世界の花のお祭り

平成 22 年 1 月 2 月号
世界の花のお祭り
1月1日:USA パサデナのローズパレード
4月第1日曜日 USA ワシントン D.C 桜祭り
アメリ カ合衆国の首都ワシ ントン D.C.の
ポトマッ ク河畔の桜並木は、 世界の名所
の一つにな っていま す。毎年 3 月末から
4 月のはじめにかけてシ ーズンには、
盛大に「桜ま つり」が開催され、全米から
観光客が訪れ、パレードやその年の「桜の
女王」が選ばれます。 この桜は明治の
終わりごろに、ア メリ カのタフト大統領夫人
の希望により、当時の尾崎行雄東京市長がプレゼントしたも
のです。 また、 この件に関して とても興味深いサイトを発見し
ましたので 興味のある方は 下記の URL をご覧ください。
http://www.osk.3web.ne.jp/~aranishi/sakura.htm
4月第 3 週末オランダ ノルドホランド春の花パレード
北オランダ州はケーケンホフのチューリッ プ園をはじめとして
チュ ーリップ畑がつづいて いる。 春の花が開花するこの時期
に、花で飾られたフロートのパレードが行われる
パレードは、120年前に東部や中西部からパサデナに移ってきた人たち
が、冬でも暖かい気候を宣伝するために始めたのだそうで す。山車の装
飾は花な どの自然のものしか使ってはいけないそうで、パレードの近く に
行くとよい香りがするとのこと
6月
21 日∼22 日の夏至の日
5月か6月の聖体節の日イタリア
米国各地の高校や大学のブラス・バンドやチア・リーダーも通りま す。
今年のローズ・ ボール(パサデナで毎年 1 月 1 日に開かれる大学フッ ト
ボールの試合で す。)は、今年はオハイオ州立大学とオレゴ ン大学の対
決なので、両校のバンドももちろんいます。 フットボールの試合で は、オ
ハイオ州立大学が勝ったそうです。
2月毎年違う日フランスニースのカーニバ
ル
ラトビア リガ
バルト三国のラトビアで は昼の時間が一番長くな る夏至の日
にリーゴという夏至の祭り をおこな う。 農家で は家々に緑の
木々を飾り、 広場には草花の市が立つ。
リガの男は草の冠、女は野の花で編んだ冠で飾る。
ジェンツァーノ花じゅうたん
ジェンツァーノの町ではキリス ト教の聖体
節に花祭り をおこな いま す。少年少女たち
が祭りの数日前に 近郊から花を集め、
長さ 310m のじゅうたんをつくりま す。
じゅうたんの模様は毎年テ ーマが決めら
れていま す。祭りが終わると花じゅうたん
は取り去られてしま うので、最後の日に皆で花の上を歩きま す
6月初めの土曜日
ブルガリア カザンルック バラ祭り
ブルガリア のバルカン山脈とスレドナ・ゴラ山脈にはさま れた
低地のバラの谷では、バラの花盛り にな る 6 月初めの土曜日
にバラ祭り を行う。
8月中旬∼下旬の 10 日間 ドイツ
ラインラント・プファルツ
花車の祭り
バートエムスの町はドイツでは有名な温泉リゾートのある町。8
月最終日曜日には 300 万個のダリアの花で飾られたフロート
のパレードが行われる
8月 ドイツ ニーダーザクセン エリカ祭り
8 月半ばから 9 月にかけて 赤紫のエリ カが開花するニーダー
ザクセンではエリ カの女王が選ばれ、エリ カの開花を祝う。
マセナ広場はカーニバルの仮装グループや大きな山車のパレードで に
ぎわい、海岸にそったプロムナード・デ・ザングレでは春の花で飾られた
美しいフロートのパレードが行われる。 フロートの美女から投げられる
花々を人々は家へ持ち帰り飾りま す。
10月最終土、日曜日
2月南フランス・ボルム・レ・ミモザ村 ミモザ祭り 10月12日
ボルム・レ・ミモザ村( Bormes les Mimosas)場所はトゥーロン
とサン・トロペの中間くらいのところで す。 ボルム・レ・ミモザ
は山に張りつく ように広がった鷲の巣村。その名が表す
ように、1月から3月にかけて黄色のミモザの花が咲き
ほこり(2月にはミモザ祭りも開催)、夏にはブーゲンビ
リアが村を彩るそう。 また、この村は 1970 年にフランス
の《花の町(Ville fleurie)》 の「4つ花」(最高ランク)に
認定され、2003 年には『 ヨーロッパ花の町コンクール』で金賞を受賞
スペイン コンスエグラ
サフラン祭り
コンスエ グラは丘の上に 7 つの風車が連な る素朴な 町。
ここで は伝統的にサフランの栽培をおこな って いる。
毎年サフランの収穫を祝って祭りが開かれる。
スペイン サラゴサ
聖母マリアの花祭り
これは エル・ ピラール(教会堂)祭りとも呼ばれ 10 月 5 日から
13 日にかけて開催されま すが、エル・ピラールの日はス ペイン
のナショナルデーである 10 月 12 日と同じ日で す。 12 日の
朝、ピラ−ルの聖母像は中央広場に作られた花の祭壇に安
置され、民族衣装を着けた人々による花祭りが始まりま す。サ
ラゴサ市民はもちろん、ス ペイン各地や外国からの参加者も
あまります。翌日の夜にはロウソクを灯し、町中を行進する
「ガラスの十字架行列」が行われま す。闘牛場で は闘牛もおこ
なわれます。