Press Release

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2004年 2月
2004年 2月 25日
エリクソン、
オレンジ・スイス社よりマネージメント・サービスの提携先に選定
2004年 2月 25日
エリクソン、ナイジェリアのEconet社と1億1千万米ドルのGSM拡張契約を締結
2004年 2月 25日
エリクソン、BTモバイル・ワールドとの供給、統合、
ホスト、管理 契約締結を発表
2004年 2月 25日
エリクソン、米ALLTEL社Axcess Picture Messagingのサービス統合、
ホスト、管理を提供
2004年 2月 24日
エリクソンのモバイル・ミュージック・サービスM-USE、
スイス・サンライズ社が選定
2004年 2月 23日
テリア・ソネラ社のローミング試験で公衆WLAN向けにエリクソンSIM認証ソリューションが採用
2004年 2月 23日
エリクソン、
シャープ社の3Gモバイル・プラットフォームのサプライヤに選定
2004年 2月 19日
エリクソンとボーダフォン・ニュージーランド、MINI-LINKトラヒック・ノードをニュージーランドに導入
2004年 2月 18日
エリクソン、高成長市場向けに450 MHz CDMA2000ソリューションを追加
2004年 2月 12日
エリクソン、
フランス・テレコムと消費者市場向けIPマルチメディア共同開発に向け戦略的パートナーシ
ップを締結
2004年 2月 9日
エリクソン、Bhartiと マネージメント・サービスおよびインフラ契約を締結
2004年 2月 6日
2003年第4四半期業績発表
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2004年 2月 25日
エリクソン、
オレンジ・スイス社よりマネージメント・サービスの提携先に選定
エリクソン社(本社:スウェーデン、ストックホルム 代表取締役社長兼CEO:カール-ヘンリック・スヴァンベリ)は、エ
リクソン社は、スイスの通信事業者オレンジ・コミュニケーションズ S.A. Switzerland(以下、オレンジ・スイス)社の
GSMネットワーク半分について、フィールド・サービス供給業者に選定されました。マネージメント・サービス契約は、
主として、システム・テクノロジーとサイト・インフラの保守を対象としています。
2004年1月1日以来、エリクソンはオレンジ・スイスのGSMネットワーク半分の保守をおこなってきました。エリクソ
ンはオレンジ・スイスのマルチベンダー・ネットワーク環境向けに、エリクソンのマイクロ波製品を含む複数の製造業者
が納入したシステムの保守を担当するフィールド・サービス組織を編成しました。
今回の契約により、急速に成長しつつあるマネージメント・サービス市場におけるエリクソンの地位が固まり、顧客の
ニーズに対する理解および迅速な作業プロセスの面でエリクソンの強みを証明することができました。
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2004年 2月 25日
エリクソン、ナイジェリアのEconet社と1億1千万米ドルのGSM拡張契約を締結
エリクソン社は、ナイジェリアの移動通信業者Econetワイヤレス・ナイジェリア社と1億1000万米ドル相当のGSM拡
張契約を締結しました。拡張完了時には、Econet社の地理的カバレッジは拡大し、ネットワーク容量は2倍になる予
定です。
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2004年 2月 25日
エリクソン、BTモバイル・ワールドとの供給、統合、
ホスト、管理 契約締結を発表
エリクソン社とBT社は、BTのモバイル・データ・サービス・ポータルである「BTモバイル・ワールド」に関する供給、統
合、ホスト、管理をエリクソンがおこなう事で契約合意した旨発表しました。このサービスにより、BT社は豊富で幅広
いコンテンツを迅速且つ効率的に顧客に提供できるようになります。エリクソンは、サービスの統合、ホスト、管理をお
こないます。BTモバイル・ワールドのソリューションには、1日24時間のサポート、統合、保守も含まれます。
エリクソンは、エリクソン・モビリティ・ワールドを通じて、コンテンツおよびアプリケーションの供給業者との幅広い
繋がりを活用し、興味深く、革新的なコンテンツを提供していきます。当初、サービスでは、和音着メロ、javaゲーム、
スクリーン動画、ニュース、旅行、スポーツ等の情報サービスを提供する予定です。 現在は、 SMS、WAP、IVR、イン
ターネットからサービスにアクセスが可能ですが、 将来的な変化にも対応できるプラットフォームにより、サービス開
発のどの段階であってもMMS およびビデオ・ストリーミングに対応可能です。
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2004年 2月 25日
エリクソン、米ALLTEL社Axcess Picture Messagingのサービス統合、
