロン)、
尾辺氏(シスメックス)、長野氏(武田薬品工業)の各氏
<感謝状贈呈先 会員企業>
Ar
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NEWS CHICAGO
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e)
JANUARY/FEBRUARY 2005
2004年度 シカゴ日本商工会議所
主要事業報告
I
.各種会合等
1.会員総会・定期理事会
1月11日(日)
2.正副会頭会議(年9回)
2月10日、3月9日、4月13日、6月8日、7月27日、
9月21日、10月19日、11月16日、12月21日
3.
定例理事会 (年6回)
3月9日、4月13日、6月8日、9月21日、
10月19日、11月16日
4.代表役員会 12月8日(水)(代表役員選挙期間:
10月18日〜10月29日/開票日:11月5日)
5.商工業政策運営委員会
6.渉外PR委員会
4月13日、11月16日
3月9日、9月21日、12月21日
7.新年会実行委員会 2005年度 11月2日、12月1日
<2004年度 1月23日>
8.新年会 1月11日(日)ゲスト:綾小路きみまろ氏
(会員企業関係者、招待者、託児所等計953名)
9.部会(主な事業のみ)
①金属部会
5月〜9月 懇親ゴルフ計6回
8月19日 見学会『シカゴ商品取引所』
(物資・食糧部会と共催)
②電子部会
5月27日 講演会『地元企業経理部門の常識を
知る〜ベストプラクティスのご紹介』
③金融部会
9月9日 講演会『日系企業の成長戦略〜M&A/
企業間提携セミナー』
11月29日 総会
④運輸・観光部会
4月14日 正副部会長会議
6月 3日 総会
10月24日 公演会
『ソプラノ歌手と
ピアニストによ
る秋のジョイン
トコンサート』
⑤機械部会
5月19日 正副部会長会議
JANUARY/FEBRUARY 2005
4月15日 講演会『日系企業幹部に伝えたい
異文化経営のあり方』
⑥機械部品部会
1月16日 正副部会長会議
4月21日 講演会『日本人駐在員にかかる税務等の
コスト削減戦略』
⑦物資・食糧部会
4月8日 正副部会長会議
6月5日 懇親ゴルフ
8月19日 見学会『シカゴ商品取引所』
(金属部会と共催)
⑧開発・文化・サービス部会
4月〜9月 正副部会長会議(随時)
8月22日 視察会
『シカゴ建築
ボートツアー』
10月16日 鑑賞会
『第9回アジアン
・ジャズ・フェ
スティバル』
10月24日 公演会
『ソプラノ歌手とピアニストによる秋のコンサート』
<運輸・観光部会に協力>
I
I
.事業などの実施
<トピックス>
1.会員企業による個別地域貢献活動調査の実施並びに
感謝状贈呈
2.J
CCC基金への外務
大臣表彰贈呈
(3/
26内山前基金
理事長に総領事
公邸で授与)
3.8/
27J
BF2004へのJ
AXA宇宙飛行士・若田氏の招聘
並びにNW大学での模擬MBA教育の体験
4.ビジネス支援コーナー関係者によるビジネス情報
提供(HP、J
CCCニュース、セミナー)
5.I
L州友好提携先 新潟県中越地震復旧支援に向けた
義捐金の募集と3万500ドルの寄贈(11月実施)
6.渉外PR委員会
①3月27日 日本語スピーチコンテスト
(在シカゴ日本国総領事館との共催)
②3〜4月 会員企業による社会貢献活動アンケート
の実施(J
CCC基金と共催)
NEWS CHICAGO
5
③6月15〜29日 米国教師等日本派遣事業
J
EEP(J
CCCEducat
i
onal
Ex
changePr
ogr
am)
派遣者:第59学校区より副教育長・教師ら4名
(事務局1名同行)
訪問先:新潟、大阪、広島、京都、東京
(協力:大阪市、新潟県、広島市)
④9月18日 ミシガン湖岸清掃ボランティア活動
への参加(Lak
eMi
chi
ganFeder
at
i
on等主催)
「有人宇宙開発の現状と今後の展望」
宇宙航空研究開発機構 宇宙基幹システム本部
有人宇宙部 宇宙飛行士 若田 光一 氏
会員企業による事例発表
「米国市場における新規事業の成功・失敗の
分かれ目」
I
.
T.
A.
