対象品種 薬剤名 使用濃度 使用時期・回数 散布量 本剤および (10a

(5) 植物成長調節剤とその使い方
ア
NAC水和剤
対象品種
薬剤名
目的
使用濃度 使用時期・回数
散布量
本剤および
(10a当たり) NACを含
む農薬の使
用回数
りんご成木
デナポン水
(国光、紅玉、旭
、祝) 和剤
摘果
り ん ご 成 木 ( 国 ミクロデナ
光、紅 玉、 祝、 ポン水和剤
800倍
満開後3週間頃
400㍑
4回以内
1,200倍 満開後2∼3週間
頃
旭、ふじ、むつ、
印度、 つ が る、
千秋、ジョナコ ゙ール
ド、王林、北斗、
さんさ、陽光、ハ
ックナイン)
摘果剤使用上の注意事項
●摘果効果はりんごの品種により異なりデリシャス系では摘果し過ぎとなりやすいので使用しない。
●使用時期については、満開後2∼3週間の散布で摘果効果がみられるが、満開後3週間に実止り
の多い場合にのみ散布するのが安全である。
●若木および成木でも樹勢の弱い樹や自然落果の多い樹では使用をひかえる。
●上記の使用は予備摘果を目的としている。
●石灰ボルドー液などのアルカリ性薬剤との混用はさける。
●水和剤の散布液調製には、まず所要量を少量の水を加え糊状にねり、のちに所定量の水を入れて
よくかきまぜる。
イ
落果防止剤
(ア) マデック乳剤(MCPB20.0%)
対象品種
りんご
目的
使用濃度
使用時期 回数 散布量(10a当 本 剤 及 び M
(水10㍑当たり)
たり)
CPB を含
収穫前落果防 6,000倍(1.7㏄) 収穫開始予定日
止
300∼600㍑
む 農薬 の総
使用回数
2回
の25日及び15日
前 2回以内
マデック使用上の注意事項
●他剤との混用は行わない。
●散布条件により薬効に影響が現れ易い。
●周辺作物にかかると薬害を生じるので、飛散しないよう注意する。
●展着剤を加用する。
●即効性であるが、持続期間が短いので、処理適期を的確に捉える必要がある。
●伸長中の新梢の先端部分や幼葉に湾曲や黄化等の症状が生じる場合があるが、翌年の生産には影
響を及ぼさないと考えられる。
●果実の成熟を促進する作用もあるので、収穫適期の把握に注意が必要である。
(イ)
ストッポール液剤(ジクロルプロップ4.5%)
対象品種
目的
使用濃度
使用時期 回数
(水10㍑当たり)
りんご
収穫前落果防止
収穫開始予定日の25日
∼15日前に1∼2回散布
1,000∼1,500倍
散布量
(10a当たり)
300∼600㍑
(但し、2回散布の場合
は収穫開始予定日の25
日 前 及び 15日前 に散
布)
ストッポール液剤使用上の注意事項
●調製した薬液はその日のうちに使用する。
●散布条件によって、薬効、薬害に影響が現われやすいので、他剤との混用はさける。
●本剤の効果は遅効的で、効果が発現するまでに5∼7日かかるので散布適期を失しないように散
布する
●散布後に降雨があっても再散布しない。
●1回散布(収穫開始予定25日前)で落果防止効果があるが、より安定した効果を発現させる必
要のある場合には2回目を10日後(収穫開始予定15日前)に散布する。
●使用の際には薬液が葉先からしたたり落ちない程度に樹全体にむらなく、ていねいに散布する。
●本剤は一般作物にかかると微量で薬害を生ずるおそれがあるので、他の作物(やまのいも等の根
部を収穫するものを含む)に隣接した場所では使用しないこと。
●本剤散布に用いた器具は使用後できるだけ早く十分洗浄し、他の用途に使用する場合の薬害の原
因にならぬように注意する。
【登録番号
作物名
第11790号
商品名
オキシベロン液剤】
希釈倍数・使用 使用方法
使用時期
使用目的
量
り ん ご 4倍(250ミリリ さし 穂基部瞬間 さし木直前 さ し木 の 発
(台木)
ットル/水1リッ ∼15秒浸漬
根促進
トル)
【登録
番号 第1439 1号
作物名
商品 名
希 釈 倍 数 ・ 使用方法
ビ ーエー液剤】
使用時期
使用量
りんご
〃
50∼100倍
〃
本 剤 の 使 用 使用目的
ベンジルアミノプリン
回数
立 木 全 面 散 伸長旺盛期(6 1回
高 接 1 年 枝 1回
布
月上旬以降)
側芽発生促
進
〃
新梢伸長時
〃
苗木側芽発 〃
生促進
商品名
作物名
ゼオンジャスモメート 液剤】
希 釈 倍 数 ・ 使用方法
使用時期
使用量
本 剤 の 使用 使用目的
プロヒドロジャスモン
回数
り ん ご 500倍
立 木 全 面 散 収穫開始予定日の30∼ 1回
( つ が
布
着色促進
1回
25日前(収穫14日前ま
る)
で)
商品名
作物名
ジャスモメート液剤】
希 釈 倍 数 ・ 使用方法
使用時期
使用量
本 剤 の 使用 使用目的
回数
り ん ご 500倍
立 木 全 面 散 収穫開始予定日の30∼ 1回
( つ が
布
着色促進
1回
25日前(収穫14日前ま
る)
で)
商品名
ジョンカラープロ】
作物名 希釈倍数・使 使用方法
使用時期
用量
りんご 500倍
散布
収穫40∼50日前
本剤の 使 用 目 散布液 キ ノ キ サ リ ン MEP
使用回 的
数
量
1回
400∼7 1回
3回 以
00リッ
内
摘葉
(ふじ)
トル/1
0a
商品名 エコルーキー】
作物名 適用病 希 釈 倍 使用方 使 用 時 本剤の 使 用 目 散布液 ギ酸カルシ
害虫/ 数 ・ 使 法
雑草
りんご
(ふじ、
プロヒドロジャスモン
期
用量
100倍
使用回 的
量
ウム
数
立木全 満 開 日 2 回 以 摘花
面散布 追 加 散 内
つ が
布を要
る、ジョ
する場
ナコ ゙ ー ル
ド)
合は2∼
3日後に
1回
3 0 0 リ 2回以内
ットル
/10a
系