実施要項 - 潟チャレ

 平成28年度 新潟創業加速化事業 (U・Iターン起業枠 高成長要件) 実施要項 平成28年6月 目 次 ●制度の目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 ●応募対象者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 ●助成対象事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 ●助成対象外事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 ●助成事業の実施期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 ●助成対象経費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 ●助成金の交付条件など・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 ●交付申請手続き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 ●助成事業の交付決定について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 ●事業計画の評価基準について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 ●助成事業者の義務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 ●応募から助成事業の候補者決定までの流れ・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 ●最終選抜された場合、交付決定から助成金支払までの流れ・・・・・・・ 10 ●交付決定以降のスケジュールについて・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 1 ●制度の目的 新規性・独創性のある技術やアイデアの事業化をめざす若者のU・Iターンによる起
業を支援し、成長性が高く、県内への波及効果が見込まれるリーディングカンパニーの
卵を誕生させ、県経済の活性化を図ることを目的とします。 ※本事業は、国の「地方創生加速化交付金」を活用して実施するものです。 ●応募対象者 本助成金の応募には、以下の①∼⑤までの要件を全て満たすことが必要です。 ① 平成 28 年4月1日現在で、40 歳未満の者 ② 創業事業計画に基づき、U・Iターン(※1)により新潟県内に事業所を設置し、交
付決定日以降に創業(※2)する者 ※ 1 「U・Iターン」とは、新潟県外の居住者が居住地を新潟県内に移転することをいいます
(創業準備のためにすでに新潟県内に居住地を移転済みでも対象になる場合がありますので、
その場合は公益財団法人にいがた産業創造機構(以下「NICO」という。)にお問い合わせく
ださい)。 ※ 2「創業」は、交付決定日以降、概ね1年以内(平成 30 年2月末日まで)開業する方 ⇒個人事業主にあたっては、開業届が未提出の者(※3) ⇒法人にあたっては、法人登記を実施していない者(※3) ※ 3 「開業届」未提出、法人登記未了の場合でも、営業の実態が確認された場 合は対象とはなりません。 また、申請時において、創業事業計画以外の事業を営む会社または他の団 体等に所属する者(代表者及び役員を含む)にあっては、交付決定後2か月 以内に、所属する会社、団体等を退職することができる者に限ります。 ③ 平成 28 年 8 月に東京で開催予定のセミナー・説明会(※4)後、所定の創業事業計
画書を事務局に提出し、書類選考を通過した者 ※4 セミナーに参加できない場合でも、事務局が定める一定の基準を満たせば応募可能です。 ④ ③の選考を通過した後、平成 28 年 10 月に新潟県内で開催予定のビジネスイノベ
ーションキャンプ(合宿形式・1泊2日)に参加し、専門家とともに創業事業計画
を磨き上げ、選考(※5)を通過した者 ※ 5 ビジネスイノベーションキャンプの最終日に、プレゼンテーションを行っていただきます。 ⑤ ④の選考を通過した後、平成 28 年 12 月に新潟県内で開催予定のビジネスプラン
コンテストに参加し、将来の成長が見込める案件として上位3名に選抜された者 2 ●助成対象事業 この助成金の対象となる事業は、次に掲げる事業です。 1 ビジネスプランコンテストで上位3件に選抜された事業計画 2 助成事業の実施期間内に創業に至る事業計画 3 1年以上の事業継続が見込まれるもの 4 3年以上の事業計画を策定するもの 次に掲げる事業は、助成対象外です。 1 風俗営業、性風俗営業、又は公序良俗に反する事業 2 NICOが不適当と判断する事業(助成対象外事業は次ページ) ※ 平成 28 年度に実施される国(独立行政法人を含む)、他の地方自治体及びNICOの創業支援の
補助金・助成金を活用する場合、本助成金との併用はできません。 ※ 同一の創業事業計画で他の補助金・助成金を申請中で、いずれの補助金・助成金も採択・交付決
