文藝春秋　出版プロモーション部　NEWSLETTER 2 Vol. 24 2013.5.1 013 年 8 号目の「NEWSLETTER」をお届けいたします。昨年 5 月に開始し、2 年目に入りました。応援ありがとうございます。なお、小社書籍の書影使用許諾に関しましては、煩雑な手続きなしに、「文藝春秋出版プロモーション Web」（http://shuppan-pr.bunshun.co.jp/　ID:bunshun PW:shuppan-pr）にて行えます。ご活用ください。また、当 WEB にはこれまでのニューズレター、リリース、重版情報など、小社関連の情報が満載です。どうかご覧ください。春樹新刊100万部突破！引き続き大反響です発大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。このニューズレターがお手許に届く5月1日には 90 万部が市場に投入され、需給バランスは改善されて売前日の 4月11日の代官山蔦屋書店は大変いると思います。なにぎわいでした。訪れたメディアはのべで今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 40 媒体以上。23 時から行われた「深夜の読書会 with 福田和也」には 100 人ほどの春樹ファンが集まってくださり、司会の春樹ファンが集まるカフェ「６次元」の中村さんと、文芸評論家の福田和也さんを中心に、1 時間後に手に取る新作がどんな内容なのフジテレビ、連続ドラマ「ガリレオ」絶好調！ 4 月15日から放送されているフジテレビの連続ドラマ「ガリレオ」。ご存じ、天才物理学者湯川学が難事件に挑む連続ドラマで、シリーズ 8 作累計かを熱く語りました。それも、村上春樹さんの書き下 1000 万部の東野圭吾「探偵ガリレオ」シリーズが原ろし長篇小説『色彩を持たない多崎つくると、彼の作。2007 年に平均視聴率 21・9 ％をたたき出した巡礼の年』（1785 円）を世界で一番早く手に入れる福山雅治さん主演、「フジテレビ月9」で放送されたためです。連続ドラマ「ガリレオ」（原作は文春文庫『探偵ガリ 12日に日にちが変わる直前かレオ』〔570 円〕と、同『予知夢』〔530 円〕）の続編（今ら行われたカウントダウン＆世回の原作は『ガリレオの苦悩』〔文春文庫　680 円〕、界で一番早く買えるイベントには『聖女の救済』〔文春文庫　710 円〕、『虚像の道化 150 人以上のお客様が並んでく師』〔1418 円〕、『禁断の魔術』〔1470 円〕）です。ださいました。主演の湯川学を演じるのはもちこの模様は日本テレビ、TBS、ろん福山雅治さんですが、今回新フジテレビで生中継され、朝のたな相棒となるのは吉高由里子 NHK「おはよう日本」ほかワイドショーで放送。紀さん演じる岸谷美砂。貝塚北署伊國屋書店新宿本店、三省堂書店神保町本店など捜査課の美人刑事として、前回の多くの書店が開店時刻を早めて販売開始、旭屋書店柴咲コウさんとは違った味わいを池袋店では池袋駅地下のコンコースに臨時売店を出し、初回の視聴率は２２・６％、設けるなど、大イベントとなりました。二回目、三回目も２０％を超え、快調な滑り出しです。小社では初版 30 万部、事前重版を20 万部決めドラマ「ガリレオ」に続き、6月29日には東宝系でていましたが、とても追いつかず、矢継ぎ早に重版を映画「真夏の方程式」が公開されます。これは小社決め、発売 7日目の 18日には累計 100 万部を決めから2011 年 6月に刊行され、30 万部を売り上げたました。村上さんの前作『１Q84　BOOK３』は 12 長篇『真夏の方程式』（1700 円）が原作。映画化に日目で 100 万部でしたから、5日も早い100 万部到合わせて今月10日には『真夏の方程式』の文庫が達でした。発売される予定です。発売当初は重版が追い付かず、書店に本がなく、ガリレオスタートに合わせて、4月20日には原作者の東野圭吾さんが、福山雅治さんがパーソナリティを務めるラジオ「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル　魂のラジオ」に緊急生出演。『世界を変えた10 人の女性』（6月27日発売予定）池上彰　いまや出す本すべてがベストセ福山さんと東野さんが生放送のラジオ番組で共演しラーの池上彰さん。