真光寺中学校だより第１８号１学期最終号平成２４年７月２０日町田市立真光寺中学校校長戸塚吉彦 ☆ 被害者にならない「見えない相手」こそ慎重に右の画像は総務省のインターネットトラブル事例集からダウンロードしました。これは実際にあった出来事です。SNS（ｿｰｼｬﾙﾈｯﾄﾜｰｷﾝｸﾞｻｰﾋﾞｽのこと。代表的なものには「ミクシィ」「グリー」「モバゲー」「フェイスブック」など）でメル友になった女子中学生とやり取りをしているうち、身体のことで悩んでいる相手に同情し、相手の求めるまま裸の画像を送ってしまいました。ところが、メル友の女子中学生はニセ者。相手は卑劣な成人男性で、それ以後、裸の画像をネタに脅迫が行われるようになったという被害例です。インターネットは私達に、簡単に情報が検索でき、多くの人と短時間にメールのやり取りができる情報環境を提供してくれる、とっても便利なアイテム（道具）です。でも私達が考える以上に、無防備となる可能性をもったアイテムでもあります。「あー、素敵！」「楽しい」と入り込んだ異次元空間を運営しているのは高度な技術をもったプロの人々です。その方々の中には、最初から悪意をもって素人を待ちかまえている者が存在するという現実があります。素人の私達なぞ、簡単に悪意をもった集団の術中にはまってしまいます。ネット世界の良さや利点を享受するとともに、加害者にも被害者にもなりうる怖さを認識してほしいと改めて実感しました。 18 日のセーフティ教室では講師の渡部陽子さんから説明を受けました。暑い体育館でしたが、全校生徒はしっかり話しを聞こうとしていました。 ☆ 校長室から「うれしい、無視？」･･････期末考査風景 6/27 から三日間行われた期末考査。下の写真は初日の２時間目、理科の考査の様子です（左から３年、２年、１年）。どの教室も、カメラを持って教室をのぞく校長を無視（数人だけ瞬間的に、いわゆる“チラ見”をしてくれました）し、考査問題に集中して取り組んでいました。集中による、こういう無視はうれしいことです。真中生の考査へのヤル気度は昨年度よりアップしているかなと感じました。 6/28 の朝、7:20 頃には３年生が何人も登校し、考査直前の仕上げ学習（社会科を勉強していました）に励んでいました（写真右上）。３年生の定期考査の重要性を認識した行動です。 ☆ 『学校だより』も夏休みに入ります。9/3 に 19 号を発行します。夏バテに気を付けてください。