「定期借地権設定契約書」(二回目)

定期借地権 設定契 約書
:
/
)
│)
賃貸人 (甲 ):
大洋 リアル エス テ ー ト株式会社
賃借人 (乙 ):
御堂筋共同 ビル開発特定 目的会社
定期 借 地権 設定 契 約書
賃
貸
借
要
項
大洋 リアルエステー ト株式会社
御堂筋共 同 ビル 開発特定 目的会社
賃 貸 借土 地
別紙 3の とお り
本件建物 の敷地
2008年 2月
1日
か ら2010年 2月
末 日まで
月額金 15,907,000円 並びに
(本 件土 地 の
固定 資産税及 び都市 計画税相当額 の 50%
)の 合 計額
2010年 3月
1日
以後
月 額 金 221916,000円
274,992:000円
(年 額 金
)並 びに本件土地 の 固定
資産税 及 び都 市計画税相 当額
金 2,0001000,000円
賃 貸借期間
2008年 2月
l日
か ら2058年 1月 末 日まで
賃 貸 人 (借 地権 設定者 )た る大洋 リアル エ ス テー ト株式会社 (以 下 「甲」 とい う。)と 賃借人
(借 地権者 )た る御 堂筋共 同 ビル 開発 特定 目的会 社 (以 下 「乙」 とい う。 )は 、甲が所有す る賃
貸借 要 項 (3)記 載 の土 地 (以 下「本件土地 」 という。 )に つ いて、 借地借家法 (平 成 3年 法律第 90
号。 そ の後 の 改正 を含 む。 以下 「法」 という。 )第 22条 に定 める定期 借地権設定契約 (以 下 「本
契約 」 とい う。)を 、2007年 10月 4日 付で以下 の条項に従って締結 した (以 下、本契約に従って設
定 され る借地権 (賃 借権 )を 「本件 借地権」 という。 )。
・
第
1条
(契 約 の 目的 )
1.甲 は、本件 土地上 に建築す る別紙 1記 載 の建物
(以 下 「本件建物」 という。)の 所有を目的
と して 乙に本 件土 地を 賃貸 し、 乙は これ を賃借す る (乙 の権 利 の種類 は賃借権 とする。 )。
乙は、 本件借地権 の設定後 、 本 件土 地上 に本 件建物 を建築す る。
2.本 件 借地権 につ いて は、契約 の更 新
(更 新 の請 求及び土 地の使 用 の継 続 によ るものを含 む。)
及 び 建物 の 築造 による存続期間 の延 長 がな く、また、乙は、甲に対 し、法第 13条 の規定 によ
る本件 土地上 の 建物そ の他 の工 作物 の 買取 りを請求す ることはできな い。
第 2条
(賃 貸借期間
)
本件土地の賃貸借期間は、賃貸借要項 (7)記 載 のとお り、2008年 2月
の50年 間 とす る。
第 3条
(賃 料 の支払)
1日
から2058年 1月 末日まで
乙は、甲に対 し、賃貸借要項 (5)記 載 の賃料 (以 下 「本件賃料」 という。)を 毎月末日
(金
融機関が休業 日の場合は直前営業 日)ま でに翌月分の賃料 として甲力甥:1に 通知する銀行 日座
に振 り込む方 法 によ り支払 うものとする。なお、 lヵ 月未満の本件賃料は当該月の実日数 に
応 じた 日割計算 とする。ただ し、本件賃料の支払開始 日は、次条の本件土地 の引渡 日か らと
する。また、固定資産税及び都市計画税 につ いては、甲が納付 したこれ らの税額を証する書
類 (納 税通知書等 を含むが これに限 らな い。)を 乙に提出 した上で請求 し、乙は これらを支
払うものとする。
賃貸借要項 (5)記 載 の本件土地の固定資産税及び都市計画税相当額については、各年度の納
税通知書記載 の各年税額合計 (当 該年の4月 1日 か ら翌年3月 31日 までの期間に対応するもの)
を12で 除 した金額 とする。なお、本件不動産 に関する新たな公租公課の負担については別途
協議するものとし、固定資産税又は都市計画税 に代替 し又は これに準 じるものは原則として