今回は、お茶のたのは初めてでしたが、ドラマ「ガリレオ」や映画「真水女子大学で限定 50 人で行われた夏の方程式」の裏話などを、なごやかに話しました。「2012 年度後期集中講義」の一部文春文庫、高校図書館贈呈プロジェクト絶賛受付中！始終を大公開。全 10 回の講義に加え、「レポート講評会」の全容も収録してますから、入試論文・就職試験今げた「世界を変えた10 人の女性」とは、以下の通り。かもこちらが 50 冊選ぶのではなく、近代文学の名作 2）アニータ・ロディック（イギリス「ザ・ボディショップ」創設者）年、社の創立 90 周年を記念して、若い人たちにもっと本に親しんでもらおうと、文春文庫 50 冊を高校図書館 200 校にプレゼントいたします。しからエンタテインメント、ノンフィクション、実用書まで、文春文庫の幅広いラインアップから、読みたい本を50 冊、自由に選んでいただけるのです。締切は 6 月15日で、当選校には 7月上旬までに本の申込用紙と文春文庫目録をお送りします。詳しい応募方法は下記のＵＲＬをご覧いただければと思いますが、応募資格は教師ではなく、高校の図書委員の皆さんですので、お気を付けください。 http://www.bunshun.co.jp/info/bunko/ 注目の新刊『太平洋の試練真珠湾からミッドウェイまで　上下』（6月14日発売予定） I・トール　の虎の巻としても使えるかもしれません。池上さんが挙 1）アウンサンスーチー（ミャンマーの政治家） 3）マザー・テレサ（インドで修道会を創立し平和活動を行う） 4）ベティ・フリーダン（アメリカの女性解放運動家） 5）マーガレット・サッチャー（史上初の女性英国首相） 6）フローレンス・ナイチンゲール（イギリスで医療衛生改革を行う） 7）マリー・キュリー（フランスの科学者として「放射能」研究） 8）緒方貞子（国連難民高等弁務官として「難民の定義」を変えた） 9）ワンガリ・マータイ（ケニアの環境保護活動家） 10）ベアテ・シロタ・ゴードン（日本国憲法草案の人権条項を作成）名前を見ただけで、面白そうな授業だと思いませんか。『泣き童子　三島屋変調百物語参之続』（6月28日発売予定）宮部みゆき　とある事件をきっかけに心を閉ざしてしまったおちかは、袋物を商う叔父の店・三島屋へ行儀見習いとして身を寄せるが、叔父の提案で、おちかは、百物語を聞き集めることになる。碁好きの叔父が拵えた三島屋の客間「黒白の間」がその舞台。そこでは、「聞いて聞き捨て、語っ日米が戦った太平洋戦争は、日本がアメリカに負け、敗て語り捨て」が、お約束。今日もまた、不思議な話をしに戦へとつながった戦争と通常、記憶されていますが、本書客人が三島屋へと訪れる......。は太平洋戦争でアメリカが負けていた時代である1941 『三島屋変調百物語』の第三巻となる本書は 6 編構成。年 12月から1942 年 6月までの半年間を、日米双方の海不思議の中に著者がもつ大事なものを失った人びとへの軍から描いた戦記ノンフィクションです。思いやりと、人間への温かい視線があふれた、これまでに物語は、徳川最後の年 1867 年に、横浜に寄港したアない「やさしい怪談」です。第一巻「おそろし」は、角川書メリカの海軍少佐アルフレッド・マハンの描写から始まり店。第二巻「あんじゅう」は中央公論新社から刊行。先ます。初めて軍艦に乗る武士たちが、ロシア艦隊を殲滅行する二巻とは、イラストも体裁もまったく違った形で刊するまでに成長し、真珠湾で米海軍と激突。珊瑚海海戦、行されます。ミッドウェイ海戦と進撃する中になにがあったのか。日米とされていた太平洋戦争の新解釈が生まれた、画期的な『小泉進次郎の言葉』（文春新書　6月20日発売予定）常井健一　書物です。著者の常井健一氏はノンフィクションライター。衆院両国の海軍の思想と人物像をたどることで、これまで見落選の応援演説がはじまった2012 年 11月から約半年間、自民党の〝プリンス〟小泉進次郎に密着を続けています。あるときはウルサ型の市民に耳を傾けさせ、またあるときは女性有権者の気を惹き、ときには未成年の高校生にもお兄さんのように語りかける進次郎の名演説の秘密はなにか。それは単なる父親の模倣ではありません。小泉進次郎に密着し、彼の演説を分析した著者が「進次郎の語る力」をルポルタージュしました。