2010年夏号(第44号) (PDF:1.35MB)

2010年度 夏号
発行 恵泉女学園大学キリスト教センター
第44号
Testimony……………………………………………2
第25回タイ国際ワークキャンプ………………………3
イースター礼拝…………………………………………3
チャペルアワー Welcome Week…………………4
キリスト教強調週間……………………………………6
第26回ランチタイムオルガンコンサート……………7
行事報告・行事予告・編集後記………………………8
(イースター礼拝にて)
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英語コミュニケーション学科教員 ∼
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Many people ask me if I am an American or Japanese. Although I’
m an American citizen, I
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look very Japanese. My father was born and raised in Hawaii, while my mother’
s birth place
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was in Tokyo, Japan, where she was raised. My father is third-generation American of
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Japanese descent whose grandparents were originally from Yamaguchi prefecture.
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I was born in Lagos, Nigeria. The reason I was born in Africa is because my father was a
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career diplomat for the U.S. State Department. My sister was also born in Nigeria where we
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lived for two and a half years. My family then moved to Izmir, Turkey. After two years in
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Turkey, we moved to Tokyo where my sister and I attended international school. Our next
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stop was Jakarta, Indonesia and for three years, we attended junior high school. I spent my
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high school years in Brasilia, Brazil and Bangkok, Thailand. Upon graduation, I moved to the
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United States to attend college in the state of Ohio.
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At college, after a lot of thinking about my life I made a decision to become a Christian.
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Reflecting on my overseas experiences I felt that I could be used in overseas missions. So I
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decided to quit my petroleum engineering job and I enrolled in seminary in Texas to receive
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further training. One of our summer practicum at seminary was to“plant churches”in Lincoln
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City, Oregon where after months of knocking on doors and surveying the town, we finally
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formed a bible study group. Gradually, people gathered and by the end of the summer, there
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were enough people to initiate a church worship service. About a year later, the church was
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officially established in Lincoln City.
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Upon receiving my divinity degree, I worked three and a half years as a campus minister in
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Fresno, California. I especially enjoyed working with international students who were
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interested in learning about the bible in English. Every week bible studies were hosted and
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through a lot of prayer more international students joined so that we eventually had three