社代表取締役社長 岸岡 駿一郎 氏
④11月9日ジェトロシカゴ主催セミナーに共催
「日墨経済連携協定セミナー/米国大統領選
ブリーフィング」
7.商工業政策運営委員会
①「2004年版中西部・イリノイ州の経済」発刊
②「第11回会員企業経営・業況調査」実施
③J
BF2004(J
CCCBus
i
nes
sFor
um 2004)開催
会 期:8月27日(
金)
会 場:ノースウエスタン大学ケロッグ・
スクール・オブ・マネジメント アレンセンター
共 催:ジェトロ・シカゴ
後 援:宇宙航空研究開発機構、シカゴ三田会、
シカゴ日米協会
テーマ:「グローバル競争時代のビジネス戦略
再構築」
講 師:「トップグローバル企業が目指して
いる戦略的マーケティングとは」
ノースウェスタン大学ケロッグ・スクール・
オブ・マネージメント 経営戦略担当教授
St
ephenBur
net
t
氏(逐次通訳付)
「アジア太平洋地域におけるGEの経営戦略」
GECommer
ci
al
Fi
nance社 アジア太平洋地域
法務部門統括責任者
NY州、I
L州弁護士 伊藤 彰 氏
8.各種セミナー・懇談・見学会の開催・参加
①1月14日 日米経済検討フォーラムへの出席
(ワシントンDC)
②2月5日 講演会『トヨタ自動車・稲葉専務を
迎えてのセミナー』(日米協会主催 広報協力)
③2月19日 ビジネス支援コーナーセミナー
『代理店の効果的なマネージメントと法務戦略』
④2月23日 在シカゴ米系経済団体との懇談会
(総領事館)
⑤3月25日 坂場総領事フェアウェル昼食講演会
⑥5月20日 吉澤総領事歓迎レセプション
⑦6月9日 関西国際空港会社幹部との懇談会
⑧7月29日 ビジネス支援コーナーセミナー
『人事担当者向けセミナー』
⑨10月25日 同上『貿易手続とアンチ・ダンピング
に関わる最新動向』(外部主催 広報協力)
⑩11月13日 シカゴ新報社創設60周年記念式典
⑪12月22日 ビジネス支援コーナー情報提供企業
との懇談会
9.会員等向け情報提供・出版事業
①J
CCCEmai
l
News
の発行(計56回発行)
②J
CCCNEWSCHI
CAGOの発行(年10回)
③2004年度版「会員名簿 (
DI
RECTORY)」発刊
④ホームページによる会員向け各種イベントに
関する情報提供
⑤シカゴビジネス支援コーナーにおける
ビジネス情報提供
10.
運動部事業
①J
CCCゴルフ(男子、女子)
ゴルフ運営委員会 2月25日
男子 4月11日、5月9日、6月13日、7月11日、
8月8日、9月12日
女子 4月26日、5月17日、6月28日、
7月26日、8月23日、9月13日、10月4日
6
NEWS CHICAGO
JANUARY/FEBRUARY 2005
J
CCCオープンゴルフ 10月3日
マッチプレー選手権 9月18〜19日
②J
CCCテニス・トーナメント開催
男子ダブルス 2月22日/混合ダブルス 2月29日
6月27日 桂三枝創作落語独演会
(スコーキー・ノースショアセンター)
7月18日 チャリティゴルフ
(インディアンレイクスG.
C.
)
⑤基金贈呈式(10月19日)の実施と運営事務協力
(基金交付希望先の募集並びに選考実施)
⑥外務大臣表彰伝達式(3月26日)J
CCC基金が日米
150年祭に併せて実施された表彰を受賞
⑦米国教師等日本派遣事業(J
EEP)の共催実施
(渉外PR委員会との共管)
⑧3〜4月 会員企業による社会貢献活動
アンケートの実施(渉外PR委員会と共催)
⑨11月3日〜17日 I
L州友好提携先
新潟県中越地震復旧支援に向けた義捐金の募集
会員企業75社21,
510ドル、個人36人5,
870ドル、
J
CCC本体3,
120ドル 合計30
,
500ドルを寄付。
11.
在米日本商工会議所・日本人会との情報交換
(名簿作成アップデート、会報相互交換他)
12.
シカゴ安全対策連絡協議会
6月9日、11月30日
13.
