目次 はしがき 第1章 研究の目的 第 1 節 介護保険の成り立ち…………………………………………………1 第 2 節 研究の目的……………………………………………………………1 第 3 節 苦情・苦情処理の分類・定義………………………………………2 第1項 苦情・不服と相談/3 第2項 疑問解決的処理と不服解決的処理/4 第2章 介護保険制度の仕組みと問題点 第1節 高齢者社会の現状……………………………………………………6 第1項 高齢化の進む人口構造/6 第2項 社会保障構造改革/6 第2節 介護保険制度の導入…………………………………………………7 第1項 従来の保健医療・福祉サービス/6 第2項 老人医療・福祉サービスにおける問題点/8 (1)老人福祉の問題点/8 (2)老人医療の問題点/8 (3)介護保険制度の性格/8 第3節 介護保険制度の仕組み………………………………………………9 第1項 アクター/9 (1)被保険者/10 (2)市町村/11 (3)介護サービス事業者/11 (4)居宅支援事業者第/12 第2項 介護サービス利用の手順/12 第4節 様々なサービス・施設と諸制度……………………………………14 第1項 在宅サービス・施設サービス/14 第2項 介護保険施設/15 (1)指定介護老人福祉施設/15 (2)介護老人保健施設/15 (3)指定介護療養型医療施設/15 第3項 成年後見人制度/16 第5節 介護保険制度の抱える苦情(問題点)について…………………16 第1項 介護保険に対する苦情の種類/16 (1)保険料に関する苦情/16 (2)要介護認定に関する苦情/16 (3)介護サービスに関する苦情/16 第2項 苦情処理の必要性/17 iii 第 6 節 自治体条例の比較……………………………………………………17 第1項 介護保険の相談・苦情・救済にかかわる条例/17 第2項 東京都武蔵野市介護保険条例―相談調整専門員/18 第3項 茨城県牛久市介護保険条例―窓口、相談員の充実/18 第4項 愛知県高浜市介護保険・介護予防の総合的な実施及び推進に関する条例/19 第5項 福岡県北九州市介護保険条例―苦情相談の委員会/20 第6項 大阪府枚方市福祉保健サービスに係る苦情の処理に関する条例/21 第7項 福岡市介護保険条例―苦情処理の条文を持たない条例/22 第3章 要介護認定における苦情・相談・救済 第1節 要介護認定とは………………………………………………………24 第1項 申請から認定まで/24 (1)要介護認定とは/24 (2)厚生労働省の認定基準/25 第2節 要介護認定に対する苦情……………………………………………26 第 1 項 苦情の現状/26 第 2 項 苦情の処理・救済制度/27 第 3 項 考えられる改善策/28 第3節 要介護認定をめぐる苦情・相談を受け付け、救済する窓口……28 第1項 市町村/28 (1)市町村の窓口/28 (2)現状/28 (3)問題点/28 (4)考えられる改善策/29 第2項 国民健康保険団体連合会/29 (1)国保連とは/29 (2)現状/30 (3)問題点・苦情/30 (4)考えられる改善策/31 第3項 都道府県の介護保険審査会/31 (1)介護保険審査会とは/31 (2)現状/31 (3)問題点/32 (4)考えられる改善策/32 第4項 民生委員/32 第5項 社会福祉協議会/33 (1)社会福祉協議会とは/33 (2)社会福祉協議会の役割/33 第6項 行政相談員/33 第7項 ケアマネージャー/34 iv (1)ケアマネージャーとは/34 (2)現状と抱える問題/34 (3)考えられる改善策/34 資料編/35 第4章 介護サービスの受給における相談・苦情・救済 第1節 介護保険の対象………………………………………………………37 第1項 介護サービス受給における利用者と事業者との関係/37 第2項 各問題点における救済等に関する利用規定の差異/39 第2節 利用者(被介護者)が相談・苦情・救済を求める場合…………40 第1項 問題となる可能性のあるケース/40 (1)各介護類型(施設型・在宅型)に共通する事項/40 (2)施設介護関連事項(病院的複数施設並存型・小型療養型)/41 (3)在宅介護関連事項/41 第2項 問題が起こった際に利用可能な窓口と、そのときの処理の内容/42 (1)下記の窓口等の相関関係のチャートや図/42 (2)事業者・居宅介護支援事業者/42 (3)市町村/43 (4)都道府県/44 (5)消費生活センター・国民生活センター/44 (6)国民健康保険団体連合会/45 (7)その他/45 第 3 項 各窓口での対応と具体的事例/46 (1)サービス事業者に対する苦情の処理/46 (2)サービス事業者・居宅介護事業者/47 (3)市町村/49 (4)都道府県/49 (5)消費者センター/50 (6)国民健康保険団体連合会/51 第3節 事業者が相談・苦情・救済を求める場合…………………………52 第1項 問題となりうるケース/52 (1)ケアマネージャー/52 (2)現場での介護者/53 第 2 項 問題が起こった際に利用可能な窓口/54 (1)事業者/54 (2)労働基準監督署など/55 (3)行政/55 (4)その他/56 第 3 