乙が負担す るものとする。
第 4条
(本 件土 地 の 引き渡 し
)
甲は、 乙に対 し、第 2条 の賃貸借期間開始 日に本 件土地 を現状有 姿 で 引き渡す もの とする。
第 5条
(賃 料 の 改定 )
1.本 件賃料
(固 定 資産税 及び都市計画税相 当額 を除 く。 )は 本契約締結 日か ら3年 毎 に、別紙
2記 載の賃料 改定方法 に定 める方法 に従 い改定す るもの とす る。なお、賃料改定 に要す る費
用 は、 甲乙の折 半負担 とす る。
2.法 第 11条 の規定 は本 契約 に適用 されな い もの とす る。
第 6条
(権 利金 )
甲及 び 乙は、本 件借地権 の 設定 に関 し、本件借地権 の 設 定対価 と しての権利金 の 授受 を行わな
い もの とす る。
第 7条
(保 証金
)
1.乙 は、2010年 1月 29日 、本件借地権 の設定 に関 し、本契 約上生 じる乙の債務 を担保す るため、
賃貸 借要項 (0記 載 の とお り、甲に対 して保証金 の預 託 を行 うもの とする。
本契約 の終 了に伴 い乙が 本件土地 を原状 に復 して 甲に返還 した場合 において、甲は、本契約
に基 づ いて 生 じた 乙の債務 で未 払 いの ものが ある ときは保 証金 の額 か ら未払債務 額 を差 し
引 い た額 を、また、未払 いの債務 がな いときは保 証金 の 額 を、本件土地の原状 回復及び明渡
し後 30日 以内 に乙に返還 しなけれ ばな らな い。この場合 において、返 還す べ き金員 には利息
を付 さな いもの とす る。
前項の場合において、保証金 の額か ら差 し引かれ るべ き未払債務額の内容 は、未払賃料、損
害賠償 、損害金そ の他名目の如何を問わず、本契約に基 づき乙が甲に対 して負担す べき一切
の債務 のほか、本件土地の原状回復及び明渡 しに係る建物解体費その他本契約 に基づき乙が
負担す べ き費用を甲が負担 した場合にはか力Yる 甲の負担分 を含むものとする。但 し、未払債
務額 を差 し引いて保証金を返還す るときは、甲は、保証金か ら差 し引く金額 の内訳 を書面 に
て乙に明示 しなければな らな い。
甲は、乙の 甲に対する第2項 の保証金返還請求権を被担保債権 として、本件土地所有権
(底
地権 )に 対 して抵当権 を設定する。但 し、抵当権設定 に必要となる
費用は乙の負担とす る。
乙は、乙の甲に対する第2項 の保証金返還請求権を本件借地権 と分離 して第三 に
者 譲渡 して
はな らず、また、 同保証金返還請求権に質権等の担保権 を設定 してはならない。
第 16条 に従 い、明渡 しのために乙が原状回復工事に着手するときには、乙はあらか じめ甲に
対 し原状回復期 間を通知するもの とする。 この場合、甲は、乙が甲に預託 している保証金額
(未 払債務額を差 し引いた場合 にはその残額 )が 、①銀行法 (昭 和 66年 法律第 59号 )第 4条
第1項 の免許を受け日本国内に本店を置く銀行 (但 し、当該銀行の預金量が国内上位5位 以内
のものに限る。)、 ②主要な格付け会社の格付けにおいて① における預金量国内5位 の銀行
と同等以上の格付けを付与されている海外 の金融機関 またはCに の他乙が認める金融機関
に預託されて いることを証する書面
(上 記① の銀行、② の海外の金融機関または③ のその他
乙が認める金融機関が発行する残高証明書を含む。)を 乙に交付 し、乙の原状回復が完了し、
本件土地の明渡 しを確認 したときに、当該金額を乙に返還するものとする。乙は、当該金額
全額の返還時点において、第4項 の抵当権を解除するものとする。
(無 償返還 に関す る届け出
第 8条
)
甲及 び乙は、 乙が税 務 上必 要 と認めた 場合 は本 契約締結後遅滞な く 「土 地の無償 返還 に関す る
