ドライヤーに関する技術資料

ドライヤーに関する技術資料 - 1
■乾燥機に関する単位換算表
熱量
■スチームの圧力と温度
1KW h=860Kcal=3413BTU=3.
6×10 ³KJ
圧力P
(kg/ c㎡)
1Kca l=3.97BTU
面積
1 坪=3. 3㎡ 1エーカー=0. 4ヘクタール 1ヘクタール=10 0アール
1㎡=10.76ft2
1アール=10 0㎡
1Kg=2. 2ポンド 1Kg=3 5オンス
長さ・速さ
1M=39.37in=3.28ft=1.09yd=3.3尺 1in=25.4mm
圧力
4ノット=0.6 2マイル-H
1kg/cm ²=14.22 Ib/in ²
容量
1合=180.4cm ³
1ℓ=61in ³
動力
1HP=0.745KW76K
gを1秒 間に1m 動かす力=76Kgm/sec
水分
Wetbasis
(例)紙重量85g
/㎡で4 6%の水分とすると
0.46
85 ×ー= 72.4g /㎡
1ー0.46
含水率
Dry basis
風圧
水柱 1000m mの底面に与える圧力は1000Kg /㎡
即ち1to nの重みがある。
8
風圧と風速
Wm/秒=4.01√hv
hv=動風圧(水柱mm)
乾燥機内
乾燥時間
乾燥機長さ(M)
時間(秒) ×ー = 72.4g /㎡
乾燥速度(m/min)
物質
原油
Kcal
ℓ
熱伝導
Kcal/m.h.℃
水 0℃
1
0.48
空気 0℃
0.24
0.15
CO ₂ 0℃
0.198
0.02
アルミニウム 20℃
0.214
196
鉛
0.03
30
ℓ
8400
灯油
ℓ
8900
軽油
ℓ
9200
重油
ℓ
9700
重油A
ℓ
9300
重油B
ℓ
9600
重油C
ℓ
9800
LPG
kg
12000
天然ガス
m³
9800
LNG
kg
13000
都市ガス
m³
10000
石炭
kg
5800
m³ N
比熱
Kcal/Kg℃
22380
20℃
鉄 20℃
0.1
45
銅 20℃
0.1
37
ステンレス 20℃
0.1
40
銅 20℃
0.09
332
銀 20℃
0.055
360
金 20℃
0.03
267
フェノール樹脂 20℃
0.38
0.2
ゴム
0.27
0.2
紙
0.3
0.18
アスベスト
0.19
0.13
コンクリート
0.2
0.4
土
0.44
0.45
ロックウール
■各種保温・断熱材の種類と使用温度範囲 ℃
0.046
71/2
7.5
10
50
11
15
65
15
20
301.91
18.5
25
100
4
323.15
22
30
125
5
30
40
150
6
355.35
37
50
175
7
372.05
45
60
200
8
225
9
211.39
40
60
70
249.18
274.28
284.47
80
293.61
3
132.88
100
309.53
151.11
140
90
120
335.1
6
158.08
160
345.75
8
169.61
200
364.07
10
9250
ガソリン
LPG
物質
5.5
20
122.64
9
■エネルギー発熱量
5
2.2
164.17
174.53
179.04
1
3.7
262.69
7
25
208.82
19
50
5
3/4
3
112.73
142.92
20
2.2
1.6
4
5×0.46=39g /㎡ (46 %の含水率)
1/2
203.36
17
232.76
128.08
3/8
15
2
197.37
30
2.6
10
1.5
15
104.25
119.61
1/4
1.3
1.2
116.33
8
1
206.15
2
1/8
194.13
190.71
18
108.74
6
14
89.45
100
B
1
0.7
99.09
A
0.75
200.43
80.86
HP
187.08
16
1.8
1KW=1.341HP
183.2
KW
■SG Pの名称
12
68.68
1.4
1ガロン=4. 5ℓ(英)=3.7 8ℓ(米)
59.66
飽和温度
(℃)
0.3
1.033
1升=1. 8ℓ 1ℓ=1000cc
