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ホームページを作る前に
ホームページを見にくる人のことを考えよう
執筆:野崎 晃(株式会社デック)
どんな人があなたのホームページを見ているのか考えたことはありますか?
見ている人のことを考えることが難しくても、どんな人に見てほしいかはパッと答えられるのではないでしょうか。
人は必ず何かの目的もってあなたのホームページに辿りつきます。
ホームページを見に来た人の視点で目的や行動を考えてみましょう。
知りたい情報を考えてみよう
たとえば、飲食店であればホームページを見に来た人が知りたい情報を考えてみましょう。おそらく、店主のこだわり・・
などよりもメニューや価格、定休日、営業時間、お店の場所などを知りたいと考える人が多いと思います。
お店のホームページを作るとき、ついお客様が知りたいことよりも自分が知ってほしいことを優先して作ってしまう場合
があります。
【お客様】来店を目的にお店の情報を調べたい。
【お店の人】ホームページを作った目的は来店をしてほしい。
こう考えるとお客様もお店も目的は一緒で来店です。
であれば、ホームページにはお客様が求めやすい情報をわかりやすく掲載することが、来店してほしいという目的を達成
する近道です。
もちろん、お店や店主のこだわりやお店の雰囲気なども大切です。 お客様が来店を迷ったときに後押ししてくれます。
ホームページを作るときは
1:お客様が知りたい情報
2:お店が伝えたいこと
で考えてみましょう。
ターゲットを考える
来店や仕事を依頼してほしい人、ホームページを見てほしい人など、お店や会社、商品によって変わってきます。
かわいくてオシャレなワンピースなどを販売しているお店であれば、若い女性に来店/ホームページを見てほしいと考え
ます。
年代、性別、どのようなものを好む人なのか…あなたのお店に来てもらいたい人、商品を買ってもらいたい人はどんな人
なのかをターゲットを決めることで、ホームページに求められる情報やデザインなどが変わります。
たとえば、同じ商品でも若い女性が興味を持って見てくれるように考えて作った場合と、年配の男性が興味を持ってくれ
るように作成した場合では、反応が変わってくるでしょう。
ターゲットを考える時「できるだけ多くの人に来てほしい」とか「女性」など大雑把に考えるのではなく、「10代の女性」
「30代の男性」など年代を設定したり、可能であればもっと細かく「10代のカワイイ物好きの女性」「30代、残業続きで
疲れてる会社員」「60代、価格よりも品質重視の男性」などお客様になってほしい人の像を考えてみましょう。
ターゲットが具体的であれば、そのターゲットの視点で「どのような雰囲気」で「どのような内容」のホームページだと惹
かれるか想像がつきやすくなります。
あなたのホームページを見てもらいたい人を想像して、その人が興味を持ってくれるようなホームページをつくることで、
ホームページを最大限に活かすことができます。
参考エキスパートコラム
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「知りたい情報を調べる術を身につけよう」ホームページをつくるために必要なことを学ぼう
~はじめてでも大丈夫!きっと作れる!~
「見る人のことを本気で想像しよう」そのホームページ、ほんとうに作る意味ある?
~ホームページを作る前に考えること~
「見る人に伝わる内容にするためにできること」そのホームページ、ほんとうに作る意味ある?
~ホームページを作る前に考えること~
野崎 晃(のざき・あきら)
株式会社デック 代表取締役/JimdoExpert
http://s-deck.jp/
http://jp-m.jimdo.com/
愛知県名古屋市を拠点に活動するWeb制作の会社の代表。
2009年Jimdoに出会い、より多くの人にJimdoの便利さ/楽しさを伝えるべく解説ページ「Jimdoでつくる簡
単ホームページ!」を開設。JimdoJapan公式のJimdoCafeを運営するなど、Webサイトを多くの人にもっと身
近に感じてもらうべく活動中。
著書に『WebデザイナーのためのJimdoスタイルブック』(共著、マイナビ)。
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