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bible studies on any given week. An annual international student conference was established
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where students from all over the world could participate and worship together.
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While ministering to students at California State University, Fresno I received my master’
s
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degree in linguistics. Soon after I embarked on a journey to Japan to teach English at the
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Language Institute of Japan in Odawara, Kanagawa Prefecture. After a couple of years there, I
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met my lovely companion and wife, Tazuko. We were married at Shiroyama Christian Church.
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Several years later, God led me to International Christian University to teach English. Four
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years later, the door opened for me to become a member of the faculty at Keisen University. It
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had always been my dream to be teaching at a Christian university so I am very thankful that
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my dream has come true. Looking back at my various experiences, I am extremely grateful for
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the many opportunities God has given me to grow and learn while serving in ministry.
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巻頭言
◆ Testimony ◆
Ken Fujioka
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わたしとタイワーク
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日本語日本文化学科4年 石井 明希
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第25回タイ国際ワークキャンプは、3月20日から30日の11日間で行われました。タイに行く前
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まで、準備会を通して互いの交流を深めます。学年、学科はそれぞれ異なり、初めて顔を合わせ
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た時は緊張をしていましたが、何回も準備会を重ねるにつれて最初に感じていた印象は最後の準
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備会では全く違っていました。
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そして、タイ現地での活動が始まりました。私は今まで海外の人に対して、どうしても構えが
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あったのですが、ワークキャンプでみんなと一緒に活動をするうちに、それは和らいでいきまし
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た。住んでいる地域、話す言葉・・・、たくさん違いはあるけれど、同じ「人」であることに変わ
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りはないのです。
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タイの人たちとは一週間程の付き合いだったにもかかわ
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らず、最後の別れではとても悲しみました。それは思って
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もいなかったことです。短い時間でそれほど人が大きな存
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在となったことに、私はとても嬉しくなりました。これか
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らも人生でこのような人との関わりを大事にしたいと思い
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ます。そして、ゆったりとした時間の中で、様々なことを
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感じ考えることのできた経験は、ずっと意味をもって、私
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の人生に残っていくのでしょう。
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イースター礼拝のわすれられないおくりもの
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文化学科1年 熊谷 綾香
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新入生にとって初めて触れる、恵泉の宗教行事。わたしもその内のひとりで、イースターの意
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味も知らずに、ただ「イースター」の持つ言葉の響きにうっとりとしていただけでした。
