環境学習発表会 気をつけ、これから4年生の発表を始めます。礼。 ぼくらのゴミ0作戦。 私たちは4年生になって、社会科の学習で東京都のごみの現状について学び ました。 このまま今の生活を続けていくと、あと50年もしないうちに東京湾のゴミ の埋め立て地は、埋め立てる場所がなくなってしまうそうです。 そこで、私たちは「ゴミ0作戦」と名付けて、少しでもゴミを減らすための 取り組みをすることにしました。 ゴミを減らせば、環境を良くすることにつながると考えたからです。 そこで私は、アルミ缶を集めてリサイクルすることにしました。そのアルミ 缶を車イスに交換できたらいいと考えています。 私は、ペットボトルのキャップを集めるとワクチンになるという事を知り、 学校全体に声をかけ、 取り組むことにしました。 3Rについても学びました。 着られなくなった洋服を、着られる人にあげることを「リユース」と言いま す。 「おさがり」が これです。 フリーマーケットをやれば、家で使わないものやいらないものが必要として いる人のもとにいきます。 ゴミを減らし、必要な人のもとでまた役に立つということは、とても良い考 えだと思います。 このように、いろいろな作戦を考えて、取り組むことにしました。 ゴミの分別方法。 まず、ゴミを減らすには、ゴミの種類や捨て方、リサイクル品などを知る必 要があると考えたので、 新宿清掃局の方からゴミの分別について教えていただくことにしました。 清掃局の方は、ゴミを減らす努力を一生懸命行っています。 努力のかげには、多くの苦労もあることを知りました。 4年生 ゴミ0作戦 混ぜて捨てればゴミ、しかし、きちんとしたゴミに対する知識をもって、分 けて捨てれば資源になる 物がたくさんあります。 分別の方法、ゴミの出し方、リサイクルできる物など、ゴミと資源に対する 正しい知識をみんなに 知ってもらうことが、ゴミを減らす一番の方法だと感じました。 東京は油田だ。 社会科の学習からゴミに対して危機感を感じた私たちですが、調べていくと ゴミの量自体は、年々 減っていることが分かりました。 では、なぜゴミの量が減っているのか。それはきっと、多くの人が努力をし ているからだと思い、 どんな努力がされているのか、調べてみました。 みなさんのお家では、使い終わった食用油をどうしていますか? そのまま流すと、川や海が汚れてしまいます。 固めて捨ててしまえば燃やせるゴミとして捨てられますが、実はもっと良い 方法に取り組んでいる 企業がありました。 その企業は、使用済み油を回収し、それを燃料にして車を走らせたり、キャ ンドルに作りかえたり して利用する活動をしていました。 私たちも、実際に家から使い終わった油を学校に持ってきて、キャンドル作 りをしました。 今まではゴミとして出していた使い終わった油を、また資源として利用でき ることを知りました。 そう考えると、東京はたくさんの資源であふれています。 この車は、使い終わった油で走っています。 今地球に残されている限りある資源を使うよりも、ゴミを資源として活用す る働きや努力は素晴らし いと思います。 環境学習発表会 食用油だけでなく、もっと多くの資源で活用できるようになれば良いと思い ます。 フリーマーケットの開催。 家にある使わない物、使わないけど使えるものなどを持ちよって、フリーマ ーケットを行うことにし ました。 フリーマーケットを行うことで、使わないものやいらない物をゴミとして捨 ててしまうのではなく、 必要としている人の元へいくことで、少しでもゴミを減らすことができます。 また、お金の代わりにベルマークを使うことにしました。 最初は、自分たちだけでフリーマーケットを行う計画でしたが、もっと多く の人に来てもらいゴミを へらしていきたいと考え、1年生をお客さんとして招くことにしました。 1年生が喜んでいる姿や、物が売れていくのを見て、自分たちの活動がゴミ を減らすことに つながっていると感じて、とても嬉しくなりました。 歩きたくなる町にしよう。 ゴミのことを学んできて、ゴミを減らす活動だけでなく、自分たちの住んで いる地域について考えて みることにしました。 すると、道路の脇などにゴミが落ちているのが目につきました。 そこで、地域の美化にボランティアで取り組んでいる荻野さんという方の活 動を教えていただき ました。 それは、道路に落ちているガムを取るという活動です。 みなさんは、道路についている黒いシミがガムだということを知っています か? とてもたくさんあり、驚いたのと同時に、こんなにもガムを捨てる人がいる ことにショックを受け 4年生 ゴミ0作戦 ました。 そこで、私たちの住む地域が少しでもきれいに、みんなが歩きたくなるよう な町にするために、 ガム取りをすることにしました。 33号棟の近くでガムをとったら、短い時間で200個ものガムが取れまし た。 ガムの多さに驚きましたが、少しでも町がきれいになり嬉しくなりました。 この取り組みが町をきれいにし、多くの人がゴミを平気で捨てないという気 持ちになってくれたら と思います。 とても小さな力が大きな力へ。 4年生になって、ゴミの現状や分別の仕方を知り、今までと生活の仕方が少 し変わりました。 捨てる前に、資源になるか考えることが増えました。 捨てた先のことも考えるようになりました。 今回私たちが行ってきたことは、とても小さな取り組みです。 しかし、どんなに小さな力でも、たくさん集まれば大きな力になります。 そのためには、正しい知識を身につけることが必要です。 そして、みんなが気持ちよく過ごせる未来に向けて、一人一人が考え、取り 組んでいくことが大事だ と思います。 私たちはこれからも、小さな努力かもしれませんが、一人一人が強い意志で ゴミを減らす活動を 続けていきます。 限りあるものを大切にしていきます。 これで、4年生の発表を終わります。気をつけ、礼。
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