ロングウッドジュニアテニスアカデミー/沖縄遠征2014 プレーヤーレポート

ロングウッドジュニアテニスアカデミー/沖縄遠征2014
プレーヤーレポート
2014年1月10日(金)~1月14日(火)
遠征は一種の冒険である。頼る者のいない中で、恐怖や不安と戦いながら、すべてのこと
を自分でするという経験は、感性を磨くまたとないチャンスだ。冒険のような経験を通し
て智恵と勇気を獲得する。敗戦で学ぶことは、<自分の弱さ>だ。この事実を認識するこ
とからはじめなければならない。
それが十分に認識できたら、次は弱さの原因について考えてみる。技術的に未熟な点、体
力面での問題点、メンタル面での課題など、多くの原因が考えられるだろう。戦術的な課
題が思い浮かぶかもしれない。それらを書き出してみるのが良い。できるだけ早いうちに
強く記憶にとどめるべきだ。一流選手は、このような自己分析が明確にできる。ミスや敗
因を強く記憶にとどめることで、弱点を克服する方法や次に勝つための戦術などについて
質の高いイメージを持つことができる。
<山口久美子>
◎ミーティング
・「このキャンプのお金が高いから試合に負けてはいけない」
というプレッシャーに負けてはいけない。
Q心の問題と技術の問題で今すぐ変えられる方は?
A、心の問題
試合前の心の準備が大事。構えで試合に対する、態度の見え方が変わる。
・テニスが楽しいと思っている時は、あまり伸びない。
苦しい時こそチャンス
苦しくさせるためには、何かを変える。
"今回私は、ラケットを大島コーチのを使わせてもらいました。最初は、すごく重く感じて
なかなかプレーが上手くいきませんでした。だけど、わざと逆クロスの練習をしたりしま
した。"
( チャレンジしてみる。)→ガマンする力がなければ出来ない。
・試合前のワォーミングアップは、人に言われてからやっても意味がない。
・試合で負けたときの事を明確に覚えている人は、次回同じミスを繰り返さない。
・ダブルフォルトが多くなってきた時は、ファーストから工夫する。
ミスしたくないポイントのときは、
「絶対にここに打つ。」と自分に言い聞かせる。
◎試合ですごく心に残ったポイント
・2 日目の試合で 40ー40 の時に、ダブルフォルトをしてしまいました。
・4 日目の石川さんとやった時に、最後のポイントでフォアのクロスでつなげていたのに、
逆クロスで強く打ってネットしてしまいました。→スライスでもいいから絶対入れること。
◎まとめ
今回の試合では、集中できずに心で負けていた部分や工夫できずプレーに、自信が無くな
っていった部分がありました。技術の問題もあるけど、心の問題でも負けているのでこれ
からは、自分に難しい課題を持たせてチャレンジしたいと思います。
<牧田真夕>
遠征の意味と思ったこと
○遠征では、自分のことがちゃんと出来て、団体行動を守ることが大切。テニスをするう
えで、そうゆうことがきちんと出来ることが大事。
○練習や試合において、プレッシャーに負けない強い心を培うため。
○勝てない原因、心の問題・技術の問題・体力の問題など、いろいろな・ことを克服して、
苦しい場面でも、あきらめない強い心で頑張ることが大事。
○苦しくても頑張って努力することで自信がつく、その為にも日頃から、トレーニングや
練習に真剣に取り組んで、チャンスをつかむ。
○コーチに言われたことや試合のことなど、ノートに付けて、忘れず記憶することで強く
なる。
沖縄遠征で学んだことは、全部「強くなる」につながっている。自己管理・メンタル・技
術・体力・記憶・工夫・集中力・・・。これらのことをいつも考え意識して、頑張りたい
と思いました。沖縄遠征5日間、ありがとうございました。
<岩本茉奈実>
今回心に残っていることは、二つあります。一つは、三日目の試合のことです。最初はリ
ードしていたけれど、どんどん追いつかれて最終的に私がダブルフォルトをして負けまし
た。追いつかれているとき、あと1ゲームとったら勝てる‼という思いがどんどん強くなっ