2005年4月事務局移転に向けた対応
(①候補先ビルの実訪、②最終移転先の絞込み・決定)
I
I
I
.関連団体活動支援
1.シカゴ双葉会
①J
CCCからの10万ドルの学校運営費補助の実施
②双葉会会長(寺嶋 隆氏)・副会長(古賀義秋氏→
酒井和元氏に変更)をJ
CCC会頭が指名
③双葉会予算決算をJ
CCC理事会にて承認
④新規会員による「学校施設費」寄付の継続実施
⑤学校運営委員会 1月27日、3月1日、4月27日、
6月30日、9月28日、12月7日
⑥12月3日 能・狂言関係者の双葉会学校訪問支援
2.J
CCC基金
①J
CCC基金総会 1月11日
②理事会の開催 3月9日、9月21日、12月21日
③J
CCC会費8%相当の寄付実施
④各種FUNDRAI
SI
NGイベントの企画・開催への協力
1月11日 新年会(ローズモンントコンベンションセンター)
3.シカゴ日米評議会
①隔月の例会開催と各日系人団体の活動支援
②J
CCC基金からの1万ドル寄付協力
③日米評議会会計実施、連絡運営など協力
④2月28日 アジア系コミュニティ新年祝賀会への出席
⑤5月31日 日系人合同慰霊祭への出席
⑥定例会合 1月21日、3月17日、5月19日、
7月15日、9月15日、11月17日(
J
CCC)
4.シカゴ日米協会
①役員の推薦実施(EVP三井物産・田代博氏のほか
VP、理事)
②J
CCC基金からの1万ドル寄付協力
I
V.過去10年間の会員数の推移
年
95年
96年
97年
98年
99年
00年
01年
02年
03年
04年
正 会 員
401
388
391
392
389
389
385
363
359
354
賛助会員
49
49
46
45
47
44
38
33
34
33
個人会員
73
76
77
80
91
95
98
101
101
98
名誉会員
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
524
514
515
518
528
529
522
498
495
486
会員種別
合
計
JANUARY/FEBRUARY 2005
NEWS CHICAGO
7
2005年度JCCC基金事業の流れ
※はJ
CCC基金ファンドレイジング事業
1月9日(日)
J
CCC基金総会開催(J
CCC会員総会と併催)
・2004年度主要事業報告並びに決算報告
・2005年度役員選任並びに事業計画等
※1月9日(日)新年会開催
2月8日(火)
第1回J
CCC基金理事会(於:ヒルデール日本館)
・2005年度活動計画
(ファンドレイジング事業実施について等)
・ 基金交付先、収支見通し等
・ 第15回基金贈呈式記念事業の企画検討
4月上旬
2005年度交付希望先への申請書の配布(約600件)
・シカゴ市内及びイリノイ州近郊の学校区
・寄付要請のあった団体等
※6月26日(日) 桂三枝創作落語独演会
(於:エバンストン ノースウェスタン大学)
※7月17日(日) J
CCC基金チャリティゴルフ
(於:インディアンレイクスCC)
7月中旬 応募申込締切
8月〜9月上旬 応募案件の評価・審査を依頼
9月20日(火) 第2回基金理事会開催
(於:ヒルデール日本館)
・基金収支見込み報告
・2004年度基金交付先の選考
10月18日(火) 第15回記念J
CCC基金贈呈式
(於:ダウンタウン)
12月20日(火) 第3回基金理事会開催
(於:ダウンタウン)
・2005年度の活動報告
・2006年度活動方針等
2004年度JCCC基金収支
(1)収入
$ 166,
475
1.
J
CCC会費からの寄附繰入 (
8% ofDues
) $ 56,
797
2.
単年度寄附
$
11,
100
3.
ファンドレイジングイベント
新年会
桂三枝創作落語独演会
チャリティゴルフ
新潟県中越大震災義捐金
$
$
$
$
$
70
,
578
4,
015
23,
198
12,
865
30
,
500
4.
利息収入
$
26,
486
(2)支出
1.
寄附関係
(
1)
学校・教育支援
(
2)
日米交流関係
日米評議会
シカゴ日米協会
シカゴ新報60周年
ラビニア財団
シカゴ美術館
J
EEP事業分担金
新潟県中越大震災義捐金
寄金贈呈式
$
$
$
$
$
$
$
$
10
,
000
10
,
000
3,
000
5,
000
2,
000
21,
234
30
,
500
1,
396
2.
運営経費等
会計監査
税務申告費
クイックブック・トレーニング費
ドナーフォーラム会費など
銀行経費
事務経費(記念品購入)
$
$
$
$
$
$
$
8,
050
4,
000
3,
120
255
660
15
1,
789
3.