届出書 」 を所轄税 務署 に提出す る もの とす る。
第 9条
(遅 延損 害金
)
乙が本件 賃料 そ の他 本契約 に基づ く債 務 の支 払 い を遅延 した場合 、 乙は遅延金 額 に対 して年率
14.6%(1年 を365日
とす る 日割 計算 とす る。 )の 割合 による損害金 を甲に支払 うもの とする。
10条 (承 諾事項 )
1.乙 は 甲の事前 の 書面 による承諸 な くして次 の行 為 を してはな らな い。但 し、第 (2)号 の場合
第
〆
には、 甲は、当該―括賃貸 (マ ス ター リー ス)に おける賃借人 が反社 会的勢 力、連法行為又
は犯 罪行 為 を行 う者、公序 良俗 に反す る者そ の他のこれ らに準 じる者 (以 下 『否認先」 とい
う。)又 は客 観 的 にみて財務基 盤 が脆弱 である等本件建物の安定的な管理運営が 困難な可能
性 が高 い と認 め られ る場合 を除 き、不合理 にかかる承諸 を拒絶 又は留保 しな い ものとす る。
(1)本 件土 地 を転貸 し、または無償使 用 させ る こと.た だ し、本件建物 建設 に伴 い緑地その
他 の 設備 、工作物 を設置す る場合、そ の用途 のために必 要 な限度 で本件土地 を第二者に
使用 させ る こ とは妨げな い。
(2)転 貸 (サ プ リー ス)を 予定 して本 件建物 を―括賃貸
(マ ス ター リー ス )す る こと (但
し、
本件建物竣 工 時 点での一括 賃貸 を除 く。 )。
(3)本 件 建物 を増 改築す る こと、及 び 本件土 地上に本件建物以外 の建物 を新 増設す ること。
)本 件土 地 の通 常 の使用 また は時 間 の 経過 によ り生ずるもの を除き、本件土地 の形状、価
“ 値等 の保 全 に 害 とな る行 為 を行 うこと.
2,前 項第 (3)号 の定 め にかかわ らず 、本件建物 が賃貸借期 間中 に天災そ の他 乙の責 に帰す るこ
とのでき な い理 由 によ り、滅失 損壊 し、建物 の使用が著 しく困難 にな った ときは、建物 を新
築 または改築 して 残存 の賃貸借期 間 中、本契約 に従って 本件土地 を使 用す る ことができ る。
第 11条
(瑕 疵担 保 責任 )
1.本 件建物 の竣 工 までの間に発見 された 本件土 地 の瑕疵
(甲
が別途 2007年 3月 20日 付 で三 菱地
所株 式会 社 に提 出 した 図面 (以 下「従前建物図 面等 」と い う。)記 載の地中障害物等 を含 む。)
によ り乙が被 った 損害につ いて 甲は 一 切責任 を負わな い。但 し、本件土地にお いて 、本 件事
業 (乙 が本件 土 地上 に本件 建物 を建築 し、主 にオ フィ ス賃貸事業を行 う事業をいう。以下同
じ。)に 大 きな 影響 を与える隠れた る瑕疵が発見 され 、本件事業 の実現が 困難 と乙が合理的
に判 断 した 場合、乙は本契約 を解 約す る ことができる。 この場合、甲及び乙は何れ も損害賠
償責任 を負担 しな い。
2.本 件建物 の竣 工後 に発見 された本件土地 の瑕疵 によ り乙が損害 を被ったと客観 的、合理的 に
判断 され た 場合 、 甲は これ を賠 償 しなけれ ばな らな い。
第 12条
(通 知義 務 )
当事者 の一 方 は、 支 払 い を停止 し、 または手形 交換所 にお ける取 引停止処分、滞納処 分、破産
手続 開始 申立、特 別清算 開始 申立 も しくは民事 再生手続 開始 申立そ の他適用ある倒産手続開始 の
申立 がな された 場合 (た だ し、 第三者か らの 申立 につ いて は、裁判 所 によ る手続開始決 定また は
保全管 理人 の選 定 等保 全手続の開始決定が下 された場 合 に 限 る。 )、 また は、 第二者 の 申立 によ
