機関紙「おちほ」第42号

お ち は
第42号 平成14年3月5日 発行 社会福祉法人 椎の木会 薄 捷 寮 発行者 山下 陽一
あーおいしかったけ︰
楽しさよりも⋮
落穂寮大イペソトの一つである
クリスマス会が十二月二十四日に
行われました。数日前から食堂に
は美しいステンドグラスや飾りが
お目見えし、寮生さん達はクリス
マスが待ち遠しいようで、食事中
聖歌隊によるオープニングで始
もソワソワとしていました。
まり音楽が聞こえてくると、口ず
さむ寮生さんもいました。
職員劇や有志のガソバリも空し
く、食べ盛りな寮生さんの食欲の
前では影を潜めるようで、寮生さ
んの一番の楽しみは、豪華ディナー
だったのではないでしょうか?
コース料理で、キャンドルが灯り
いつもと違う雰囲気だからか、少
し緊張の面持ちで食べていました。
普段なら﹁おかわり﹂とすぐ言う
寮生さん達が少し遠慮がちにお皿
を出していたのが、印象的でした。
クリスマス会も終わりに近づい
た頃、どこからともなくサソタさ
サソタさん来年も来るかなぁ?
んが現れ、プレゼソトを配ってく
れました。自分の名前はまだかと
目を輝かしていたり、不安な表情
を浮かべていたりと、プレゼソト
を貰うのにしても、人それぞれ色
‰ んな表情を見せてくれました。
占.≒ノ.≒ノ主芦三■了≒言J・≒
.≧一室〆.三一三
β童顔β童顔
.≒長上・主■■主
ノ.三i二・≒■.≒■壬
.’’三.㍉宣長
i一±ノ主ノ三J主
.≒i㍉首長
占.三i.≒声声■;
.≒芦芦■.′≧
r主ノ≦′三■主
産β童顔産
声主J’壬ノ・≒■こ≒
I一三J‘1主/≡J主
障害関係施設団
呼ばれた。知的
野長兵衛さんと
矢野家の家号
﹁長兵衛﹂ をう
げっぎ、通称矢
い
る
。
る。﹂と記されて
存在となってい
くてはならない
いま文化部長と
して、学園にな
にとびこんで、
夫君は、終戦後、
初期の近江学園
なかで﹁矢野隆
を世の光に﹂ の
糸賀一雄先生が著書﹁この子ら
73年間の生涯を終えられた。
京都旧家の総領ボソボソの矢野
隆夫さんが、知的障害者福祉に人
生のすべてを燃焼し、大学時代レ
スリソグ部で鍛えた健康そのもの
だったはずが、病に倒れ平成8年
■壬J主i壬′圭■≧J主鼻三■’主
ふくむ今昔
ノ■主
産
′三
◆主
一二壬
産
理
ノ三ノ主ノ主i壬
司
■‘=芦ノ‘三/圭
■主
声β≒笹磨き
増
i壬■圭′′三′三
ノ≒芦〆壬i.、=主
■主
声声芦∫圭
ノ≒
;岩
β≒
産産声β≒
■≒
′■主上圭.主芦
■、≒
J≒i・二三■三言
▲≒仁ノ二三〆壬
芦芦■′三〆主
正筐崇
芦、主声′.三
J圭芦声’二
綬
■主
.二三i.‡i三J‘二
l㍉主言β
事筐
長髪
■宣言言J三
ノ.主
■三′′圭■圭芦
.∫≒
●二二三上≒J圭■‡
一主
黄
J三i主よ三i’.三二
ノ三
ノ主‘.㍉.三J.≒
ノ三
ノ.≒言■ニ主よ二
■主
i・一主′三言芦
■±
ノ.圭.三i≧;‡
■′室
′三よきi▲さノ三
田筐
ノ.きよ≒トを;三
■±
ノ壬J去声≧J三
ノ主
産声≒産声≒産声産声
l二三ノ圭ノ圭占J主よ≒J三‘二二
産声産声産声嘗匡
ll±ノ三ノ圭〆壬ノ≒J圭′≒一三
〆≒声′圭1圭■主iL三言.主