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イースター礼拝は、参加してみて初めて自分の中で形作られていきました。集まった方々と賛
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美し、聖書箇所を読み、何よりも絵本の朗読『わすれられないおく
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りもの』は、森の動物たちに起こったできごとを通して、死と復活
∼
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について新しい気づきを伝えてくれました。そして、聖歌隊の歌声
∼
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を聴けば、自分とそう変わらない年齢と境遇の女の子たちから、あ
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∼
んなに美しい声が出るのかと信じ難い思いでいっぱいになりました。
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最後は、卵ポプリ作り。なぜ卵かというと、ヒナが卵から生まれ
・
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てくることを、イエスが墓から復活したと連想させるものだからだ
∼
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そう。丸く切り抜いた穴へ、好きな芳香のポプリを詰め、レースで
∼
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蓋をする。あとは色とりどりの布を貼り付けていくだけ。今でもわ
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たしの部屋には、卵ポプリが揺れています。卵ポプリに目を留める
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度に、雨の中、みんなで静かにイースターを祝ったことを思い出さ
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れます。
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第25回タイ国際ワークキャンプ
イースター礼拝
3
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学生の感話(要約)
「小さな種」
オルガンレッスン生 人間環境学科2年 大石 南
私がパイプオルガンを通して得たものは自分と向き合う時間だったと思います。なぜなら自分
の演奏は、飾り隠しのない自分の姿だからです。
今年の春、私にとって初めてのパイプオルガンの発表会がありました。この発表会で一番難し
かったことは音楽としてパイプオルガンの演奏をすることでした。どんなに滞りなくメロディー
を弾くことができたとしても、音楽として流れていない。そのような演奏が続いた時、先輩方の
演奏を思い出しました。そして自分は譜面と向き合っていても、
音楽自体には向き合っていなかっ
たことに気づきました。そして「ここに書かれている音楽は何だろう」と考えて練習できた時、
一つの旋律がどす黒く暗い音に感じました。そしてその音を感じた時、初めて次のフレーズが鈴
の音のように神秘的な音に感じました。この時、私は自分の一年間を思い出していました。陰で
人の文句を言いながら、にこやかに笑っている自分の醜さ。しかし今こうして友達が私を許し、
見守り、支えてくれている幸せを。私にとって「パイプオルガンを通して自分と向き合うこと」
、
それは自分の状態と自分の醜さを自覚し、今ある幸せややるべきことを実感する
ことだったのだと思います。これからも音楽を通して、自分で自分自身を知り、 ʙʻʲ!˃ɺˇĜ
一歩踏みだし、日常にあふれている楽しさと出会いたいです。
Xfmdpnf!
「居場所」
学生宗教部シャロン 文化学科3年 水野 真美
ある先生が「アルバイトやサークルに入らないと居場所がないよ」と。私は自
分なりに楽しいことをたくさん見つけ、居場所もありました。半ば強引にシャロ
ンを紹介され、最初は本当に乗り気ではありませんでした。シャロンの友達は、
チャペルに足を運んで欲
チャペルアワーを大切に
キリスト教センターの色
ひとりでも多く仲間に加
今年度初めての企画とし
たくさんの祈りを込めて
心のこもったメッセージ
聴く一人一人の心に響き
とても豊かな時を過ごす
空き時間があったらキリスト教センターに行く、センターが居場所だ、と言って
いましたがあまり理解できませんでした。それに、キリスト教のことを何も知ら
ない私がここにいていいのか、と思いもしました。けれどシャロンのみんなは優しく、い
つも声をかけてくれるものだから、やめるにやめられなくなり、いつのまにか週に一回の
ミーティングが楽しみになってきました。今ではもうシャロンや、キリスト教センターに
来るみんなと仲良く話せます。シャロンに入っていなかったら、今も適当に毎日を過ごし
ていたかもしれません。
こうして私は色んな人と話をして、気持ちを聞いて、今までは考えられなかった人の気
持ちを、少しずつ考えられるようになってきました。人と接するのも嫌いじゃなくなり、
色んなことに一生懸命に取り組むことができるようになりました。それに、少し優しくな
れた気がします。今ではキリスト教センターも私の居場所です。
本当に大切なものや重要なことは、無理に探さなくてもその時になれば必ず用意されて
いるものだと思っています。だから、焦って何かしようとせずに、時に身を任せて待って
みれば、必ずことは良い方向に進むものだと思います。時には待ってみることも大切です。
みんなが幸せな毎日を送ることができたら、私も嬉しいなあと思います。
※期間中の学生及び上記2名の感話の全文は『恵みの泉』12号に掲載予定です。
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4
~ウェルカムウィーク参加者からの感想~
文化学科1年 中村 有沙
チャペルアワーに参加してみて、とても心が落ち着きました。私は中学高校がミッションス
クールだったので、毎朝15分の礼拝から一日が始まっていました。卒業してからは何か物足りな
さを感じていました。しかし、大学生活にも少しずつ慣れてきたときに、このような機会に出会
い、チャペルに通うことで、大学での安心できる場を見つけることができとても良かったです。
国際社会学科1年 江口 裕視
私は今まで一度もチャペルに行ったことがなく、恵泉に入学してからもチャペルに行くことは
ないと考えていました。なぜなら私はキリスト教徒ではないし、関わったこともないので、合わ
ないと思っていたからです。けれどウェルカムウィークをきっかけに、チャペルに行ってみて、
チャペルは自分も行っていいのだとわかりました。チャペルでは先生だけでなく、先輩が自分の
体験したことなどを話してくれて、私もやってみたいと興味を持ちました。いろいろな話が聞け
たこと、そして何よりチャペルに行く、という初めての体験ができてよかったです。
キム
ミ ヨン
文化学科3年 金 美英
初めはシールをもらうためにチャペルに行きました。しかし、礼拝に行けば行
くほど感話を述べる人たちの話に共感を覚えました。ホームシックにかかったと
!Xffl
しい!
して欲しい!
々な活動を知って欲しい!
わって欲しい!
て、
過ごした約2週間。
・演奏・歌声が
、
ことができました。
き、大変なときに神様に祈りました。それで心の心配がなくなりました。私は特
に宗教を信仰していませんが、これがキリスト教の力(神様の力)だと感じられ
ました。
日本語日本文化学科1年 望月 奈菜恵
