ご参考資料 (投資環境レポート) 2016年4月15日 マニュライフ・インベストメンツ・ジャパン株式会社 カナダ株式市場の見通し 原油価格の下落等の影響を受けて軟調だったカナダ株式市場が上昇に転じています。 カナダ株式市場の見通しについて、マニュライフ・アセット・マネジメントの見解をご紹介します。マニュライフ・ アセット・マネジメントは、カナダ・トロントを本拠地とする総合金融グループのマニュライフ・ファイナンシャル 社の運用部門です。 ■反転の兆しを見せるカナダ株式市場 2016年第1四半期(1月-3月)に、カナダ株式市場は主に次の3点から反転が見られました。 ① 金、鉄鉱石などの金属に関する見通しが好転 ② 実体経済(GDPや貿易収支など一部マクロ経済指標)が好転 ③ 悪材料の株価への折り込みがほぼ終了 ◆S&Pトロント総合指数の推移(2015年1月~2016年4月11日) (ポイント) 16,000 15,000 14,000 13,000 12,000 11,000 '15/1 '15/4 '15/7 '15/10 '16/1 '16/4 (年/月) 出所:ブルームバーグ カナダは、カナダ銀行(中央銀行)による金融緩和策とジャスティン・トルドー新政権によって打ち出された 財政政策によって、単なる資源というテーマだけに限定されることなく、期待に満ちています。事実、昨年の 第4四半期(10月-12月)に当社が予想したとおり、最近のコモディティ価格の回復により、カナダ株式市場 およびカナダドルは回復してきています。 カナダ銀行は0.5%の政策金利を維持してきていますが、市場の関心は今年度の財政政策拡大の可能性 に移っていることから、これ以上の利下げが2016年上半期中にあることは想定していません。また、景気刺 激策として新政権が推し進めるインフラ投資の可能性にも期待しています。 以上のことから、悲観的な見方をある程度取り払ってもよい時期になったと考えられます。 当資料に関する留意事項については、次ページを必ずご覧ください。 1/2 ご参考資料 (投資環境レポート) 軟調な原油価格とカナダドル安が続く場合には、経済全体に広く影響をおよぼすことが考えられますが、 原油価格は落ち着きを見せ、1バレル60米ドルの均衡水準に回復していくと見ています。1バレル100米ドル の水準が長く続かなかったのと同様、1バレル30-40米ドルの水準も長くは続かないと考えています。 また、カナダドルについては、原油価格の動きとある程度連動する傾向が見られるため、原油価格の回復 とともに、カナダドルも徐々に回復していくと考えています。 一方、好調を継続する住宅市場については、潜在的なリスク要因と考えられます。2016年秋に予定されて いる米国大統領選挙戦の行方にも注視しています。 引き続き、値動きの荒い局面が見られると思われますが、総じて割安で配当利回りに魅力が増してきてい る中、特に、割安で配当利回りの高い金融銘柄や、売られすぎたエネルギー銘柄などに、投資機会があると 考えています。 ◆原油WTI先物(期近物)の推移(2015年1月~2016年4月11日) ◆外国為替(カナダドル)の推移(2015年1月~2016年4月11日) (米ドル) 70 (カナダドル/円) 105 60 100 95 50 90 40 85 30 80 20 '15/1 '15/4 '15/7 出所:ブルームバーグ 75 '15/10 '16/1 '16/4 (年/月) '15/1 ◆S&Pトロント総合指数株価純資産倍率(PBR)の推移 (2006年3月末~2016年3月末(月次)) (倍) 3 '15/4 '15/7 '15/10 '16/1 '16/4 (年/月) 出所:ブルームバーグ ◆S&Pトロント総合指数配当利回りの推移 (2006年3月末~2016年3月末(月次)) (%) 5 4 2 3 1 '06/3 '09/3 出所:ブルームバーグ '12/3 '15/3 (年/月) 2 '06/3 '09/3 出所:ブルームバーグ '12/3 '15/3 (年/月) [当資料に関する留意事項] 当資料は、マニュライフ・インベストメンツ・ジャパン株式会社(以下「当社」といいます)が、投資判断の参考となる情報提供を目的とし て作成したものであり、特定の投資商品の推奨を目的としたものではありません。 当資料記載のデータや見通し等は、将来の運用成果等を示唆または保証するものではありません。 当資料は、信頼できると考えられる情報をもとに作成しておりますが、正確性、適時性を保証するものではありません。 当資料の内容およびコメントは資料作成時点における経済・市場環境等について当社の見解を記載したもので当該見解は予告なく 変更される場合があり、将来の経済・市場環境の変動等を保証するものではありません。 各指数に関する著作権等の知的財産、その他一切の権利は、各々の開発元または公表元に帰属します。 投資信託のお申込みの際は、必ず最新の投資信託説明書(交付目論見書)で商品内容をご確認の上、ご自身で投資のご判断をお 願いいたします。 当資料に関する一切の権利は、引用部分を除き当社に属し、いかなる目的であれ当資料の一部または全部の無断での使用・複製 はできません。 マニュライフ・インベストメンツ・ジャパン株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1985号 加入協会:一般社団法人投資信託協会 2/2 委託会社の合併等に関するお知らせ マニュライフ・インベストメンツ・ジャパン株式会社は、2016年7月1日付けでマニュライフ・アセット・マネジメント 株式会社と合併し、商号等を変更する予定です。くわしくは下記変更点をご覧ください。 1.変更日 2016年7月1日 2.変更点 項目 変更後 変更前 商号 マニュライフ・アセット・マネジメント株式会社 マニュライフ・インベストメンツ・ジャパン株式会社 登録番号 関東財務局長(金商)第433号 関東財務局長(金商)第1985号 加入協会 一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 一般社団法人投資信託協会 http://www.mamj.co.jp/ http://www.mlij.co.jp/ ホーム ページ 7月1日以降、本資料に記載されているもののうち上表の変更前の記載は、変更後の記載内容に、適宜、読み 替えてご利用ください。 【ご留意いただきたい事項】 ・当資料は、マニュライフ・インベストメンツ・ジャパン株式会社(以下「当社」といいます)が、投資判断の参考となる情報提供を目的として作 成したものであり、特定の投資商品の推奨を目的としたものではありません。 ・当資料記載のデータや見通し等は、将来の運用成果等を示唆または保証するものではありません。 ・当資料は、信頼できると考えられる情報をもとに作成しておりますが、正確性、適時性を保証するものではありません。 ・当資料の内容は、作成時点のものであり、将来予告なく変更されることがあります。 ・当資料に記載されている個別の銘柄・企業名については、参考として記載されたものであり、その銘柄または企業の株式等の売買を推奨 するものではありません。 ・各指数に関する著作権等の知的財産、その他一切の権利は、各々の開発元または公表元に帰属します。 ・投資信託は、預金または保険契約でないため、預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。 ・証券会社以外でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の保護の対象になりません。 ・投資信託のお申込みの際は、必ず最新の投資信託説明書(交付目論見書)で商品内容をご確認の上、ご自身で投資のご判断をお願いい たします。 ・投資信託説明書(交付目論見書)につきましては、販売会社または当社までお問い合わせ下さい。 ・当資料に関する一切の権利は、引用部分を除き当社に属し、いかなる目的であれ当資料の一部または全部の無断での使用・複製はでき ません。
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