平成 26 年度 生徒指導通信 文責 宍戸 猛 ACTION 2014/06/24 http://www.nikko.e d.jp/kobayashi-jh/ No.18 私 は約 10 年以上前から学習ノートをクラスの取組として進めて参 りました。しっかりやり遂げることが出来た生徒を沢山見てきてい ます。そのうちの一部は各教科の先生に渡して、生徒の参考にして もらっています。1 年生の保護者には懇談の際に見てもらいました。ノート を見ると一様に感心すると思います。ただし、あのノートを作った生徒が特 別なわけではありません。日々の積み重ねがあって“振り返ると”立派な成 長を実感できたと言うだけです。 私の学習ノートは、併せて「青ペン」の活用を推奨しました。その効用は 最近の新聞記事に取り上げられたのでそちらも掲載します。私の青ペン哲学 を紹介します。 僕は無駄が嫌いです。例えばせっかく書いたものを消しゴムで消してし まうのももったいないと思ってしまいます。また、以前の僕はきれいな文 字が書けないと納得するまで書き直していたりしました。そんなこだわり は必要ないと思ったこととがありました。そこで、消せないボールペンで 書いてしまえとなったのです。 また、僕はクラスの生徒分、青ペンを 1 人 1 ダース買ってしまいます。 せっかく買ったのに使わないのはもっ たいない、となるわけです。 みなさんはボールペンを 1 本使い切 ったことはありますか?インクのない ボールペンは売っていません。自分で作 るしかないのです。学習ノートを進めて いるとだいたい 1 冊半~2 冊弱でボー ルペン 1 本がなくなります。しかも、 全て自分の力でなくすのです。なくなっ たボールペンの数だけ自分の努力の証 となるのです。 また、ある生徒は青いインクを見ると 家庭学習のスイッチが入ると言ってい ました。家庭学習は孤独です。自分との 戦いなのは、入試当日にも似ています。 そんな時に青ペンで自分を奮い立たせ、 気持ちをオンにするわけです。入試はボ ールペンでは書けませんが、日々の学習 の励みになるようです。 御意見御感想、御要望等担任を通して宍戸までお願いします。
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