北毛青少年自然の家 5年生

ゆめこうぼう
片小だより
平成22年7月14日
NO.20
文責:倉林和彦
めざす子ども像
明るい子ども・考える子ども・強い子ども
北毛青少年自然の家 5年生
7月7日(水)~8日(木)に、5年生が、吾妻郡高山村にある北毛青少年自然の家に行ってきました。片岡小学
校は、今年で開校136年を迎えますが、北毛青少年自然の家に参加するのは、今年の5年生が初めてで、新しい片
岡の歴史の扉を開いたことになりました。
1日目は、
「県立ぐんま天文台」に行き、太陽のつくりや星座の話などを聞きました。残念なことに曇り空のため、
日時計も見られず、14億円の望遠鏡からは太陽を覗くこともできませんでした。その後、ウォークラリーを行いま
した。これは、
「自然の家」周囲のチェックポイントを、時間通りに通過し順位を競うものです。班ごとに地図を持ち、
どちらに進むかを相談したり、力を合わせて長縄跳びのゲームをクリアーしたりしました。途中で雨が降ってきまし
たが、最後まで諦めることなく全員がゴールできました。夜は、体育館でのキャンドルサービスでした。山の神が登
場したり、楽しいゲームをしたり、元気な歌声や笑い声が響きました。
2日目はカレーライスづくりでした。なかなか薪に火が付かず、悪戦苦闘でした。ご飯が焦げないか、カレーは大
丈夫か心配しましたが、自分達でつくったカレーの味は、忘れることのできない美味しさになったと思います。
1泊2日の自然の中での集団生活を終えた5年生の顔は、少し日に焼けて、逞しくなっていました。
入所式:新しい歴史の扉が開く
髙山の天文台にて
ウォークラリー:ゲートボール
ウォークラリー:雨中のゴール
キャンドルサービス:山の神
みんなで、ダンス!ダンス!ダンス!
カレー:食材を切る
カレー:盛りつけ
カレー:いただきます!!
1年生の給食体験会
~食育の大切さを親子で学ぶ~
学校教育の中心として考えられるのが知育(学)
、徳育(心)
、体育(健)であることは、昔も今も変わりはありま
せんが、今は、新たに『食育』の大切さが叫ばれています。食育は、人が生きていくうえでの基本であって、知育、
徳育、体育を支える基礎となるものと考えられます。
近年、食育に対する関心は高く、テレビや雑誌等でも、
「食」をテーマにした内容が報道されています。学校でも、
地域の方々に学校給食を理解していただくために、年間を通して様々な方々を対象とした給食試食会を実施したり、
地域のスーパーマーケットに毎月の献立表を掲示したりしています。また、月に1度、小学校と中学校が同じメニュ
ーを「観音ランチ」という名称で取り入れるなど、小中連携事業として行っています。
7月8日(木)には、1年生の保護者を対象とした給食試食会が行われました。この日は、体育館で交通安全ビデ
オを親子で視聴し、交通安全に対する意識を改めて高めた後、各教室に分かれて学校給食の試食会を行いました。ど
の教室も、親と子が向かい合っての試食会のため、とても賑やかな試食会になりました。何よりも、お父さんやお母
さんと一緒に給食を食べている1年生の子ども達の顔が、いつもに増してとても嬉しそうで幸せそうだったように思
います。
次世代を担う子ども達のために、学校・家庭・地域が連携して食育を進めていく必要があります。試食会を通して、
学校給食を理解していただき、
「食」への関心をさらに高め、
「食」の大切さを伝え、
「食べることが楽しい」と感じる
子ども達をみんなで育てていくことが大切だと思います。
1年1組の給食風景
1年2組の給食風景
佐藤栄養士による学校給食の説明
1年3組の給食風景
体育館での親子交通安全教室
梅雨の合間、久々に青空が広がり夏本番のような暑さの中、ほぼ全員の保護者の方々が交通安全教室・給食体
験会に参加してくださいました。
体育館では、先生方の素晴らしいご指導のもと、子ども達がきれいに整列しました。その後、子ども達の隣に
保護者の方々が座りましたが、子ども達ははしゃぐことなく静かに交通安全ビデオを観られました。入学して3
ヶ月、その姿を見て確かな成長ぶりに感心された保護者の方が多かったのではないでしょうか。
そして教室では・・・・。
給食の準備は大人にとって不慣れな作業。しばし食器と食缶とにらめっこ。が、そこは大人!盛り付け始める
とスムーズに進行しました。しかし、子ども達の落ち着いた行動にはかないません。協力して準備をしている子
どもの姿を見て、これまた成長を実感でした。当日のメニューは、
「七夕こんだて」でした。ちらしずしの具の多
さ、七夕汁の星型オクラや麩など、七夕らしい献立に感動しながら、栄養士の先生が大切にされている主食・主
菜・副菜の区別の分かりやすさやバランスの良さに加え、それぞれの美味しさに保護者の皆さんはうなづきなが
ら食べていました。先生方、給食室の方々、貴重な体験ありがとうございました。
1学年委員長 原田久子さん(1-1 喬永くんのお母さん)