甲府市役所 様

甲府市役所 様
官庁・自治体
アウトソーシング
アウトソーシング
12年間の長期包括的アウトソーシングで
効率的で質の高い電子自治体の確立目指す
戦国大名の武田氏がその基盤を築いたことで知られる“甲斐の府中”こと、山梨県甲府市。江戸期には
幕府の直轄地として栄え、当時の城跡や宿場町の面影の残る町並みが市民や観光客に愛されています。ま
た変化に富んだ地形や寒暖の差が大きい気候といった地理的な特性を生かした、ぶどうや桃などの産地と
しても知られています。
このほどNECは、平成19年度(2007年度)から段階的に稼動する基幹業務システムなどの構築運用に
おける包括的アウトソーシングを受託しました。甲府市は業務アプリケーションやハードウエアなどを自
前で所有せず、システムが適切に稼動し利活用が図られることをサービスと捉え、そのサービスを調達し
て対価を支払う包括的アウトソーシング契約を締結しました。その契約期間が12年におよぶ長期間である
こと、また調達方法やモニタリングの独自性に、全国の自治体が注目しています。
事業環境・
課題・
導入の目的
甲府市副市長
CIO
甲府市役所
企画部
行政システム改革室 情報政策課
係長
首藤 祐司 氏
土屋 光秋 氏
局所的なシステムの改修案件に対応する負担の増加、
市としてシステム調達の在り方そのものを検討
最大約38.5%にのぼると見込んでいます。
業務システムの分散化と複雑化により
積み重なる運用コストの負担
包括的アウトソーシングの内容は、甲府市が平
甲府市役所はこのほど、住民情報や税務、国
成18年(2006年)10月に発表した「こうふDO
保・年金、介護・福祉などの基幹業務系、および
(ダウンサイジング・アウトソーシング)計画」
財務、人事給与、文書管理などの内部情報系の甲
にまとめられています。同計画書では、自治体情
府市の大半のシステムについて包括的アウトソー
報システムを取り巻く現状を踏まえ、対象となる
シングにより、NECをはじめとする企業グループ
48の業務範囲(基幹、情報、インフラ)を決定
に委託しました。このアウトソーシングでは、計
し、それぞれのサービスをどのように調達し、ま
画と構築に2年間(平成19年度~20年度)、運用
た提供されたサービスに対するモニタリングや評
に10年間(平成21年度~30年度)という、自治体
価をいかにして行うかという指針を細かく明記し
では前例のない長期包括的アウトソーシング契約
ています。12年という契約期間についても、シス
となります。契約額は約46.9億円。同市の試算に
テムのライフサイクルを10年単位で見ることで現
よると、この取り組みによる経費節減効果は、人
場の負担や調達コストを減らすために設定されま
的コストも含めると、従来の想定運用経費に比べ
した。しかし、これらの結論に至るには、同市情
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報政策課をはじめとする担当課による約5年にもお
情報政策課の土屋光秋係長は、同ガイドライン
よぶ地道な検討があったのです。
について次のように説明します。「市にとって
も、事業者にとっても一番よい形のアウトソーシ
甲府市では、昭和63年(1988年)から平成元年
ングとはどういうことかを考えました。市が要求
(1989年)にかけて基幹業務を中心にホストコン
するシステムの機能には、様々なレベルがありま
ピュータを導入し、その後一部オープン化したも
す。そこで業務を遂行する上で必須の機能、事業
のの、5年ほど前から全体的なシステムの見直しと
者の方針に合わせられる機能、将来的なオプショ
再構築を検討することになりました。というの
ンとして有効な機能などに分類し、総合評価を採
も、当初のホストコンピュータでの業務を徐々に
り入れたプロポーザル方式で一番希望に近いパッ
クライアントサーバ方式やWEB方式へ移行させ
ケージの提案を採択するという方針を決めまし
る中で庁内のシステムが分散し、改修コストやメ
た」。
ンテナンス労力の面での非効率が目立ってきたた
めです。当時の状況について甲府市の首藤 祐司副
折しも平成18年(2006年)3月に甲府市・中道
市長兼CIO(最高情報責任者)は次のように振り返
町・上九一色村が合併することが決まり、これを