ってそ の重 要な財産 に対す る強制執行、競 売 開始決定、保 全処分 の 決定 も しくは滞納処 分がな さ
れた ときは、 直 ち に、そ の 旨を他の当事者 に通知 しな けれ ば な らな い。 当事者 の一 方 はかか る通
知 を怠 つた ことに よ り他 の当事者 に生 じた 損害 を賠 償す る 責任 を負 う。
■■
第 1
3条
(本 件借 地権及 び本件 建物 の譲渡・ 担保設定 )
乙は、甲の書 面 による承諾 を得た上で、本 件借地権及 び本件建物 を甲又は 第三 者に譲渡 し又
は これ に質権 等 の 担保 を設定す る ことが でき るもの とす る.但 し、かかる譲渡 につ いて は、
〆
甲が優先 交 渉権 を有す るもの とし、 乙は、 当該譲 渡 の 方針 を定 めた 後、 甲との間で 30日 間、
譲渡 の 条件 につ いて交渉す るもの とす る。かか る条件 交渉 が成立 した 場合、乙は、甲 に対 し、
当該条 件 で本件 借地権 及 び本件建物 を譲渡す るもの と し、条件 交渉が不調 とな つた 場合、甲
の 書面 によ る承 諾 を得た上 で、本件 借地権及 び本件 建物 を第二者 に譲渡す る ことができ る。
な お、 かか る 譲渡 先が否認先で ある等正 当な理由がな い限 り承諾 され るもの とす る。
乙が否認先 、 否認先 の親会社若 しくは子会 社 その他 の 関係会社 とな り若 しくは関係 を持 ち、
又 は 乙の取 締 役若 しくは監 査 役そ の他 の 役員 若 しくは株主が 否認先若 しくはその関係会社
とな り若 しくはな るもの と合理的 に認め られ る場合で、甲か ら、かかる事態 を治癒す る旨の
催 告 を受 けた に もかかわ らず、合理的な 期間内 にかか る 治癒 を行わな い場合 には、乙は、本
件 借地権 及び本件 建物 を甲に対 し、合理的な市 場価格 にお いて 売却す るもの とし、甲は これ
らを当該 市場価 格 で買 い取 ることが できる もの とす る。
甲が第 1項 の承 諾 を与え本件借地権 及び本件 建物 を第 二者 に譲渡 した ときは、 乙は、本 契約
及 び本契 約 に基 づ き若 しくは関連 して締 結 され る一切 の 党書・合意書等 に基づ く乙の地位及
び これ に 関す る権 利若 しくは義務 (乙 の 甲に対す る本 件借地権 の保証金返還請求権 を含 む。)
を当該 第二 者 に承継 させ る もの と し、 甲 は これ を承 諾 す る.但 し、かかる保証金返還請求権
の 譲渡時 点 の保 証 金残額 が、乙が第 7条 第 1項 の預託債 務 を履行 しな いためで ある等 、乙の債
務不履行 な い しそ の 責めに帰す べ き事 由に起 因 して金2100000001000円 に満たな い ときは、
乙は、 当該 第二者 を して不足 額 を甲に対 して支 払わせ るもの とす る。
14条 (本 件土 地の譲渡)
1.甲 は、乙の書面 による承諾 を得た上 で、本件土地 を第二者 に譲渡す る ことが できる もの とす
第
る。但 し、かか る譲 渡 につ いては、 乙が優先 交渉権 を有す るもの とし、甲は、当該譲渡 の方
針 を定 めた後 、乙との 間で 30日 間、譲渡 の条件 につ いて交渉す るもの とす る。かか る条 件 交
渉 が成立 した 場合 、甲は、 乙に対 し、当該条件 で本件土地を譲渡す る もの と し、条件交渉 が
不調 とな った 場合 、乙の書面によ る承 諾 を得 た上で、本 件土地 を第三者に譲渡す ることがで
きる。 なお、 かか る譲渡先が否認 先である等正 当な 理 由がな い限 り承諾 され る もの とす る。
2.甲 が否認先、否認先 の親会社若 しくは子会社そ の他 の 関係会社 とな り若 しくは関係を持 ち、
又は甲の 取締 役若 しくは監 査役そ の他 の 役員 若 しくは株主が否認先若 しくはそ の 関係会社