文房具
$
1,
900
(3)収支
収入
NEWS CHICAGO
$ 164,
961
支出
$ 160
,
836
2004年度収支
$
2003年度末残高
$ 2,
127,
760
2004年度末残高
$ 2,
131,
885
2004年度基金贈呈式風景
8
$ 160
,
836
$ 150
,
997
$ 67,
867
JANUARY/FEBRUARY 2005
4,
125
JANUARY/FEBRUARY 2005
NEWS CHICAGO
9
2005年度 シカゴ日本商工会議所 主要事業
1.基本方針
(1)シカゴでのビジネスに役立つ支援情報の提供
(6)会員等向け情報提供・出版事業
①会員企業向けEメールニュースの配信
②J
CCCNEWSCHI
CAGOの発行(年10回発行)
③2005年版会員名簿(DI
RECTORY)発刊
④シカゴ日本商工会議所ホ−ムペ−ジの運営
⑤ビジネス支援情報の提供(セミナーなどの実施)
(2)双葉会を通じた日本語教育環境の充実
(3)J
CCC基金による地域貢献活動の継続的実施
2.重点目標
(7)運動部事業
①J
CCCゴルフ:(男子、女子) 4〜9月の開催
②JCCCオープン・ゴルフ 内閣総理大臣杯の開催(
10/
9)
③テニス部:トーナメント開催支援(2月下旬)
(1)J
CCC40周年記念事業の企画・立案
(本会議所は1966年1月創設)
(2)組織強化に向けた取り組み
(40周年を控え組織基盤の強化)
(3)創設75周年を迎えるシカゴ日米協会との交流強化
3.会合、委員会、部会等
(1)会員総会/
定期理事会、新年会:1月9日(
日)
新年会
特別ゲスト:嘉門達夫氏
(2)正副会頭会議/理事会(各6〜8回程度)
(3)渉外PR委員会:年2〜3回開催予定
①日本語スピーチ・コンテスト
(在シカゴ日本国総領事館との共催:3月頃)
②米国教師等日本派遣事業
J
EEP(
J
CCCEducat
i
onal
Ex
changePr
ogr
am)
教育長・校長ら地元教育関係者を日本に派遣
(6〜7月頃)<JCCC基金の事業としても位置づけ>
③ミシガン湖岸清掃ボランティア活動への参加(9月)
(4)商工業政策運営委員会(部会長会議):
年2〜3回開催予定
①J
CCCビジネスフォーラム(J
BF)2005の開催
②2005年版・中西部イリノイ州の経済の
作成・情報提供
③会員企業経営・業況調査の実施・情報提供
④ジェトロ、シカゴ日米協会、地元経済関係
機関等との共催事業の実施
4.教育支援、地域貢献関連
(1)シカゴ双葉会(1966年設立 全日制・補習校)
①学校運営費として10万ドル補助の実施
②双葉会会長、副会長をJ
CCC会頭が指名
③双葉会予算決算等をJ
CCC理事会にて審議
④新規会員による「学校施設費」寄付の継続実施
(2)J
CCC基金(1991年設立)
①募金呼びかけの継続
②J
CCC会費の一定割合8%の寄付実施
③各種FUNDRAI
SI
NGイベントの企画・開催への協力
新年会、チャリティ・ゴルフ大会、その他イベント
④第15回J
CCC基金贈呈式(
記念式典)
開催と
運営事務への協力 交付総額200万ドル達成
⑤J
EEP事業の実施協力
(3)シカゴ日米評議会
①隔月の例会開催と各日系人団体の活動支援
②J
CCC基金からの寄付協力(1万ドル)
③日米評議会会計実務、連絡運営等協力
(4)シカゴ日米協会
①組織運営・各種事業への協力
②J
CCC基金からの寄付協力(1万ドル)
③役員の推薦実施
④創設75周年を記念した共同イベント等の実施
(5)部
会:各部会自主運営によるセミナー、
見学会、ゴルフ等の開催
10
NEWS CHICAGO
JANUARY/FEBRUARY 2005
嘉門達夫さんインタビュー
協力:住むトコ.
COM
1月9日に行われたJ
CCC恒例の新年会。その新年会
に今回は「小市民」や「アホが見るブタのケツ」など
のヒット曲を持つ元祖替え唄シンガー嘉門達夫さんを
お迎えして、会員の皆様が2005年の『初笑い』を楽し
みました。大盛況のうちに終わったステージ後、笑い
で痛くなった頬をさすりながら、嘉門さんにインタビ
ューをお願いしましたので、その様子をご報告致しま
す。
Q:お疲れ様でした。とても楽しかったです。JCCC
会員の方々も大喜びでした。さて、嘉門さんのウェブ
サイトを拝見しましたが、何やら色々と面白い経歴を
お持ちでいらっしゃいますよね。最初は落語からのス
タートだったとか。それから破門になられるまでの経
緯を教えてもらえますか?
