第 4 学年外国語活動指導案

第 4 学年外国語活動指導案
6 月 4 日(木)
指導者 HRT 河野寛将 JTE 安藤恵子
1.題材
このスポーツが好きです
2.ねらい ゲームを通して、”I like(スポーツ)の英語に親しむ
単語:baseball succor basketball doge ball volleyball tennis badminton swimming
3.展開
Produce
(time)
1. Warm-up
・Greeting
・Song
(5)
2.
Activity①
(10)
Activities / Support / Notes
Student
・気分を答える。
【BINGO】を歌う
JTE
HRT
評価/準備物
・HRT と会話のデモを見
せ、児童に気分を聞く。
・【BINGO】
・JTE に気分を聞くデモ
をして、自分も答える。
【BINGO】
気分絵カード
CD
・HRT と JTE の会話を聞 ・HRT とスポーツの会話 ・JTE とスポーツの会話
き、本時でスポーツを扱う をする。
をする。
ことを知る。
・HRT のジェスチャーを見 ・HRT のジェスチャーを ・HRT がジェスチャーを スポーツ
絵カード
て、スポーツを当てる。(英 児童に当てさせる。
して、児童に当てさせる。
語又は日本語)
・スポーツの英語での言い ・スポーツの単語を練習さ
せる。
方を練習する。
・パチポンゲームをする。 ・HRT とパチポンゲーム ・JTE とパチポンゲーム
のデモをする。
のデモをする。
好きなスポーツを伝えよう。
Activity②
(10)
・HRT と JTE の会話から、 ・HRT と”I like ~.”の表現 ・JTE と”I like ~.”の表現
を使った会話をする。
”I like ~.”の表現を知る。
を使った会話をする。
・2 人組になりキーワードゲ
ームをして、”I like ~.”の練
習をする。
Activity③
(15)
・HRT とキーワードゲー
ムのデモを見せる。
・JTE とキーワードゲー
ムのデモを見せる。
カード交換ゲーム
①児童に 1 人 5 枚のスポーツカードを配布する。(種類はランダム 5 種類)
②カードは重ねて持っておく。(順番は自分で決めてよい)
③ペアを作り,お互いに上からめくったカードのスポーツを”I like ~”を使い言
う。その後、英語でじゃんけんをして勝った方が相手のカードをもらう。(5 枚
ともなくなれば前に追加のカードをもらいに行く)
④最後に何枚持っているかを問う。
・
・中間評価として Activity3 でよかった児童に見本をさせる。
3.振り返り
4.Greeting
(5)
スポーツ
絵カード
・”I like~”を使い、自分の
好きなスポーツを発表す
る。
・”I like~“を使って発表
した児童をほめる。
・”I like~”を使い、自分
の好きなスポーツを児童
に発表させ、本時のまと
めとする。
Thank you very much.
See you.
Thank you very much.
See you.
Thank you very much.
See you.
【評価】
“I like ~.”を使
い、英語でい
うことに親し
ん で い る 。
(慣)
スポーツ
絵カード(小)
第6学年
外国語活動指導案
2015.12.10
大分市立判田小学校 6 年 3 組児童
指導者 HRT 衛藤 美穂
ALT Daniel Brown
JTE 安藤 恵子
1、単元 Lesson8 What do you want to be?
未来の自分に夢宣言をおくろう
2、単元目標
・自分の就きたい職業や夢について積極的に紹介し、友だちの意見に反応しながらコミュニケーション
を楽しむ。
[コミュニケーションへの関心・意欲・態度]
・様々な職業の言い方や就きたい職業について尋ねたり答えたりする表現に慣れ親しむ。
[外国語への慣れ親しみ]
・職業を表す語について、英語と日本語の共通点に気付く。
・世界の同世代の子どもが様々な夢をもっていることに気付く。
[言語や文化に関する気づき]
3、指導の立場
(1)教材について
本単元は、児童に、「目標を持って生きることの大切さ」を感じさせ、自分の将来に夢と希望を持って生
き抜こうとする気持ちを育むことができる教材である。児童は、互いに「将来の夢」を伝え合う活動を通し
て、自分の夢や友だちのよさを再認識できる。また、未来に向かって互いに支え合い、みんなでその夢を
実現していこうとする気持ちを共有することを願って単元を構成したい。そのために、世界の子どもたち
の置かれている状況やその夢を知らせ、夢を実現していく素晴らしさを感じ取らせる映像を最初に扱い、
自分の将来の夢(職業又は、こんな大人になりたい)とリンクさせてしっかりと考えさせたい。
単元のゴールには、将来の自分へのビデオレターを作ろうと呼びかけ、12 歳の自分の夢を将来大人に
なった自分へ 夢メッセージを送る設定にしたい。そうすることで、なお一層、現実的に夢を考え、相手
意識を持ってスピーチができると考えた。第 5 時に録画し作成予定のDVDは、卒業アルバムと同時に渡
し、将来大人になったら見てほしいと考えている。
他にも、職業を表す英語が日本語の~師、~士、~家と同じように~er, ~est.等がつかわれていること
に気付かせ、「英語と日本語の共通点」にも触れさせたい。
卒業まであと3カ月となった6年生の今、世界の状況を知り、自分の環境、家族の願い、色々な角度
から、
“I like~. I can~. I want to~.”などの既習英語を駆使して夢宣言を紹介し合い、質問やコメントで交
流し合える好教材である。
本単元での主な語彙
表現 What do you want to be? I want to be a~.
