平 事 業 公益財団法人 成 25 計 年 度 画 書 新潟県健康づくり財団 0 平成25年度事業計画 〔 運 営 方 針 〕 はじめに 超高齢社会の到来と疾病構造の変化の中で、より健やかな県民の長寿社会実現のため、 県民の健康増進に関する諸施策の実施が求められている。 本財団は、県民の健康確保のため、県、市町村、医師会、検(健)診機関、医療機関等 との有機的な連携の基に、他県に例を見ない全県統一方式による検(健)診活動を基本と し、次のような取組を推進する。 一次予防として、生活習慣の改善に係る正しい知識の普及啓発活動を、引き続き幅広 く全県的に展開する。 二次予防として、全県統一方式を基本理念とし、検(健)診精度管理の充実を図るとと もに、検診データの分析、広報活動等により、検(健)診受診者数の確保、並びに受診率 の向上に努める。 今年度は、以下の重点事業を実施する。 1 がん検診及び特定健診の受診率の向上 市町村は、健康増進計画や特定健康診査等実施計画を定め、計画的ながん検診及び特 定健診の受診率の向上を目指しているが、ここ数年、目標値と実績値の乖離が甚だしく、 受診率は低迷している。 このため、本財団は市町村との連携を密にし、県内各市町村の取り組み状況の把握に 努め、健康づくりに関する普及啓発や検(健)診受診勧奨等の全県的な広報活動を積極 的に展開する。 また、全国で先進的な取り組みを行っている県外市町村の事例を県内市町村に紹介す るなど、情報提供を行う等市町村の後方支援に努める。 2 がん検診の精度管理及びがん検討委員会の活性化 県の生活習慣病検診等管理指導協議会の指導を受けながら、 新潟県肺がん、乳がん検 討委員会、地域肺がん、乳がん検討委員会及び、新潟県前立腺がん検討委員会の効果的 な運営に努める。更に、検診実施機関に対し、がん検診チェックリスト等を用いた精度 管理調査を実施することにより、個々の検診実施機関の精度を把握・管理するとともに、 検診実施主体である市町村への情報提供に資する。 3 事業運営 平成 22 年 12 月 1 日の公益法人制度改革に基づく、公益財団法人への移行認定後、本 財団は、県民の高い社会的信用を得るに至ったとの認識から、3年目を迎える今年度は、 引き続きトランスペアレンシィー(透明性)の確保、セキュリティ(情報管理)体制の確 立、並びにコンプライアンス(法令遵守)体制をさらに強化するとともに、内部運営管 理体制としては、効率的な事務処理の執行、並びに一層の意識改革や人材育成等に努め、 不特定多数の県民の利益の増進につながるよう努めていく。 また、公益財団法人への移行に伴い、寄附金税制が適用(特定公益財団法人に該当) されるため、引き続き、積極的に当該制度の周知に努め、寄付を募り、本財団の財政基 盤の整備を図る。 - 1 - 〔 Ⅰ 公益目的事業 〕 特定健診・特定保健指導支援事業 特定健診・特定保健指導事業を円滑に推進するため、 「新潟県健診保健指導支援協議会」 の会員機関として、平成 24 年度に引き続き参画する。 また、受診率の向上等、円滑な事業実施を図るため、研修会等の開催、新聞広告、健 診データの評価分析などを実施、市町村国保をはじめとする医療保険者が実施する特定 健診・特定保健指導事業等の後方支援に努める。 < 参 考 > ( )内は平成 24 年度実施計画数 特定健診 (後期高齢者健診等含む) 実施計画数 30 市町村及び県内 3 国保組合 260,000 人 Ⅱ (260,000) がん検診等受託事業 1 健康診査事業連絡調整事業 (1) 市町村健康診査事業等事務担当者(新担当者)会議の開催 健康診査事業の円滑な推進を図るため、健康増進法、高齢者の医療の確保に関する 法律等、各法に基づく事業に新しく従事する市町村の事務担当者を対象とした会議を 開催する。 (2) 検診事業に関する合同打合せ会の開催 検診事業を円滑に推進するため、市町村、県健康福祉(環境)部、検診機関の担当者 等を対象として、県及び県医師会との共催により、開催する。 (3) 郡市医師会事務局長会議の開催 健康診査事業を、より効果的・円滑に推進するため、県下16郡市医師会とのコンセ ンサスを得ることの重要性を踏まえ、郡市医師会事務局長会議を必要の都度開催する。 (4) がん検診並びに肝炎ウイルス要指導者等施設検診実施に係る業務 新潟県の「健(検)診ガイドライン」に基づき、全県統一方式で実施される、がん検 診並びに肝炎ウイルス要指導者等施設検診実施上の問題点等を把握し、全県的な 調整 及び検診事業を円滑に実施するためのコーディネートを行う。 ( ア )内は平成 24 年度実施計画数 胃がん検診 実施計画数 イ 30 市町村 (30) 103,000 人 (106,411) 25 市町村 (24) 30,700 人 (34,054) 子宮がん検診 車 検 診 実施計画数 - 2 - 施設検診 ウ 実施計画数 実施計画数 喀痰細胞診 オ カ 実施計画数 27,100 人 (29,836) 30 市町村 (30) 225,400 人 (229,815) 30 市町村 (30) 8,300 人 (8,677) 29 市町村 (27) 54,000 人 (60,363) 300 人 (270) 17 市町村 (19) 16,000 人 (14,724) 乳がん検診 実施計画数 マンモグラフィ単独 集 団 検 診 (マンモ併用含む) 集 (視触診のみ) 団 検 診 実施計画数 マンモグラフィ単独 施 設 検 診 (マンモ併用含む) 施 (視触診のみ) 1,700 人 (3,260) 実施計画数 29 市町村 (29) 125,000 人 (127,609) 3 市町村 (3) 30 人 (50) 設 検 診 大腸がん検診 肝炎ウイルス要指導者等施設検診 実施計画数 2 (27) 肺がん検診 X線写真読影(+撮影) エ 26 市町村 新潟県がん登録事業 ( )内は平成 24 年度実施計画数 がん対策に必須の指標として新潟県の委託を受け、県内のがん罹患者の実態を把握し、 県民の健康水準の向上に寄与することを目的として、県の委託により情報収集等を行う。 また、本県のがん登録事業は全国でも高い水準にあることから、関係者連携の上、更に 質の向上を図る。 実施予定件数 3 13,400 件 (14,618) 検診結果統計分析事業 健康増進法に基づき、市町村から受託した胃がん検診、子宮がん検診、肺がん検診、 乳がん検診、大腸がん検診の個人記録票等の検診結果をデータとして取りまとめ、市町 村に各種検診結果を報告するとともに、全県的な統計分析を行う。 なお、前立腺がん検診についても別途契約締結市町村の検診結果を取りまとめ、結果 を報告する。 胃 が ん 検 診 子 宮 が ん 検 診 肺 が ん 検 診 乳 が ん 検 診 大 腸 が ん 検 診 前立腺がん検診 103,000 57,800 225,400 72,000 125,000 9,000 - 3 - 件 件 件 件 件 件 4 がん検診データ還元事業 胃・子宮・乳・肺がん検診について、市町村 のデータ還元申込に基づき、媒体によ るデータ還元を行う。 が ん 検 診 5 疫学調査事業 ( 一括還元(胃がん・子宮がん・乳がん・肺がん検診) )内は平成 24 年度実施計画数 新潟県の委託を受け、健(検)診ガイドラインに基づき、胃がん、子宮がん、肺がん、 乳がん及び大腸がん検診結果から、「がん及びがんの疑い」と診断された者に対する疫 学調査を行い、その結果を関係機関に提供し、今後のがん対策の一助とする。 また、疫学調査を補完するための追跡調査を実施し、関係機関へ提供することにより、 がん対策に資する。 調査対象 6 疫学調査 240 件 (230) 250 件 (200) 280 件 (320) 190 件 (155) 340 件 (330) 胃 が ん 子宮がん 肺 が ん 乳 が ん 大腸がん 追跡調査 600 件 (647) 130 件 (128) 350 件 (492) 320 件 (322) 800 件 (837) 精度管理調査事業 国の指針により、市町村は最終受託先のがん検診実施機関に対し、実施体制や各種指 標の情報を入手し、適切な検診実施機関に検診を委託するよう求められていることから、 本財団が検診実施機関に対し、実施体制等の精度管理に関する調査を行い、精度の高い 検診実施機関に委託できるよう、検診精度管理調査委員会(仮称)を設置し、調査結果に ついて市町村に情報提供等を行う。 7 研究研修事業 (1) 新潟県がん検診研究会に対する支援 新潟県がん検診研究会(会長 青山英史 新潟大学大学院医歯学総合研究科教授) に、経費の一部を負担するとともに、後方支援する。 