同人雑誌の魅力と課題

AKARENGA YAWA VOL.49
「同人雑誌の魅力と課題」
ながの
ひでき
講 師 長 野 秀 樹 ( 長崎純心大学教授 ) 福岡市文学館では、隔月第3木曜日の18時30分から、天神・赤煉瓦文化館 ( 福岡市文学館 ) で
文学講座「赤煉瓦夜話」を開催しています。第49夜目は、長崎純心大学教授の長野秀樹先生を
お迎えして文芸同人雑誌についてお話ししていただきます。
日時:2月21日
18時30分∼20時 ( 予定 )
会場:福岡市文学館 ( 福岡市赤煉瓦文化館 )
福岡市中央区天神1-15-30
( 地下鉄・天神駅下車、16番出口徒歩5分 )
定員:70名 ( 入場無料・立ち見不可 )
当日17時30分より入場整理券を配布いたします。
※入場整理券配布後すぐに満席になる場合もございます。
予めご了承下さい。
§ 講師紹介 § 長野 秀樹 ( 長崎純心大学教授)
1958 年、福岡県生まれ。県立朝倉高校を経て九州大学文学部文学研究科修士課程修了。日本近代文学専攻。
専門は戦後文学で太宰治、坂口安吾、檀一雄などの「無頼派」や中上健次に興味を持つ。その中でも特に
檀の研究を進めている。原爆文学研究会にも参加し、「西日本新聞」の「西日本文学展望」(同人雑誌評)
を担当して 10 年近くになる。文芸批評誌「敍説」同人。編著『逢う、花に。檀一雄作品集』
(花書院)など。
§ 講師からのメッセージ § 「西日本新聞」の同人雑誌評(「西日本文学展望」)を 10 年ほど続けております。月刊・季刊・不定期刊など、
取り合わせて月に 5 ∼ 6 冊ほどの西日本地区の同人雑誌を読んでいます。同人雑誌作家の高齢化が言われ
て久しいですが、丹念に読んでいると、若い作家も育っていますし、自分史・随筆なども含めて、同人誌
のパワーは未だ健在のようにも見えます。ただ、これだけ情報化が進んだ社会で、コツコツと同人誌に書
くという行為の意味は、過去の同人誌が持っていた意味とは違って来ているのも確かです。具体的に、同
人誌に掲載された作品なども紹介しながら、考えたいと思っています。
お問い合わせ 福岡市総合図書館文学・文書課 福岡市文学館
電話 092-852-0606