ります。
きっかけとして平成18年からいよいよアウトソー
シング計画を実行することになりました。約1年に
「法制度が改正されたり、ソフトウェアがバー
わたって事業計画を策定し、最終的な基本計画に
ジョンアップするたびに局所的な改修案件が繰り
落とし込んだものが、先述の平成18年10月に発表
返され、全体として複雑化するシステムの“おも
された「こうふDO(ダウンサイジング・アウト
り”にコストがかかりすぎていました。同時に、
ソーシング)計画」なのです。」
システムを運用する職員側の負担も増大していま
将来的な市民サービスの在り方まで
考慮したNECの提案を評価
した。市としては、その分の労力を市民サポート
の拡充にあてたいところです。そこで行財政改革
の視点からITシステムも含めて役所全体の業務の
「こうふDO計画」の策定と併せて、情報政策
在り方について見直し、効率化をはかる必要があ
課では各原課(業務を主管する担当課)との調整
ると考えたのです」。
を進めながら、平成19年(2007年)以降に構築す
るシステムの要求定義を行っていきました。土屋
こうした問題意識の下、平成15年(2003年)に
氏は、「各原課の現状の事務処理についてヒアリ
甲府市は3ヶ年の「甲府市地域情報化計画」を策
ングを行い、求める機能やアウトプット(帳票)
定(平成19年度に改訂)、この中にシステム調達
について整理しました。そして本来あるべき効率
のダウンサイジングおよびアウトソーシングとい
的な業務の姿について議論しながら、調達仕様書
う検討課題を組み入れました。さらに平成16年
にまとめていきました。当初は、やり方が変わる
(2004年)2月に策定された「甲府市システム調達
のでは、と抵抗感を示す課も少なくありませんで
ガイドライン」では、アウトソーシングによる具
した。しかし根気強くプロジェクトの意義を説明
体的なシステム調達の手順や手続きについて方向
しながら、こうした業務改善の負担を軽減するた
性を示しました。
め合理的、効率的に取り組みを進め原課と二人三
脚で業務プロセスそのものを見なおす作業を進め
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ました」と苦労を語ります。
し、地元企業であるYSK e-comなどで構成する企業
グループが選ばれました。
「こうふDO計画」の事業スキームでは、48の
業務範囲にわたる調達対象を「基幹業務系」「内
選考委員の一人でもあった首藤副市長は次のよ
部情報系」「インフラ系」の三分野に分割し、甲
うに語ります。「これは私自身の印象ですが、NEC
府市がそれぞれのサービス事業者を選定します。
の提案は単にITシステムを構築することを目的と
選定された事業者は、同市が示す仕様に定められ
するのではなく、それが稼動すればどのように市
たシステムサービスを提供すると同時に、セル
民サービスの向上が実現するのか明確なイメージ
フ・モニタリングなどによってサービス品質を維
があったように思います。甲府市の立場に立っ
持していくことが求められます。
て、我々が自治体として何を目指そうとしている
のかという本質的な部分をよく考えていると感じ
事業者の選定にあたっては、首藤副市長および
ました」。土屋氏も、「12年間の包括アウトソー
識者で構成される選考委員会が担当し、総合評価
シングは事業者側としてもリスクがあるはず。こ
型プロポーザル方式で事業者の提案を受け、技術
の先お互いに何があるか分からない中で、『具体
やコストなどの総合評価と提案システムのデモ評
的にどこまでやる』という形で明確なコミットメ
価によって決定しました。その結果、基幹業務系
ントがあった点も安心感につながりました」と評
および内部情報系の調達についてNECを代表企業と
価してくださいました。
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システム概要・
導入効果・
将来展望
現
現場
場と
との
の一
一体
体感
感を
をも
もっ
って
て進
進め
める
る
情
情報
報政
政策
策課
課含
含む
む担
担当
当課
課の
の業
業務
務に
につ
つい
いて
ても
も再
再確
確認
認