嘉門(以下敬称略):小さい時はラジオで話すような
仕事がしたいなあと思ってたんです。当時はオーディ
ションなんかも無かったしね。そんな中、あの頃関西
でヤングタウンというラジオなんかをやっておられた
鶴光師匠は僕の描いているのに一番近い場所にいては
ったんです。それでお願いして弟子入りさせてもらい
ました。せやから最初は落語の勉強をしてたわけなん
ですが、そのうちラジオ番組を任された時に「あ〜、
僕のやりたかったんはこれやったんや〜」と自我が目
覚めてしまったんですね。それまでは、昔から伝わっ
てきた事を伝える落語の修業をしてたわけなんですけ
ど、今ある事を面白おかしく伝える事の方が『自分』
なんちゃうかって。。。それで迷いが出てきて。ま
あ、話すと長くなるんですけど、そんなこんなで破門
です。
会場控室にて準備中の嘉門さん(左)と関係者
Q:それにしてもデビューしてから20年以上になるん
ですね。
嘉門:10年ではまだ短いと思うんですわ。その点、ま
がりなりにも20年やってると色んな事があります。例
えば今回ここに来る前に寄せてもろたニューヨークで
もそうだったんですけど、アポロシアターのアマチュ
アナイトが終わって、表に出た時にあっちに住んでい
るファンの人達が待っててくれたりとかね。勿論シカ
ゴでもそうなんですけど。お〜、この街にも20年とい
うスパンの中のどっかで僕にハマッた人がいるんやな
って。そういう実感はやっぱり20年やってはじめて感
じましたね。
Q:シカゴに来てくださった経緯なんですけど、どん
な感じだったんでしょう?寒いから行きたくないなん
て仰る方もいるみたいですし。
嘉門:斉藤さん(J
CCC事務局長)が呼んでくださっ
たからです(笑)。寒いゆうても僕ら冬の北海道や、
雪の中でも歌った事あるし。ほんま、ここはイイトコ
ですよ。
Q:シカゴについてのイメージは?
Q:でもその頃の事は肥やしになっていると、
嘉門:そうやね。16で落語の世界に弟子入りして、破
門なって、またラジオでやりなおさせてもらって・・
・ってしてきたわけですけど、僕にとっては全部良か
った。例えば今日演った『ハンバーガーショップ』と
か『鼻から牛乳』みたいなもんは『カミシモ』がある
落語が母体にあるでしょ。そういうものを教えてもら
った上でクビにしてもらってますからね。役に立って
ますよ。
嘉門:クリーンですよね、とっても。まだ色々見せて
もらってないんですけど、僕は日本の万博とかで育っ
てるじゃないですか。だからというわけでも無いんで
すけど、一度隆盛を誇った頃とかがある場所を見るの
好きなんですよ。そういう意味ではシカゴも場所によ
っては、例えば黒人街なんかは昔活気があった所が寂
れているような所がありますよね。あと僕の中では万
博っていうのは、家も近かったし、凄くエネルギッシ
ュでインパクトのあるものだったんですが、そういう
意味でもシカゴってコンベンションの街やし、さっき
JANUARY/FEBRUARY 2005
NEWS CHICAGO 11
も待ち時間の時にこの下でやってる展示会をちょっと
見てきたんですけど、アレ見て「あ、万博や〜」っ
て。なんか親近感を感じますね。
Q:これを機にアメリカでの活動は視野に入れてらっ
しゃるんでしょうか?
嘉門:まだ決めかねてますね。小林克也さんや、パッ
クンなんかもありがたい事に近いとこにいるし、エエ
環境にはあると思うンやけど、僕のネタは黒人の人ら
にも受けるんかな?ってのがあるから。白人向きなの
かも知れんし。まあやるとしてもまずは反復性のある
音源として聴いてもらいたいね。音楽があって、ジョ
ークがあって、日本人がブロークン・イングリッシュ
でみたいな。そんなパッケージをラジオとかから行き
たいね。
嘉門:生活を楽しんでください。寒くたってどうした
らもっと楽しめるかっていうか、そういう事を考えて
みてください。シカゴが過酷って皆さん仰るんですけ
ど、寒いなら寒いなりに寒いという事の楽しみが一杯
あると思うので、そのフィールドの中で何が楽しいの
かな?っていう事を考えてもらいたいと思いますね。
嘉門さん、本当にありがとうございました。また機会
があったら是非シカゴにもお越しください。嘉門さん
からは帰国後に以下のメッセージをJ
CCC会員の皆様
へという事でお預かりしています。
Q:面白いかも知れませんよ。最近の子はMP3で音源
なんかを交換してるわけですけど、そん中にうまい事
ポッと入る事が出来たら「なんやこれ、おもろいや
ん」みたいな感じでカルト的に広まるかも知れませ
んしね。
嘉門:せっかくレパートリーや音は既にあるわけやか
ら、とにかくそれをこっちの文化に合うようにアレン
ジせなあかんわけやな。
Q:ところで、嘉門さんご自身の今後の目標は何です
か?
