チェーンメールとは

チェーンメールとは
◇「チェーン」とは鎖という意味で、同じメールが鎖の
ようにつながって送信されてしまうことを示していま
す。以前は手紙やはがきで「不幸の手紙」などと呼ば
れるものがありました。
これがメールだと簡単に転送でき、あっという間に増
えてしまうため、ネットワークに負荷をかけ世の中に無用な混乱を招く恐れがあり
ます。例えば、「10 人に送って」というメールをみんなが実行したとすると…1 人
→ 10 人→ 100 人→ 1000 人→ 1 万人→ 10 万人→ 100 万人→ 1000 万人→ 1 億
人となり、なんと 8 回目には、ほぼ日本中の人にメールが届くことになるのです。
◇テレビ番組の名前を使ったデマ、幸せの押し売り、署名活動、ボランティア、不幸
のメールなど内容もさまざまです。人の親切心や恐怖心を利用した内容なのでなか
なか判断がつきません。届いたメールがチェーンメールかどうか見極めて、冷静に
対処することが大切です。
( 例1) これは、実験です。番組でメールを出したらどのくらいでかえってくるか調べることに
しました。このメールをもらった人は 3 人の人にこのメールと同じものを送ってくださ
い。くれぐれも途中で止めないようご協力お願いします。
( 例2) ○○町のペットショップが店じまいをするそうです。お店に残った犬をもらってくれま
せんか?引き取り手がいないと保健所送りになるそうです。かわいそうなので、ぜひも
らってください。できるだけ多くの人にこのメールをまわしてかわいそうな犬を助けて
ください。
仲のいい友だちからのメールだと無視できないと悩む子ど
ももいます。そんな気持ちもくみ取って相談にのってあげ
てください。日頃から気軽に会話ができるような関係を築
いておくことが大切ですね。
チェーンメールを見極めるポイントは?
「だれか(○人)に送らなければならない」というメッセージが含まれ
ていることです。
チェーンメールが届いたらどうすればいいの?
うそなので無視しましょう。そこで止めて捨てましょう。どうしても気
になる場合には、チェーンメールを転送すると処理してくれるところを
利用してみてください。
対応教材:チェーンメールを受け取ったら