体 の 機 関 紙 編 集 を ま か さ れ 、 取 材 生の指導を担当した。むかし、学
で 全 国 を か け め ぐ り 、 多 く の 施 設 生の頃、勤務奉仕で一緒に汗を流
人と交流をふかめ、各地の施設ノ し た 仲 間 と い う 気 安 さ か ら 、 ず い
ウハウを紙上に照会し、中味濃い ぶん勝手気ままを彼にぶつけて、
ものを作りあげた。糸賀先生逝去 困 ら し た こ と が 多 か っ た 。 し か し
後 、 惜 し ま れ な が ら 近 江 学 園 を 退 彼は、内面の心情は表にあらわさ
職し、大阪の﹁金剛コロニー﹂ に ず 、 泰 然 と 色 も な さ ず 、 聞 き 流 し
移られ、数々の業績をのこされた。 て 動 じ な か っ た 。 や ゝ 早 口 で 、 自
僕 が 近 江 学 園 に 務 め た と き 、 す 分に非があると先づは謝り、攻め
でに国内の著名人にあげられてい 手 の 注 文 を 丸 呑 み し て し ま う の だ っ
た、先輩長兵衛先生と青年期の固 。
た
天性のユーモア
はずすことなく、
ささかもハメを
を愛すること人
後に落ちず、呑
む程に呑み、い
ものだった。酒
れているが、事
体の核心をつた
えた説得力ある
親しんで書かれ
た文章は、気ど
らず淡々と記さ
本を愛し、文に
ぐしてしまう。
の空気をときほ
で人に接し、と
げとげしい緊張
芦声J≧声■三′三■き.一三:
ふくむ今昔
︵二〇〇二・一・一九記す︶
さんの平安を祈念したい。
をつぎ、障害福祉施設で活躍され
ている。又次子雅彦君がIT産業
大手の技術者として活躍されてい
る。奥様もお元気でいられる。
ご一家の繁栄とともに、長兵衛
長子隆弘君が長兵衛さんの遺志
。
る
しまった惜別に胸を痛めたのであ
行の者も、あまりにも早くいって
シャレを飛ばして酒席を賑やかに
した。彼の人柄を愛する酒友も同
▲自宅でくつろがれている矢野長兵衛(隆夫)氏
■‡i主′主′壬r≒ノ.三声l≧
J、三
と座ってたり、振り向いている後姿など
の写真、大きめのメガネをかけチョコソ
ン症の子どもさんを抱きしめている家族
姿をカメラがとらえたものでした。ダウ
障害をもつ子どもさんとそのご両親の
れはある保険会社のものでした。
を象徴するようなものを見たのです。そ
だったのでしょうが、時代の変化の兆候
に一回、時間にすればわずか三〇秒ほど
しているなかで、そのテレビCMのなか
険会社の倒産や合併がメディアをにぎわ
がマイナスに傾斜しっつあり、銀行や保
そのような、将来が不確定で社会全体
て多発しました。
不安な現代社会を実感させることが続い
間に何が起こるか予想もできないほどの
から世界中を揺るがすことまで、次の瞬
ました。しかも私たちの身の回りのこと
激痛、悲惨などをともなう事件が連続し
易センタービル激突テロなどなど、苦痛、
数殺傷する事件、ニューヨークの世界貿
附属小学校に乱入して無抵抗な児童を多
ビニール詰めして水路に放り込む事件、
うに思えます。自分の実子を虐待死させ
く暗い事件があったことの印象が強いよ
るくうれしくなるようなことよりも、重
二〇〇一年を通して思い返すとき、明
自転車で幸せ運んでく:⋮・♪
寮 長 山 下 陽 一
食
で、その一人ひとりのいのちを大切に育
手術は幸せなこと?
