パンフレット・申込書PDF

企業経営にとって、
「ヒト・モノ・カネ」は三要素です。さらに「技術」
「情報」も必要にな
ります。経営におけるいろいろな戦略と人材育成について学びたいと思います。
部品メーカーの設計担当者、購買担当者、品質保証担当者、生産技術担当者の方々へも
文科省 地域イノベーション戦略支援プログラム
一関工業高等専門学校
平成26年度
人材育成プログラム開発プロジェクト
「経営と人材育成」講座参加者募集
企業でのグローバル化、イノベーションは最近よく聞かれますが、その為には人材育成が必要となりま
す。今回、いろいろな業界でご活躍されている方々から、自身の経験を踏まえた経営戦略や人材育成、企
業人としての考えについて講義・講話を通して学びたいと思います。
本講座は全8回ですが、ご興味ある分野のみの参加も可能です。自身のキャリア形成、企業人としての
あり方、経営者としての必要な知識を吸収できる事と思います。
企業経営者、幹部候補、中堅技術者、人材育成担当者の方に是非参加頂きたく思っております。
研修内容:
月日
時間
1回目 10月 6日(月) 13:00~17:00
テーマ
講師
マーケティング戦略
川村志厚氏
13:00~15:00
『強い』技術系幹部となる!
白幡洋一氏
15:15~17:15
ものづくり製造業・受注下請型中小企業の自立化
とその戦略
高井 作氏
13:00~15:00
プロジェクトマネジメント
小野實信氏
15:15~17:15
ベンチャー企業経営
菅野 直氏
13:00~15:00
異業種交流のすすめ
齋藤一彦氏
15:15~17:15
産学官連携による下請け脱却へ
佐藤利雄氏
グローバル戦略
川村志厚氏
コア技術戦略
小野實信氏
2回目 10月27日(月)
3回目 11月 6日(木)
4回目 11月27日(木)
5回目 12月12日(金) 13:00~17:00
13:00~15:00
6回目 1月23日(金)
15:15~17:15
13:00~15:00
7回目 2月20日(金)
15:15~17:15
時代をどう生きたか
-いわてと私-
High Value Manufacturingのススメ ---機能性イ
ンターフェース創成を目指して--「産学連携による企業支援」~敷居の低い産学連
携を推進するコーディネータの立場から~
13:00~15:00
グローバル化とキャリア形成
15:15~17:15
志を創る人財育成
8回目 3月9日(月)
主
催: 一関工業高等専門学校
会
場: 一関工業高等専門学校 メディアセンター1階 視聴覚室他
募集定員: 30名(先着順)
参加費:
鈴木高繁氏
厨川常元氏
村上雄一氏
麻生菜穂美氏
(若柳梅京氏)
藤田武人氏
無料
募集期間: 平成26年9月30日(火)まで
お問い合わせ・申し込み
一関工業高等専門学校 地域イノベーション戦略支援プログラム
設計・材料分析人材育成担当 飯坂 、佐藤
〒021-8511
岩手県一関市萩荘字高梨
℡ : 0191-24-4708 (ダイヤルイン) FAX :0191-24-4798
Eメール:[email protected]
講師紹介及び講義・講話の概要については別紙参照下さい。
===============================切り取らずこのまま FAX 下さい=================================
今後セミナー情報などの送付に、メールアドレスを使用して良い場合は、情報送信の登録を認める の“□”欄
にチェック下さい。
FAX : 0191-24-4798
地域イノベーション戦略支援プログラム
設計・材料部門担当
佐藤
平成26年 9月
「平成26年度
下記のとおり申し込みます。
会社名
〒
-
所在地
連絡ご担当者
TEL
E-mail
行き
日
経営と人材育成講座」申込書
所属
FAX
役職
情報送信の登録を認める□
ふりがな
参加者1 氏名
所属
E-mail
参加予定
□ 全8回
□ 1回目
□ 5回目
□ 6回目
TEL
役職
情報送信の登録を認める□
□ 2回目
□ 7回目
□ 3回目
□ 8回目
□ 4回目
ふりがな
参加者2 氏名
所属
E-mail
参加予定
□ 全8回
□ 1回目
□ 5回目
□ 6回目
TEL
役職
情報送信の登録を認める□
□ 2回目
□ 7回目
□ 3回目
□ 8回目
□ 4回目
以上
別紙
講師紹介、講義・講話内容
企業経営と人材育成
月日
1
テーマ
10/6(月) マーケティング戦略
『強い』技術系幹部となる!