嘉門:経済的っていう事ではなくて、「豊か」になり
たいですね。精神的な意味で。そういう意味では与え
られるばかりでなく、こちらからも渡すっていうか。
そういう事も経験ですからね。最近特に思うのは僕の
3歳年上の中村勘九郎さん、桑田佳祐さん、明石家さ
んまさん、この3人が背中見せてくれてるんですよ、
僕に。割と近い所にいれるんでね。この三人が先輩と
してずっと走ってるっていうのは凄い勉強になるし、
教えられる事は多いです。そして、色んな機会を大切
にしたいですね。例えば明日(野毛洋子さんが出演し
ている)ホットハウスに上げてもらえる事になったん
ですわ。ブルースの本場シカゴで、舞台にあげてもら
える機会が出来るなんてほんと素晴らしいでしょ。こ
ういうのを大切にしていきたいです。
<帰国した嘉門さんからのメッセージ>
今回はJ
CCCのみなさんには本当にお世話になりま
した。シカゴの前にニューヨークのアポロに自力で飛
び入りして結構サバイバルな体験だったので、シカゴ
では至れり尽せり、大変良くしていただいたと感じて
います。様々な人達とコミュニケーションする事もで
き、印象深い仕事と なりました。音響、照明、司会も
専門のプロがやるのではなく、J
CCCのみなさんが担
当。「素人ならでは」の一生懸命さが暖かく伝わるも
のとなったと実感しています。
アメリカで唄えた事は今後日本で何を唄うかについ
ても大きなヒントを与えてくれたと思います。いろん
な事に、より積極的に立ち向かって行こう!と改めて
思いました。僕のホームページの掲示板に多くの感想
が書き込まれた事も大変嬉しく思っています。
Q:それでは最後に、シカゴの皆さんにメッセージを
お願いします。
まだまだ寒い日が続きますが、またみなさんに御会
いできたら、と思います。
12
JANUARY/FEBRUARY 2005
NEWS CHICAGO
2005年度新年会報告(番外編)
「・・・ちゃぁらりぃぃぃ〜、
鼻から牛乳ぅ〜!」
新年会実行委員
岸岡慎一郎(I
.
T.
A.
)
J
CCC新年会実行委員の企画運営を担当させて頂く
と、まさにこの曲がずうっと新年会が無事に終るまで
頭を駆け巡り続ける、というのが正直なところです。
勿論、仕事でもこの様なシチュエーションはあります
が、全くの畑違いのイベントでのちゃらり〜は一味も
二味も違うと思います。この喜んで頂くボランティア
精神、またそれとは逆に実際には失敗は許されない、
という大きなギャップが正に「ちゃらり〜」でもあり
ます。
昨秋に実施された第一回実行委員の方々のミーティ
ングに始まり、昨年の新年会の反省から本年度のゲス
トでありました、嘉門達夫さんから送られてきたビデ
オをもとにどのような演出をするのか、こうなったら
どうなのか、ああなったらどうなのか、様々な意見が
百出しました。
ビジネスは結果が全てです。そして、この様なイベ
ントも結果が全てです。今回の実行委員企画チームが
これまでにないチャレンジとなったのは、総合司会、
そして、有り難くも音響と照明というオマケでした。
総合司会をお務め頂いた大春敬理事(東洋インキ)に
は大変な大役を全う頂き感謝感激でありました。当初
は、ラグビー部の送別会や結婚式の司会とは違うから
絶対に嫌だ、キャラとは違う、と拒絶頂いたものの、
最終的には嘉門さんとの絶妙なコンビとなりました。
これは、実際にやって頂いた方のみぞ知りうる、芸能
人特有のノリ突っ込みやイジリ(当日大春さんは嘉門
嘉門さんを囲む新年会実行委員会企画班:
(左から)スタークス氏、岸岡氏、田付氏
さんに林家こぶ平さんに似ていると話しかけられてい
ました。。。)、さらに何処から飛んでくるか判らな
い会話のボール、等々、しかも相当なテンポでチャラ
リ〜どころではなかったことと思います。
そして、素人が絶対に手を出してはならない、音響
と照明。会場専属の米人音響・照明担当者は、嘉門さ
んのビデオを見るなり、今回のプログラムは君達に任
せるので自由にやってくれと一言。先ずプロ仕様の設
備が無いし、舞台が出来るのが当日の朝。ゲストご本
人も当日朝入りという所謂ぶっつけ本番の状況であり
ます。チャラリ確実度は100%に限りなく近い状況で
す。先ず、当日にマネージャーの方から頂いた曲の
MDの仕様が違う、、、MD機材の不具合発生。大チャ
