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第20号 - 福島県

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安全・安心な農産物の会津ブランドを目指して
http://www.pref.fukushima.jp/norin-aidu/aizunourin.htm
会津オーガニックだより
第20号 平成19年11月
発 行:会津農林事務所・南会津農林事務所
事務局:会津農林事務所農業普及部(有機農産物推進担当)
(会津若松市追手町7番5号 電話(0242)29−5553)
.
●有機農産物推進の動き、お知らせ
★「有機栽培勉強会」(会津地域有機農業生産者情報ネットワーク)へ、加入お申し込みを
有機農産物の推進を図るため、生産者や流通販売関係者等によるネットワークである「有機栽培勉強会」を設立しま
した(本年9月)。 勉強会では、情報交換や研修会を通して栽培技術の向上や生産物の販売促進(販路開拓)等を図
っていきます。また、栽培者の輪を広げ会津地域の有機農産物の産地化とブランド化も目指します。
加入したい方は、事務局(上記)まで問い合わせください。
★
多くのひとの理解が深まりました ・・・「こだわり南会津の幸再発見セミナー(南会津農林事務所)」
000 11月26日に南会津中央公民館(御蔵入交流館内)を会場に、旅館・ペンション関係者等実需者や生産者代表、消費
者代表等約40名の参加のもと、セミナーを開催しました。
最初に、①有機農産物や「ふくしま型有機栽培」についての学習と、②中野さん(只見町叶津)の「今年初めて取り組
んだ水稲有機栽培」の体験報告により、有機農業について理解を深めました。特に、中野さんの実感や意気込みに参
加者はじっくり聞き入っていました。
次に、③畑中成純先生(料理研究家)*を講師に迎え、「南会津地域の特色ある食材の地鶏、トマト、ソバ、お米等」
を用いた創作料理講習が行われました。 この中で、お米の「研ぎ方」の講義も行われ皆さん熱心に聞入っていました
(写真1)。さらに、 「中野さんの有機栽培展示ほのコシヒカリ」、「下郷町の特別栽培展示ほのあきたこまち」と「慣行栽培
コシヒカリ」 とを名前を伏せて食べ比べました(写真2)。結果は、どちらも慣行栽培より美味しいとの評価で、早速、参加
者から中野さんに、お米の問い合わせ
がありました。
有機農業について、多くの人の理解
が深まり、実りの多いセミナーとなりまし
た。
*畑中先生「畑中料理研究所所長(郡山
市)、各種のクッキングスクール、テレビ
出演等々、幅広くご活躍されています。」
写真1 お米の研ぎ方を指導する畑中
先生(左)と中野さん夫妻(中央)
★
写真2 三種類のお米を熱心に試食
する参加者の皆さん
「穂いもち」の分析と、対策へ ・・・「熱塩加納地区水稲被害検討会(JA会津いいで)」
11月20日にJA会津いいで慶徳支所で、今年、熱塩加納地区で発生した水稲「穂いもち」について、 関係機関(JA、
共済組合、農業普及所(部))による検討が行われました。発生の特徴として、地域や生産者により発生程度に差がみら
れたことが報告されました(①風通しが悪い山沿いの地域や多肥栽培田等で発生が多かったこと、②苗の活着が良か
った水田や適正な肥培管理を行った水田等で発生が少なかったこと)。今後の
対策として、③発生要因をさらに分析し、来年の栽培に活かしていくこと、④利
用可能な資金等を活用して生産者を支援していくことになりました。また、⑤今
後も一層、売れる米づくりに向けて減農薬栽培を推進していくことを確認しまし
た。
また、11月14日開催の水稲専門別検討会において、⑥例年に無く、8月下
旬まで山間地域の気温が高かったことで、「いもち」に感染しやすい条件が続い
たなどの指摘がありました。
今後、詳細に調査分析し、対策を検討します。