2
講師(敬称略)
概要
川村志厚
経営デザイン研究所 代表
マーケティングは自社にとっての市場を創造し続けるための総合的企業活動のこと
ですが、その中心となるのがマーケティング戦略です。実例によるケーススタディを
通して、マーケティング戦略の理論とその実践方法を学びます。
1時限目:マーケティング戦略の全体像、ケーススタディ
2時限目:競争戦略、組織戦略、ケーススタディ
3時限目:製品戦略、価格戦略、ケーススタディ
4時限目:流通戦略、プロモーション戦略、ケーススタディ
白幡洋一
公益財団法人みやぎ産業振興機構 シニアアドバイザー
リコージャパン株式会社東北事業本部 シニアアドバイザー
NPO法人仙南広域工業会 理事長
一般社団法人みやぎ工業会 理事兼特任顧問
1、
3、
5、
7、
株式会社マイスター 代表取締役
切削フォーラム21 会長
山形県産業技術振興機構 評議委員
山形県ものづくり人材育成委員
寒河江市技術振興協会 副会長
寒河江工業高等学校評議委員
職業訓練指導員
当社の経営理念の根底に"3ない主義”がある。1.親会社を持たない 2.自社製品を
出さない3.自振り手形を出さないいずれも自らに課したテーゼです。混沌とした日本
経済の只中にあって"戦わないで勝つ”地方の一地元中小企業の生き延びる道
は・・・・・・。
10/27(月)
ものづくり製造業・受注下請
型中小企業の自立化とそ
の戦略
所属
高井作
「技術」に強い 2、 「経営」に強い
「顧客」に強い 4、 「部下」に強い
「人材」に強い 6、 「海外」に強い
最後に:皆様へのエール
持続可能な社会構築が叫ばれる中、地域中小企業が本来保有する事業技術につ
いて、低環境負荷型プロセスへの転換を図るため、産総研との共同研究の下、
プロジェクトマネジメント
3
開発計画管理、さらに委託事業終了後の開発技術の製品化・事業化計画までの一
連のプロジェクト・マネジメント事例について紹介する。
11/6(木)
ベンチャー企業経営
4
5
当社は、質の高い技術を地方の企業が地方の製造拠点などに提供することが重要
と考え、ちょっと新しい技術を先取りしてきました。
組込み、DSP、LabVIEW、画像処理など、当社が取り組んできた
ちょっと新しい技術について解説いたします。
ちょっと新しいをキーワードにお話ししたいと思います。
齋藤一彦
丸繁株式会社 代表取締役社長
産学官連携による下請け
脱却へ
佐藤利雄
岩手大学研究推進機構
産学官連携コーディネーター
花巻市起業化支援センター勤務時関わった産学官連携の事例から、下請け業務か
らメーカーへの転進事例を紹介。企業が学とどのように関わればいいか、企業の経
営資源の考え方について。また、地域でのコーディネート機能の必要性について。
現在取り組んでいる経済産業省産学連携イノベーション促進事業「次世代ものづくり
革新を支える基盤技術開発・人材育成拠点事業」の紹介
11/27(木)
12/12(金) グローバル戦略
川村志厚
小野實信
平成26年
1/23(金)
High Value Manufacturing
のススメ ---機能性イン
ターフェース創成を目指して
---
グローバル戦略の基本は、進出先国・地域の政治、経済、社会、文化のシステムが
日本のそれとは大きく異なるという前提に立つことです。実例によるケーススタディを
通して、グローバル戦略の理論とその実践方法を学びます。
1時限目:グローバル戦略の全体像、ケーススタディ
経営デザイン研究所 代表
2時限目:先進国市場の開発戦略、ケーススタディ
3時限目:BRICS市場の開発戦略、ケーススタディ
4時限目:ASEANその他市場の開発戦略、ケーススタディ
市場のグローバル化、生産拠点の海外進出などの市場ニーズの変化、あるいは
ネット調達市場の急速な発展などによる、市場競争の激化の時代に対応するため、
(独)産業技術総合研究所 コンパクト化学システム研究センター 地域中小企業が、従来のサプライチェーン組織への依存からの脱却を目指し、得意
コア技術の高度化・拡大、コア技術の組合わせシステム展開などコア技術開発事
小野技術士事務所 代表
例、および従来の得意業界からの水平展開による新規業界参入などを目指したコア
技術開発事例について紹介する。
鈴木高繁
有限会社K・C・S 代表取締役
株式会社ベスト 顧問
一般財団法人北上市文化創造 理事
岩手大学金型研究センターアドバイザー
株式会社いわて金型技研 取締役
香港威佳貿易有限公司 董事
岩手産業振興センター アドバイザー
今から45年前に東北を旅してから、とくに岩手との関わりの多い人生を歩んできまし