とな り若 しくはな る ものと合理的 に認め られ る場合で、乙か ら、かか る事 態 を治癒する旨の
〆
催告 を受 けた に もかかわ らず、合 理的な期間内 にかか る治癒 を行わ な い場合 には、甲は、本
件土地 を乙に対 し、合理的な市場価格 にお いて売却す る もの とし、乙はこれ らを当該市場価
格 で買 い取る こ とがで きるもの とす る。
3.乙 が第 1項 の承諾 を与 え本件土地 を第二 者 に譲渡 した ときは、 甲は、本契約及び本契約 に基
づき若 しくは 関連 して締結 され る一切の覚書・合意書等 に基づ く甲の地位及び これ に関す る
権利若 しくは 義務 (甲 の乙に対す る保 証金返還債務 を含 む。)を 当該第二者 に承継 させ る も
`
の とし、 乙は これ を承 諾す る。
15条 (契 約 の解除
1,乙 が次 の各号 の一 に該 当す るときは、甲は何 らの催告な しに本契約 を解除す る ことがで きる。
第
)
(1)本 件賃 料そ の他本契約 に基づ く債務 の支 払 いを2ヵ 月以上怠 り、その是正 を求める甲の
書面 によ る催 告 を受領 した後 10日 以内 にかか る不履行 を治癒 しなかつた とき。
〆
(2)乙 が支 払 いを停 止 し、または乙につ き手形交換所 にお ける取 引停 止処分 、滞納処分、破
産 手続 開始 申立、特別 清算 開始 申立 も しくは民事 再生手続 開始 申立そ の他 適用 ある倒産
手続 開始 の 申立力`
なされた とき (た だ し、第二者か らの 申立 につ いて は、裁判所 による
手続 開始 決定 また は保全管 理人 の選定等保 全手続 の開始決 定 が下 され た場合 に限 る。)。
(3)本 契約 または本 契約 に付随 して締結 した 変更契約等 につき重大な違反 が あ り、その是正
を求 め る 甲 の 書 面 によ る催告 を受領 した 後 30日 以内 にかか る不履行 を治 癒 しなかった
とき。
2.前 項 によ り本 契約 力∫解 除された場合 、乙は 甲 に対 して、違 約金 と して本件賃 料 の 12か 月分相
当額 を支払 い 、 また、 別途損害賠償 の責任 を負 うもの とす る。
3.第 1項 によ る本 契約 解 除後 も本件建物 の各 テナ ン トが 同建物 の賃借 を継続で きる場合で ある
等 、乙がその故意 又 は 過失 によ る と否 とにかかわ らず本件土地 を第 16条 に従 い 甲 に明渡 し返
還す る こと力1で きな い場合 は、第 16条 の規 定 によ ることな く甲は乙に対 して本件建物 を無僕
にて 甲 に譲渡 す るよ う請求す る ことがで きる。かかる譲渡 による本件建物 の所有権移転登記
に要す る費用 は 乙が 負担す る。
16条
第
(明 渡義務)
契約期間の満 了または契約の解除によ り本契約力!終 了する場合、乙は本件土地を更地の状態 (本
件建物の基 礎及び杭 も撤去する。ただ し、本契約締結前か ら既に本件土地に存在する地中埋設物
は撤去対象 か ら除外 する。)に したうえで、期間満 了の場合は本契約終了時またはそれ以前に、
解除 の場合 は本契約終了後直ちに甲に明渡 し返還 しなければな らな い。本契約終了に伴 う本件建
物 の各テ ナ ン トヘ の通知、各テナン トの本件建物か らの退去、本件建物の収去等に関す る事務は、
乙がその責任・ 費用 をもって遂行 し、甲に何 らの責任 ・費用 を負担 させないものとし、乙はその
故意又は過失 によると否 とにかかわ らず (但 し〔天災地変そ の他 の不可抗力による場合を除く。)
本件土地の明渡 し 。返還の運延 に基づき甲に生じた一切の損害を賠償するものとする。また、乙
は、本件土地の明渡 し `返 還に際 し、 甲に対 して、立退料、移転料、補償金等名目の如何にかか
