共同研究項目 「(株)勝英自動車学校宿泊施設太陽光発電新技術等

共同研究項目
「(株)勝英自動車学校宿泊施設太陽光発電新技術等フィールドテスト
事業」
平成17年度共同研究業務成果報告書
平成18年5月
1日
共同研究者:株式会社勝英自動車学校
代表者名 吉村 武司
目
次
1.まえがき
2.研究の成果と達成状況
(1)
研究の成果
(2)
目的に照らした達成状況
3.研究発表・講演、文献、特許等の状況
(1)
研究発表
(2)
文献
(3)
特許等
(4)
その他の公表(プレス発表等)
4.あとがき
[添付資料]
1
システムデータ
1-1 基本データ
1-2 設備データ
1-3 コストデータ
2
完成写真
3
単線結線図
4
発注形態
5
共同研究費(実績額)内訳書
1.まえがき
(株)勝英自動車学校は、地球温暖化防止に対する具体的な取組姿勢を明らかにするとともに
日頃取組んでいる地域社会に対する自然エネルギー普及促進活動の更なる推進の糸口とすること
を目的として、太陽光発電を導入いたしました。
2.研究の成果と達成状況
(1)研究の成果
①
要約
・勝英自動車学校宿泊施設屋根上に設置している太陽光発電により、建物内の年間使用
電力量の一部である17,314kwh/年(推定)を供給できる。
・標準タイプの太陽光発電設備機器を採用することによりコストダウンが可能となりま
した。
②
本文
勝英自動車学校宿泊施設屋根上に、20kwの太陽光発電設備を設置することにより、
エネルギー資源の節約及び有効利用と環境問題への貢献を図ります。
また自動車教習生及び一般の方々に太陽光発電設備を見学して頂くことにより新エネル
ギーの啓蒙、普及が見込めます。
また20kwの太陽光発電を設置することにより、宿泊施設内の年間使用電力量の一部
である17,314kwh/年(推定)を賄うことが出来、自然環境に配慮した施設となっ
ております。これにより石油代替効果4,209ℓ/年が期待でき、CO2 等の排出削減に貢
献できます。
尚、太陽光発電設備機器につきましては、標準タイプの機器を採用することにより機器
自体のコストダウンと作業工数の低減による工事費のコストダウンが可能となりました。
なお、システムデータを添付資料1に、完成写真を添付資料2に示す。
(2)目的に照らした達成状況
平成17年度太陽光発電設備を設置し、系統連系による実質負荷への電力供給及びデー
タ収集を開始致しました。
太陽光発電設備設置工事につきましては、標準タイプの機器を採用することにより、機
器・工事共にコストダウンを図りました。従いまして本事業の主旨に添った形で問題なく
完成しております。また運転に関しましても問題なく稼動しています。
3.研究発表・講演、文献、特許等の状況
(1)
研究発表
特になし。
(2)
文献
特になし。
(3)
特許等
特になし。
(4)
その他の公表(プレス発表等)
特になし。
4.あとがき
太陽光発電設備を本事業の主旨に添って導入しました事で、勝英自動車学校の職員ならび
に教習生の環境問題や新エネルギー等への意識が確実に高まりました。
今後益々新エネルギー等への関心は高まっていくと思われます。勝英自動車学校としても
地域社会への新エネルギー普及促進に尽力していきたいと考えます。
採択番号
7293101
添付資料1
システムデータ
1. 基本データ
(採択番号 7293101)
項 目
事業年度
事業名
設備
名称
概要
システム種別
データ
平成17年度
太陽光発電新技術等フィールドテスト事業
勝英自動車学校宿泊施設太陽光発電システム
新型モジュール
採用型
建材
一体型
新制御方式
適用型
効率向上
追求型
CIS型・粒状型・両面発電型・
その他(
)
屋根材一体型・壁材一体型・ガラス一体型・
その他(
)
防災型・ピークカット型・融雪型・
その他(
)
計画時予想システム効率
○.○
設備容量
17.5kW
設置方式
地上架台・屋上架台・屋根架台・屋根直付・建材一体
用途
PV完成日
備考
空調 .照明
用
平成 17年 11月 25日
運転開始日
平成