測定のためのデータを市に提供します。土屋氏は
PMOによる監査と評価でプロジェクトを
継続的にマネジメント
その内容について、「市が作成したフォーマット
に沿って、SLAを遵守しているかどうかという技術
アウトソーシングはシステムが稼動してからが
的な評価と、情報投資に対するコスト評価を行っ
本番です。こうふDO計画の大きなポイントの一
てもらいます。特に技術評価のフォーマットにつ
つは、そのマネジメント体制の確立です。NECを
いては、SLAの内容、そのベースになっている考え
含む各事業者およびプロジェクト全体に対するマ
方、適用事例の三つを明記し、市と事業者の間で
ネジメントは、首藤副市長(兼CIO)を補佐する
解釈のずれが生じないように工夫しました」と説
形でPMO(プロジェクト・マネジメント・オフィ
明します。
ス)を設立して行うことになっています。PMO
は、(冒頭の須藤教授をはじめ)学識経験者やコ
また土屋氏は、PMOによるマネジメントのノウハ
ンサルタントといった識者で構成される専門の組
ウや考え方を、情報政策課をはじめとする役所内
織です。その役割は、IT調達における事業者選
にも蓄積し、今後のITガバナンスを担う人材の
定、事業者との交渉、締結したSLA(サービス品
育成にもつなげたいと考えているようです。「上
質保証制度)に基づいてプロジェクトの監査など
から『これをやれ』と言われて『よくわからない
を行うほか、3年ごとに支払い対価の見直しもは
が命令なのでやる』といった“司令官と兵隊”と
かると共に、甲府市の情報政策の司令塔であり、
いうような関係では、今後のITマネジメントは急
縦割りになりがちな行政組織における横軸の役割
激に変化を遂げている社会情勢にとても追いつき
が期待されています。
ません。当市のように人口20万人ほどの規模の役
所では、“スーパー司令官”に相当する高度で著
事業者側もセルフ・モニタリングを行い、効果
名なIT人材を継続的に確保することも難しいと思
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います。MITのピーター・センゲ教授の提唱する
ラーニング・オーガニゼーションを目指し12年間
という長期スパンの中で、組織をまたいで常に現
場との一体感をもって取り組む姿勢をじっくり育
てていきたいと思います。」(土屋氏)。
12年後は今から[創造]できる
プロジェクトは現在、要求定義をほぼ終えつつ
あります。今後は、データ移行とパッケージの適
用という構築段階に入り、約2年後に迫った本番
稼動と運用に向けて着々と駒を進めています。
首藤副市長はここまでの取り組みを振り返り、
土屋氏は、こうしたトップの姿勢に「背中を後
次のように手応えを語ります。「当初は前例のな
押しされる思いで心強い」としながら、情報政策
いプロジェクトに対して不安感もありました。し
課として次のように抱負を語ります。「我々情報
かし今回、システムの構築ということだけでな
システム部門の役割は、現場の業務内容を理解
く、職員が役所の業務の仕組みについてイチから
し、その流れをスムーズにつないでいくこと。例
考え直すという経験ができました。職員自身の訓
えば介護福祉のように様々な要素が複雑に絡む業
練としても重要だったと思います」。加えて、
務においては、データが複数の組織をまたぐこと
「市長を含むトップの役割としては、やると決め
になります。その場合、システム側で各業務主管
た姿勢をぶれることなく貫くことです。全国の市
をつなげて彼らの業務をフォローしていく必要が
町村も注目しているので『甲府モデル』を成功さ
あるのです。2年後にアウトソーシングの運用が始
せたい」と本番稼動に向けた意気込みを見せまし
まっても、常にアンテナを高くして、次の次の一
た。
手まで考えながら、マネジメントの方向性を軌道
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修正していくことになると思います」。
こうふDO基本計画書の表紙には、次のような一
文があります。
“12年前に今を[想像]できなくても、12年後は
今から[創造]できる”
その真意について、最後に土屋氏は次のように説
明してくださいました。「10年前は単発的に改修
