2005 年 3 月 29 日 PREPSG05-12 アジレント・テクノロジーとネット

2005 年 3 月 29 日
PREPSG05‑12
アジレント・テクノロジーとネットマークスが、
ファイバ・チャネル用プロトコルアナライザの販売で業務提携
アジレント・テクノロジー株式会社(社長:成松洋、本社:東京都八王子市
高倉町 9 番 1 号)と株式会社ネットマークス(東京都港区元赤坂 1‑3‑12 代表
取締役社長:長尾多一郎)は、アジレント製のファイバ・チャネル用プロトコ
ルアナライザの販売およびサポートについて業務提携したことを発表します。
この提携の第一弾として、ネットマークスは、4 月 1 日から「Agilent 1735A フ
ァイバ・チャネル・テスト・モジュール」を中心とした、アジレント製測定器
の販売を開始します。ネットマークスでは、アジレント製品の販売で初年度 2
億円の売上げを予定しています(参考価格:基本構成で 400 万円から)。
今回の提携により、アジレント製のファイバ・チャネル用プロトコルアナラ
イザについて、ネットマークスは主に日本国内のコンピュータ、ストレージ(大
規模記憶装置)、ネットワーク機器メーカ向けの販売、サポートを独占的に行
なっていきます。一方、アジレントは、この分野の製品については、日本国内
の通信事業者向けの販売・サポートに経営資源を集中します。
両社がそれぞれの得意とするお客様への販売・サポートに注力することで、
お客様にあった最適な提案やサービスを提供していくとともに、両社のビジネ
スを拡大していきます。
お客様向けのセミナや、展示会への出展などは、アジレント、ネットマーク
スが共同で行なっていきます。また、両社は製品トレーニングや技術サポート
などにおいて、密接に協力していきます。
販売提携の背景
ネットマークスは、1998 年より、ファイバ・チャネル用プロトコルアナライ
ザを販売してきました。特にコンピュータ、ストレージ、ネットワーク機器メ
ーカを中心に数多くの販売実績があり、優れた技術ノウハウを蓄積しています。
そのため、お客様からの認知度も高く、非常に高い信頼を得ています。
アジレント・テクノロジーは、2004 年 12 月にファイバ・チャネル用プロトコ
ルアナライザを発表し、販売を行なってきました。動きの早いネットワーク業
界で、製品を早期に市場に浸透させていくためには、コンピュータ、ストレー
ジ、ネットワーク機器メーカ向けの販売については既に高い実績のあるネット
マークと協業し、自社の経営資源は通信事業者向けの販売に集中することが最
適と判断し、今回の提携に至りました。
市場状況
企業内等でサーバとストレージをつなぐ専用のネットワークである SAN(スト
レージ・エリア・ネットワーク)は、ストレージの一元的な管理やデータの共
有が容易になる等の利点があることから、普及が進んでいます。現時点では、
SAN を実現する技術としてファイバ・チャネルが多く使われています。
SAN を構成するファイバ・チャネル機器の開発、設計には、プロトコルレベル
での検証が極めて重要です。また、SAN は規格化が進んでいますが、マルチベン
ダ環境でのシステム構築の際には「相互接続性に絡み SAN が正常に動作しない」
「期待したパフォーマンスが出ない」といった問題が生じる恐れがあります。
そのため、ファイバ・チャネルネットワーク機器の開発、設計や SAN の構築な
どにおいては、ファイバ・チャネル・プロトコル解析、トラフィック・モニタ、
パフォーマンス・テストを行なう必要があります。
「Agilent 1735A ファイバ・チャネル・テスト・モジュール」
「Agilent 1735A ファイバ・チャネル・テスト・モジュール」は、「Agilent 1730
ストレージ・エリア・ネットワーク・テスト・システム・シリーズ」にファイ
バ・チャネルのリアルタイム・プロトコル解析機能を追加できるモジュールで
す。これにより、「トラフィック・モニタ」「パフォーマンス・テスタ」「ファイ
バ・チャネル・プロトコルアナライザ」の機能を 1 つのテスタで実現していま
す。複数の機器を準備する必要がなくなることから、効率的な試験が行なえる
ようになるほか、テストコスト削減にもつながります。
また、データ転送速度は、ファイバ・チャネルで現在主流となっている 1、2Gb/s
(ギガビット/秒)のほか、現在開発が進んでいる 4Gb/s にも対応しています。
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お客様からのお問い合わせ先(記事掲載時の連絡先もこれでお願いします):
アジレント・テクノロジー株式会社
計測お客様窓口
電話:0120‑421‑345
株式会社ネットマークス
ストレージネットワーキング事業部
電話:03‑3423‑5953 E‑mail:[email protected]
この発表に関する報道関係者各位からのお問い合わせ先:
アジレント・テクノロジー株式会社
企画・広報部 関 英樹
電話:0426‑60‑8426
株式会社ネットマークス
マーケットコミュニケーション部 三谷 一志
電話:03‑3423‑5782 E‑mail:[email protected]
アジレント・テクノロジーについて
アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、コミュニケーション、エレクトロ
ニクス、ライフサイエンス、化学分析市場におけるグローバル・テクノロジー・
リーダーです。28000 名の従業員を擁し、110 カ国以上でビジネスを展開してい
ます。アジレントは、2004 年度、72 億ドルの売上高を達成しました。アジレン
ト・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
http://www.agilent.co.jp
ネットマークスについて
ネットマークスは、メーカにとらわれることなく時代に即したネットワーク
構築というニーズの高まりを背景に、マルチベンダ環境でのネットワークシス
テムインテグレータとして 1997 年に設立されました。最新技術にも柔軟に対応
するネットワークシステムの構築をベースに、重要な情報を確実に守るセキュ
リティシステム、データを安全に保管し最大限に有効活用するためのストレー
ジネットワークシステム、また構築したシステムの運用・監視を行なうアウト
ソーシングサービスの 4 つのソリューションを基幹ビジネスと位置付け、これ
らを融合させ、設計、構築、運用・監視、保守にいたるまでトータルにお客様
をサポートしております。
http://www.netmarks.co.jp