2015/11/22 - 立川バプテスト教会

今日のみことば
□
11月22日(日) 詩篇 113篇
これは過越祭りの時に歌われたハレルヤ詩篇である。いつど
こででもその御名をほめたたえよう。主イエスと弟子たちは最
後ののち、この詩編を賛美されたのであろう。
□ 11月23日(月) 詩篇 114篇
詩人は過去の出エジプトを想起しつつ、現在の新しい国家の
誕生を喜び、主のみ名を賛美している。この世界の造り主がイ
スラエルをエジプトから救い出してくださったと述べる。
□ 11月24日(火) 詩篇 115篇
異教徒は戦いを挑んできて「彼らの神は、いったいどこにい
るのか」と言って威張っている。しかし、勝利はいつも生ける
神にのみある。栄光は神にのみ帰する。
□ 11月25日(水) 詩篇 116篇
この詩編は、九死に一生を得た人の感謝の歌です。神の恵み
によっていやされ、主の正義と正義とあわれみをほめたたえて
いる。主はすべての信じる者のいのちを大事にしてくださる。
□ 11月26日(木) 詩篇 117篇
最も短い詩編です。これは、お祝いの時に頌栄です。主をほ
めたたえよ。主をほめたたえるべき者はもろもろの国、諸々の
民です。生けるまことの神を信じる者、全人類です。
□ 11月27日(金) 詩篇 118篇
これは毎年祝いの時に歌われたものです。喜びと感謝の言葉
が最高潮に達し「主に感謝せよ」と歌います。ルターが特に好
んだ詩篇と言われている。
□、11月28日(土) 詩篇 119篇
この詩篇の主題は「神の言葉への愛」です。詩人は言葉その
者を愛するのではなく、神の言葉としての律法が神の御旨を明
確に告知しているゆえにその言葉を愛し、守るのです。
教会暦で終末主日を迎えて私は
心を引き締めさせられるとともに
しっかりとキリスト降誕の出来事
を見つめさせていただくのです。
私たちはいま、どこにいてどこ
に行こうとしているのか。心して
自らを省みさせられています。主
マタイ25:13
とともに歩んできた道を省みなが
ら、いかに先へ進んでゆくこうと
だから、目を覚ましていな しているか、しっかりと見つめさ
さい。あなたがたは、その せていただくのです。今日に生き
日、その時を知らないのだ る私たちには特に、時代を見据え
から。
させていただかねばなりません。
世界はグローバル化していると言
われているけれども、現実はます
ます地域化の一途をたどっている
かに見える中で、いかに真実にた
どり着くことが出来るのでしょう
か。「目を覚ましていなさい」と
のイエスの言葉はここでも私たち
を促すのです。私は確かに世の終わりの兆候を見させていただ
いていると思っていますが、それを見分ける知恵は私たちには
備わっていまいません。だから備えて待つだけなのです。
いかに待つべきかをイエスは語ってくださいました。それが
この「忠実な僕と悪い僕」の譬え (マタイ24:45-51)であり「十人
のおとめ」の譬え(マタイ25:1-12)です。私はじっくりと聞かせて
いただく中で、主の言葉に忠実であることがいかに大事である
かと言うこと改めた確認をさせていただくのでした。主はいか
なる思いをもって戒めを私たちに与えられたのでしょうか。も
う一度「十のことば」(申命記5:1-22)を聞くときに、私は主な
ろ
ば
No.1738
2015年 11月22日
日本バプテスト 立川キリスト教会
牧師
大川 博之
る神に、いかに慈しまれ愛されている者であるかを覚えずには
おれないのです。主の言葉に忠実であることは、私たちのいの
ちの道です。
私は賢い者でありたいと願っています。そしてそれは、主の
みことばを、しっかりと受け止めている人のことであろうと思
っています。私たちはほんとうに愚か者で、知らないわけでは
ないのに自己保全にはしり、他をないがしろにして不安をかき
立ててきました。その結果、主との約束に不忠実となかり、思
いもかけない事態が次々に起こっているのが今日ではありませ
んか。だから主は私たちに「目を覚ましていなさい」と言われ
るのです。聖書を通して主は私たちに、終わりの日を喜びに溢
れた日として迎えることが出来るようにと語ってきてくださっ
たのです。そしてその言葉は、キリスト降誕の日から今日まで
休むことなく語られてきました。私はそのことを大事に聞かせ
ていただくのです。主は「明日のことまで思い悩むな」と言わ
れました。一日一日を大切に生きて今日の日を迎えることが出
来た感謝は、大事にしなければならないことです。御子を賜う
ほどまでに心にかけていた下さる神。私もまたいのちをかけて
主の言葉に忠実でありたいと願うのです。
あなたは神に、どのような生きる喜びを与えられているとお
感じになっていますか。子のために、家族のために、世のため
に。それらすべてを通して神の栄光が表されるためにこそ、私
たちは生かされているのです。その神の国が近い、とするなら
私たちはしっかりとみ言葉に聞き、生きてその日を待つのです
次週の聖書・説教
ヨハネ3:4-8
霊による誕生
《 聖書の学び・祈祷会 》
ロマ5:6-15
イエスによる贖い
「われわれは、イエス・キリストを信じる信仰によって義と
されるのである。」新約の偉大な原理であるとともに、旧約の
成就・完成である。それをパウロは鋭い霊的洞察力と旧約聖書
の適切な解釈をもって、明らかにしてきた。このイエス・キリ
ストを信じる信仰によって、われわれは神のとの正しい関係を
回復した。
キリストを信じる信仰は、ただ神との和解をもたらしただけ
でなく、神と和解した人間に、真実の平安と新しい希望を与え
た。その決定的理由をパウロは、神の絶対的愛のゆえであると
言う。「神の愛」こそ私たちの希望を確実なものとします。
神の愛は、キリストの死において具体化されており、キリス
トの死は神の愛の実証・確認である。「わたしたちが神を愛し
たのではなく、神がわたしたちを愛して・・御子をお遣わしに
なりました。ここに愛があります」(ヨハネ第一4:10)です。