「ありがとう」 詩曲 赤澤貴洋 あなたの「ありがとう」の一言で 僕は明日も

「ありがとう」
詩曲
赤澤貴洋
あなたの「ありがとう」の一言で 僕は明日も頑張れる気がしたよ
薄暗い病室の中でも 凛として前向くあなたが 眩しくて
戸惑いながら それでも あなたは落ち着いていた
どんなに辛くて苦しい時も いつも最後は微笑んで
「ありがとう」「いつもありがとう」どうしてそこまで言うの?
痛み苦しみ戻れない歯痒さで ホント滅茶苦茶 辛いはずなのに
だからこそ 届けたくて 伝えたくて わかって欲しくて
一人じゃ無い事 いつも僕等が居る事 絶対一人にはしないから
「ありがとう」その一言で 僕等の方が 逆に励まされてきた
絶対忘れない 心に刻むから あなたが教えてくれた「ありがとう」
「こんな事死んだ婆さんにもさせた事も無いのに・・・」
恥ずかしそうに少し照れくさそうに いつも最後は「ありがとう」
御見舞いの家族に笑顔 別れ際の寂しげな あなたの横顔胸に焼き付けた
僕は絶対忘れない
だからこそ 届けたくて 伝えたくて わかって欲しくて
一人じゃ無い事 いつも僕等が居る事 絶対一人にはしないから
「ありがとう」その一言で 僕等の方が 逆に励まされてきた
絶対忘れない 心に刻むから あなたが教えてくれた「ありがとう」