著書、学術論文等の名 称 単著

単著、 発 行 又 は 発 行 所 、 発 表雑
著 書 、学 術論 文等 の名
共著の 発 表 の 年 誌 等 又 は 発 表学
称
別
月
会等の名称
Ⅰ 著書
1.ブルデュー社会学と
スポーツ研究の可能性
『スポーツ・レジャー
社会学 オールタナ
ティブの現在』所収
(156〜169頁)
共著
2.公営避難所(M小学 共著
校)の運営と避難者の
生活 『阪神・淡路大
震災・被災から再生へ
─A街区と住民の記録
─』所収(91〜116頁)
3.農業経営の変化と担
い手問題─『戦後第三
世代農民の積極層』の
存在形態─ 『東北の
小さな町』所収(12
5〜163頁)
共著
概
要
1995年10月 道和書院
共著者:デービッド・ジェリー、山下高
行、清野正義、ジョン・ホーン、橋本純
一、三浦弘次、棚山研、川口晋一
この論文はフランスの社会学者ピエー
ル・ブルデューの社会学理論と、彼のス
ポーツ研究との関連性を明らかにし、今
後のスポーツ研究への応用可能性につい
て考察したものである。特に、彼の階級
論とスポーツ実践との関係に着目し、貴
族的スポーツがいかにして、庶民階級的
プロ・スポーツや中間階級的市民スポー
ツの生成、発展へとつながっていったの
か、について理論的に考察した。
1996年4月 立命館大学阪神・
淡路大震災復興
プロジェクト社
会システム部会
(産業社会学
部)
共著者:清野正義、辻勝次、李鎮東、河
原晶子、樋口博美、中川勝雄、近藤理
恵、中川順子、吉川忠寛、棚山研、川口
晋一
立命館大学「阪神・
淡路大震災研究プロジェクト」の調査研
究に基づく論文である。この震災では避
難所が長期にわたって開設されたことが
大きな特徴であり、それに伴う避難所の
設備、運営、責任主体などの多くの問題
が浮き彫りにされた。本論文では、開設
された全避難所および長田区について蓄
積されたデータを要約し、その上でM小
学校避難所の特色を位置付けた。その特
徴はボランティアが避難所閉鎖までの
7ヶ月にわたって滞在し運営を担った点
に集約される。ボランティアが長期滞在
することによって行政や避難者の姿勢に
いかなる影響があったのか、また、縁故
避難をした人などと比較して、避難所避
難者(特に長期避難者)の社会的属性、
震災前後の生活状況、生活再建への展望
についても考察した。
1997年1月 恒星社厚生閣
共著者:清野正義、長谷川秀樹、樋口博
美、熊原理恵、棚山研、中村文哉、
この論文は文部省科学研究費助成による
「東北農村の農業経営と工業化政策の矛
盾的構造と主体構成の問題」をテーマに
した調査に基づき執筆した。調査対象地
の福島県小高町は水稲耕作中心の農家が
多い、典型的な東北農村である。特別な
観光資源もなく、農業生産の後退と工業
化の遅れに加えて、原子力発電地帯固有
の地域開発の行き詰まりを打開する方策
が求められている。本論文は戦後一貫し
て農業を担ってきた高齢者層が引退する
時期を迎え、農業就業人口が激減する時
期が迫っていて、高齢者層に代わりうる
後継者が存在するのかという問題を分析
している。
単著、 発 行 又 は 発 行 所 、 発 表雑
著 書 、学 術論 文等 の名
共著の 発 表 の 年 誌 等 又 は 発 表学
称
別
月
会等の名称
概
要
4.避難所生活を巡る教
員、ボランティア、避
難者の関係─長田区M
小学校を事例として─
『阪神・淡路大震災の
社会学 第2巻 避難
生活の社会学』所収
(55〜65頁)
共著
1999年2月 昭和堂
共著者:柴田和子、岡本晴行、日野謙
一、西田芳正、原田隆司、黒木雅子、山
西裕美、立木茂雄、棚山研、辻勝次、中
西典子、岩崎信彦、西村雄郎、国場壱
子、麦倉哲、文貞實、浦野正樹、浅野慎
一、過放、内藤三義、京谷朋子、野田
隆、菅磨志保、荻野昌弘、高坂健次、鵜
飼孝造