ていき、ポイントをとられるとビビッてしまいミスが多くなりました。40―15でリー
ドをしているのにダブルフォルトをして1ゲームをとられました。だから、
・相手ともっとラリーを続け、チャンスをよく見てプレイをする
・ラリーの最中にフレームに当たっても「あっ」とか言わずに、次相手がどう打ってくる
かを予想し、きちんとカバーをする
・強いボールばかり打たず、厳しいときにはロブやスライスでかえしたり、スピンのショ
ートクロスを打ったりして相手を動かす
などして、もっと考えて試合をしていく。
もう一つは、気持ちのコントロールをすることです。試合で、0―3になったり、ダブル
フォルトを1ゲームをとられると、私はすぐにもう負けるかもと思ってしまいます。それ
でどんどん嫌になってきてラケットを蹴ったり表情が曇ってきます。でも、表情がくもっ
たり相手を睨んだりすると、相手にとって好都合だから、ポイントの間に深呼吸をしたり、
ジャンプや足踏みをして気持ちを少しでもコントロールして試合に集中していきます。
<小澤唯夏>
一日目のミーティングでは、「なぜ遠征に行った方が強くなるのか?」ということでした。
遠征に来たら絶対強くなると思われているというプレッシャーがあり、そのプレッシャー
に負けないようがんばるということです。
二日目のミーティングでは、「なぜ勝てないのか?」ということでした。
<心 技 体>
・心の問題は自分の考えで 強くなるため、戦っていくための心を持つこと。
ミスをすると負けてしまうと思っています。けれど、それは間違っていると教えてもらい
ました。うまくいかないことをあ たりまえと思わないで、うまくいかないときこそ がんば
るということです
・勝つためには全力をつくす
・気持ちが上手くいかない、苦しいときこそがんばる
・根性がない
・練習で、がんばっていることは良いことだけど、 試合ではもっとがんばることが大事
ということでした。
<小池昂太朗>
今回の合宿は沖縄遠征にいきました。午前は練習。午後には試合をやりました。練習をし
ているときに、試合でうまく行かなかった所をなおせる様にしていきたいです。本当に勝
ちたいなら、めんどくさい事もやらないと行けないという事を学びました。試合で緊張し
すぎてミスをしてしないようにしたり、自分のプレーに自信を持ったりする事をすれば強
くなれる事を知りました。次からは試合の事を考えながら練習に取り組んでいきたいと思
います。
<野中玲弥>
今回の沖縄遠征では一日一日違うテーマでのコーチのお話しをたくさん聞くことができ、
たくさん学ぶものがありました。
遠征に行く意味:
コーチは遠征に行ったことでプレッシャーがかかるとおっしゃっていました。確かに、私
は 2 回目の沖縄遠征であり、行った人の中では 1 番年上でクラスも上だったのでとてもプ
レッシャーを感じていました。でも、さすがにプレッシャーがかかっているからといって、
トロピカルカップでは思い思いの結果は出せませんでした。今後の練習はコーチに言われ
たことを頭に入れて、絶対に強くなる!自分の為になる良い練習をする!と心に決め、プ
レッシャーに押し潰されないように自分に厳しくやっていきたいと思います。
心・技・体:
『体』は、私の場合少し弱いですがストレッチをすればおさえられるものであり、別に体
力が限界で試合に負けるということは今のところありません。なので『体』は、意識して
しっかりトレーニングをしていればあまり問題無いと私は思いました。
『技』の場合、3 つの中でも 1 番変えにくいものだと思います。今回の試合中でも、遠く
に打たれたボールをカバーする時、上半身を折って打ってしまう癖が出てしまいました。
でも緊張もあり試合中にいきなり直そうとしてもなかなか難しいと思います。なので、1000
回練習し出来るだけ癖を早く直していきたいです。
『心』は、意識すれば強くなるための心を強くできるとおっしゃっていました。でも私は