17年 11月 25日
PV設備価格
16.5百万円
説明
説明文
設置
名称
株式会社勝英自動車学校宿泊施設
場所
住所
岡山県
成果報告書本文参照
勝田郡勝央町豊久田84-1
位置
北緯
35度 4分
東経134度 9分
用途
庁舎・学校・工場・倉庫・病院・老人福祉施設・公民館・
図書館・博物館・事務所・店舗・駐車場・その他(
構造
新築・既築
鉄筋コンクリート造・鉄骨造・プレハブ・木造・その他(
規模
写真
設置者 共同研究者名
住所
)
延床面積
2110㎡
階数
地上6階、地下0階
太陽光発電システムの設置状況写真
株式会社勝英自動車学校
東京都
豊島区東池袋三丁目4番3号
)
添付資料2参照
2. 設備データ
(採択番号 7293101)
項 目
データ
備考
単線結線図
(図面)
添付資料3参照
メーカ
京セラ
京セラ
型式
SPR1786T-02 SPG1786T-02
種類
太陽電池モ
変換効率
ジュール
最大出力
単結晶、多結晶、a-Si、(
外形寸法
13.98%
13.98%
178.6W
178.6w
W1290mm×L1012mm×H36mm
1290mm×990mm×36mm
重量
16.5kg
15.5kg
モジュール数
70 枚
28 枚
モジュール構成
アレイ
) 多結晶
14直列× 7並列
最大出力
17.5kW
設置角度
21度
10度
(日射計の設置角度:21度)
設置方位
16分割方位
(日射計の設置方位: 0度)
製作メーカ
架台
材質
京セラ
京セラ
SS400,溶融亜鉛メッキ
ベース架台、フレーム
1.6t
1.8t
総重量
メーカ
京セラ
型式
PC-01000GP
運転入力電圧範囲
DC 170~500 V
連系点電圧
三相 210 V
連系運転範 電圧
囲
周波数
210±4.2 V
60±0.1 Hz
インバータ 定格容量および台数
10 kVA × 2台
過負荷耐量
105 % 連続
電力変換効率
92.5 %以上
インバータ設置場所
外形寸法
屋上
600mm×550mm×285mm
重量
接続箱
55kg
接続箱内蔵・TD内蔵 等
無し
設置台数
2台
材質
鋼板製
PCメーカ
データ計測装置
PC型式
ヒューレッドパッカード
P9006A#ABJ,S5500/EB826PA#ABJ
計測ソフトメーカ・型式
表示盤
京セラ・KC-ES3-H
メーカ・型式
京セラ
仕様
箱形(屋内壁掛)
連系方式
高圧配電線に連系
逆潮流検出リレー設置の有無
無し
売電用メーター設置の有無
あり
契約種別
契約電力
業務用電力
103kW
連系箇所及び交流出力電圧
3. コストデータ(消費税は除く)
項 目
土木建築
工事費
(採択番号 7293101)
データ [百万円]
備 考
基礎関係工事費
0.5
装置据付等工事費
2.5
(2.4) ・( )内は、
試験調整費
0.3
(0.2)
電気配線配管等工事費
1.2
表示装置関連工事費
0.1
小 計
計測装置関係を除いた額
4.6
機械装置
太陽電池本体
等製作・
インバータ
2.2
購入費
アレイ架台
1.7
キュービクル
0.9
システム保護装置等
0.4
データ計測装置等
0.8
表示装置
・ 詳細は添付資料5に記載
7
1
小 計
14.0
FT事業対象設備の設置費用合計
18.6
同(計測・表示装置除く)
(16.5)
(A)・・・PV設備価格
添付資料2
完
成
写
真
・
・
・
写真1.システム全景
・
・
・
・
・
・
写 真 2 . 太 陽 電 池 モ ジ ュ ー ル ( S P R 1 7 8 6 T- 0 2
36 枚 )
注)
・写真は、システム全景(建物等)は最低でも1枚は含め、その他本事業で設置した主要機器単
位(インバータ、計測装置等)とする。
・各写真には、何の写真であるか分かるよう注釈を付ける。
完
成
写
真
写 真 3 . 太 陽 電 池 モ ジ ュ ー ル ( S P R1786T - 02
34 枚 )
写 真 4 . 太 陽 電 池 モ ジ ュ ー ル ( S P G1786T - 02
28 枚 )
写真5.表示装置