立命館大学「阪神・淡路大震災研究プロ
ジェクト」の調査研究に基づく論文であ
り、上記2.を大幅加筆補正したもので
ある。本論文では、地震直後から7ヶ月
余りにわたって、厳しい避難生活の舞台
となった学校避難所について、教員、ボ
ランティア、避難者の相互関係、そこへ
の行政のかかわり方に限定して考察を加
えた。当該避難所の最大の特徴はボラン
ティアが長期間(7ヶ月)にわたって滞
在し、避難所運営に関わり続けたことに
あるが、他方で「避難者の自治」が出来
なかったことや、教員や行政のかかわり
方に大きな論点があった。
5.グローバリゼーショ
ンのなかのオリンピッ
ク─政治的干渉と商業
主義のはざまで─
『地球村の思想』所収
(275〜287頁)
共著
2001年12月 新評論
共著者:片岡幸彦、幸泉哲紀、小林誠、
木村宏恒、家正治、ミリアム・ロー
ウィ、吉村宗隆、長沢宏、三村正治、ル
イス・アルベルト・マルチノ、佐野誠、黒
田壽郎、八木啓代、岡本義温、エルモス
タファ・レズラズィ、池田知隆、スマ
ナ・バルア、色平哲郎、杉原充志、両角
英郎、棚山研、高垣友海、マフディ・エ
ルマンジェラ、奴田原睦明、芝山豊、松
本祥志、山本伸、北島義信
『地球村の思想』というテーマに即し
て、本論文では、オリンピックが人類の
無限の発展可能性と、フェアプレイを通
じた人類の平和的共存への希望を示して
きたとの観点から、オリンピックの理想
と現実について論じている。具体的に
は、政治的干渉を拒否するあまり、商業
主義の陥穽にはまりつつあるオリンピッ
クが今後どうなるのか、という問題を
扱っている。結論として、スポーツのグ
ローバリゼーション、そしてナショナリ
ズムとスポーツ・ユートピアはメディア
化するスポーツ状況の中で共存しうる、
ただしそれは商業主義に最低限レベルで
抵抗する努力が前提であると論じてい
る。
単著、 発 行 又 は 発 行 所 、 発 表雑
著 書 、学 術論 文等 の名
共著の 発 表 の 年 誌 等 又 は 発 表学
称
別
月
会等の名称
Ⅱ 学術論文
1.少年野球の危機と、
指導者意識─大阪・千
里ニュータウンを事例
として─
単著
1995年9月 立命館産業社会
学会『立命館産
業社会論集』第
31巻第23号
(51〜69
頁)
概
要
当時、「Jリーグ人気」の他方で、野球
人気の衰退が話題となっていた。そこ
で、かつて少年野球が活発であった大都
市近郊地域(千里ニュータウン)で指導
者への調査を行った。少年野球衰退の原
因が少子化の結果なのか、野球人気の衰
退にあるのかについて、指導者の意識に
注目して分析した。指導者の2割は「中途
退団」の理由として、「他のスポーツへの
移行」をあげている。他方、子どもが野
球を忌避する理由として、野球に結びつ
く「努力」「鍛錬」のイメージ、勝利至上主
義、大人主導の運営などがあげられてい
る。
2.グリーン・ツーリズム 単著
の発展可能性 ポスト・
バブル期における余暇
志向との関連で
1998年4月 基 礎 経 済 科 学研 近年、「グリーン・ツーリズム」という
究 所 『 経 済 科学 言葉を良く聞くようになったが、そのコ
通 信 』 第 86 号 ンセプトや発展可能性について、近年の
(82〜92頁)
余暇志向の動向と関わらせて論じた。注
目すべきは日本でも、農村や農業の「公
益的価値」への認識が高まっており、そ
の背景には「自然環境」、「健康」、「食
の安全性」への関心の高まりがある。日
本での「グリーン・ツーリズム」の状況
は、また端緒的であり、都市住民の労働
時間制度の見直しや、農村側の受け入れ
態勢など課題が山積している。しかし、
農業危機の中で、農村と都市の交流を促
進する意味で「グリーン・ツーリズム」
的取り組みの意義を強調した。
3.スポーツNPOの可
能性―W杯開催地(新
潟)の事例から