項 意見交換/57 (1)ケアカンファレンス/57 v (2)事例検討会/59 第 4 節 まとめ………………………………………………………………59 第5章 行政機関が関わる苦情・相談・救済のシステム 第1節 行政訴訟・不服申立て・苦情処理の 学説における体系と実務の仕組み…………………………………62 第1項 現行の教科書で語られている救済手続/62 (1)行政訴訟/62 (2)不服申立て/62 (3)苦情処理/63 第2項 実務上での救済手続運用/63 第3項 両者の乖離の程度/64 第2節 サービスの拡充による苦情の未然防止……………………………64 第1項 自治体独自の施策/64 第2項 サービス拡充の具体例/64 (1)福岡県福岡市/64 (2)東京都武蔵野市/65 (3)茨城県牛久市/65 (4)愛知県高浜市/66 第3節 オンブズマンによる対応……………………………………………67 第1項 オンブズマンの定義・種類/67 (1)オンブズマンとは/67 (2)オンブズマンの種別/67 第2項 行政救済・苦情処理におけるオンブズマンの必要性/68 (1)行政救済制度一般におけるオンブズマン/68 (2)沖縄県行政オンブズマン/69 第3項 福祉におけるオンブズマンの現状/69 第4項 オンブズマンによる苦情処理の可能性/71 第4節 広報における苦情処理の扱い………………………………………73 第1項 要介護認定申請に関する苦情処理について/73 第2項 サービス内容に関する苦情処理について/74 第3項 全体の考察/75 第4項 インターネット上での取り組み/76 第5項 求められている広報の要素とは/77 第5節 自治体の規模による差異……………………………………………78 第1項 自治体の規模による差異/78 第2項 離島・過疎地における特殊事情/79 第6節 広域連合における苦情処理の扱い…………………………………80 第1項 自治体間協力と広域連合/80 第2項 介護保険と広域連合/81 vi 第3項 福岡県介護保険広域連合/81 第4項 北海道空知中部広域連合/83 第7節 介護保険制度における国地方関係…………………………………83 第1項 一般的な国・地方関係/84 第2項 介護保険法の運用における国と自治体の関係/84 第8節 外部評価制度…………………………………………………………85 第1項 サービスに対する外部評価の必要性/85 第2項 各自治体の取り組み/86 (1)愛知県高浜市/86 (2)兵庫県姫路市/87 (3)福岡県大牟田市/87 (4)福岡県福岡市/88 第3項 ポイント/88 第6章 諸外国との比較 第1節 はじめに………………………………………………………………90 第2節 各国の介護保険………………………………………………………90 第1項 スウェーデン/90 (1)高齢化の推移/90 (2)高齢者ケア施設政策の歴史/90 (3)高齢者ケア施設政策の仕組み/91 (4)高齢者ケア施設の財政運営/91 (5)今後の展望/91 第2項 アメリカ/92 (1)高齢化の推移/92 (2)高齢者ケア施設政策の歴史/92 (3)高齢者ケア施設政策の仕組み/92 (4)高齢者ケア施設の運営/93 (5)今後の展望/94 第3項 イギリス/94 (1)高齢化の推移と高齢者ケア施設政策の歴史/94 (2)高齢者ケア施設政策の仕組み/95 (3)高齢者ケア施設の運営/95 (4)福祉のあり方/95 第4項 ドイツ/96 (1)高齢化の推移/96 (2)高齢者ケア施設政策の歴史/96 (3)高齢者ケア施設政策の仕組み/97 (4)高齢者ケア施設の運営/97 第5項 ドイツにおける介護保険制度/98 vii (1)近年の動きから/98 (2)苦情処理の実情/98 第6項 韓国/99 (1)高齢化の推移/99 (2)高齢者ケア施設政策の歴史/99 (3)高齢者ケア施設政策の仕組み/100 (4)高齢者ケア施設の運営/101 (5)今後の展望/101 第3節 各国の比較……………………………………………………………102 第1項 高齢者ケア施設の体系/102 第2項 高齢者ケア施設の財政運営体系/102 第3項 高齢者ケア施設の入所経路と状況/103 第7章 あるべき救済制度とは 第1節 行政との関係において………………………………………………105 第1項 情報提供-総合的窓口の必要性/105 第2項 苦情処理-迅速さと正確さ/106 第3項 建設的な「苦情」への対応/107 第2節 事業者との関係において……………………………………………107 第1項 情報の欠如に対する改善/107 第2項 情報の欠如によらない部分/109 第3項 利用者と事業者という関係で望まれる救済制度/110 第3節 司法改革とあるべき救済制度………………………………………111 第 1 項 裁判の迅速化/111 第 2 項 行政訴訟法改革/111 第 3 項 ADR の拡充について/112 第4節 地域間格差の解消……………………………………………………112 資料編……………………………………………………………………………114 viii
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