写真6.気温計
写真7.機器設置状況
写真8.左
気象信号変換箱
右
パワコンプルボックス
写真9.左、接続箱1
右、パワーコンディショナー1
写真10、接続箱2
写真11.パワーコンディショナー2
写真12.日射計
写真13.計測監視装置
写真14.OVGR
FT 標準仕様書
単線結線図
添付資料4
発
[元
[共同研究者]
注
形
請]
態
[元請けからの発注先]
基礎関係工事
株式会社勝英
イワタニ山陽
自動車学校
株式会社
装置据付等工事
機械装置等製作費
太陽電池本体
イワタニ山陽
京セラ株式会
株式会社
社
インバータ
キュービクル
システム保護装置
京セラ株式会
社
太陽電池アレイ架台
京セラ株式会
社
デ-タ計測装置
京セラ株式会
社
添付資料5
共同研究費(実績額)内訳書
共同研究項目: 太陽光発電新技術等フィールドテスト事業
採択番号: 7293101
区分
金額(円)
(共同研究者: 株式会社勝英自動車学校 )
内 訳 (円)
【 工 数 】
【 金額(円)】
Ⅰ.
18,500,000 1.土木・建築工事費
機械装
(1)基礎関係工事費
置等費
[
<
・基礎工事費[架台、キュービクル 等]
1 式=
・屋根修復工事費
1 式=
(2)装置据付等工事費
4,580,000 ]
500,000 >
400,000
100,000
<
3,960,000 >
(
○装置据付工事費
・太陽電池据付工事費
1 式=
2,460,000 )
500,000
・インバータ据付工事費
1 式=
120,000
1 式=
560,000
・架台組立工事費
・キュービクル据付工事費
・システム保護装置等組立配線費
・データ計測装置据付工事費
・運搬費
・諸経費 他
○試験調整費
・システム保護装置試験費
・インバータ試験費
・計測装置調整費
・システム調整試験費(含む検査費)
○電気配線配管等工事費
・電気配線配管等工事費
・配線配管材料費
(3)表示装置関連工事費
1 式=
式=
式=
式=
式=
(
1
1
1
1
合 計 21,367,500
注1)網掛けの欄に入力してください。
注2)共同研究費(実績額)内訳書は、丸めず円単位まで記入する。
式=
式=
式=
式=
(
1 式=
1 式=
1 式= <
2.機械装置等製作・購入費
(1)太陽電池本体
400 千円/kW×
110 千円/kW×
(2)インバータ(インバータ保護装置含)
(3)付帯設備
○太陽電池アレイ架台
・パネル用架台
74 千円/kW×
・H鋼(ベースチャネル)
使用鋼材:
トン
・接続箱
使用数量:
2個
○キュービクル
使用数量:
架
○システム保護装置等
・連系保護装置
・直流電源装置
容量:
0 Ah
・収納盤等(含むブレーカ等)
○蓄電装置
0 Ah
(4)データ計測装置等
・データ計測装置(含、トランスジューサ等)
・無停電電源装置
容量:
Ah
(5)表示装置
Ⅲ.
その他
0 2.旅費
経費
小 計 18,500,000
Ⅳ.
1,850,000 一般管理費 一般管理費率= 10%
総経費 20,350,000
消費税 1,017,500
上記の5%
0
1
1
1
1
18,500 千円×
18 kW
20 kW
18
1
1
1
kW
式=
式=
式=
1
1
1
1
式=
式=
式=
式=
1 式=
1 式=
1 式=
40,000
40,000
300,000
900,000
300,000 )
75,000
75,000
75,000
75,000
1,200,000 )
700,000
500,000
120,000 >
[ 13,920,000 ]
< 7,000,000 >
< 2,200,000 >
< 2,966,000 >
( 1,680,000 )
1,340,000
160,000
180,000
(
886,000 )
(
400,000 )
400,000
0
0
(
0)
<
754,000 >
702,000
52,000
< 1,000,000 >
1 式= [
0]
### %= [
1,850,000 ]