定を受けた場合は、本助成金とその他の補助金又は助成金のどちらを活用するか、選択していた
だきます。 3 【助成対象外事業】 ○農業 ○林業 ○漁業 ○狩猟業 ○金融・保険業(生命保険媒介業、損害保険代理業、損害査定業を除く) ○娯楽業のうち風俗関連営業 ○競輪・競馬等の競争場・競技団 ○パチンコホール ○ビンゴゲーム場、射的場、スロットマシン場 ○芸ぎ業 ○場外馬券売場及び場外車券売場 ○競輪競馬等予想業 ○芸ぎ周旋業 ○集金業・取立業(公共料金またはこれに準ずるものに関するものを除く) ○興信所のうち身元調査等個人のプライバシーに係わる調査を主におこなうもの ○易断所・観相業 ○相場案内業 ○病院 ○一般診療所 ○歯科診療所 ○助産・看護業 ○歯科技工所 ○獣医業 ○学校(学校法人が経営するもの) ○法律事務所、特許事務所 ○公証人役場、司法書士事務所、土地家屋調査士事務所 ○公認会計士事務所、税理士事務所 ○社会保険労務士事務所 ○通訳案内業 ○不動産鑑定業 ○行政書士事務所 ○宗教・政治・経済・文化団体その他の非営利事業及び団体、LLP(有限責任事業組合) ○風俗営業等の規制及び業務の適正化に関する法律第2条第1項び第5項に規定するもの ・風俗営業(第 1 項) キャバレー(第 1 号)、スナック・バークラフ(第 2 号)、ナイトクラブ(第 3 号)、低照度飲食店(第 5 号)等 ・性風俗関連特殊営業(第 5 項) 店舗型性風俗特殊営業、無店舗型性風俗特殊営業、映像送信型性風俗特殊営業、店舗型電話異性紹介営業、
無店舗型電話異性紹介営業 ○その他公序良俗等の観点から対象とすることが適当でないと認められる事業 4 ●助成事業の実施期間(助成期間) 2年度以内(交付決定日から開業1年後に当たる日まで又は平成 30 年2月末日まで) ただし、下記のとおり各年度で精算が必要です。 また、平成 29 年度以降の継続交付申請にあたっては、平成 29 年4月1日以降に 改めて交付申請していただき、交付決定を受ける手続きを経ていただく必要があり ます。 (平成 28 年度) 交付決定日(申請日の約1か月後を予定)から平成 29 年3月 20 日まで (平成 29 年度) 平成 29 年4月1日から、開業1年後に当たる日※ ※ 終期は、いずれか早
又は い方の日まで 平成 29 年4月1日から、平成 30 年2月末日※ (例)開業日が H29.2.1 の場合、終期は H30.2.1(助成期間:H29.4.1∼H30.2.1) ●助成限度額及び助成率 起業に必要な経費について上限500万円まで、対象経費の2/3以内を支援します。 ●助成対象経費 1 助成対象経費の内容 下記のうち、助成事業の実施期間内に契約、取得、支払が完了する経費が対象です。 経 費 区 分 助 成 対 象 経 費 ・事業開始に必要な機械設備、工具器具等の購入・改良・借
用・修繕に要する経費 ・事業所の増改築費 ※新築費は対象外 ・事業用車両購入費 事業拠点開設費 ※乗用車(3、5ナンバー)は対象外(旅客運送業を除く。
) ・法人登記費用(印紙・登録免許税を除く。) ・消耗品費 ・その他必要と認められる経費 事業促進費 ・人件費(本人、3親等以内の親族、役員を除く。) ・賃借料 ・光熱水費 ・通信運搬費 ・広告宣伝費 ・その他必要と認められる経費 5 2 助成対象経費の支払方法 銀行振込み、銀行口座振替、小切手、自己振出の約束手形のいずれかで行ってくだ
さい。(※原則として、現金による直接支払は認められません)。 ●助成金の交付条件など ○ 助成金の交付時期は、原則として経費の支払を終えた後の精算払となります。 ○ 助成金の性質上、各年度の事業終了後、実績報告書とともに各経費について支払証
拠書類を提出していただき、助成対象として適正かどうか審査を行います。 (不適正だと判断された場合) 当該経費に係る分は、助成対象外となります。(助成金はお支払いできかねます。) ○ 当該対象経費が助成対象になるか、支払証拠書類が十分かどうかなど、判断に迷うも
のがあれば、随時NICOにご確認ください。 ●交付申請手続き 1 申請書類 交付申請に必要な書類や手続き等は、NICO から最終選抜者(3名)に直接送付・ご
連絡します。 2 申請書類の作成 申請書の作成に際しては、NICO が相談に応じます。 3 申請書類の提出先・申請期間 (1) 提出先(NICO) (2) 申請期間 ビジネスプランコンテスト終了時∼別途 NICO が定める日 ※提出方法は、簡易書留による郵送としてください。 ●助成事業の交付決定について 提出された申請書をもとに内容を審査し、書面により交付決定を通知します。 ※助成金の採択後、創業者名、住所(市区町村名)、業種名、事業概要等を公表いたします。 なお、NICOが通知する助成金交付決定額は、助成限度額(上限)を明示するもの