総会開催時期 12 月 (2) 新潟県糖尿病検診研究会に対する支援 新潟県糖尿病検診研究会(会長 渡部 透 新潟県医師会長)に、経費の一部を負担 するとともに、後方支援する。 総会開催時期 12 月 (3) 新潟県成人病検診機関協議会の運営に対する支援 成人病検診を実施している検診機関及び医療機関で構成する、新潟県成人病検診機 関協議会(31 団体)の事務局として、運営費に係る経費の一部を負担するとともに、後 方支援する。 会議等開催予定 総 会 役 員 会 検討部会(合同) 検討部会委員会 1回 1回 1回 各2回 - 4 - (4部会) 8 新潟県肺がん検討委員会並びに地域肺がん検討委員会の運営 新潟県肺がん検討委員会を設置し、肺がん検診の円滑な実施、運営を企画・検討する とともに、地域肺がん検討委員会(13 地域)を設置し、県の委員会との連携を図り運 営する。 9 新潟県肺がん検討委員会 年1回開催 読影研修会(仮称) 年1回開催(新規) 委員長 新潟大学大学院医歯学総合研究科教授 委 11 名 員 青山英史 新潟地域肺がん検討委員会 委員長 栗田雄三 村上地域肺がん検討委員会 〃 澤田洋一 新発田地域肺がん検討委員会 〃 斎藤 徹 五泉地域肺がん検討委員会 〃 淺利 讓 三条地域肺がん検討委員会 〃 捧 彰 長岡地域肺がん検討委員会 〃 江部達夫 魚沼地域肺がん検討委員会 〃 宮 南魚沼地域肺がん検討委員会 〃 鬼頭隆尚 十日町地域肺がん検討委員会 〃 山口義文 柏崎地域肺がん検討委員会 〃 高木秋夫 上越地域肺がん検討委員会 〃 木原好則 糸魚川地域肺がん検討委員会 〃 室川 佐渡地域肺がん検討委員会 〃 田尻正記 一路 諭 新潟県乳がん検討委員会並びに地域乳がん検討委員会の運営 新潟県乳がん検討委員会を設置し、乳がん検診の円滑な実施、運営を企画・検討する とともに、地域乳がん検討委員会(5地域)を設置し、県の委員会との連携を図り運営 する。 10 新潟県乳がん検討委員会 年1回開催 読影研修会(仮称) 年1回開催 委員長 新潟県労働衛生医学協会 委 新潟ブレスト検診センター所長 14 名 員 佐野宗明 新潟地域乳がん検討委員会 委員長 佐野宗明 下越地域乳がん検討委員会 〃 武田信夫 中越地域乳がん検討委員会 〃 島影尚弘 魚沼地域乳がん検討委員会 〃 横森忠紘 上越地域乳がん検討委員会 〃 武藤一朗 新潟県前立腺がん検討委員会の運営 新潟県前立腺がん検討委員会を設置し、前立腺がん検診の円滑な実施、運営を図る。 新潟県前立腺がん検討委員会 委員長 新潟南病院 委 11 名 員 年1回開催 小松原 秀一 - 5 - 11 がん検診等のPR活動 本県の年間約 7,600 人にも上るがん死亡の減少を目指して、定期的ながん検診等の 受診による早期発見、早期治療等のメリットを普及啓発するため、創意工夫を凝らし た効果的なPR活動を実施する。 12 Ⅲ 個人情報保護委員会・倫理審査委員会の開催(必要の都度) 生活習慣病予防普及啓発等事業 1 (公財)日本対がん協会との連携事業 (1) ア がん予防普及啓発事業 (公財)新潟県健康づくり財団がん征圧維持会員募集及び寄付受入れ がん征圧運動を推進するための活動は、がん予防に賛同する個人及び団体からの会 費並びに、一般からの寄付で支えられていることから、(公財)日本対がん協会と連 携を図り、がん予防知識の普及啓発並びにがん集団検診の推進等、 “がん征圧運動” を推進するため、維持会員募集活動を行う。 ・ 法人会員 市町村、郡市医師会、検診団体会員 一般法人会員 イ ・ 個人会員 ・ 一般寄付受入れ 継続及び新規募集 一般個人会員 広報活動 がん予防のための正しい知識の普及と、がん検診の受診率の向上を図るため、次の PR活動を行う。 ウ ・ マスコミを活用したPR ・ パンフレット等作成、配布 ・ がん予防ポスターの作成、配布 ・ がん征圧月間キャンペーン ・ その他のがん予防に関する広報 第30回がん征圧新潟県大会の開催 がん予防の普及啓発の一環として、一般県民及び関係機関が、等しくがん征圧の決 意を新たにすると共に、がんに対する正しい知識を共有するため、第30回がん征圧 新潟県大会を開催する。 エ 開 催 日 9月10日(火) 場 新潟市 所 新潟県民会館 がん予防活動功労者の表彰 9月のがん征圧月間に当たり、長年がん予防活動に功労のあった個人及び団体を表 彰する。 