ラリです。この音響をも担当していたスタークス知美
さん(三井物産)が瞬時の気転とテクニックで救って
くれました。あそこで、救ってくれなかったら、演奏
すら実現していなかったかもしれない状況でありまし
た。
この様な状況下で嘉門さんの歌にあわせて頭出しか
ら音を曲が流れている間、数十個並んでいる鍵盤の様
な装置と奮闘を続けなければならない、という大役で
ありました。
更には、その曲に併せた照明を大砲の様な照明を肩
に担いで緊張の震えと笑いの震えの両方を堪えながら
安定した照明を実現して頂いた今村奈津子さん(住友
商事)にも大きな拍手をお贈りしたいです。
2005年度新年会司会は嘉門さんと実行委員大春氏が担当
JANUARY/FEBRUARY 2005
そして、最後になりましたが、最も重責であったと
思われます、これらの音響・照明を「嘉門さんの演目
のビデオとの対照表」と題する台本表まで作成して頂
NEWS CHICAGO 13
「賞品協賛企業の代表者でステージ上にあがる方のテ
ーブルは・・あれトイレかな。居らっしゃらないです
ね。」
「あぁ、やっぱり、ギタースタンドと譜面台は要る
わ。用意してね〜」
「あのぉ、賞品当たらなかったんですけど」
・・・・・ちゃらり〜!
照明担当の実行委員田付氏(写真中央)と同今村氏(右)
いて、リハでも本番でもあらゆる問題に諦めずに闘っ
てコーディネーション&リハーサルを頂きました、田
付篤慶さん(ゴーダ アドバタイジング)に拍手をお贈
りしたいと思います。
今年の企画チームは、例年よりも仕事に追われてメ
ールベースの遣り取りが中心で不安も多かったのです
が、素晴らしいチームワークを発揮出来たのでは無い
かと思っております。そんな実行委員の唯一とも言え
ますご褒美としましては嘉門さんと密着出来たという
ことでありました。リハーサルでは笑顔も怒鳴られそ
うな雰囲気で、音の指示を出され、会場全体のあらゆ
るテーブルを駆け回りながら音がどの様に聞こえてい
るかを確認、という真のプロの姿というもの、そして
本番でのあれだけ多くの人々を魅了するという仕事に
就かれている尋常ではないパワーを見せて頂きまし
た。前日の集いにて受けた参加者方々からの御質問を
全てステージ上でのトーク内に回答をさり気無く盛り
込む凄さにも泡を噴きました。
当日、新年会会場内を小走りに移動しておりました
ら、ご来場頂いていた先輩から、「岸岡ぁ〜、つまみ
に柿ピーないのぉ〜」と。ちゃらり〜! しかし、こ
れも盛り上がっている証拠だ!とプロアクティブに受
け止めたものの、ここからはちゃらり〜!の連荘モー
ドなのでした。
「あのぉ、照明落とすと暗くて嘉門さんが本番の入場
の際にピアノに激突するんですけどぉ〜」
「嘉門さんのお弁当ってどうなっていますか?」
「あのちゃらり〜のリハで国歌斉唱のリハが出来ない
んですけど・・・」
「あの演奏に使用するMDの充電って演奏中に切れる
んじゃないの?」
14
NEWS CHICAGO
実際に何回目のちゃらり〜だろうか。事前に潰した
筈の数々の事が実際には姿を変えた事件として襲って
きます。たった一つの不満足でもお客さんは不満足に
なってしまうものです。ただ、これらの苦労以上に
1,
000名以上の方々に喜んで頂きたいという思いで、各
実行委員派遣企業さん達は強い思いが大きな原動力と
なっているのだと思います。各派遣企業さんにも御礼
申し上げます。
そして、肝心な新年会の結果?につきましては、多
くの改善点も寄せられて、実行委員の皆で反省会も実
施致しました。また、ご参加頂いた方々からの生の声
に関しましては、嘉門達夫さんのホームページにも多
く書き込みを頂いておりますので、ご覧頂ければと思
います。
来年はJ
CCC創立40周年記念の新年会となります。
2004年度の松下前専務理事(東京三菱銀行)から今年
度は小澤専務理事(日本航空)に受け継がれ、更に一
丸となって盛り上がる新年会の企画運営のお手伝いを
出来ればと思っている次第です。そして、実際に企画
運営が実現するのはご参加者皆様のお力だと痛感して
おります。皆様の暖かいご支援とご協力に心から感謝
申し上げたいと存じます。
☆新年会実行委員会(委員派遣会社)☆
(英文社名ABC順)
アイシン精機
東京三菱銀行
藤沢薬品工業
ジィニコ
ゴーダアドバタイジング
日立ハイテクノロジーズ
I
.