ホスト、管
理を提供
エリクソン社とアメリカの事業者 ALLTEL 社は、ALLTEL社のCDMAカバレッジ・エリア全域におけるALLTEL社
Axcess Picture Messaging サービスの統合、ホスト、管理をエリクソン社がおこなう管理サービスを無事導入した
ことを発表しました。ALLTEL社のネットワークへのMMSプラットホームのホスト、統合に加え、エリクソンは1日24
時間の運用保守サービスを提供しています。
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2004年 2月 24日
エリクソンのモバイル・ミュージック・サービスM-USE、
スイス・サンライズ社が選定
エリクソン社が提供するモバイル・ミュージック・サービスM-USEが、固定網およびインターネットサービスを手掛け
るスイスの大手移動業者サンライズ社により選定されました。
エリクソンは、エリクソン・モビリティ・ワールドを通じて、コンテンツおよびアプリケーションの供給業者との幅広い
エリクソンがソニーミュージックの協力により開発したM-USEサービスは、現在サンライズ社のモバイル・ポータルで
ある、サンライズ・ライブへの統合作業がおこなわれています。
サンライズM-USEサービスは、ミュージック・クリップ、アーティストの写真、音楽関係ニュースを呼び物とします。MUSEは、ミュージック・ビデオ・ストリーミング、曲のダウンロード、呼び出し音、 マスタートーン向けに使用されます。
また、顧客個人の音楽趣味に合わせカスタマイズし、お勧めのアーティストと曲情報を知らせる高度な、パーソナライズ
されたエンジンを特色とします。本サービスはGPRSとUMTSの両方にて利用できます。
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2004年 2月 23日
テリア・ソネラ社のローミング試験で公衆WLAN向けにエリクソンSIM認証ソリューショ
ンが採用
エリクソン社とスウェーデンの移動通信業者テリア・ソネラ社は、エリクソン標準に基づくSIMカード・ログオン・ソリュ
ーションを、フィンランドとスウェーデンのテリア・ソネラ GSM/WLANネットワーク間での国際ローミング試験に採
用しました。GSM協会の指針に従ったこのような試験は今回が初めてです。
最新の3GPP標準を特色とするエリクソンEWAS (エリクソンWLAN認証サーバ) は、HomeRun WLANネットワー
クとGSM ネットワークを繋げ、同一の信頼置けるセキュリティメカニズム上のユーザについて、GSMシステムと同様
に認証をおこないます。この試験は現在、フィンランドとスウェーデンのテリア・ソネラGSM/WLAN ネットワーク間で
実施されています。
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2004年 2月 23日
エリクソン、
シャープ社の3Gモバイル・プラットフォームのサプライヤに選定
エリクソン・モバイル・プラットフォーム社(本社:スウェーデン、ルンド、社長:サンディープ・チェナケシュ、略称EMP)
は、このたび、シャープ株式会社により、同社の3Gモバイル・プラットフォームのサプライヤに選定されました。エリク
ソンとシャープによる本契約は日本市場向けのシャープ初のWCDMA、トライバンドGSM対応で、メガピクセル・カメ
ラ搭載の端末に関するものです。本デバイスはエリクソン・モバイル・プラットフォームのUMTS製品(U100)に基づい
たもので、GSM/GPRSデュアル・モードおよびWCDMAに対応した端末でありながら非常に消費電力が少なく、コン
パクトなサイズになっております。
エリクソン・モバイル・プラットフォーム社長サンディープ・チェナケシュは、次のように述べています。
「PDCおよび高度なマルチメディア携帯電話端末のマーケット・リーダーであるシャープに、エリクソンをパートナーと
して選定していただいたことを大変喜ばしく思っております。本契約とシャープのGSM/GPRSデュアル・モードおよ
びWCDMAに対応した端末の発売は、EMPが3Gプラットフォームにおいて、
マーケット・リーダーであることをさらに
明確にするものです。」と述べています。
「シャープのデュアルモード3G端末は、メガピクセル・カメラとQVGA液晶表示を持った強力なマルチメディア端末で
す。EMP U100は柔軟性があり、それにより安定性、セキュリティ、低電力消費、コンパクトなサイズなどを実現し、製
品を差別化することができます。今後もEMPとの協力関係を続け、エキサイティングな機器をこれからも市場に投入で
きることを期待しています。」とシャープ社の松本雅史通信システム事業本部長は述べています。
シャープ株式会社について
シャープ株式会社は、エレクトロニクスの将来を形成する上で重要な役割を担う革新的な製品および主要技術を開発
する世界的な企業です。シャープは、液晶ディスプレイ(LCD)およびその他のデジタル技術のリーダー企業として、最
も広範で先進的な民生エレクトロニクス、情報製品、および電子部品を提供すると共に、新しいネットワーク事業を開