ずにいられません。
と手話で尋ねると﹁そうなりたいとは思
が子に﹁音が聴けるようになりたいか﹂
に構成されたものでした。弱いいのちを
問題について価値観が混在していること
先日のことですが、アメリカでは障害
の文化﹂を破壊すると主張されていまし
さらに続き人工内耳の手術は﹁ろう者
材していました。
わない﹂ と子どもが答えるところまで取
てている親たちの姿に焦点をあて効果的
大切に守っているその姿を強く訴えたも
聴覚障害の問題を取材したドキュメソ
を強く実感したことがありました。
ナーに大資本をかけて制作するものでは
タ日ソ・上でしたが、おもい聴覚障害のある
論点で、判断が極めて難しいところだと
この業界は数種額のフィルムを制作し
てしまったのでしょうか。
ポンサーはメディアに流すのを取り止め
すが、そのCMに出会わないのです。ス
せたいというもので、この手術は早期に
一部に電気信号を伝え聴覚を身につけさ
ことで、手術して外耳後部から直接脳の
音が聞こえるようにしてやりたいという
聴覚障害児を持つ健聴者の親は何とか
知との遭遇﹂ で巨大宇宙船の異星人と地
ほぼ二五年前スピルバーグの作品﹁未
ことになってたじろいでいるのが親の実
も子どもも一生に渡る責任を負わされる
しいという時、教育に何を求めるかが親
実をいうとこのあたり良くわからない
について健聴者の親とろう者の親と激論
幼児に人工内耳の手術をすることの是非
ておいて、視聴率のリサーチをしながら
行なわないと効果が期待できなく、ろう
球人との交信のシーンは強い印象が残っ
の姿なのでしょう。
とは避けられず、子どもにこうあっては
効果的なものは流すがそれ以外はオクラ
いうものです。両親の思いも緊急で切実
の生活が長ければ長いほど効果はないと
。
た
ないけれど、ひとの感性に強く訴えるC
思うのですが、価値基準が多様であるこ
でしょうか。
れませんが、ひとのやさしさがCMとし
になり、わずらわしいものになっていく
けさせることはその子に聴覚障害が負担
ても何も困らない、むしろそれを身につ
意思の疎通を行なう手段となりました。
両者が遭遇したとき手話は時空を超えて
階にコミュニケーションの糸口を見つけ、
シソセサイザーの低いドミド田ソの音
てます。
て構成されることにいろいろの手法で試
から手術は子供の将来にとって不適切だ、
これに対し、ろう者の親は聴覚がなく
で
す
。
みられているなかで、このCMは時代の
せを運んでく♪⋮⋮﹂などといったもの
﹁○○のおばちゃん、自転著で今日も幸
産、合併、契約条件の切り下げの現代に
雨の音は聞こえなくてもロで味わうこと
し健聴者と一緒に仕事をこなしている、
てもビジネス上問題なくオフィスを経営
す。ある父親は、自分は聴覚障害があっ
立場の違った親たちは激論をかわしま
社会における情報伝達のありかたを、もっ
る時代に移りつつありますが、成熟した
できるコミュニケーショソの手段に違い
情まで非常に豊かな内容を伝えることが
れた伝達手段だとおもいます。微妙な感
の怪しさに気がついたのではないでしょ
とひとのやさしさに沿った方法が必要に
という主張です。
うか。世の中の些細なところで生きてい
ない生活かは本人の選択によるべきでは
だってできる。聴覚を持った生活か持た
情報伝達の重要性がますます求められ
ないとおもいます。
ると、先のようなCMがもっと多くの機
る姿にそのかけがえのなさが見つけられ
なっているのではないかと思います。
会に流れる時代になっていくことを願わ
ないか、というものです。聴覚障害のわ
つの現れを感じるのです。保険会社の倒
過渡期を象徴しており社会の成熟のひと
手話は全身を表現の媒体に使う非常に優
親たちの姿は特別のことではないかもし
障害のある子どもを大切に育てている
にされるという厳しいおきての世界なの
ところがそれ以後気をつけていたので
Mだと思っていました。
をかわしているのです。
わたしは、世界トップクラスのデザイ
のでした。
摩産声≒声β≒
人とシクス金金
コレクション
みなさんはコレクションしてい
いです。CDの広告はもちろん、
切り取っています。最近の彼の気
が2枚あると、しっかり2枚共、
丁寧に切りとります。同じチラシ
日課の始まる時間になり、職員の
自由な時間なのでいいのですが、
クションを広げ、遊んでいます。
為か、6畳の部屋いっぱいにコレ
こえず、直接部屋に行って声をか
になるチラシはCD関連の物が多
ク︵CD入れ︶もしっかりチェック
CDラジカセ、コソボ、CDラッ
るものはありますか? 切手収集
やコイソ集めなど色々ありますが、
﹁日課が始まりまーす。準備しま
しょう。﹂の声かけが部屋にいて聞
今回は男子棟寮生さんのコレクショ
のチラシを見せてくれる時は、C
にコレクショソを入れ、職員に嬉
しそうに見せてきます。特にCD
しています。日中も彼はポケット
をし直しています。うーん、几帳
付けます。その時は急いで片付け
るのですが、日課が終わった後に
はまっ先に男子棟に帰り、片付け
けると、ビックリした顔をして片
ソを紹介したいと思います。
は坂田陽司さんです。坂田さんは
色々な物に興味がある方ですが、
て見せてくれるので、思わず笑っ
Dジャケットの人物の表情をまね
一 一 jLr
▲これが、坂田さんのコレクション!すごい
レクションを職員との会話のきっ
▲これが得意のモノマネです。似てますか?