好評既刊 ●村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』（1785 円）には、4 月14日に朝日新聞が一番早く書評を掲載するなど、多数のメディアが取り上げてくださいました。代官山蔦屋書店のカウントダウンイベントで「深夜の読書会」に出演いただいた文芸評論家の福田和也さんは「週刊新潮」5 月２、9日合併号の連載「世間の値打ち」で < 大人が強く共感できる、喪失と獲得の物語であり、清澄かつ深いカタルシスを味わうことが出来ます>と評してくださいました。「オール讀物」小社創立 90周年記念号が大反響です！いま発売中の小説雑誌「オール讀物」5 月号は、文藝春秋創立 90 周年記念号でもあり、さまざまな作家の手紙を特集しています。なかでも面白いのが、本年が生誕 90 年にあたる池波正太郎さんに宛てられた未公開の 110 通を超す書簡。送り主は恩師の長谷川伸さんにはじまり、子母澤寛さん、川口松太郎さんら、昭和を代表たる錚々たる顔ぶれが並びますが、注目されるのは、司馬遼太郎さんからの書簡です。ふたりは同じ大正 12 年に生まれ、直木賞受賞も昭和 34 年下期、35 年上期と続き、昭和 30 年代には互いに大阪と東京を行き来する篤い交流がありました。司馬さんは「おれ、大好きになっちゃったです」「御作ほうぼうで好評ですぜ」といった、本人の口調がそのまま伝わってくるような温かい葉書を出されており、池波さんがその手紙を大切にしていたのも頷けます。そのほか、池田満寿夫さんが妻の陽子さんに宛てた熱烈ラブレターなど、作家の手紙はどれをとっても面白いものばかり。メディアでも多数、取り上げられました。ワキリエさんの『スマイルウェディング』がムックになりました！自分たちだけの結婚式を叶えるヒントが満載！ウェディング・ビジュアル・ディレクター、ワキリエさんの「スマイルウエディング」シリーズ（vol.1、 vol.2 、vol.3、各 1300 円）は累計１４万部のベストセラー。芸能人やモデルなどが結婚式を挙げるときには必ず参考にする本として有名です。その彼女のウエディング・コーディネートの最新情報が載ったムック「CREA　Due WEDDING スマイルウエディング」が発売されました。これまでのシリーズとは違ったムックスタイルの中にファッションやコーディネート術、フラワーアレンジ、新生活へのヒントが満載。独身女性の必読の書です。 ●大阪の東生野夜間中学校。そこに通った在日コリアンの一世、二世が文字を書く喜びを綴った金益見『やる気とか元気がでる　えんぴつポスター』（998 円）が 4 月 14日付の読売新聞書評欄で取り上げられました。 ●歩行困難や言語障害を起こす脊髄小脳変性症という難病にかかった妻を看取る新聞記者の苛烈な状況を描いた米本浩二『みぞれふる空』（1365 円）が 4 月21日付の読売新聞書評欄で取り上げられました。 ● 4 月に創刊され、順調な滑り出しの「文春ジブリ文庫」について4 月21日付の産経新聞読書欄の「手帖」、30 日の日本テレビ「ZIP!」で取り上げられました。 ●これまでモヤッと感覚的にとらえていた県民性を、全国調査で具体的に論証した木原誠太郎＋ディグラム・ラボ県民性研究会『ケンミンまるごと大調査』（1260 円）が、4 月22日付の夕刊フジで取り上げられました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。なお、既刊本に関しては、黄色のラインをクリックすると小社ＨＰの紹介欄に飛びます。ご活用ください。ご興味のある本がありましたら、ぜひとも「出版プロモーション部」にお問い合わせください。本、ゲラなどをすぐにお送りいたします。読者プレゼントなども検討させていただきます。また、表示された価格はすべて税込みです。　本件およびご取材に関する問い合わせ先株式会社文藝春秋宣伝プロモーション局出版プロモーション部〒102–8008 東京都千代田区紀尾井町3–23 Tel 03–3288–6185 Fax 03–3265–4878 mail [email protected] H P http://www.bunshun.co.jp/ 《担当》　柏原光太郎（文責）、目崎敬三、永妻あきな、坂本一馬