13
45.45
1
1m3=35.32ft ³
32.55
0.1
0.5
1気圧=29.92in(水銀柱)=760mm(水銀柱)10.33m(水銀)
11
23.775
0.2
圧力P
(kg/ c㎡)
6.699
0.03
0.05
重量
1マイル=1.6Km 1Km-H=0.5
0.01
飽和温度
(℃)
■モーターの呼び
180
220
225.56
374.15
■乾燥機及び熱処理機に於ける
消温曲線(LPG、都市ガス、電熱ヒーター)
32
1
1/4
40
1
1/2
2
1/2
2
3
80
90
3
1/2
ドライヤーに関する技術資料 - 2
省エネには排気のコントロールが重要です
■ドライヤーの最適排気量
(テストによる)水分蒸発の時
絶対温度
乾燥空気1Kgの中に水分が何g同居しているか。g/Kgドライエヤー
関係湿度
同温度の水分飽和状態を100としてその何%かを表したもの。%
潜熱
温度計の目盛りに出てこない熱量 かくれている熱量
顕熱
温度計の目盛りにあらわれる熱の動き、かくれている熱量
空気の重量
標準大気圧(760mmHg 1気圧)下、温度20℃で1.2Kg/m
比容積
空気1Kgの占める体積を云い20℃60%RHの時は0.84m
空気の体積は温度に比例
エンタルピー
空気の時は顕熱と潜熱の和で全熱の事。
エンタルピーは状態の違った空気の熱量の差を求めるものさし
空気の比熱CP
1Kgの重量の空気を1℃上げるに要する熱量0.24Kcal/Kg
加熱
ドライヤー内で空気のみを昇温すると空気の絶対湿度は変化なし
3
3
/Kg
空気の温度のみ変化する。但し関係湿度は変化する
qKcal/h=VKg/h×CpKcal/Kg℃×⊿t℃
(空気に与えられる熱/h=空気重量/h×0.24×昇温前と後の温度差)
本図はドライヤーの排気湿度による熱効率の変化曲線で
す。下線の0.7∼0.1Kg/Kgに湿度の方が乾燥速度も良く
蒸気量も少なくてすみます。
熱効率50∼60%本テストの蒸発速度はノズルの風速及形
状により異なりますがカーブは同じ傾向です。
度
速
気
空
と
圧
動
ダ
ク
ト
及
ノ
ズ
ル
抵
抗
(
並
列
運
転
フ
ァ
ン
)
Pt=Pd+Ps
ノズル風速30m/sec
Pd=55mmAqを
one Velocity headと云う。
ファンの圧力
Pd : 動圧mmAq
1mmAg=1Kg/㎡ 1000mmAq=1MAq=0.1Kg/c㎡ 以下は大気圧を基準とした圧力でゲージ圧である。
絶対圧力=ゲージ圧+大気圧(10332mmAq)でファンの圧力は
ゲージ圧であり大気圧より±何mmで表す。
Ps : 静圧
γ : 空気の比重量20℃ 65%RHでγ=1.2Kg/m
3
v : 空気の速度
g : 重力の加速度9.8m/S
いま空気速度30m/sec
空気の比重量γ=1.2Kg/㎡のときの動圧Pdは
2
1.2×30
Pd × ー = 55mmAq
2×9.8
2
ダクトに空気を送る又はダクトから空気を吸引する時にダクト固有の抵抗を受ける。
①風速の2乗に比例する抵抗Rd
②風速に無関係の一定の抵抗Rs
の2種類がある。
ダクトは一概にRdが多い
ノズルチャンパーはRsでありこの時の全抵抗はRcとなる。
風量を増加したい時ファン2台以上並列につないで運転する。
今同一性能のファン2台を並列運転すると
圧力は同じで風量は2倍となる。
但し使用ポイントのC`はCの2倍でない。
A 1台の性能
B 2台並列の性能
送風機の圧力を増加したい時は2台以上直列につないで運転する。
今同一の性能をもつファン2台を直列につないで
運転すると1台の時の圧力の2倍の圧力となる。
但し実際使用のC`ポイントは2倍でない・
(
直
列
運
転
フ
ァ
ン
γV 2
Pd × ー
2g
左図20°
から100°
に空気を昇温する線図上は水平に動く顕熱移動
)
A 1台の性能
B 2台並列の性能
但し性能が大きく異なるファンの併用は避けた方が良い。
ドライヤーに関する技術資料 - 3
■Aダクト抵抗表 直感ダクト
摩擦損失 he mmAq/100m
L
he = ー= V.P
CD
C=50