2003年2月 学校体育研究同
志会『運動文化
研究』21号
(18~25頁)
単著
2002年のサッカーW杯日韓共催大会の開
催に伴い、ゲーム開催地での市民の動き
に注目した調査論文である。とりわけ調
査対象地の新潟はJリーグチームがある
もののサッカーの伝統は皆無に等しく、
開催直前に至るまで盛り上がりに欠いて
いた。そのような状況のなかで、Jリー
グチームの活躍と連動したボランティア
グループの活動に注目し、その運営方法
の工夫、活動主体のあり様、既存サッ
カー団体との関係、W杯本番での活動に
ついて執筆した。なお、このグループは
NPO法人格も取得し、最近では新潟を
スポーツタウンにする政策提言も行うな
ど、活動の可能性をさらに広げてきてい
る。
単著、 発 行 又 は 発 行 所 、 発 表雑
著 書 、学 術論 文等 の名
共著の 発 表 の 年 誌 等 又 は 発 表学
称
別
月
会等の名称
概
要
4.ブルデュー社会学に
おける「身体」の位置
づけについて
単著
2004年9月 羽衣国際大学産
業社会学部『産
業・社会・人間』
No.4(83〜93
頁)
5.スポーツクラブと都
市マーケティング
単著
2006年11月 羽衣国際大学産 近年、都市再生やまちづくりの発想法と
その他
学会発表
1(学会発表)大都市近 単独
郊における少年野球
チームの運営と指導者
層の意識について
近年、諸科学において「身体」をめぐる
議論が活発である。人文・社会科学にお
いては「理性」への信頼が揺らぐにつ
れ、「身体」の「復権」とも言うべき議
論が現れてきた。ピエール・ブルデュー
は社会学者であり、また構造主義の流れ
に属する。フランス現代思想において、
「身体」はサルトルやメルロ=ポンティ
らの「主体の哲学」、また、レヴィ=ス
トロース、フーコーらの構造主義者か
ら、ともに論じられてきた。以上の背景
を前提として、ブルデューが「身体」を
通じて現代フランス社会に何を見たの
か、「身体」の重要性を見出したアル
ジェリアでの民族学的研究、さらに構造
主義の「巨人」レヴィ=ストロースを乗
り越えるキーワードとなった身体、と
いった論点について考察し、ブルデュー
社会学において、「身体」が重要な位置
を占めていることを論じた。
業社会学部『産
業・社会・人間』
No.8(41〜55
頁)
して「都市マーケティング」という概念
が使われている。それは都市をひとつの
経営体として捉え、周辺の都市との競争
において、顧客としての住民をいかに満
足させるという考え方に基づいている。
本論文では、その一つの手段として地域
スポーツクラブが有効に機能しうるとい
うことを、スポーツクラブの「先進国」
ドイツの調査結果と、日本との比較を通
じて論じている。ドイツのスポーツクラ
ブは100年以上の歴史を持つものが少な
くないが、その活動を下支えする行政の
姿勢が確固としているために、クラブが
継続的に活動でき、都市の魅力の重要な
資源となっていることを論じた。
1995年3月 第4回日本スポー
ツ社会学会大会
報告(於:明海大
学)
学術論文1.の前提となった研究報告で
ある。当時、「Jリーグ人気」の他方
で、野球人気の衰退が話題となってい
た。そこで、かつて少年野球が活発で
あった大都市近郊地域(千里ニュータウ
ン)で指導者への調査を行った。千里
ニュータウンの地域的特徴とジュニアス
ポーツの現状について紹介した後に、少
年野球チームと指導者層の階層性や意識
について分析を試みた。結論として、少
年野球の衰退は少子化の影響だけではな
く、ジュニアスポーツにおける野球の人
気低下であり、その背景に野球にまつわ
る指導者層のスポーツ観などの問題があ
ると指摘した。
Ⅲ
単著、 発 行 又 は 発 行 所 、 発 表雑
著 書 、学 術論 文等 の名
共著の 発 表 の 年 誌 等 又 は 発 表学
