労働者の募集及び採用の際の年齢制限禁止について

(別紙2)
労働者の募集及び採用の際の年齢制限禁止について
雇用対策法の改正により、平成 19 年 10 月 1 日より求人の募集・採用をする際に年齢制限
を設けることが禁止されました。ただし、合理的な理由があって例外的に年齢制限が認めら
れる場合の例外事由 6 項目が厚生労働省令で定められています。
募集・採用の際に年齢制限をする場合には、いずれかの例外事由に該当することが必要で
すので、下記を参考に「例外事由」の該当番号を求人票にご記入ください。
事由番号
例外事由
条件・留意事項等
■認められない例
・期間の定めのある場合
1
定年年齢を上限とする上限
年齢未満の者の募集
×「60 歳未満の方を募集(雇用契約 6 ヶ月)
」
・上限年齢と定年年齢が一致していない場合
×「60 歳未満の方を募集(定年が63 歳)」
・下限年齢を付している場合
×「40 歳以上60 歳未満の方を募集(定年が 60 歳)」
2
法令の規定による年齢制限
■必要な要件
・職務経験は不問とすること。
・新規学卒者以外の者にあっては、新規学卒者と同等
長期勤続によるキャリア形
3
の処遇であること。
成を図るための若年者等の ■認められない例
募集
・期間の定めのある場合
×「40 歳未満の方を募集(雇用契約 6 ヶ月)
」
・下限年齢を付している場合
×「20 歳以上35 歳未満の方を募集」
■留意点
「特定の年齢層」は、30~49 歳のうちの特定の5~10
特定職種の労働者数が相当 ・
4
程度少ない特定の年齢層に
限定した募集
歳幅の年齢層とすること。
・「相当程度少ない」場合には、同じ年齢幅の上下の
年齢層と比較して労働者数が 1/2 以下である場合が
該当。
5
6
芸術・芸能の分野における表
現の真実性等の要請
60 歳以上の高齢者又は特定
の年齢層の雇用を促進する
施策(国の施策活用に限る)
の対象者のみを募集
※なお、例外事由についての詳しい説明は、下記の資料をご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2007/08/tp0831-1.html