わ らず金員の請求 を行うことができない。
第 17条 (明 渡 し完 了までの使用料)
本契約が終 了した にもかかわ らず、乙が前条に従い更地化 して本件土地を明け渡さな い場合、
乙は、本 契約終 了の翌 日か ら明渡 し完了に至るまでの本件賃料相 当額の倍額の損害金そ の他乙が
負担すべ き諸費用相 当額を甲に支払 い、かつ明渡 し遅延 によ り甲が被った損害を賠償 しなければ
な らな い。
■■
第 1
8条
(甲 の立 入検査 )
甲 も しくはそ の使用人 または 甲の指定す る者 は、本件土地 の管 理上必要ある ときは、あ らか
じめ 乙の 承諾 を得た うえで本件土地内に立 入 り、これ を点検 し、適宜措置 を講ず ることがで
き る。ただ し、緊急 または非常の場合で あって、甲が あ らか じめ 乙の承諾 を得 ることができ
な い とき は、事 後 、 速やか に乙に通知 し、 了承 を受けれ ば足 りるもの とす る。
前項 の 場合 、 乙は 甲の措置 に協 力 しなけれ ばな らな い。
第
1
だ
9条
(登 記 )
甲及 び 乙は、 (1)本 契約締結後遅 滞な く、本件土地につ いて 定期借地権設定登記 の 申請 手続
を行 い 、 (五 )乙 が甲に対 し第7条 第 1項 に定 める保証金 を預 託 した後遅 滞な く、本件 土地 につ
いて 保 証金返還 請求権 を被 担保債権 とす る抵 当権 設定登記 の 申請手続 を行 う。これ らの登記
に 要す る 費用は 乙が 負担す る。
甲 は、 (1)本 契約締結後遅滞な く、 借地権 設定登記 に必 要な書類 を乙に引き渡す もの とし、
(li)第 7条 第 1項 に定 め る保証金金 額 の受領 と引換 えに、抵 当権 設定登記 に必 要な書類 を乙に
引き渡 す もの とす る。
本 契約 が終 了 した 場合 には、乙は、第7条第 2項の規定 によ る甲の保証金の返還 と引き換 えに、
第 1項 の 登記 を抹消す る:か かる登記 に要す る費用は 乙が負担す る。
4.
第 13条 の 規 定 によ る本件 借地権 の譲渡 がな された場 合 、 甲及 び 乙は、第 1項 の登記 の変更 を
行う。但 し(甲 はかかる登記に要する費用を負担しな い。
第 20条
(公 正 証 書)
甲及 び 乙は :本 契約締 結後遅滞な く、本契約 を内容 とす る強制執行受諾条項付 の公正証書 の作
成 を公 証人に委嘱する。公正証書作成に要する費用は、甲乙の折半負担とする。
第 21条
(告 知義務)
甲は、資産の流動化 に関する法律 (平 成 10年 法律第 105号 。その後の改正を含む。)第 199条 に
基づき、本件借地権に係 る資産対応証券に関 して有価証券届出書等 (金 融商品取引法第2条 第7項
に規定す る有価証券届出書その他 の内閣府令 において規定す る書類をいう。以下同 じ。)に 記載
す べ き重要な事項 につき、乙に対 して書面にて告知 しなければならないものとする。
第 22条
(準 拠法、合意管轄)
本契約 においては、 日本法を準拠法 とし、本契約 に関して争いが生じた場合には、大阪地方裁
判所 を第一審の専属的合意管轄裁判所 とする。
´`
・
第 23条
(守 秘義務)
〆
甲及 び 乙は、 本契約 の内容及び締 結 にあた り、知 り得た他 の当事者 の営業上又は取引上 の
情報 を相手 方 の書面 による承諾な く第 三者 に 開示 しない ものとす る。但 し、本契約 に関 し、
当事 者それぞれが必 要 と判断す る当事者 の取締 役 、従業員及び会 計士 、税理士、弁護士、不
動産鑑 定士等 の専 Fl家 には開示者の責任 で守秘義 務 を課 した上で 、当事者の関係会社、関係
会社 の取締 役及 び従業員、ア ドバイザ ー 、 コンサ ルタン ト、貸付人又は投資家 の候補者等 に