発しています。
シャープは、全世界で約55,100人の従業員を擁しており、2003年3月31日の年度決算において2兆32億1千万円以
上の連結年間売上を記録しています。
シャープ株式会社に関するの情報はhttp://sharp-world.com/index.htmlをご覧ください。
エリクソン モバイルプラットフォーム社について
エリクソン・モバイル・プラットフォーム(Ericsson Mobile Platforms AB、略称EMP)、は2.5G、3G双方に対応する完
全なエンド・ツー・エンドの相互運用試験済みのプラットフォームを提供します。アプリケーションのポータビリティ、安
定性、セキュリティ、最先端の消費電力とサイズを可能にする共通プラットフォームです。
エリクソン・モバイル・プラットフォーム一式には、リファレンスデザイン、プラットフォーム・ソフトウェア、ASICと開発
ボード、コア・アプリケーションとUIツールキット、開発および試験ツール、商品化ソリューション、サポート、トレーニン
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2004年 2月 23日
グ、および必要書類が含まれています。
その技術はエリクソンの全世界における標準化のリーダーシップと、2.5Gと3Gシステムに関する世界最強の知的財
産所有権に基づいています。エリクソン・モバイル・プラットフォームはエリクソンが100%出資するグループ企業で
す。
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2004年 2月 19日
エリクソンとボーダフォン・ニュージーランド、MINI-LINKトラヒック・ノードをニュージー
ランドに導入
エリクソン社とボーダフォン・ニュージーランド社は、現在ニュージーランドにてMINI-LINKトラヒック・ノードの展開
をおこなっています。 これにより、ボーダフォン・ニュージーランド社はスマート・マイクロ波ノードを展開する最初の
事業者のひとつとなります。
より大きな帯域を必要とするサービスがモバイル・ネットワークに導入されるに伴い、伝送網について、運用および資
本費用への影響を最小限に抑えるという課題が生まれています。このトラヒック・ノード・コンセプトにより、今まで実
現できなかった低コストとネットワーク管理強化を実現しながら、
マイクロ波ネットワーク事業者の課題に対処するこ
とが可能になります。
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2004年 2月 18日
エリクソン、高成長市場向けに450 MHz CDMA2000ソリューションを追加
エリクソン社(本社:スウェーデン、ストックホルム 代表取締役社長兼CEO:カール-ヘンリック・スヴァンベリ)は、業
界をリードする当社の3Gプラットフォームに基づく、450 MHz CDMA2000ソリューションを発表しました。このソ
リューションは現在1X および 1xEV-DOをサポートしており、1xEV-DVのサポート・サービスの準備も整っています。
また本ソリューションは、最近エリクソンが販売を開始した、拡張性を改善し、費用効果の高いソリューションを提供
するよう設計された、高成長市場向け拡張ソリューションの次のステップとなります。
450 MHz周波数帯を提供する移動体通信事業者の多くは、既存のアナログNMT450ネットワークからCDMA2000ネットワークへの移行を進めています。これらの事業者は、CDMA2000ネットワークの導入で、よりクリア
な音声通信ならびに高容量のデータ通信能力を備えた、最先端技術を展開することが可能になります。
エリクソン・モバイル・システムズCDMAの社長、
マッツ・グランリドは次のように述べています。
「CDMA2000を450 MHz周波数帯で展開することに期待を寄せている通信事業者が増えています。本ソリューシ
ョンは、CDMA2000を導入する事業者を、最も費用効果が高い3Gソリューションでサポートする、というエリクソン
の意志表明の証しです。」
低周波帯域の電波は到達距離が大きいため、450 MHz周波数帯のCDMA2000ソリューションは、特に地方のネッ
トワークおよび費用効率の高いカバレッジを必要とする事業者に適しています。
エリクソンのCDMA2000およびGSM/EDGE拡張ソリューションは、移動通信ネットワーク全体をカバーする製品
およびサービスで構成されており、所有コストを抑え、高品質性能を提供し、カバレッジおよび容量の拡張性が最適化
されています。
無線網、パケット網、音声交換、アプリケーション/制御に関するエリクソンのCDMA2000ソリューション
は、WCDMAソリューションと共通のコア3Gプラットフォーム上に構築されています。エリクソンは、CDMA2000お
よびGSM / EDGE / WCDMA等すべての規格に準拠するソリューションを提供しています。
エリクソンのCDMAシステムについて
エリクソンのトータルCDMA2000ソリューションは、インフラ、アプリケーション、デバイス、サービスならびに、市