称
別
月
会等の名称
2(学会発表)ピエー
単独
ル・ブルデューの文化資
本論の立場
1995年9月 第68回日本社会
学会大会一般研
究報告(於:東京
都立大学)
3(学会発表)街区の特 共 同報 1996年5月
徴と住民の避難類型― 告
神戸市長田区A街区の
事例から―
単独
4(学会発表)ピエー
ル・ブルデューの「ディ
スタンクシオン」論の
射程
第47回関西社会
学会研究報告
(於:吉備国際
大学
概
要
ピエール・ブルデューが提唱した概念の
うち、代表的なものの一つに「文化資
本」概念があげられる。ブルデューは
「人的資本」概念を批判する中で、経済
的な豊かさに還元されない文化資本概念
を提唱し、同時にそれは経済的相続では
ない文化的相続というべきものによって
受け継がれていくことを論じた。さらに
文化資本の蓄積は「世代を超えた時間の
蓄積」によってはかられていくと述べる
が、それは労働(労苦)から免除された
自由な時間の蓄積でもあり、そのような
時間の蓄積が経済的に可能な階級のみが
文化資本の蓄積を可能にする。文化資本
は単純に文化的な再生産過程ではなく、
豊かな経済資本を自由な時間に転換させ
ることによって蓄積され、それがまた学
歴取得を経て莫大な経済資本に転換され
るというのが、ブルデューが文化資本論
を論じるうえでの立場性である、といっ
たことを発表した。
共同報告者:河原晶子、近藤理恵、樋口
博美
立命館大学「阪神・淡路大震災研究プロ
ジェクト」の調査研究に基づく発表であ
り、棚山の担当部分は「公営避難所の運
営と非難者の生活―神戸市長田区A小学
校を事例として―」であり、著書2.と4.
の原型となった。地震直後から7ヶ月余
りにわたって、厳しい避難生活の舞台と
なった学校避難所について、この震災に
おける避難所全体との関係で特徴づけ、
避難所運営を「混乱期」、「教員主導
期」、「ボランティア主導期」に分けて
分析し、その中での避難者の避難生活に
ついて、特に長期にわたって避難所に滞
在していた人の特徴等を中心に分析し
た。
1996年11月 第69回日本社会 ピエール・ブルデューの代表的著作に
学会大会一般研 『ディスタンクシオン』があるが、その
究報告(於:琉球 中で現代先進社会の消費が多様に発達す
大学)
る中で、消費財の象徴的側面が階級的卓
越化の性格を帯びていると論じた。そし
て、消費財には「生産の場」と「消費の
場」がそれぞれ自律的に成立しており、
その2つの「場」の出会いが具体的な趣
味やライフスタイルを実現させている
と、述べている。この報告では、この2
つの「場」の自律性と相互の関係性につ
いて述べた上で、各々の「場」における
「象徴闘争」が現代先進社会における多
様な卓越化の可能性をもたらしているこ
とを論じた。それは上流階級の独占物で
あった「文化資本」に種差的な多様性が
生じているということであり、大衆的文
化生産物のうちに、莫大な経済資本に転
化しうるものが現れていることによって
説明できると論じた。
単著、 発 行 又 は 発 行 所 、 発 表雑
著 書 、学 術論 文等 の名
共著の 発 表 の 年 誌 等 又 は 発 表学
称
別
月
会等の名称
5(学会発表)ブル
デュー理論におけるフ
ランス社会研究とアル
ジェリア研究の関係に
ついて
6.(翻訳)ジャック・
ドゥフランス「象徴的
分析の可能性と限界─
いかにしてスポーツ実
践の変容を解釈するか
─」
単独
概
要
1997年11月 第70回日本社会 ピエール・ブルデューの研究過程を辿る
学会大会一般研 と、その出発点はアルジェリアにおける
究報告(於:千葉 民族史的研究であり、その後にフランス
大学)
社会研究を開始し、ある時期にはその両
者が同時平行的に進められていた。ブル
デューについては、アルジェリア研究、
あるいはレヴィ=ストロースの文化人類