守秘義務 を課 した上で、開示す る場合 を除 くもの とする。な お、かか る情報が開示以前か ら
公知 で あつた場合、被 開示者が第二 者 か ら守秘義 務 を負 うことな く正当に取得 した場合、開
示後被 開示 者 の責 によ らな い事 由によ り公知 とな った場合、官公庁等が法令・ 行政上 の権限
に基づ いて 開示 を求めた場合、その他法令 の規定 に従 って被開示者が開示義務 を負 う場合は
この 限 りではな い もの とす る。
第 24条
r・
`
(本 契約 に定めのな い事項 の処理)
本契約に別段の定めがな い事項、本契約各条項の解釈につき疑義が生 じたとき、法令等の改正
によ り本契約の定めが契約 の趣旨 に沿わ な くなつた場合には、甲及び乙は互いに誠意をもって協
議す る ものとする。
第 25条
(契 約 の変更 )
本契約 の規定 は、甲、乙の書面 による同意 による場合に限 り、変更、修 正または補足す ること
ができる。
(以 下余 白)
本契 約締 結 の 証 として本 書正本 2通 を作成 し、 甲乙記名押印のうえ、 各 l通 を保有す る。
2007奪 ■0月 4日
甲 (賃 貸人)
大阪府大阪市中央区北浜三 丁 目1番 22号
大洋 リアル エ ステー ト株式会社
代表取締役社長 堀 内 正 雄
乙 (賃 措 人)
東 京 都 中央 区 日本橋本 町 一丁 目9番 13号
別紙
所
〆
〆
1
本件 建物 の表示
在
大阪府 大 阪市 北区 曽根崎新地 一 丁 目
家 屋番号
未定
種
類
事務所 。店 舗 ・ 駐車場
構
造
鉄骨造 、 一 部地下鉄骨鉄筋 コ ンク リー ト造
建築面積
974.23ボ (294.70坪 )
延床面積
18,799=(51686坪 )
専有面積
H,727ボ (3=547坪 )
別紙 2
賃料改定方法
① 年間地代総額 =従 前の賃料 の年額 X変 動率 (円 未満四捨五入)
② 月額賃料 =① ■12(円 未満切 り捨て)
変動率 とは、賃料改定の 1月 前 にお いて公表 されている総務省統計局の消 費者物価指数
(全 国平均 。総合)の デー タを用 い、直近の月の月次の数値を従前の賃料決定時に該当
する同消費者 物価指数で除 した数値 とする (但 し、第 1回 改定時においては、本契約締結
日にお いて公表 されている直近の数値である2007年 8月 の月次の数値 で除す るもの とす
る。).
だ
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別紙
〆
3
賃貸借土 地
所
在
大阪市北 区曽根崎新地一 丁 目
地
番
6番 4
地
目 宅地
地
積 202.18ボ
所
在
地
番
地
目 宅地
地
積 273.75ぷ
所
在
地
番
地
目 宅地
地
積 96.09ゴ
所
在
地
番
6番 8
地
目
宅地
地
積 108,13ぶ
所
在
地
番
6番 9
地
目
宅地
地
積 56.76ボ
所
在
地
番
6番 10
地
目
宅地
地
積 31.76ボ
所
在
地
番
地
目 宅地
地
積 747.43ぶ
所
在
地
番
6番 12
地
目
宅地
大阪市北 区曽根 崎新地一 丁 目
6番 5
大阪市 北 区 曽根 崎新地一 丁 目
6番 6
大阪市北 区 曽根 崎新地一丁 目
大阪 市北 区 曽根 崎新地一丁 目
大 阪市北 区 曽根 崎新地一丁 目
大阪市 北 区 曽根 崎新地 一 丁 目
6番 H
大阪 市 北 区 曽根 崎新地一 丁 目
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地
積 80.79ぶ
所
在
地
番
地
目 宅地
地
積 140.99ボ
大 阪市 北 区曽根崎新地 ― 丁 目
6番 14
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