不許複製 2008 年 12 月作成 LumiView light の概要 LumiView light は DICOM 画像を表示するためのソフトウェアです。 LumiView light は一般的な DICOM 画像表示ソフトウェアの機能に加えて、RealVision 製のハードウェア製品と組み合わせた場合以下のような特長を発揮します。・ 1024/4096 階調グレースケール表示 RealVision 製の SMD グラフィックカードを使用して、多諧調（10 ビット又は 12 ビット）表示に対応したモニタを使用している場合、多諧調グレースケール表示による高精細なグレースケール画像を表示することができます。一般的なモニタは 256 階調グレースケールしか同時に表示することができません、また医療用の多諧調対応モニタであっても表示ソフトウェアが多諧調表示に対応していなければその性能を発揮することができません。 LumiView light は多くの医療用多諧調対応モニタで採用されている SMD グラフィックカードの多諧調表示機能に対応しているため、株式会社ナナオ、WIDE Corporation など、ほとんどのメーカーの多諧調対応モニタでより高精細な多諧調グレースケール表示が可能です。・ハードウェアによる高速な画像処理 RealVision 製の SMD グラフックカードを使用して、10 ビット表示に対応したモニタを使用している場合、グラフィックカードのハードウェアによってアクセラレートされた高速なウィンドウ・レベリング操作が使用できます。モニタによる画像診断で最も頻繁に使われる機能がウィンドウ･レベリングです。ウィンドウ･レベリングはフィルムでは行なえなかった濃度の変更が簡単な操作で行なえる非常に有効な機能です。しかし、ウィンドウ・レベリング処理は膨大なピクセルの計算が必要なため画像の大きさに比例してレスポンスが低下して、画像診断を行なう際のストレスにつながってしまうことがあります。 LumiView light は SMD グラフィックカードのハードウェアを有効に使うことによってこのウィンドウ・レベリング処理をストレス無く実行することができます。・最適なカラーグレー混在表示 RealVision 製の FVT-Box と併用して、最適なカラー画像とグレースケール画像の混在表示を実現します。 CR や CT のグレースケール画像は DICOM で規定された GSDF に適合したモニタで診断することが求められています。一方病理学の顕微鏡写真のようなカラー画像はガンマカーブに適合したモニタで参照するのが一般的です。最近では DICOM GSDF にプリセットできるカラーモニタも販売されていますが、使用者が表示している画像に合わせて切り替えを行なう必要があります。 LumiView light は RealVision 製の FVT-Box と連動して、表示している画像に最適な状態に自動でモニタをプリセットすることができます。 LumiView light は以下のような機能を持っています・DICOM ファイル画像表示・Jpeg ファイル画像表示・DICOM CD の読み込み・マルチモニタ対応・ウィンドウ・レベリング・拡大・縮小・フィット表示・原寸表示・上下・左右反転表示・回転・白黒反転・移動・拡大鏡・LUT 補正・マルチフレーム動画表示・マルチスライス画像シネループ表示・ウィンドウ・レベリング値のプリセット・モダリティにあわせた表示レイアウトのプリセット・ROI・計測・2 次元強調フィルタ・MPR/MIP ・参照ラインの表示・シリーズ間の同期表示以下の機能は製品版のみで提供されます。製品版のリリーススケジュールについては弊社営業までお問い合わせください・イメージデータベース管理・電子カルテシステムとの患者情報の共有・モダリティからの画像受信と保存（簡易サーバ機能）・DICOM 画像サーバへの Query と画像の Retrieve ・DICOM プリンタに印刷・2 次元画像比較と差分表示・PET・CT の Fusion 表示 LumiView lightは、当社ウエッブサイト（www.realvision.co.jp）でダウンロード可能です。図 LumiView light による表示画像例以上