日本市場における 資金調達

日本市場における
資金調達
IFCについて
• IFCは国際資本市場で債券発行を行い、IFCが行う新興市
場の民間セクターへの投融資資金を調達しています。
世界銀行グループの一員であるIFC(国際金融公社)は、途上
国の民間セクター支援に特化した世界最大の国際開発金融機
関です。
• IFCは東京を含め世界100カ国にオフィスを開設しています。
日本政府は議決権の6.3%を保有するIFCの第2位の株主
です。
IFCは民間セクターへの投融資資金の提供のほか、国際金融
市場における資本の動員、事業や政府への助言サービスを提
供することで、途上国の持続可能な成長達成を支援しています。
• IFCの現在の年間資金調達プログラムは170億米ドルです。
IFCは新興市場における民間投資の収益性を証明することで、
触媒的(catalytic)な役割を果たしています。
• 2015年度末時点で、IFCは26の通貨建てで510億米ドルの
負債残高があります。
• IFCは、米ドルおよび豪ドルのような主要市場における公募
債のほか、売出債、小規模の公募債市場、私募債、割引債
など様々な市場、フォーマットで債券を発行しています。また、
グリーンボンドなどのテーマ債券も発行しています。
日本の投資家への価値の提供
• 日本はIFCにとって主要パートナー国の1つであり、IFCは日
本のリテール投資家の間での知名度向上を目指しています。
• 日本からの資金調達はIFCの債券発行全体の約20%を占
めており、そのうち6%が売出債市場からの調達です。
• 2015年度は、45本の売出債(総額10億米ドル相当)を発行
しました。
「貧困から脱出し、生活の向上を図る機会は、誰にも与えられる
べきである」というのが、IFCのビジョンです。
IFCの強み
• 世界銀行グループの一員
• 資本金が全額払込済である唯一の国際機関
• 潤沢な資本と高い流動性による強固な財務基盤
• グローバルに分散したポートフォリオ - 120カ国、
2,000社以上の企業に投融資
• 発行形態には、デュアル・カレンシー債、エクイティ・リンク債
なども含まれます。
•
•
バーゼル規制におけるIFCのリスク・ウェイトは0%
• 固定/デジタルクーポンの株価指数連動債や基本的な通
貨バスケット債券の取引も承認されています。
•
スタンダード&プアーズおよびムーディーズは一貫して
AAA/Aaa(見通し「安定的」)に格付け
• IFCは最低金額1億円相当から売出債の買戻しも行ってい
ます。
184の加盟国政府が出資、資本の約60%をAAA/AA格の
国々が出資
• IFCでは新しい仕組みやテーマを継続的に検討しています。
また、リバース・インクワイアリー(投資家の皆様から条件提
示を受ける債券発行)も受け付けております。
IFCに対する「AAA(トリプルA)」というスタンドア
ローン評価は、当社の格付け基準に基づく非常に
強い事業プロフィール、及び極めて強い財務プロ
フィール評価を反映したものである。
スタンダード&プアーズ
AAA
長期格付(2015年5月)
見通し: 安定的
IFCに対するAaa格付(見通し「安定的」)は、強固な
自己資本および流動性、優先的債権者としての地
位(PCS – Preferred Creditor Status)、株主から
の強力な支援、といった要因に基づいている。
ムーディーズ
Aaa
長期格付(2014年12月)
見通し: 安定的
財務ハイライト
• IFCは負債比率が最も低い国際機関の1つ
• IFCの事業拡大は内部留保を原資としている
• 資金調達のデュレーションは融資ポートフォリオの
IFCの強固な財務基盤
2015年6月30日現在
100%
マチュリティーにマッチ
75%
エクイティ投資は借入金ではなく自己資本を充当
81%
実績
50%
デュアル・カレンシー 3%
固定利付
(テーマ債を除く) 9%
25%
45%
最小
0%
女性起業家支援
11%
(今後3年間で必要となる推計純
キャッシュ必要額に対する比率)
流動性比率
インクルーシブ・
ビジネス 10%
エクイティ・リンク
55%
4
負債比率(倍率)
•
グリーンボンド
12%
3
4.0x
最大
2.6x
実績
2
1
売出債:種類別構成
2015会計年度末(2015年6月30日)
0
レバレッジ
ロシア・
ルーブル
2.2%
メキシコ・ペソ トルコ・リラ 0.9%
米ドル 0.8%
0.9%
豪ドル 0.3%
ニュージーランド・
ドル 3.3%
$20
$15
$22.6
実績
$19.2
最小
$10
ブラジル・レアル
34.7%
TRY 24%
日本円
56.9%
$5
$0
リスク調整済資本
(10億米ドル)
売出債:通貨別構成
2015会計年度末(2015年6月30日)
お問い合わせ先
資金調達
Ben Powell ∙ Head of Funding ∙ +44 207 592 8531 ∙ [email protected]
Marcin Bill ∙ Financial Officer∙ +1 202 473 7364 ∙ [email protected]
Flora Chao ∙ Senior Financial Officer ∙ +1 202 473 7355 ∙ [email protected]
Elena Panomarenko∙ Senior Financial Officer ∙ +44 207 592 8532 ∙ [email protected]
Zauresh Kezheneva ∙ Financial Analyst ∙ +1 202 473 4659 ∙ [email protected]
インベスター・リレーションズ(IR)
Esohe Denise Odaro ∙ Investor Relations Officer ∙ +1 202 473 0958 ∙ [email protected]
塩澤 健一郎 ∙ Senior Investor Relations Officer∙ +81 3 3597 6699 ∙ [email protected]
メディア(広報)
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www.ifc.org/investors
www.ifc.org/japanese
Bloomberg: IFC<GO>
IFC ∙ 2121 Pennsylvania Avenue NW ∙ Washington, DC 20433 USA ∙ +1 202 473 8392
本文書はIFCが発行するいかなる債券の購入も勧誘あるいは推奨するものではありません。
IFCに関するより詳細な情報をご希望の方は、IFCのWebサイト(www.ifc.org/investors)を閲覧ください。
@ifc_investors
2015年11月