オ がん対策諸会議の開催及び参加 がん対策を推進するため関係諸会議を開催する。 また、行政をはじめ関係機関が開催する会議等に出席する。 ・ 日本対がん協会主催諸会議出席 ・ その他 - 6 - (2) ア 研究研修事業 がん対策研究事業助成 がん対策に関する調査研究事業に対し助成する。 助成対象 イ 日本臨床細胞学会新潟支部が実施している研究成果集録事業 技術者研修会開催 (ア) 健康診査従事者研修会の開催 健康増進法等に基づく検診事業に従事する職員の技術、知識の習得等、資質の向 上を図るとともに、団体相互の情報交換、技術交流を促進し、精度管理の平準化 及び検診業務のサービス向上を目的として、県の委託により年 1 回開催する。 開催時期 (イ) 3月 細胞検査士研修会の開催 細胞検査士の資質向上と精度向上を図るため、県の委託により年1回研修会を開 催する。 開催時期 (ウ) 7月 がん診断医師研修会の開催 がん検診事業の円滑な推進、普及拡大を促進するため、県の委託により 研修会を 開催する。 開催時期 乳がん検診 未定 大腸がん検診又は肺がん検診 (エ) 未定 厚生労働省・日本対がん協会等主催の技術研修会に、検診団体等職員の受講者 を推薦する。 2 生活習慣病予防普及啓発事業 (1) 生活習慣病予防活動功労者表彰 表彰要領に基づき、長年生活習慣病予防活動に功労のあった個人及び団体を表彰す る。 (2) 保健文化賞受賞記念特別表彰 保健文化賞受賞を記念し、保健文化賞受賞の趣旨に沿い、本県の保健文化向上等に、 著しく貢献した個人又は団体を表彰する。 (3) 生活習慣病予防パネル展開催 生活習慣病予防の正しい知識の普及、各種検診の受診率向上、健康づくりの実践定 着を図る目的で、毎年9月の「健康増進普及月間」等に、生活習慣病予防等に力点を 置いたパネル展を開催する。 (4) 開催日 9月10日(火) 場 所 新潟市 内 容 生活習慣病予防に関するパネル展示 新潟県民会館 会報発行 生活習慣病予防に関する論評、研究成果、統計資料、その他普及活動状況等を内容 として編集発行し、市町村、県地域振興局健康福祉(環境)部、県・郡市医師会、(公 財)新潟県健康づくり財団がん征圧維持会員、事業所等に配布する。 年3回 発行 (1回 4,000 部) - 7 - (5) 健康教育資材等の整備 生活習慣病予防知識の普及啓発を図るため、がん病巣モデルや生活習慣病予防パネ ル等の貸し出し及び生活習慣病予防ポスター、パンフレット、リーフレット等を作成 し、その利用に供する。 (6) 健康教育の推進 健康教育に関する講演会、研修会等の開催及び市町村、関係団体からの要請による 健康教育事業等に、役・職員等を派遣する。 内 3 容 健康教育パネルの作成、展示等 生活習慣病予防研究事業助成・支援 (1) 生活習慣病に関する調査研究事業に対する助成 助成対象 (2) 新潟県立大学人間生活学部健康栄養学科 新潟県糖尿病対策推進会議に対する支援 新潟県糖尿病対策推進会議(会長 渡部 透 新潟県医師会長)の開催に、経費の一 部を負担するとともに、協力団体として支援する。 4 脳卒中調査事業 新潟県の委託により、新潟県脳卒中情報システム事業実施要領に基づき、脳卒中退院 時情報提供、脳卒中調査票、脳卒中発症調査票の収集及び集計、解析を行い、脳卒中調 査報告書を作成する。 〔 Ⅰ 脳卒中発症調査 800 件 退院時通報票 1,200 件 脳卒中調査票 1,200 件 収益事業等 〕 特定健診等健康情報管理還元代行等事業 1 特定健診等健康情報管理電子化業務代行事業 特定健診等におけるデータ授受の円滑化を促進し、特定健診の有効性を高めることを 目的として、健診実施機関から、国の電子的標準様式に基づいた健診結果情報ファイル の作成について代行処理を受託する。 2 健康づくり及び生活習慣病等に関する書籍の販売、斡施並びに印刷物等の頒布事業 生活習慣病予防活動を推進し、県民の健康の保持増進を図るため、疾病の種類ごと に生活習慣病予防、検(健)診による早期発見・早期治療について分かりやすく解説した 書籍、リーフレット・パンフレット等を作成し、主に市町村・健診実施機関向けに販売 する。 - 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