T.
A.
コマツ
日本航空インターナショナル
松下電器産業
三菱電機
三菱重工業
三菱商事
三井物産
JANUARY/FEBRUARY 2005
みずほコーポレート銀行
日本通運
新日本製鐵
日本郵船
岡谷鋼機
オムロン
住友商事
住友金属工業
損保ジャパン
巴川製紙所
東洋インキ製造
豊田自動織機
UF
J
銀行
ヤンマーアメリカ
3/
10 機械部品部会主催 人事・雇用管理ワークショップのご案内
「当地日系企業の求人活動・給与動向
ならびに正しい採用プロセス」
この度機械部品部会(部会長:大沢吾平氏/オーエスジー)では、日本貿易振
興機構との共催により人事・雇用管理ワークショップに関する標記ビジネスセミ
ナーを3月10日(木)に開催させて頂くことに致しました。既に皆様もご案内
の通り2004年に入ってからは米国市場の動向にもようやく明るい兆しが見られ
るようになり、日系企業経営者の皆様も新たなビジネスの展開に目を転じておら
れることと存じます。こうしたなか、当地の求人状況も急速に活況を取り戻して
おり、第4四半期にいたって中西部日系企業の求人件数は過去5年の最高水準に
達しているとのことです。(キマタパーソネル社調べ)
そこで当部会では、今般ニューヨークのイマ・コンサルティング社並びにキマ
タパーソネル社のご協力を得て、会員企業の皆様を対象に優秀な人材の雇用推進
を進める上で必要な情報を提供する機会を設けさせて頂くことに致しました。本
講演では木全パーソネル社が行ったリサーチ結果に基づく当地日系企業の求人活
動動向や職種別の給与状況などをご紹介頂くほか、イマ・コンサルティング社の
専門家からは法的リスクを回避する正しい採用プロセスについて解説頂きます。
会員企業経営幹部のみならず、総務・人事関係の皆様にとりましても有益な情報
提供の機会ですので是非ご参加下さい。なおセミナー終了後、講師との個別懇談
会も予定しておりますのでご希望の方は予めお申込み下さい。
記
日 時:2005年3月10日(木) 14:00〜17:00(予定)
場 所:ヒルデール日本館
(1625Ar
dwi
ckDr
.
Hof
f
manEs
t
at
esI
L60195 T
el
8473101100)
テーマ:「当地日系企業の求人活動・給与動向ならびに正しい採用プロセス」
共 催:日本貿易振興機構
プログラム並びに講師:詳細は次頁の通り
1.「セミナー概要」キマタパーソネル社長 木全 義二氏
2.「当地における日系企業の求人活動と給与動向」
キマタパーソネル副社長 木全 健一氏、GM 小宮山 剛氏
3.「法的リスクを回避する正しい採用プロセスとハンドブック」
イマ・コンサルティング社長 ジョン・クラム氏、副社長 奥山 由実氏
4.講師との個別懇談(希望者のみ)
参加費:会員企業 無料「1社複数名でのご参加を歓迎します」
(非会員企業1社50$)
申込み:参加申込書に必要事項をご記入の上、3月4日(金)までに
F
AXでお申込み下さい。
問合せ:シカゴ日本商工会議所 内藤、稲葉 TEL:
3123326199ex
t
.
24、25
ーーーーーーーーーーー TO:
J
CCC(
F
AX:
3128229773)ーーーーーーーーーーー
人事・雇用管理ワークショップ(3/
10)参加申込書
Coming Up
JCCCテニストーナメント
2
月2
0
日(日)・2
月2
7
日(日)
シャンバーグテニスプラス
正副会頭会議
定例理事会
第1回商工業政策運営委員会
3月8日(火)
ヒルデール日本館
機械部品部会セミナー
3月1
0
日(木)
ヒルデール日本館
第19回日本語弁論大会
3月2
6
日(土)
在シカゴ日本国総領事館
JCCCゴルフ
4月1
0
日(土)
氏名①:
401 North Michigan Avenue
Suite 3145
Chicago, Illinois 60611
Tel: 312-332-6199
Fax: 312-822-9773
www.jccc-chi.org
E-mail:[email protected]
氏名②:
企業・部署名:
TEL:
発行
シカゴ日本商工会議所
FAX:
製作
(
マヨ グラフィック アーツ)
MGA,
I
nc.
EMAI
L:
講師との個別懇談を希望される場合は右記に講師名をご記入下さい。(
)