第2号 2013年1月発行 - 新見公立大学・新見公立短期大学

第2号
2013.1
発行
新見公立大学附属図書館
編集
図書委員会・学生図書委員会
2012年度 学生選書ツアーを開催しました
2012年11月22日(木)、岡山市の丸善シンフォニービル店さんにご協力いただき、2012年度学生選書ツ
アーを開催しました。今年度は各学科・学年から合計12名の学生が参加しました。学生選書ツアーとは、学生が直
接書店に出向き、内容を確認しながら図書館に所蔵してほしい本を選ぶ企画です。今年度の参加者も、自分が専攻し
ている学科の専門書をはじめ話題の小説やユニークな絵本など、バラエティに富んだ本を選んでくれました。
コードリーダーを 1 台ずつ受け
取り、いよいよ選書スタート!
たくさんの本があり、
迷ってしまいそう!?
熱心に選書中。
お気に入りの本は見つかりましたか?
参加してくれた学生の皆さん、
ありがとうございました!
∼選書ツアーに参加した学生のコメント∼
自分でいろいろな本を選ぶのが楽しかったし、保育の本だけではなく、普段あまり見ない本にも触れる機会が
あったのでとても良かったです。また興味の幅も広がりました。
最近時間が取れなくて、読んだとしてもレポートに関連する
ものだけになりがちでしたが、いろいろな本を見てそれ以外のジャンルの本も読みたくなりました。
想像以上にいろんな種類の本がたくさんあって、思わず夢中になりました。とても楽しかったです。
いろんなジャンルの本をもっと知りたくなりました。
とっても本がいっぱいあって迷いました!新見公立大の図書館はアジアの外国
語教本が少なかったので、それを中心に探したら、 とってもいい本にめぐり会えてうれしかったです。
子どもがどのような反応をするのか考えながら本を選ぶことができたのでよかったです。
また、本をシリーズで選択でき、たくさんの本を読むことができました。
本を選ぶことは、
予想よりも楽しかったです。
このツアーを通して、 本に関する関心も深まったと思います。
今回の選書ツアーがきっかけで、新たな分野の本に関心を抱いた参加者が多くいたようです。実際に自分の目で見
て、手に取って本を選ぶ時間を大切にしたいですね。今回選んでもらった本は既に図書館の『学生選書コーナー』に
入っています。 学生目線 で選ばれた本を読みに、ぜひ図書館にお越し下さい。
前回に続き、学生から集めたアンケートの一部を紹介します。今回は幼児教育
学生推薦図書
学科2年生と地域福祉学科2年生のアンケートから選びました。ご協力ありがと
うございました。
君のためならがんばれ
タスキを繋げ!―大八木弘
る―サッカーに命を燃やした
明-駒大駅伝を作り上げた男
諒平と仲間たち、魂の絆
生江有二
高柳和江
清水久美子
晋遊舎(2008)
西村書店(2008)
笑いの医力
日本文芸社(2006)
勇気をもらえる。友達の大切さを感じら
れるとてもすてきな本。
駒澤大学陸上競技部に密着して書かれ
た本です。選手の写真もあって、とっても
「笑う」ということの大切さや、効果が
多くの例から述べられている本です。
読みごたえのある本です。
心を整える。勝利をたぐり
要介護探偵の事件簿
世界音痴
長谷部誠
中山七里
穂村弘
幻冬舎(2011)
宝島社(2011)
小学館(2002)
寄せるための 56 の習慣
サッカー日本代表のキャプテンである
要介護認定を受けた不動産会社の社長
長谷部誠さんが、「心」の成長に焦点を当
が的確な推理力と行動力により、自身の周
普通の日常で、ふとした瞬間におとずれ
る絶望感。穂村さんの書く文はおもしろく
てて書いた本です。自分の考えを「進化」 りで起こる事件を解決する場面が何とも
て切なくてこわくて、分からない様で心の
させるためにも読むと、とっても勉強にな
どこかで分かっている様な気がします。ず
言えないおもしろさがあります。地福の学
る本だと思います。読んでみてください。 生を中心に全ての人に読んでもらいたい
っと傍においておこうと決めた一冊です。
一冊です。
聞く力―心をひらく35のヒ
アルケミスト
ディズニーサービスの神様
ント
した少年
が教えてくれたこと
阿川佐和子
パウロ・コエーリョ
鎌田洋
文藝春秋(2012)
地湧社 (1994)
ソフトバンククリエイテ
―夢を旅
ィブ(2012)
阿川さんの考える聞く力について、阿川
夢をあきらめないことや、自分の心に
福祉・保育・看護の方面に将来就く人は
さんのくだけた面白い表現で書かれてい
正直であることがとても大切だと感じま
読んだ方がいいと思います。人と接する上
ます。本を読むのが苦手な人でもスラスラ
した。もっともっといろんなことに挑戦
で勉強になることがたくさん書かれてい
読むことができます。
してみたくなりました。
ます。
♦♦♦他にもたくさんの本を推薦してくれました♦♦♦
社)
奥田英朗『イン・ザ・プール』(文藝春秋)
図』(あすなろ書房)
細田守『おおかみこどもの雨と雪』
(角川書店)
千原ジュニア『14歳』(講談社)
夏川荘介『神様のカルテ』(小学館)
森絵都『カラフル』(講談
エミリー・ロッダ『ローワンと魔法の地
有川浩『ストーリー・セラー』(新潮社)
学生時代に読んだ本を何気なく手に取ると、当時の思い出が鮮明に蘇ってきます。本学に通う学生も、1 冊でもいいので自分が「好
きだ」と感じる本を見つけて、そして何年後かにその本を手にした時、新見で過ごした日々を懐かしく思い出してくれれば素敵だ
なと思います。今号で紹介した「学生選書ツアー」や「学生推薦図書」が、そのような本と出会うためのひとつのきっかけになれ
ばと願っています。(妹尾)
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