学を現代フランス社会に応用したものと
いう評価もあるが、『アルジェリア60』
などを見るとその逆とも言える論点もあ
る。このようなブルデューの研究経過と
諸概念の彫琢過程を、特に「場」の概念
に焦点を当てて論じた。
1998年8月 日本スポーツ社
会学会編『変容
する現代社会と
スポーツ』
(119〜132頁)
共著者:池井望、菊幸一、杉本厚夫、
ジャネット・C・ハリス、リチャード・
グルノー、ジャック・ドゥフランス、ク
リスチャン・C・ポシエロ、山下高行、
アラン・トムリンソン、伊藤公雄、黄順
姫、清水諭、小椋博、李鐘栄、中島信
博、佐山一郎、ジョン・ホーン、林繁
蔵、ヘニング・アイヒベルグ、エリッ
ク・ダニング、井上俊、宮内孝知
翻訳協力者:戸田まどか、坂なつこ、市
井吉興、棚山研、金恵子、谷口雅子、鄭
守晧、角田聡美、八十川睦子
ドゥフランスはピエール・ブルデューの
指導下でスポーツ社会学の研究を行って
おり、フランスのスポーツ社会学の中心
的研究者の一人である。本論文の主題は
新しいスポーツ実践の創出過程の理解
を、社会学者の立場から整理したもので
ある。スポーツ研究者は競技における技
術的特徴の固有の体系性を主張するのに
対して、社会学者は様々な社会的諸主体
の再生産戦略として、新しいスポーツ実
践の発生を理解しようとしている。結論
的には、新しいスポーツ実践を特徴付け
る「スタイル」は競技の技術的特徴のみ
に還元できず、それを支えている「倫
理」や、他の「スタイル」から区別できる
シンボリックな特徴にも目を配ることに
よって分析できる。スポーツ活動におけ
る技術が1つの社会活動の所産であるこ
とを具体的に明らかにしている。
単著、 発 行 又 は 発 行 所 、 発 表雑
著 書 、学 術論 文等 の名
共著の 発 表 の 年 誌 等 又 は 発 表学
称
別
月
会等の名称
概
要
7.(学会発表)サッ
カー・サポーター・グ
ループの可能性―W杯
開催地(新潟)の事例か
ら―
単独
2002年3月 第11回日本ス
ポーツ社会学会 学術論文の4.の前提となった研究発表
である。2002年のサッカーW杯日韓共催
大会一般発表
(於:九州大学) 大会の開催に伴い、ゲーム開催地での市
民の動きに注目した調査報告である。と
りわけ調査対象地の新潟はJリーグチー
ムがあるもののサッカーの伝統は皆無に
等しく、開催直前に至るまで盛り上がり
に欠いていた。そのよう な状 況の なか
で、地元Jリーグチームに動したボラン
ティアグループの活動に注目し、その運
営方法の工夫、活動主体のあり様、既存
サッカー団体との関係に つい て報 告し
た。なお、発表時はW杯開催前であった
ため、W杯に向けての活動を報告するか
たちになった。
8.(調査報告)泉北
ニュータウンの開発経
過と現状―千里ニュー
タウンとの対比を通じ
て
共著
2006年12月 『泉北ニュータ 共著者:新井康友、木脇奈智子、棚山研
ウンと高齢者の
居住・福祉―先
行ケースとして
の千里ニュータ
ウンとの比較を
通じて―』(財)
太陽生命ひまわ
り厚生財団平成
17年度研究調査
助成 研究成果
報告書(3〜18
頁)
本調査は泉北ニュータウンで深刻化する
高齢者の孤立の問題を取り扱った共同研
究である。棚山はニュータウンという街
の一般的特質と、泉北ニュータウン固有
の特徴を明らかにするため、日本初の大
規模ニュータウンである千里ニュータウ
ンに関する先行研究および再生策を参照
しながら、泉北ニュータウンの歴史・現
況・将来について、既存の資料をまと
め、考察したものである。本研究はささ
やかながら、千里を上回る人口を擁する
泉北ニュータウンについての初の社会学
的研究成果であり、新井論文で「孤独
死」のデータなどを掲載したこともあっ
て、いくつかの地元メディアにも取り上
げられるなど大きな反響を呼んだ。