が発生して先が見えないという状態でした。何か
あってから後追いで手当てしていたのでいつも苦
しかった。しかし今のスタンスは、“ひとつ先、
ふたつ先のTobeを考え、そのTobeを達成するべく
環境条件を整える”です。少しでも先回りして矛
盾に手を回そうとしています。その結果、半年先
になるか1年後になるかは分かりませんが、リス
クは確実に軽減できるはず。常に少し先の将来を
設計し続けていくことによって、今まで見えな
かったものが輪郭を徐々に現してくるようになり
ます。それが私たちが考えるBPM(ビジネス・プ
ロセス・マネジメント)なのです」(土屋氏)。
甲府市の包括的アウトソーシングは、こうした情
熱をもって取り組む人々によって支えられていま
す。NECはこれまでのアウトソーシング事業で
培った効率的なシステム構築や運用のノウハウを
生かし、甲府市様と一緒に「12年後の未来」を創
造していきます。
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S E が語る
事例
SEの視点から - システム構築のポイント
NEC
公共ソリューション事業部
事業推進部
マネージャー 松本健一 NEC
公共ソリューション事業部 第四営業部長
唐沢直之
市政や地元経済に配慮したコンセプトと
パッケージの柔軟性を生かしたシステムで
甲府市の信頼を獲得
市政への理解と地元配慮による工夫をこらした
プロジェクト提案を評価
もともと甲府市様では NEC のホストコンピュータを
今回、 NEC として甲府市様に提案した内容のポイン
使っていました。その後、 徐々にオープン化する過程
トは大きく 3 つあります。1 つ目は、 長年 NEC が甲府
で、 システムが分散して全体の運用コストがかさむと
市様の基幹システムを手がける中で、 役所の現状を
いう悩みをもっていました。加えて、 国が提唱する「電
いかに理解しているかという優位性が挙げられます。
子自治体」 に取り組もうとすると、 個別に細かい改修
同市が平成 18 年 (2006 年) 10 月に発表した 「こうふ
を行う必要があるため、 将来的にもコストがかかるこ
DO計画」(※詳細は本文参照)の本質をとらえ、 それ
とが明らかでした。さらに本来の市役所職員の業務
を成功させるためにパートナーとして何ができるか訴
の在り方を見直し、 より住民サービスに近いところで
えました。特に今回のプロジェクトの場合は、 再構築
行政マンとしての力を発揮していきたいという要望も
し た シ ス テ ム の サ ー ビ ス の 品 質 を い か に 長期に わ
ありました。そこで「餅は餅屋」の発想で、 情報システ
たって同じ水準で継続し、 改善していけるかという
ムの構築や運用を包括的にアウトソーシングすること
BPM(ビジネス ・ プロセス ・ マネジメント)の可否が重
で、 これらの課題を解決しようという結論に至ったの
要なポイントとなっています。
です。
2 つ目は、 甲府市様の提案依頼書 (RFP) に対して
もちろん、 こうした悩みを抱えているのは甲府市様
具体的な成果目標を掲げ、 「ここまで実現することが
だけではないと思います。各自治体の指向性は大き
できます」 とコミットしたという点。例えばコスト低減目
く異ならない中で、 実際に思い切った解決策を推進す
標では、NECのパッケージやノウハウを利用し、 メン
る「エネルギー」が伴うか伴わないかが、 成否を決め
テナンスコスト20%以上を必達目標としました。通常
る大きなポイントになったのではないでしょうか。甲府
は、 こうした具体的な目標のコミットメントについては
市様のように構築と運用で 12 年間という包括的アウ
提案する側としては “言葉をにごす” ところですが、
トソーシングを自ら立案し、 実践していくケースは、 今
NEC は甲府市様の現状を知っているから言えるとい
までにない先進的な取り組みだといえます。
う自信がありました。
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3つ目は、システムそのものの品質だけでなく、
主催の「地域における情報化の推進に関する検討
さらなる付加価値として地元パートナー企業であ
会」の中で提言され、2005年10月に設立された