場で実証済みの専門的知識を含み、高度データ・ソリューションの納入に最適化されています。業界屈指のCDMA専門
家により開発されたエリクソンの真の3G CDMA2000ソリューションは、無線、IP/データ通信、モバイル・インター
ネット技術に関する突出した専門的知識を活かし、性能およびコスト節約において比類のないメリットを事業者に提
供します。革新的な製品設計、グローバル・プラットフォームならびにオープン・スタンダードに基づいたエリクソンの
CDMA2000ソリューションは、進化を続けるワイヤレス市場において、通信事業者が成功を収めるために必要な柔
軟性を提供します。
CDMA2000はTelecommunications Industry Associationの商標です。
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2004年 2月 12日
エリクソン、
フランス・テレコムと消費者市場向けIPマルチメディア共同開発に向け戦略
的パートナーシップを締結
エリクソン社とフランス・テレコム社は、消費者市場向けIPマルチメディア・サービスの共同開発に関する覚書を締結し
ました。この戦略的合意は、固定網および移動網サービス両方における、収益力の向上につながる革新的なネットワー
ク・サービスの共同開発を主眼とします。
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2004年 2月 6日
エリクソン、Bhartiと マネージメント・サービスおよびインフラ契約を締結
エリクソン社とインドの通信事業者Bharti社は、協力関係を通じて、成長の著しいインド市場における成長と性能を
促進することに合意しました。この合意のもと、エリクソンは機器とサービス面での強みを活かし、Bhartiが必要とす
る時と場所に対して、ネットワーク容量を提供、管理します。
3年間にわたるマネージメント・サービス、ネットワーク・インフラ、ロールアウト契約は、約4億米ドルに相当し、Bharti
のGSM/GPRSネットワークの運用および最適化も含みます。エリクソンは、Bhartiの容量ニーズに基づき、引き続き
機器とサービスの納入をおこない、2社間で重複する役割を取り除き、オンデマンド容量をコスト効率の良い形でロー
ルアウト、運用することで効率化を進めます。
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2004年 2月 9日
2003年第4四半期業績発表
エリクソン、粗利益大幅増と通年利益を計上(リストラ費用調整前)
第4四半期の概略
•
売上高は、362億SEK(367億SEK)、通年1177億SEK(1458億SEK)
•
純利益は、1億SEK(マイナス83億SEK)、通年マイナス108億SEK(マイナス190億SEK)
•
1株当りの利益は、0.01SEK(マイナス0.58SEK)、通年マイナス0.69億SEK(マイナス1.51SEK)
•
修正粗利益は、41.6%(32.6%)。前四半期比5.7%増 1)
•
財務調整後修正利益は、55億SEK(マイナス21億SEK)、通年28億SEK(マイナス140億SEK) 2)
•
資金調達前のキャッシュ・フローは、46億SEK、ネット・キャッシュは、270億SEK
•
リストラ費用は、40億SEK(63億SEK)、通年165億SEK(120億SEK)
注)SEKはスウェーデン・クローネ、カッコ内は前年値
1) リストラ費修正後:8億SEK(35億SEK)、通年48億SEK(56億SEK)
2) リストラ費、非営業純キャピタル・ゲイン並びに開発費純資本組入れ修正後:36億SEK(59億SEK)、通年149億
SEK(88億SEK)
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2004年 2月 9日
出荷受注比率は予測どおり、季節的要因から売上を大幅に伸ばしたために、
1未満となりました。受注高は前四半期
比5%増の295億SEK(307億SEK、以下カッコ内前年値)で、売上高は前四半期比29%増の362億SEK(367億
SEK)、為替による売上へのマイナス影響は前年比で9%となりました。
修正粗利益は前四半期比5.7%増の41.6%(32.6%)で、これは季節的要因により第4四半期の売上が大幅に伸び、稼
働率が向上、さらに現在も継続中の構造改革で販売原価削減が実現し、商品も売れ筋が揃っていることによるもので
す。営業費の削減は予定通り進展しており、年率換算のランレートでは370億SEK(510億SEK)を達成しています。
第3四半期の金融収支調整後の修正利益は、10億SEKでしたが、今期は55億SEK(マイナス21億SEK)となりまし
た。前年に比べ本四半期では営業利益において為替による実質16億SEKのマイナス影響がありました。
資金調達前のキャッシュ・フローは46億SEK(16億SEK)で、これは主に収益の向上と更なる資本の合理化によるもの
です。ネット・キャッシュは270億SEKとなり、財務基盤を強化、支払準備金も増加し、753億SEK(663億SEK)と