始め、この中で 1 番変えにくいものはこれだと思っていました。上手くいかなかったら自
分が嫌になってしまうこともあるし、相手がミスジャッジをしてきたらイライラしてしま
います。でも、上手くいかなかった時にどれだけ頑張れるかが大事。と言われた時私は、
嫌で嫌でしょうがない気持ちは出来るだけ忘れ、次のプレーを新しい気持ちでやろうと思
いました。なので私は、打ち込みからのポイント練習の時などに、入らなかった時にミス
が続くのでこの気持ちを意識してやっていこうと思います。
これからもコーチに言われたことは忘れず、意識して練習し、試合で 1 番のプレーが出来
ることを目標に頑張っていきます。
<野中美瑠>
初日のテーマは、「なぜ練習時間が減るのに遠征に出るのか」でした。それは
・わがままを無くす
・自己管理を自分でやる
・人に頼らない
ことです。わがままをする人は、この遠征に参加しない方がいいといっていました。しか
も遠征に出るということは、プレッシャーになります。遠征に出て一回戦目で負けたらみ
んなに「なんだ。全然強くなってないじゃん」と言われるかもしれないと思うからです。
こんなこと言われると悔しいからプレッシャーでこういう事を言われないようにするため
には、
・強くなったと思わせるように練習を頑張る
・痛くても耐える
・プレッシャーに負けないように頑張る
このようなことをするのです。このようなことをする理由は、誰でも人に褒めて欲しくな
るから自分の為にも嬉しいと思えるようなテニスをすることです。すごく良いそしつがな
くても根性があれば勝てるとコーチは言っています。だから諦めが早いと負けてしまうそ
うです。
二日目のテーマは「勝てない理由」でした。それは、心の問題,技術の問題,体力の問題
でした。でもこれは技術の問題だけ簡単に変えれるわけじゃないです。心でも、シングル
スをしてミスをしたらむかついてしまうけどダブルスでは、ミスをしても全然気にしない
ような風になってしまうからシングルスとダブルスでは、同じテニスをした方が良いと言
っていました。コーチは、みんなは強くなるためのようそが足りないと言っていたので、
私は、どうしたら強くなるのかなと考えてみたいです。
心の問題は、自分で変えられると言っていました。私は、ミスをしたらむかついて思い通
りにいかなくて負けてしまったことがありました。でもイライラ=負けというのは、おか
しくてイライラしても 気持ちを切り替えて直せば勝てると思いました。私は、上手くいか
ない時にすごく不安な気持ちになって落ち込んでしまっているけどその上手くいかないと
きほど声やガッツを出すことが大事だと分かりました。コーチは、練習では本気を出さな
くてもいいけど試合では本気で頑張る事が大事だと言っていました。なので、試合と一緒
のマッチ練習がとても大事だと分かりました。
三日目のテーマは、「かっこいい勝ち方いいと思う人は強くならない」でした。テニスは、
勝ったもん勝ちと言っていました。テニスは、たまたま勝ったじゃなくて、勝ったは勝っ
ただからたまたまじゃないのです。
三日目のミーティングでは、「苦しいと思うときこそがんばる」ということでした。
いやなことをさけようとしている。いやなことをしないとチャンスがない→いやなことは
チャンスということでした。
四日目のミーティングでは、「強くなる選手は記憶する」ということでした。
・くやしい気持ち
・色々なことを記憶する
負けてくやしかった試合は必ず覚えている、それを忘れられない選手は強くなるというこ
とでした。
この四日間のミーティングで色々なことを教えてもらいました。
一つ目は、プレッシャーに勝つこと
二つ目は、勝つためには全力をつくすこと
三つ目は、いやなことはチャンスだということ
四つ目は、負けてくやしかった試合を忘れない選手は強くなるということ
これらのことを、今後の試合や練習の中でしっかり生かしたいと思います。五日間ありが
とうございました。