た。社会人としてスタートしたころ、会社でいろいろな経験を積み上げていたころ、40
年前にいわてに移り住んで若い人たちと苦労を共にしたころ、中国で会社運営に携
わったころのすべてが変化に富んだ充実した時代でした。そして今は起業し経営者
として新たな人生を歩んでいます。東京で32年、岩手で40年その間中国で7年間生
きてきた中で起きた不測の事態とその対応などを元に、皆さんへの期待を含めいろ
いろなことを問いかけたいと思います、何か一つでもお役にたてるヒントが見つかれ
ば幸いです。
厨川常元
東北大学大学院 教授
▶ 医工学研究科
生体機械システム医工学講座 生体機能創成学分野
▶ 工学研究科 機械システムデザイン工学専攻
知的デザイン学講座 ナノ精度加工学分野
現在、デバイスの複雑化、微細化、高機能化が求められており、これらを製造するた
めの“ものづくり”技術も高度化、微細化していかなければならない。そのためには
従来からの形状創成を主体とした“ものづくり”に加え、任意の機能を発現する微細
3次元構造を加工表面上に創成する新しい“ものづくり”技術を有機的に融合させる
ことが重要になると考えられる。本講義ではこのような機能性インターフェース創成
によって高付加価値を生み出す加工技術、すなわちHigh Value Manufacturingに関
して紹介する。
村上雄一
財団法人仙台市産業振興事業団
ビジネス開発ディレクター
産学連携では大学のシーズと企業のニーズのマッチングが一般的である。 これだけ
では中小企業にとっては敷居の高い産学連携の仕組みを利用する企業は多く はな
い。仙台地区では大学の先生方とコーディネータが企業訪問を繰り返し御用聞きを
行って課題解決を行う「仙台堀切川モデル」 を開始してから10年。その活動事例を
紹介する。企業と先生がたをマッチングするコーディネータの立場から敷居の低い産
学連携を今後どのように発展させるかを述べる。
2/20(金)
「産学連携による企業支
援」~敷居の低い産学連携
を推進するコーディネータの
立場から~
グローバル化とキャリア形
成
8
バイスリープロジェクツ株式会社 代表取締役
宮城県情報サービス産業協会 理事
みやぎ工業会 理事
みやぎ組込み産業振興協議会 副会長
異業種交流のすすめ
時代をどう生きたか
-いわてと私-
7
菅野 直
東日本大震災後、種々の援助等で新規設備投資は一巡し、中小企業における景気
の停滞感が増す中、「真の物づくりの基本とは何か」が改めて問い直されておりま
す。
中小企業の課題である新製品、新技術開発、販路開拓は1社で行うよりも1社の枠
を越えた異業種、多企業にての共同開発、情報共有が有効です。
30年間毎月開催している異業種交流会、又ILC研究会、航空機研究会の概要と成
果、今後の課題を通して各社の交流のあり方を考えたい。
コア技術戦略
6
小野實信
(独)産業技術総合研究所 コンパクト化学システム研究センター NEDO委託事業の受託、低環境負荷型技術の研究開発、さらに新規装置製造事業
へと展開を図った開発事例について、NEDO委託事業申請業務から、採択後の研究
小野技術士事務所 代表
白石市社会教育委員
麻生菜穂美 白石市文化協会副会長
(若柳梅京) 白石市伝統芸能振興会副会長
日本舞踊直派若柳流 理事
3/9(月)
志を創る人財育成
藤田武人
創志塾 塾長
大崎ものづくりネットワーク協議会 会長
情報化により世界はどんどん縮小し、少子化によって日本は移民を受け入れざるを
得ない時代に突入する。日本人同士なら暗黙の了解があった事も、はっきり意見を
述べなければならなくなる。更にそうした「国際社会」においてより高いポジションを
形成していくには「信頼と尊敬されること」が何より大事。つまり日本人としてのアイ
デンティティを確立すること、「あなたは日本人として何?」が問われるのである。
「モノづくり」は「人創(ひとづく)り」と言われます。正に「企業は人なり」であります
が、実はその人の何であるか、をこれまで体現してきました。
人財育成を要職とした私の結論は、「知識の勉強」でなく「知性の昂揚(こうよう)」で
なければならない。「知性」とは、「人間の持っている思考と判断する能力」です。そ
れを「昂揚」させて行く、即ち、知的興奮や知的好奇心を昂(たか)ぶらせてゆく取り
組みで、その心構えとして「知識ではない知性の学び」と「心の昂揚」である、と。先
人が残した言葉で「学ぶこととは、人間とは何かを学ぶことである」を実践して行くこ
とではないかと考えます。