7月のテーマ 「夏を健康にすごそう」

積志中校区
保健指導資料
7月のテーマ
1
NO.4
H24.7.13
「夏を健康にすごそう」
熱中症を予防しよう。
暑さにより発生する病気をまとめて「熱中症」といいます。熱中症は、直射日光の下で激しい
運動をした時だけでなく、高い温度や湿度の室内で過ごしているだけでも熱中症になります。
●熱中症の症状●
◇頭が痛くなる
◇吐き気がする
◇高い熱がでる
◇体がフラフラする
◇多量の汗が出る
●熱中症に気をつけるためには●
・運動は涼しい時間に行い、休憩を取る(30分に1回)。
・水分をこまめに取る(運動前・運動中・運動後)。
・屋外では、帽子をかぶって、直射日光を避ける。
・日頃から、規則正しい生活をする。
●熱中症になったときは●
・涼しい場所に移動させ、衣服をゆるめる。頭や首、わきの下や太ももを冷やす。
・スポーツドリンクや食塩水を飲ませる。
・意識がない時は体を冷やしながら、すぐに病院へ行く(救急車を呼ぶ)。
2
清涼飲料水の飲み過ぎに注意しよう。
清涼飲料水とは、炭酸飲料やジュースなどの飲み物のことです。清涼飲料水は、500mlの
ペットボトルに、30~60グラムの砂糖が入っています。小中学生が1日にとってよい砂糖の
量は、20~30グラムです。毎日清涼飲料水を飲んでいると、糖分の取りすぎとなります。
●清涼飲料水を飲み過ぎると●
・糖分が多いため、肥満になりやすい。
・むし歯になりやすい。
・栄養のバランスがくずれて、夏バテになりやすい。
●飲み過ぎないためには●
・清涼飲料水ではなく、水やお茶などノーカロリーの物を選ぶ。
・冷たいと甘さを感じにくいので、冷やしすぎないよう注意する。
・ペットボトルのままではなく、コップにそそぎ飲み過ぎないようにする。
3
病気を治しましょう。
1学期に様々な健康診断がありました。むし歯、目、耳、鼻など、学
校から治療をすすめられているところは、必ず、夏休み中に治療しま
しょう。
こ
こ
ろ
まいつき
5+5+6 =16
に ち
こころ
ひ
毎月16 日は 心 の 日
~ 東区小中学校 ~
~ アサーション(自分も相手も大切にした自己表現) ~
が つ
7 月のテーマ
自分 の考え をしっ かり話 しつつ 、相手 のこ とも考え た伝え 方のこ とを 「アサ ーショ ン」 と言
います。アサーションは、他人と話すことが苦手な人、自分の考えを伝えることが苦手な人に、
自分の気持ちや考えを伝えることができるように考えられた方法です。
ひ
もり
どうぶつ
ある日 、森 の動物 たちが、かくれんぼをしていま した。
き
かぶ
ちか
切り株 の近く にキツネがかくれていました。
ちか
ウサギがキツネに近づきました 。
ウサギがキツネのしっぽをまちがえてふ んでしまいました。
いた
おこ
け
キツネは、「痛い なあ!」とすごく 怒って 、ウサギをたたいたり蹴ったり しました。
な
ウサギは、泣いて しまいました。
い
そこへ、ゾウがやってきて 言いました 。
くん
け
かた
「キツネ君 、たたいたり蹴ったり する やり方 しかないのかな?」
ことば
たいど
じぶん
おこ
いた
つた
キツネは、きつい 言葉 や態度 で、自分 が怒って いること・痛かった ことをウサ ギ 伝えました
け
つた
かた
が、たたいたり蹴 ったりするのは、まちがった 伝え方 です。
いた
あいて
つた
うえ
あいて
せめ
とも
痛かった ことをきちんと相手 に伝 えた上 で、相手 を責めないで 、ずっと友だち でいられ る
い
かた
い
かた
ような言い方 とは、どんな言い方 なのでしょうか。
い
かた
いた
言い方 1
まえ
む
「ウサギさん。 痛かった よ。前 を向いて
み
ある
ほか
よく見て 歩いて ね。ぼくのしっぽは 他 の
おお
き
なかまより大きいん だから気 をつけてくれよ。 」
ほか
つた
かた
他 にどんなよい伝え方 がありますか。
かんが
みなさん、よく 考 え て みてください。
上記は、小学生向きのお話ですが、中学生でもこれと似たようなことが起こりがちです。多
いのは、「悪口を言われたら悪口で返す」というものです。そして、相手には直接伝えず「い
ろいろな人に広く悪口を回してしまう」「メールやブログに悪口を書いてしまう」ということ
があります。そして、それを聞いた(見た)人たちが、一斉にバッシングを始めてしまうこと
さえあります。
悪口を言われて心が痛かったことを、きちんと相手に伝えるには、どうしたらいいでしょう
か?また、悪口を聞いた(見た)人は、どうしたらいいでしょうか?
アサーションで考えてみましょう。