サステなフリーマガジン「モッテコ」企画書

Ver.24
サステなフリーマガジン「モッテコ」企画書
持続可能な社会を創る 全国大学生向けのフリーマガジン
特徴
★「サステな」
持続可能な社会を創っていく行動は、喜びを感じながらできるものです、分別だって、
節電節水だって。それは、大学生世代の誰もが持っている持続不可能な社会への不安
を軽減できるから。持続可能な社会につながるような行動をしたときに感じる、そん
な楽しい・嬉しい気持ち「サステな」は、未来を創る喜びを表現する形容動詞です。
「サステな」気持ちや行動をテーマとする唯一のフリーマガジンです。
★回覧システム
読み終わって必要なくなったフリーマガジンは、友人に渡すかモッテコ置き場に戻しても
らいます。書き込んで回覧して楽しめるコンテンツがあるので、読み終わったら、次の誰
かに読んでもらいたくなります。感想を書くコーナーもあり、みんなのサステな気持ちを知
ることができます。もちろん紙資源をたいせつに利用する意味もあります。
★全国特派員
持続可能な社会は、みんなで創っていくもの。だから、発信したいサステな情報がある
大学生は、誰でも雑誌つくりに参加できます。モッテコを拡げることで、持続可能な社会を
創りたいと思っている学生も参加できます。それが特派員。特派員は、雑誌の広報や回
覧率のチェック、アンケート調査なども行い、その大学キャンパスでの「モッテコ」のキー
パーソンとなります。
1.企画内容
【企画名】
サステなフリーマガジン「モッテコ」
【概要】
持続可能な社会を創るための大学生向けフリーマガジン
全国の大学キャンパスにサステなフリーマガジン「モッテコ」を置き、多くの大学生に
モッテコを読んでもらい、大学生のサステな行動を促します。
「サステな」とは、持続可能な社会につながるような行動をしたときに感じる楽しい・嬉
しい気持ちです。持続可能な社会に近づく、未来が明るくなるような行動は、本来嬉しい
気持ちを抱くはずです。しかし、ごみ分別や節電節水など、「めんどくさい」といったネガ
ティブなイメージが先行しています。そこで本来の「エコ」=「嬉しい」を表現する言葉
である「サステな」を雑誌のテーマとしました。大学生世代なら誰でも潜在的に持ってい
るサステな意識。その意識を行動に変えるきっかけを提供するのが「モッテコ」です。
かっこいい、楽しい、嬉しい、そして持続可能な社会につながるトピックをファッショ
ンや趣味、遊び、家事、恋愛など身近で誰もが関心ある切り口から紹介します。また、エ
コライフの提案や真面目な環境トピックスについても、解りやすく前向きに伝えていきま
す。
※「サステな」の詳細については、別添資料をご覧下さい。
※コンテンツ内容に関しては、別添資料をご覧下さい。
【目的】
持続可能な社会の実現のために、大学生のサステな行動を増やす!!
【戦略の概説】
大学生世代は、環境問題や戦争に対して高い関心が有りつつも「みんなが行動しないか
ら自分も行動しない」のです。だから、モッテコを通して、多くの同世代が、そして企業
や行政が持続可能な社会を目指して行動している事を伝えることで、行動を促すことがで
きます。また、大学生世代は、現在の持続不可能な社会に対し不安を感じており、それを
軽減できる行動をすることで喜びを得ることができます。つまり、持続可能な社会を創る
行動が喜びになるはずであり、その行動を前向きに「かっこよく」「楽しく」「面白く」伝
えていくことで、大学生世代のサステな行動が促されるのです。
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【市場への効果】
モッテコには、持続可能な社会に向けた市場トレンドを創りだす効果も期待されます。
企業の環境商品の開発は進んでいるものの、市場におけるその需要が高まっていないた
め、その売り上げは伸びず、「環境は儲からない」と言われているのが現状であります。モ
ッテコがサステな商品やサステな企業ブランドを広告することで、サステな商品、サステ
な企業活動が市場トレンドになる事を大学生に知ってもらい、サステな商品の需要を高め、
サステな企業イメージ向上させることができます。
【実施主体】
サステなフリーマガジン「モッテコ」プロジェクト
現在の大学生には潜在的に環境意識があるが行動へ移せていないと考えた代表の西尾直
人が、その意識を行動に移してもらうアプローチとしてフリーマガジンを発行しようと提
案し発足されたプロジェクトです。当初エコ・リーグ事務局員有志で結成され、現在はエコ・
リーグや A SEED JAPAN などから広くメンバーを募り、15人程度のメンバーからなりま
す。
【協力団体】
エコ・リーグhttp://el.eco-2000.net
大学生趣向調査や効果測定追跡調査、大学生協を含め全国大学キャンパスへの設置場所
の紹介など協力をいただきます。
特定 NPO 法人 環境リレーションズ研究所 http://www.env-r.com/
企画に対するアドバイスをいただいています。
㈱エフマック
雑誌制作のアドバイスをいただいています。
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2.持続可能な社会を創るための戦略
持続可能な社会を創っていくために、何をすればよいのか? 私たちは、社会分析をし、
その行動戦略を立てました。その結果として得られた手段の1つが、フリーマガジンです。
【なぜ、持続可能な社会を創りたいのか】
持続不可能な社会では、将来に不安があり、個人が夢を持ったり、日々の生活で幸せを
感じて暮らすことはできません。現在の社会が持続可能ではありません。だから、幸せに
暮らす最低条件となる持続可能な社会を創りたいのです。
