専門演習 2016 年 11 月 29 日 H.O 第6章 ケガと向き合う 1. 自分の問題

専門演習
2016 年 11 月 29 日
H.O
第6章
ケガと向き合う
1. 自分の問題意識
「怪我をしていても頑張る姿が美しい」というような風潮があるが、それは、果た
して正しい考え方なのであろうか。
2.要約
スポーツでみられる整形外科的な怪我はからだ全体に生じており、その中でも膝関
節、足関節部位に多く、靭帯損傷や半月板損傷などがある。スポーツ外傷をみてみると、
上肢では、格闘協議や身体接触を伴うスポーツでよくみられ、要因として転倒や激しい身
体接触が考えられる。下肢はよく怪我がおこる部位として知られる。体の切り返し動作や
ジャンプの着地におこりやすい。スポーツ活動時におこるスポーツ外傷・障害は挙げたも
の意外にも存在し、多岐にわたる。怪我の対策は、怪我の症状や怪我がおこる原因を理解
することからはじまる。さらに自分が専門としている競技特性を考慮することも大切であ
る。
3.最近のスポーツの問題との関連性
リオ五輪の陸上女子5000メートル予選で、接触して倒れた米国とニュージーランドの
選手同士がお互いを助け合い、最下位でゴールインし、その姿に多くの称賛が集まり、決
勝出場が認められた。
4.議論
筆者は怪我の対策として、怪我の症状や怪我がおこる原因を理解することから始まり、自
分が専門としている競技特性を考慮することが大切であると述べている。まったくもって
その通りであると思うが、このニュースのように競技特性を考慮できているはずのオリン
ピック選手が怪我をしてしまうというように防げない怪我もある。私が議題としたいのは、
この二人の選手が転倒し、怪我をしたあとの二人の行動と大会側の対応についてである。
防ぐことのできない怪我であれば、怪我をしているのに頑張ってやりきることはすばらし
いという風潮はスポーツをしている人が、怪我というものを軽くとらえるようになる原因
をつくるのではないかと思う。
5.怪我をしていても頑張ることはすばらしいということではなく、怪我をしたら、試合や
大会には出ることができないという考えをもたせることにより、怪我というものの重さを
スポーツをする人が感じるようになるべきであると思う