チャペルアワーの時間をこれからも大切にしたいと思いました。正直それまで
“チャペル”というものにあまり関心を抱いていなかったのですが、今回のウェル
カムウィークを通じ、チャペルの魅力に気づき、これからも自分を見つめなおす
場として、チャペルを大いに活用したいと思うようになりました。この場所で過
ごす時間が今後の私の人生に役立てばと思っております。
英語コミュニケーション学科1年 有元 みちこ
礼拝をしていると心が安らかになります。とても心を静めて話を聞くことができました。
一つ一つの感話がとても感動しました。キリスト教をいろいろ知ることで自分の気持ちに
素直になったり、キリスト教についてもっと知りたいと思ったりするようになりました。
チャペルに響いた音楽も、聖歌隊の歌声もとてもきれいでした。一つ一つの音が輝いて心
に響きました。今神様に身をささげているのだなと思いました。このような経験をしたこ
とがなかったので良い経験になりました。また行きたいと思いました。
人間環境学科1年 榎本 薫
入学して大学の授業が高校のときと全く違うことに戸惑い、自ら進んで行わなければい
けないことも自分ではわかっていましたが、やはり授業を受けてその事をとても実感し、
どうすればよいか悩んでいたときに、このチャペルアワーに参加しました。とても不思議
ですが、気持ちが落ち着き、また先輩方の体験談などを聞いたことにより、精神的に楽に
なりました。自分と向き合う良い機会になり、参加してよかったと思います。
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キリスト教強調週間 〜ことばの泉〜
5月17日「神はあなたに話したい」晴佐久 昌英先生の奨励から
国際社会学科2年 藤木 圭子
私は高校時代、何事にも無気力で夢や希望どころか「~したい」
という欲望すら持っていない生徒でした。勉強もしなければ、外
に出て部活をするわけでもなく、何の変化のない毎日を送ってい
ました。当然、
恵泉に進学したときも、
「大学なんて高い学費を払っ
てまで何故勉強するのだろう」といつも思っていました。しかし、
恵泉の特徴でもある「聖書・国際・園芸」のカリキュラムを通して、
園芸では土に触れることの喜びを知り、聖書を読むことで神の愛
に気づき、そんな私たちの生活は様々な貧しい国の人々の犠牲の
上で成り立っているものだとわかったとき、私は今までなんて無
知な生活をしていたのだろうと衝撃を受けました。今回の晴佐久
先生のメッセージでもあったとおり、これらの日々は神様が与え
てくださったのだと思います。恵泉来て本当に良かったと思って
います。
5月18日「み言葉の力」岸 俊彦先生の奨励から
英語コミュニケーション学科2年 緑川 礼
私はこの大学に入ってから「キリスト教」について学ぶことになりました。「信仰」とか「神
を信じる」とか、私は無宗教なのでよくわかりませんが、でも「信じる力」や「許す」という行為
は生きていく中でとても大切なことだと思います。私はイエスの心の広さにとても驚きました。
イエスを信じることでペトロたちは立ち直ることができましたが、世の中では自分の大切な人を
殺されて、許すことができないということも真実です。私も人を信じ、また信じさせられるよう
な人になりたいと思いました。
5月19日「出会いと信頼」韓 守 賢先生の奨励から
人間環境学科1年 富田 清香
「何で自分だけこんな思いをしないといけないんだろう、こんなこと経験しないといけないんだ
ろう・・・」と思うことは多々あります。しかし、今日のお話でそのようなことを受け入れていくこ
との大切さを教えられました。韓先生も在日朝鮮人として生まれながら、そのことを自分に与え
られた大切なものとして受け入れておられます。私も今まで経験してきたこと、自分が負ってい
るものを大切なものとして受け入れていきたいと思いました。そして、それらは私にとって必要
なのだと思います。現にあのことがなかったら、あのことがあったからあの人に出会え、今私は
こうしているんだと実感します。私はこれから経験するすべてのことも大切なこととして受け入
れていきたいです。
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6
5月21日「種をまくイエス」大塚 忍先生の奨励から
文化学科1年 辻 絵莉子
今回のお話を伺い、先生のお話にとても共感を持ちました。私はイエス様の“ことば”で救わ
れたことはまだありませんが、
苦しいときなどに多くの“ことば”に救われてきました。その“こ
とば”たちは私が下を向いていても顔をふと上げたとき、何気なく書いてあったものなど、まる
でその“ことば”が私に出合ってくれるためにやってきたのではないかと思うぐらい偶然なので
す。私は、それらの“ことば”と出合わせてくれているのは神様の力だと思い感謝しています。
第26回ランチタイムオルガンコンサートを聴いて
人間環境学科1年 益子 夕希枝
私は、今回の演奏を聴き、パイプオルガンのイメージが大きく変わりました。今まではオルガ
ンの優しい響きばかりに魅かれていましたが、楽器が誕生した歴史の長さや発せられた深く鋭さ
を秘めた音の響きからは、曲にこめられた力強い思いや人の沈みこんだ深い気持ちがこめられて
いるように感じました。
また、曲からは演奏してくださった先生の指さばきの素晴らしさが覗え、私も折角パイプオル
ガンのレッスンを始めたこともあり、少しでも見習うことができたらいいなと感じました。
人間環境学科1年 下島 玲美
パイプオルガンがさまざまな音を出すことができるんだ、ということを今日のコンサートでの
演奏を聴いて初めて知りました。小学生の時に母とオルガンコンサートに行ったことがありまし
たが、ホールで聴く演奏とチャペルで聴く演奏は雰囲気がまた違いました。今日聴いた曲はどれ
も知らない、初めて聴いた曲でしたが、それぞれ自分の中でイメージして聴きました。普段、讃
美歌を歌っているときにオルガンの伴奏を意識して聴いていませんでしたが、今回のコンサート
の演奏でオルガンの美しい音色をよく聴き感動したので、これからは少し意識してみようと思い
ました。大学で演奏家の方の演奏を聴けて、とても嬉しかったです。
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7
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EEE 行事報告 EEE
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4月16日(金)~ 30日(金)
チャペルアワーウェルカムウィーク
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4月22日
(木)
イースター礼拝(多目的アワー)学生宗教部シャロン主催
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5月17日(月)~ 21日(金)
キリスト教強調週間
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17日
(月)
晴佐久 昌英(カトリック多摩教会司祭)
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18日(火)
岸 俊彦(日本キリスト教団経堂北教会牧師)
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19日(水)
韓 守 賢(日本キリスト教団早稲田教会副牧師)
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20日
(木)
第25回ランチタイムオルガンコンサート
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演奏:長谷川 美保(明治学院オルガニスト・音楽主任)
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21日