写真3 穂いもち発生の様子(9月5日)
(熱塩加納地区「有機展示ほ」)
★
旬の会津おいしさ発見隊 ・・・「有機農産物生産者と消費者の絆づくり交流会(会津農林事務所)」
11月3日に会津美里町の有機栽培ほ場等を会場に、会津若松市内の主婦
等約30名と生産者との交流会が行われました。
交流会は、同町の①白井さんの「特別栽培りんご」のもぎとり、 ②鹿野さん
の「有機栽培野菜」ほ場の視察、また、③「会津自然塾」*(写真4)の収穫祭に
参加と、賑やかに行われました。.消費者にとっては直に栽培現場を体験で
きたこと、 また、生産者にとっては消費者の生の意見を聞けたことで、理解
が深まりました。
交流会を通して、 新たな信頼関係も出来たようで、これを機会に生産者と
消費者の絆がさらに広がっていくことが期待されます。
写真4 "会津自然塾"の皆さん(作業の手を休めて)
*会津自然塾:平成13年に生産者10戸で発足し、本年福島県の有機JAS認定を取得。"会津自然塾"でホームページ検索可
●有機展示ほの状況
☆「水稲」
▽会津若松市門田(高橋さん・五百万石、紙マルチ栽培・鯉除草)
今年の出来に、率直な意見
11月20日に農作業委託や契約栽培をしている生産者の参加のもと、"栽培意見交換会"が行われました。
今年の展示ほの生育状況とともに作業経過や契約栽培稲の出来も検討されました。各参加者から率直な意
見が出され、来年も一層、酒米の生産安定と品質向上に向けて取り組むことになりました。
☆「ソバ」磐梯町落合:穴沢さん 有機展示ほ、慣行ほ場よりやや増収!
有機展示ほは、区によって収量差が若干見られましたが、全刈り収量では110kg/10aとなり、前年対比122%でした。
また、同地域の慣行栽培ほ場(作柄判定圃)でも、昨年より倒伏などが少なく生育が概ね順調に経過し、約100kg/10aの
収量でした。緑肥作物としての大豆の鋤き込みによる窒素供給量が3.9kg/10a(詳細については18号記載)と十分量で
あったためと思われます。
11月7日に、日本そば博覧会in会津磐梯(10月26∼28日)や日光そばまつり(11月1∼4日)で、有機展示ほのそば粉
を使ってPRに協力いただいた蕎麦屋さん(磐梯町:磐梯そば道場)に、「有機ソバ」の感想を伺いました。
『有機ソバと言っても香りや味などは、食べる人にはその違いは解りづらい!』、『有機栽培のソバは、粘りが強く、打
ち手にとって打ちやすい!』などの意見を頂きました。 また、現在、推進を図っているオリジナル品種「会津のかおり」
についても、『独自の品種による産地化とPRは今後、益々重要なこと!』、 『会津のかおりで有機栽培に取り組めばP
R度が高い!』など貴重なご意見を頂きました。今後の推進活動に活かしていきたいと思います。
☆「野菜」喜多方市塩川:渡部さん 有機農産物卸業者を訪問
マルチ栽培した施設ホウレンソウ(9月11日播種)やブロッコリーの収穫が始まりました(写真5,6)。11月13日に行っ
たホウレンソウの生育調査では草丈33cm、株重58.4gと葉が肉厚でボリューム感もあり、糖度も8.3と高い値でした。
収穫されたホウレンソウやブロッコリーは、喜多方市内の生協直販コーナーで有機JASマークを添付して販売されて
います(写真7)。
写真5 肉厚でしっかりしたホウレンソウ
写真6
花蕾の締まったブロッコリー
写真7 有機JASマークを添付して販売
展示ほ担当の渡部さんは、11月15日に有機農産物専門の卸業者(千葉県:
自然農法販売協同機構)を訪れ、同社専務理事の南埜氏より、有機農産物の
流通消費動向や産地動向について情報をお聞きした後、全国各地から集まる
有機農産物の種類や荷姿について研修しました(写真8)。さらに、有機展示ほ
場で栽培している野菜の出荷に向けて打合せを行いました。
写真8 出荷規格などメモを取る渡部さん(左側)
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