男子棟の中での一番のコレクタⅠ
のは何と/⋮⋮⋮広告︵チラシ︶の
そんな彼がコレクショソしている
てしまいます。大事なコレクショ
のコミュニケーショソにも使って
_■ 一二▼_
彼はまたコレクショソを職員と
ンという事もあり収納はとても丁
います。職員にコレクショソを持っ
。
面
コレクショソです。しかし彼はた
寧にしています。いらない空箱を
てきて色々見せてきます。彼はコ
気に入った商品の部分をハサミで
だすときりがなく、またお金が非
コレクショソというのは、集め
常にかかってしまいます。しかし
コレクションは自分の為に︵満足
ションだらけになってしまうので、
感︶していると思います。
でも集めすぎると部星中、コレク
時々、職員がチェックして、いら
ソなのに素暗しい/
うか。お金がかからないコレクショ
かけとしているのではないのでしょ
職員とのコミュニケ⋮ショソのきっ
れを使い自分の時間の楽しみ方、
自分でコレクションを見つけ、そ
坂田さんは寮での生活の中で、
ない物は残念ながら処分に⋮。少
しさびしそうな表情を見せてしま
う坂田さんなのでした。
また、自室でコレクショソを広
げて遊んでいる事もあります。本
来は彼の部屋は2人部屋なのです
が、もう1人の寮生さんは、日中
仕事に出ていて、普段からいない
でしょう!
ります。まずチラシの中で本人の
だ広告を集めている訳ではありま
せん。色々、彼なりの集め方があ
もらうと大きさ、順をそろえてキ
レイに箱にしまっています。自分
かけにも使っていると思います。
ザ∴ミ
・ −■ ■
W一町ヽ
l
m
坂田さんはとても楽しそうです。
の部屋でコレクショソを見ている
」 ■も ̄慮_
地上の楽園
明けましておめでとうございます。
少々遅いようですが、みなさん
会場へ。クラ
速お座敷の宴
店につくと早
スで出発。お
はどのような暖房器具を使われて
く人が何人もいたりと大変な冬で
した。さて、みなさんの御家庭で
かったですね。落穂でもカゼをひ
日ですが、今年の冬もそこそこ寒
少しつつ春らしくなっていく毎
んだか床暖のセールスマソになっ
分りでしょう。ここまで書いてな
お子さんの居るお家の方は良くお
助かっています。ホットカーペッ
色々と汚れることの多い落穂では
↓お、おかわリー
ころは、少々汚れても雑布などで
また新しい一年が始まりました。
ということで新年を祝おうと女子
スごとに席に
たような気分ですが、唯困ったこ
床 暖
またこの床暖のもう一つの良いと
∃﹁﹂・﹂﹁・﹁TT↓T↓TTT﹂・・﹁TTTJTT→TTITTIJ=11→1→T→→→﹂・一1TT→→JIJ﹁.﹁TT↓TTT↓↓T↓T↓↓TTJ.﹂﹁.1T﹂.﹂﹁▲﹁T﹂.。﹁TTT
喰い初め
るんや﹂ など
サッと拭いてしまえばあっという
棟新年会が1月10日に行われまし
つくとお待ち
エアコンといったところでしょう
いますか? コタツ、ストーブに
の下にもあって、そこでくつろい
とも。この床暖はトイレの洗面所
新 年 会
とロにしなが
た。場所は八日市イソタ1近くの
かねの料理が
次々と運ばれ
か? 落穂でも各寮生さんの部屋
間にきれいになってしまうこと。
﹁不二星﹂という中華料理のお店。
ここ何年かはこのお店で新年会、
てきました。
にはエアコソがついていますが、
らマイクロバ
というのが恒例になっています。
大皿ににのせ
しいお店だからです。たまの外食
どうせなら少
ガイドブックにも載るようなおい
り取っている人も⋮当然職員に
ですが、よ1く見るとお肉ぽっか
取ってもらいました。上手に自分
で取れるところまでは良かったの
中華料理の楽しいところ。自分で
出来る寮生さんには自分で小皿に
付けられました。新しい建物になっ
建物が新築された時に新しく取り
中になったもんです。この床暖も
