続きを読む - 結婚ジャーナリストひぐちまり

結婚トレンドMAGAZINE Vol.1
結婚トレンド研究所
NEWS LETTER
∼現代の結婚事情∼
結婚ジャーナリストひぐちまりが現代の結婚事情を調査!
変わりゆく現代の結婚式スタイル
結婚事情の変化は雇用形態にあり?!
近年の結婚式のスタイルとして2001年には11%だった
人前式が2007年には16%近くに増加しました。
結婚事情はここ数年の間に、 ずいぶん変化しています。 現代の結婚式にぴったりな 新しい結婚スタイルをお教えします!
さらに、人前式の内容にも様々な変化がみられます。
なぜでしょう?
現代の雇用形態の変化が重要なポイント?!
戦後以降、通例であった終身雇用の考えが薄れ、
会社への帰属意識が以前に比べ格段に低くなった。
結婚ジャーナリスト
ひぐちまり
プライベートの人間関係を重視する傾向にあり、友人、
親戚、家族を中心にした結婚式のスタイルが定着。
⇒上司や会社の同僚を招待すること自体が少なくなっ ⇒アットホームで、感動を共有する希望が増えた
た
昔は上司などにお願いしていた
仲人を立てる式は今では1%
ゲストに対するサプライズや
ゲスト参加型のウェディングが増加
現代では、転職も特別なことではなくなり、昔のように定年まで一つの会社で働く、という意識が低下していま
す。その現代の会社雇用状況の変化が、結婚式のスタイルにも影響しています。会社の上司がいたらでき
ない演出や、アットホームな雰囲気作り。親しい人に囲まれての結婚式。会社の上司も大切だけど、
感謝の気持ちを伝えたい親族や友人がゲストの中心だからこそ、実現できる結婚式もあります。
ストーリーを大事にした、ゲストに楽しんでもらうおもてなし婚が増加
新郎新婦が家族、友人に感謝を伝えるための結婚式を演出
ブーケブートニア儀式
昔、ヨーロッパで新郎が新婦の家にプロポーズに行く際、野の花をつみブーケにして、プロポーズの言葉と一緒に贈りました。
新婦はイエスの返事として、その1本を抜いて、新郎に贈ります。この言い伝えにちなんで、挙式の中で新郎が新婦にブー
ケを贈ります。その際、ゲストに花を持ってもらい、その花を新郎が集めてブーケにするという演出もあります。
水合わせの儀
液をあわせると発光する液体を、父、母、二人で一つの器に注いだり、新郎新婦で注ぎます。
バリエーションとして、パンチボールにベリーをいれて、ふたりでシャンパンを注ぎ、そのシャンパンで、乾杯をすることもあり
ます。夏には、赤ワインを使ってサングリア、または、シャンパンとオレンジジュースでカクテル『ミモザ』を作ることもあります。
ミモザの花言葉は『真実の愛』。
リングリレー
ゲストにリボンをもってもらい、二人が幸せになるよう、と思いをこめながらリボンに通した指輪をまわしていきます。