なりました。
代表取締役兼CEO カール-ヘンリック・スヴァンベリのコメント
モバイル・インフラ市場は確実に安定してきています。通信量も引き続き伸びており、移動通信事業者はネットワーク
の質や容量をさらに重要視するようになっています。2003年を高い売上高で締めくくることができ、業界のトップと
しての地位を更に強化することができました。
営業利益、粗利益、キャッシュ・フローにおいては、さらなる効率化と原価の削減により、著しい向上を果たしました。こ
れは売上原価削減に集中的な取り組みを図るなど、黒字転換を目指す当社の努力によるものです。構造改革について
は、2004年第3四半期まで若干の調整が残るものの、大規模なものは完了しました。しかし、効率化やコスト意識へ
の努力は継続してまいります。
通信市場におけるリーディング・カンパニーとして、3G導入の初期段階において、顧客とともに貴重な経験をしました。
この経験は他社と一線を画すうえでの貴重なものであり、今四半期において3Gの売上が好調であることは今後の励み
となります。2005年の3Gのマス・マーケットへの導入に向けて動きが高まり、今年は業界にとって重要な年になるで
しょう。
当社が世界中で、全技術標準において培ってきた経験は他社をリードするものです。2Gと3Gにおけるマーケット・リ
ーダーとしての当社の地位は、すべての市場および開発段階において、通信事業者のビジネスをサポートするにあた
り、当社にとって決定的な競争優位となります。この確固たる地位は、最先端技術、価格面でのスケール・メリット、そし
てエンド・ツー・エンド・ソリューションを提供できる能力により達成したものです。
移動通信業界では、消費者ニーズの把握がますます重要になっています。移動通信事業者と、そのパートナーとしての
当社にとって、消費者が求めているサービス、サービスの代価として消費者に受け入れられる料金、そしてそれに沿っ
て、いかに事業モデルを適応するかが重要課題となります。当社の使命は、顧客およびそのパートナーが事業を発展さ
せ、正しい技術を選択し、そしてその技術を最も効率的に運営するよう、サポートすることです。これは、当社が今後も
重視していかなければならないものです。
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Press Release
2004年 2月 9日
市場動向
移動通信事業者は財務状況を強化し、サービスやネットワークの質の向上を目指してさらなる努力を図っています。既
に成熟し、ネットワーク容量が重要視される市場では、音声並びにモバイル・データ通信量が増加し続けている現状
に、設備投資の抑制が限界を示し始める事業者も増えています。3Gは最重要視されていますが、2Gおよび2.5Gの容
量拡大のための投資ニーズも存在します。
料金設定も通信量の増加に重要な役割を果たしています。北米において通信量が長年にわたり堅調に伸びているの
は、主に定額料金の設定によるものです。最近、欧州やアジア太平洋地域において、同様の料金設定をする計画が検討
されていますが、実現すれば通信量拡大を刺激するでしょう。
新興市場における加入者の増加は依然目を見張るものがあります。中国、インド、ロシアなどの一部の市場では、堅調
な通信量の拡大があり、更なるネットワーク容量拡充への継続的なニーズがあります。
しかし、これらの市場における拡大要因のほとんどが、依然サービス・エリアの拡大に伴うものです。低い料金設定と加
入者の低い通信料で、収益を維持しながらサービス・エリア拡大を進めるのは、限界があります。サービス・エリア毎に
技術を最適化すれば、安定した収益性を保ちながら、より多くの消費者にサービスを提供することができます。したが
って、これらの市場が成長する可能性は、以前の予測より高くなることが考えられます。
現在、全世界の携帯電話加入率はわずか21%、つまり13.4億加入契約です。
世界のモバイル加入契約は2008年中に20億件に達すると予想されています。当社が事業者に提供する新興市場に
おけるソリューションにより、この成長率をさらに向上させることができると確信しています。
2004年第1四半期の間にGSMの加入契約は、累計10億件を超えると予想されています。WCDMA加入契約の伸び
も勢いが増し、今四半期終了時点では280万件の加入契約がありました。また、WCDMAのエリア外では、その補完技
術として、EDGEが更に重要な役割を果たしています。CDMA2000 1X標準のユーザは急増しており、2003年第4
四半期の終わりには累計で7千万件の加入契約がありました。
また、ネットワークのインテグレーションと管理のアウトソーシングを検討する事業者は益々増えています。当社はこ
の潜在性を早期に見極めました。当社には他社よりも強力なエンド・ツー・エンド・ソリューションがあり、また、すでに
大規模なベースがあります。これらがもたらす当社の競争優位性が、市場において最強のサービス・ポートフォリオを実
現しているのです。
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