も大はしゃぎ。
り、部屋から出てきてチョコソと
ちょっとした社交場のようになっ
座ったり。それに職員も加わって
いタトゥトしてしまうことも︰・。
トホカホカ でろ∼ん
トイレはねえ︰︰︰。
い気持ちも分りますが、ちょっと
人の少ないところでのびのびした
でしまう寮生さんもいるのです。
トではこうはいきません。小さい
﹁なんでわざわざ八日市まで﹂と
られた料理をみんなで分けるのが
それよりみんなに大人気なのが、
ホールの床暖です。ひと昔前まで
しでもおいし
の電源が入れられるようになると、
て今年で三回目の冬ですが、床暖
思われるかも知れませんが、それ
はこの不二昆さんが知る人ぞ知る
いモノをとい
﹁野菜もちゃんと食べなさい﹂ と
冬の板ノ間はひどく冷たいものと
いうのが相場でしたが便利な世の
うのが人情っ
ホールでくつろぐ寮生さんの姿を
スをラッパ飲みしようとする人や
食後にはしゃいで駐車場を走り回
る︵危ないからして欲しくないん
ですけど︶寮生さんもいたりとに
ぎやかな新年会になりました。今
つつ職員もあまりの心地良さにつ
ています。ああ、ダメダメと思い
見るのが恒例となってきました。
﹁ごっそ︵ご
年もこれから色々とあると思いま
ていましたが。その他にもジュー
ちそう︶食べ
すが、これから一年、よろしくお
ゴロソと横になってサトウトした
行く﹂ や﹁外
願いします。
日は寮生さん
でごほん食べ
てもんです。
そんな職員の
思惑を知って
か知らずか当
にんじんやピーマソを放り込まれ
トどんどん食べてます.
金金トとケクス
ま
この冬も社協のみなさんによる
もちつきが行なわれました。幸い
天候にも恵まれ寮生も職員も楽し
ませていただきました。
社協のみなさんは段取りが良く、
こちらの方が準備に手間取りまし
た。中でも何人かの顔見知りの方
がおられ、懐かしそうに声をかけ
ていただくと、何か心温かな気持
ちで仕事させていただく事が出来
ました。お昼には、つきたてのお
もちをお腹いっぱいい
ただき寮生の満足そう
な顔が見られました。
帰り際に﹁おつゆおい
しかったです﹂ ﹁ごち
そうさまでした﹂ など
やり取りが少しでもあっ
限りこれもまたなかなか難しい問
いますが、一緒に生活でもしない
をわかってもらう事が必要だと思
の声をいただき、逆に
こちらが恐縮してしま
うほどでした。言葉の
一歩の前進につながるよ
たことが、今の落穂には
んでいます。
にとけこむことが出来ることを望
寮生が、もう少し落ち着いたこ
ろ、自然と日々の生活の中で地域
私も落穂で仕事する事がなければ、
今だかって寮生をわかる事などな
かった様に思います。
う に 思 え た り し ま す 。 現 \ 題かもしれない様に感じています。
それぞれ寮生の個性が強
在落穂寮は地域とのふれ
合いを望んでいますが、
く、こだわりもありなか
なか実現しがたいのが現
状です。ふれ合いを望む
前に地域の皆さんに寮生
▽先日、ある老舗の店に行きまし
た。初めての客にもかかわらず、
物を買いに来た私にあれこれとお
話し頂いたのですが、最後にひと
言。﹁良い人生を送るには極道に
なりなさい﹂ と言われたのです。
つまり、何事も道を極める事が大
切だということでした。勿論、そ
の方は七十年間、その道ひと筋の
職人さんでした。道を極めるには
こだわりを持つ事が欠かせません。
当寮にも、沢山のこだわりを持つ
方が多勢おられますが、そういう
自分の糧にならないこだわりでは
なく、大切なものごとを守り育て
ていくこだわりを持って生きるこ
とが大切なんだと思います。現代
社会に失われつつあるものであり、
小
仙
−
掛
■
卜
T
■
■
∴
■
一
−
1
■
r
r
㌧
㌧
■
■
相
卜
■
ト
ト
l
l
m
一
l
㌧
■
l
ト
ト
ト
ぷ