「全国地域情報化推進協会」で標準仕様の作成を
るYSK e-comとの協力体制を強調して提案した点で
行っている
す。12年間という長いスパンの中で、地元の経済
----------------------------------
効果につながるスキームを具体的に提案していま
す。
甲府市様では今後数年の間に新庁舎を建て替え
る計画があり、一時的に庁舎や職員が分散するこ
ベストプラクティスに基づく柔軟な
パッケージ「GPRIME」で運用しやすさを実現
とによる通信面や管理面での課題も控えていま
す。しかし今回の提案では、「ターミナルサーバ
今回、甲府市様のシステムは、NECの地方公共団
方式」を採用し、パッケージを稼働させる環境に
体向けパッケージシステム「GPRIME(ジープライ
ついて運用のしやすさを重視しました。これは端
ム)」とグループウェア「StarOffice(スターオ
末側に仕組みをもたせず、サーバから画面の差分
フィス21)」で構成されています。パッケージの
を送信するだけなので通信の負担も少ないのが特
良さというのは、継続的に一定の品質を提供する
長です。また、メンテナンスもサーバで集中管理
という点とそれぞれの自治体に合わせたベストソ
するため、セキュリティなどのアップデートも一
リューションの提供という面での柔軟性です。シ
気に行うことができます。
ステムを構築して年数が経過すると、法令の改正
などによる改修要件が発生するので、その時にい
12年という長期間においては、合併なども考え
かに柔軟に対応して陳腐化の度合いを防ぐかが重
られます。場合によっては、人口20万人から一気
要となります。
に人口30万人規模の中核都市になる可能性もある
のです。もちろん、そうした状況にも適応し得る
NECでは平成6年(1994年)から自治体向けの
システムとなっています。このほか、12年後の情
パッケージ製品を手がけており、これまでの実績
報政策部門の在り方についても考え、データウェ
や経験からそのベストプラクティスをGPRIMEに反
アハウス(DWH)などを活用し、市役所内のデータ
映させています。GPRIMEの特長は安易なカスタマ
を積極的に利用し、市政に生かしていくための環
イズによることなく多くの自治体のニーズ、ウォ
境づくりも想定しています。
ンツに対応出来るパラメータの数が多いことで
す。プログラム自体を変更しなくてもパラメータ
これまで申し上げた提案のポイントは、一つひ
を選択して簡単にチューニングできるため、お客
とつ個別に挙げれば甲府市様が初めてではなく、
様のプログラム改修の負担を軽減することが可能
色々なところで実績のある技術に基づいていま
となっています。また近年は、国が掲げる「次世
す。しかし、今回包括的アウトソーシングによる
代地域情報プラットフォーム」(※)の仕様にも
全体最適化という形で、これらすべてを一気通貫
準拠し、全国の地方公共団体向けのパッケージも
でやっていくのは、初めての試みとなります。ア
整備しているところです。
ウトソーシングによって全体最適を目指す「甲府
方式」は、行財政改革の中で試行錯誤している自
----------------------------------
治体にとっては、今後の一つの有力な選択肢とな
(※)次世代地域情報プラットフォーム
り得るでしょう。
自治体の情報システムを含む、地域のあらゆる情
報システムを連携させる共通基盤のこと。総務省
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お客様のプロフィール
甲府市役所
新市制移行
平成18(2006)年3月1日
合併自治体
甲府市・中道町・上九一色村
特 色
甲府盆地の北に位置。市域の3分の2を山岳森林が占め、自然に恵まれる。
約480年前、武田氏が館を築き、城下町を設けたのがまちの始まり。
甲州ぶどう、ワイン、水晶のほか、宝石・貴金属加工が世界的に有名。 00年より特例市。
面 積
212.41km2
人 口
約20万人(平成19年8月1日現在)
URL
http://www.city.kofu.yamanashi.jp/
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