私たち大学生世代にとって、特に環境問題(気候変動、生態系破壊、水不足、生態系汚
染など)が直接自分たちの未来へ関係する大きな不安となっています。私たちが今も未来
も幸せに暮らせる、そんな社会を創りたい。そして、持続可能な社会を創っていくこと自
体を前向きに捉え、かっこよく楽しく行動し、自分たちの手で未来を創り出していくこと
で、私たち大学生世代みんなの人生を幸せにしていくこともできるはずです。
※ブルントラント委員会での「持続可能性」の定義「未来世代のニーズを得る能力を奪う
ことなく、現世代のニーズを満たす」からもわかるとおり、持続可能な社会を創ることは、
今を我慢することではありません。今も楽しみ、未来も楽しむ。その方法が、まさに「持
続可能な社会を創ることを楽しむ」ということです。
【現状分析】
本プロジェクトチームにて実施したアンケート調査の結果から大学生の現状として以下
のことが判明しました。
・ほとんどの大学生(92%)が環境問題に関心がある。
・関心あっても多くの学生は、それを行動にしていない(図 2-1)。
図 2-1 環境面で行動していること(複数回答)
ごみの分別 70.7%
裏紙 48.0%
節電 41.1%
牛乳パックのリサイクル 40.2%
節水 31.3%
環境負荷の低い商品を買うようにしている 12.3%
環境面で選挙の候補者を選ぶ 2.5%
環境イベントのボランティアをする 6.7%
環境系団体へ寄付している、もしくは会員である。 3.4%
何もしていない 7.8%
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意識はあるけど行動しない理由は、私たちが独自に実施したアンケート調査から「①み
んながやっていないから」が一番大きいことが判明しました。また、
「②自分にとってプラ
スにならないから」
「③個人の行動が社会へ影響を与えられることを知らないから」も原因
です。
そこで私たちは、その解決策を実践するための手段としてフリーマガジンを作ります。
持続可能な社会を創るための
大学生向け
フリーマガジン
【どうやって持続可能な社会を創るのか?】
上記の 3 点の原因に対し、フリーマガジンを使って、以下のような解決策を実施するこ
とができます。
① みんなが意識を持っている事を知らせ、1 人 1 人の行動を促すことができます。
② サステな行動は、自分のためであり、嬉しいことだと知ってもらう情報が提供できます。
楽しく、かっこよくできる持続可能な社会につながる行動のやり方を提案します。
③ 社会とのつながりを知ってもらえる情報を提供できます。
本来、持続可能な社会につながる行動は、嬉しさを伴う前向きな行動なのです。今はそ
れがメジャーになっていないから行動する人が少ないだけで、そのサステな気持ちをメジ
ャーにすることで、大学生世代が行動をし始めるのです。
前向きに持続可能な社会を創る行動をすることこそが現世代のニーズも満たしつつ(経
済とも調和しながら)、持続可能な社会を満たす方法であります。
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【なぜ、大学生向けなのか?】
大学生世代は、環境意識を当たり前に持っています。現在の社会が持続不可能であるこ
とに不安を感じています。でも、今一歩行動できていません。「みんなが行動すれば、自分
もやる」ので、その意識を顕在化させることで、大学生世代全体がサステな行動を起こし
ます。
大学生個人にとっては、大学時代はまさに将来を考え、人生の在り方を考える時期であ
ります。気になったことを勉強でき、行動をすることのできる時であり、考えを行動でき
る最大の機会であります。
また、今の大学生世代の常識が次の時代の社会の常識になります。つまり、大学生世代
は、次の時代の主役であり、彼らが変わることで、上の世代も下の世代にも大きな影響を
及ぼし、持続可能な社会へのブレイクスルーになると考えられます。
なぜ大学生か
・近い将来、社会を担っていく世代である。
・環境意識を当たり前のように持っている。
・社会へ影響を与えることが十分にできる。
【なぜフリーマガジンなのか?】
フリーマガジンであれば、誰でも手に取り、気軽に読むことができます。食堂でご飯を
食べる時や友達との待ち合わせの時間、電車やバスでの移動の時間など、ちょっとした空
いた時間に読むことができます。
「環境問題なんてどうせ解決できないさ」と考えている大学生でも、手にとって読んで
もらえます。
【読者がどう変わるのか】
モッテコによって読者の日常生活がサステな生活へシフトしていくと期待されます。
趣味⇒好きなことから未来の事や環境の事を考えるきっかけに。サーファーが海を通して、
環境のことを考えるように。
買物⇒環境負荷の低い商品を選択する。
食事⇒食べる喜びを再発見する。地元の食材、旬の食材は美味しい。
バイト⇒コンビ二バイトで「袋は必要ですか?」と積極的に言ってみたり。
勉強⇒環境問題や社会システムについて学び、自分と社会とのつながりを知る。
恋愛⇒好きな人との未来を考えながら、地球の未来のことも考える。
移動⇒のんびりでもいいじゃない。それはそれで喜びや発見がある。
家事⇒生ごみが減った、料理が美味しくなった、家事が楽しくなった。
ファッション⇒流行で使い捨てではなく、長く使える良いもの。リユースやリメイクなど。
フリーマーケットも楽しい。
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就職⇒持続可能な社会を創る仕事がしたい。
投票⇒持続可能な社会につながる政策公約をしている候補者・政党に投票する。
日常の生活でできる事をみんなでやろう。サステな行動は、自分の幸せにつながる。だ
から、嬉しい&楽しい&かっこいい!!