(金)
大塚 忍(日本キリスト教団永山教会牧師)
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29日(土)
恵泉スプリングフェスティバル2010
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・キリスト教部門企画・ ・
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ハンドベルコンサート
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演奏:恵泉女学園大学ハンドベルクワイア
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指揮:関本恵美子(本学キリスト教音楽主任)
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カリヨンコンサート
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Eye Witness ~地球環境写真展~(桃井和馬代表)
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Posca(卒業生
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深見さと子さんによる手作りポストカード等販売)
Sato
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6月12日(土)
第24回チャペルコンサート
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オルガンレクチャーコンサートⅧ-風の歌をめぐるたび
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「バッハを愛した巨匠たち」
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レクチャー&オルガン 廣野 嗣雄(東京藝術大学名誉教授)
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17日
(木)
カルト予防講演 講師:川島堅二(本学国際社会学科教員)
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24日(木)
第26回 ランチタイムオルガンコンサート
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MUSEホール・オルガニスト)
演奏 川越 聡子(所沢市民文化センター
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29日(火)
JOYFUL TIME『モビールを作ろう』
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7月15日(木)
聖歌隊&ハンドベルクワイア サマーコンサート ~平和~
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EEE 行事予告EEE
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学生宗教部シャロン主催 サマーキャンプ テーマ:ともに伝える〜あなたの言葉で〜
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9月15日(水)~ 17日(金)
於 八王子・大学セミナーハウス
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河井道メモリアルウィーク
10月18日(月)~ 22日(金)
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収穫感謝礼拝 11月18日(木)
(多目的アワー)
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クリスマス関連行事
クリスマスツリー点火式 11月24日
(水)
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クリスマス賛美礼拝・祝会 12月22日(水)
∼
∼
クリスマスチャリティーコンサート 12月25日(土)
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卒業礼拝
2011年3月17日
(木)
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第26回タイ国際ワークキャンプ
3月19日(土)~3月29日(火)
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オルガンコンサート
∼
∼
第25回チャペルコンサート
10月16日(土)
14時開演 演奏:平中 弓弦
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∼
(デンマーク国教会コペンハーゲン聖ヨハネ教会オルガニスト・デンマーク王立音楽大学講師)
・
・
第27回ランチタイムオルガンコンサート 10月28日(木)
12時50分~ 13時20分
∼
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演奏:鈴木 優人(オルガニスト)
∼
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・
第26回チャペルコンサート 3月5日(土)
14時開演
∼
∼
オルガン・指揮:関本 恵美子(本学キリスト教音楽主任)
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ハンドベル:恵泉女学園大学ハンドベルクワイア
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オルガンレッスン生によるミニコンサート 3月10日(木)
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「修行中」です。キリスト教センターを中心にした活動の中
∼
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で、学生たちの成長を実感することができるのは、なんと贅
∼
∼
沢なことか。とはいえ、教育の「成果」はそもそも「数値化」
、
・
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∼
∼
「可視化」になじまない。本号は、ごく一部ですが、学生たち
・
・
NEWS
LETTER 第44号
∼
∼
の声を中心にお届けします。新入生をお迎えする体制が少し
・
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発 行 恵泉女学園大学キリスト教センター
∼
∼
変わって、チャペルアワーは、
「ウェルカム・ウィーク」とし
・
・
〒206-8586 東京都多摩市南野2-10- 1
∼
∼
て展開する試みを始めました。新たな取組みに柔軟であると
・
・
TEL 042-376-8285 FAX 042-376-8297
∼
∼
ともに、本学でのキリスト教教育がどうあるべきなのかとい
・
・
印 刷 電算印刷株式会社
う根源的な問いに真摯に向き合っていきたい。
∼
∼
発行日 2010年7月28日
・
・
斉藤 小百合
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編集後記
8