であって、助成金支払額を確約するものではありません。 6 ●事業計画の評価基準について 創業事業計画は、以下のポイントを重点に審査を行います。 (1) 創業事業計画の新規性・独自性 ・独自の技術、ノウハウ、アイデア等に基づく事業計画か ・新たな価値を生み出す又は付加する商品やサービス等を提供するものか (2) 創業事業計画の具体性 ・創業の時期について具体的な青写真があるか ・創業する場所は決まっているか ・必要な従業員は確保出来ているか ・売上、費用、利益などの損益計画の予想が出来ているか ・必要な資金(設備資金、運転資金)を確保しているか ・その事業について十分な知識と経験があるか、経験不足を補う方策はあるか (3) 創業事業計画の実現可能性 ・事業の目的が明確であるか ・事業に志と情熱を持っているか ・商品・サービスは顧客のニーズにマッチしているか ・許認可を伴う業種はその取得が可能か ・受注見込み先、仕入見込み先の人脈や信用力があるか (4) 創業事業計画の継続性 ・商品・サービスのセールスポイントはあるか ・競合他社や商品の価格帯を調査した上で競争力があるか ・創業場所は事業に適した場所か(立地、規模、コスト等) ・自己資金は十分に準備しているか (5) 創業事業計画の社会性 ・助成金の受給を目的とする事業計画でなく創業の必要性が認められるか ・雇用の創出効果は高いか ・県内の地域資源を活用するなど県内への波及効果が認められるか 7 ●助成事業者の義務 助成金を受けた場合は、以下の事項を守らなければなりません。 1 助成事業の内容を変更しようとする場合は事前に承認を得ること。 2 事業途中での中止や廃止は、真にやむを得ない場合以外は認められません。 3 事業完了後、実績報告書を提出すること。 4 事業により取得し、又は効用の増加した財産は、事業終了後も善良なる管理者の注
意をもって管理し、助成金交付の目的にしたがって効率的な運用を図ること。 5 事業により取得し、又は効用の増加した財産を処分する場合は、事前に承認を受け
ること。また、処分により収入があった場合には、その収入の全部又は一部について
NICOへの納付を求める場合があること。 6 事業の成果の企業化、事業により取得した工業所有権の譲渡、実施権の設定等によ
り収益が生じときは、交付した助成金の全部又は一部に相当する金額についてNIC
Oへの納付を求める場合があること。 7 事業に係る収入及び支出を明らかにした帳簿及び証拠書類を事業が完了した日の属
する年度の終了後5年間保存すること。 8 助成事業の実施期間終了後5年間、企業化状況報告を行うこと。 8 ●応募から助成事業の候補者決定までの流れ セミナー・説明会 ① 「創業事業計画」の提出 書面審査 ② 審査結果の通知
潟チャレ ※ 選抜者に、第2回選考会を案内 第2回選考会(ビジネスイノベーションキャンプ) 応
募
者
事務局 ③ 審査結果の通知
※ 選抜者に、最終選考会を案内 創業事業計画のブラッシュアップ 支援 専門家 最終選考会(ビジネスプランコンテスト) 潟チャレ ④ 採否通知(助成金交付候補者決定) 助成金交付申請 9 事務局 ●最終選抜された場合、交付決定から助成金支払までの流れ 平成 28 年度 申
請
者
① 交付申請(H28 対象経費分) NICO
② 交付決定(H28 対象経費分) 創業(個人開業、会社設立) 平成 28 年度 ③ 事業実績報告(経費の支払後) ④ 助成金支払(精算) 平成 29 年度(継続申請の場合) 申
請
者
① 交付申請(H29 対象経費分) NICO
② 交付決定(H29 対象経費分) ③ 事業遂行状況報告(中間報告) ④ 事業実績報告(経費の支払後) ⑤ 助成金支払(精算) 10 ●交付決定以降のスケジュールについて 1 採否通知 助成金の採否の結果を、NICOから申請者宛てに郵送にて通知します。 採択された場合、交付決定日(申請日の約1か月後)から平成 29 年3月 20 日まで
が助成事業の実施期間となります。その間に契約、取得、支払が完了する経費が助成
対象となります。それ以外のものは助成対象外となりますのでご注意ください。 また、継続申請する場合は、平成 29 年4月1日以降に改めて交付申請していただく
必要があります。継続申請した場合、助成事業の実施期間は、交付決定日から開業1
年後に当たる日又は平成 30 年2月末日のいずれか早いほうの日までとなり、その間に
契約、取得、支払が完了する経費が助成対象となります。 2 交付決定者(採択者)説明会 助成金交付までのスケジュールや事務手続き、注意点についてご説明します。 3 事業遂行状況報告書の提出 事業の進捗状況の中間報告を行っていただきます。随時、現地調査も行います。 4 実績報告書の提出(事業の完了後) 創業後、支払済の助成対象経費に関する支払証拠書類(見積書、契約書、納品書、
請求書、領収書等)の写しを報告書に添付して提出していただきます。 随時、現地調査を行います。 5 助成金の交付 助成金の交付は、原則として、助成対象経費の支払を終えた後の精算払となります。 6 企業化状況の報告(5年間) 事業終了後5年間、各年における助成事業成果の企業化状況を報告していただく
とともに、助成事業に関する調査に協力していただきます。 11 【お問い合わせ先及び助成金の交付申請先】 公益財団法人にいがた産業創造機構 担当:経営支援グループ 創業・経営革新チーム 住所:〒950-0078 新潟市中央区万代島5-1 万代島ビル9階 電話:025-246-0051(直通) 12