【モッテコ戦略】
サステなフリーマガジン「モッテコ」を創ることで、持続可能な社会を創ることができ
ます!!
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3.フリーマガジンのコンテンツ
【雑誌コンセプト】
「サステな」
やりたい、欲しい、行きたい、参加したい・・・という前向きな気持ちで行動できる。だっ
て、持続可能な社会を創る事は、個人の喜びにつながっているから。
全国の大学生を巻き込む
記事内容や、取材にも学生を巻き込み、本を読んで「やりたい!」と思わせるだけでな
く、実際にサステな行動ができます。
【コンテンツ概要】
・かっこいい&サステなファッション、音楽、遊び、旅行・・・
サステな生活はかっこいい。かっこよく生きるなら、サステなファッション、サステな
趣味、サステな遊びをしよう。
・環境ネタも面白く
環境負荷の低い生活術も楽しくできるし、牛乳パックをリサイクルのために切り開くの
もゲームにすれば楽しめる。
・サステな企業も紹介
知らないだけで実はたくさんのサステな商品がある。企業への面白い商品提案やコラボ
企画もしてしまう。
【効果測定】
目的の達成度を把握するために、全国各地のモッテコ特派員が以下の調査を行います。
・読者追跡アンケート
特定の読者に対し、モッテコを読む前と 1 年間読んだ後の意識と行動の変化をアンケー
ト調査します。
・回覧システムでの回覧人数
回覧への書き込み人数とその冊数を計測することで、回覧率の把握をします。
・読者の感想
回覧システムに書き込まれた感想を集めます。
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【モッテコの強み】
モッテコは、他の大学生向けフリーマガジンにはない強みがあります。
☆大学生世代が潜在的に持つ「サステな」価値観をテーマとしている。
☆全国大学生協連の協力によって、全国の大学に置くことができる。
☆大学生の全国ネットワークを利用できる。
☆追跡調査により「持続可能な社会」を目指した効果測定をする。
☆実際の読者数を把握できる。
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4.ご協賛のお願い
タイアップ記事や広告掲載によるご協賛をお願いいたします。共に持続可能な社会を創っ
ていきましょう。
〔タイアップ記事〕
御社のサステな商品やサステな企業活動、環境への取り組みを記事で取り上げて、企業
も持続可能な社会を創っていることを広く大学生に知ってもらいます。私どもからタイア
ップ記事の内容について提案を差し上げますし、御社からもお気軽にご提案ください。記
事中にて御社の紹介することはもちろん、ページ中に広告枠を設けることもできます。
〔タイアップ記事の例〕
・エコツアーの体験レポート(旅行会社)
・MY 水筒デザインコンテスト(水筒メーカー)
・アウトドアで自然に触れる(アウトドア用品メーカー)
・人は「食」で地球とつながる(飲食チェーンやスーパー)
・持続可能な社会に目指す企業戦略(企業ブランド広告)
・モッテコのサステな一生(製紙会社)
・モチベーションをあげて、環境活動の活性化(人材開発系会社)
〔広告掲載〕
モッテコの趣旨をご理解いただけましたら、ぜひ広告をお願いします。持続可能な社会
を創っていくモッテコを応援してください。
【期待される効果】
・販売促進
御社の商品やサービスが持続可能な社会を創っていくものだと伝えます。「サステな商
品」「サステなサービス」というイメージを大学生に持ってもらいます。このように御社の
商品やサービスの販売促進になります。
・採用
就職活動の際に会社の環境対策も選ぶ視点としている学生は 4 割います。サステな企業
である事を PR すれば、より多くの学生が志望することになるので、結果的により能力の高
い人材を確保できます。
・環境広告
御社の環境対策を大学生へ広告します。企業の環境対策を未来の常識を創っていく大学
生世代に知ってもらうことで、近い将来には企業の環境対策が当たり前になります。
以上
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