What job? That’s right. No,sorry. Wow. Nice. Good. Really? Nice dream. You can.
語彙 teacher, singer, doctor, cook, farmer, florist, cabin attendant, comedian, vet, baker
artist, zookeeper, dentist, firefighter, soccer player, bas driver, Nursery school teacher,
cartoonist, lower, computer programmer, fashion designer, hairdresser, writer, pastry chef,
actor/actress , nurse
(2)児童について
本学級は、素直で物事を真面目に受け取る児童が多い。楽しく明るい雰囲気の中で、いつも目標を持っ
て外国語活動に取り組んできた。
特にゲームやクイズには意欲的で、ペアやグループを使って役割分担をしながら会話を楽しみ、友だち
との関係を深めてきた。
また、話す聞く中心で授業を進めてきたためか、聞きとる力が付いており、慣れてない表現が出てきて
も、知っている単語やジェスチャー、前後の文脈などから意味を推測して理解へとつなげている。
しかし、外国語活動を楽しみながらも自分の発生には自信が持てず、小さい声になってしまったり、発
言を人任せになってしまったりする姿も尐なからずある。用心深く慎重な真面目さが、消極性となってし
まっていることは否定できない。よって、残り尐なくなった外国語活動では、ゲームやクイズを楽しむだ
けでなく、自分で表現する喜びや達成感を味わえるよう、英語で発言する、反応する機会を増やしていき
たい。
(3)指導について
児童は、5,6 年の外国語活動で、
“I like~. I can~. I want to~. ”の表現を使ってコミュニケーショ
ンを図る経験をしている。自分の将来の夢を語るこの単元で、“I want to be~.”と語る理由に、自分の好
きなこと、得意なことを堂々と語るために既習のそれらの表現を有効に使わせたい。最終のスピーチの前
時に、同じ内容だが、クイズ形式で夢を語ることで、楽しみながら ALT や児童同士で交流をさせたいと
願っている。児童には、スピーチの手助けとして、職業絵カードを作成させ、赤ハートは、好きなもの(like)、
黄色ハートは、できること(can)、ピンクハートは、したいこと(want ), 水色ハートは、関係のあるも
の 4 種のハートカードをつけさせた。絵カードを 1 枚 1 枚見せ、とても難しい言葉は、時には日本語やジ
ェスチャーも交えながら、相手に合わせて話したり伝えたりする大切さを意識させながら話させたい。
我が校では、
外国語活動の年間を通じた目標を smile, clear voice, eye contact, response の4つに定め、
常に意識させた指導を行ってきた。今回は、特に友だちの夢を聞いた後、何らかの response を行わせる
ことで、会話のやり取りの楽しさをも味わわせたい。
4、評価基準
言語や文化に関する気づき
・職業を表す語について、英語
と日本語の共通点に気付いてい
る。
・世界の同世代の子どもが様々
な夢をもっていることに気付い
ている。
5、単元計画
時間
第1時
第2時
第3時
外国語への慣れ親しみ
コミュニケーションへの
関心・意欲・態度
・様々な職業の言い方や就きた ・自分の就きたい職業や夢につい
い職業について尋ねたり答えた て積極的に紹介しながらコミュ
り す る 表 現 に 慣 れ 親 し ん で い ニケーションを楽しもうとする。
る。
・聞いたことに対して反応
(response)しようとする。
評価観点
気づき
主な活動
<職業の言い方や世界の子どもの夢
を知ろう>
・教師や世界の子どもの夢を知る。
(ユニセフの映像、世界の子どもの
夢)
・英語と日本語の共通点はどこかな?
・ジェスチャークイズ
・キーワードゲーム
・ジャンピングゲーム
気づき
<就きたい職業を聞いたり答えたり
慣れ親しみ する>
・レスポンスゲーム
・チャンツ
・なりきり職業ビンゴゲーム
・夢宣言シートを準備しよう
慣れ親しみ <就きたい職業を聞いたり答えたり
し、夢宣言の準備をしよう>
・プラクティスタイム
・チャンツ
・新しい職業名を知ろう
・ゾンビゲーム
・職業を紹介する練習をしよう
第4時
(本時)
コミュニケ
ーション
<ダン先生や友だちと夢宣言クイズ
をしよう>
・プラクティスタイム
・チャンツ
・ゾンビゲーム
・夢宣言クイズで交流しよう
第5時
コミュニケ <未来の自分に夢宣言をしよう>
ーション
・1 人ずつ自己紹介と夢宣言をクラス
の児童の前で行い、録画する。
主な言語材料
teacher, singer, doctor, cook
farmer, florist, cabin attendant,
comedian, vet, artist, zookeeper,
baker, dentist, firefighter, soccer
player, bas driver
What do you want to be?
I want to be a ~.
Wow Nice OK Good Really
Nursery school teacher,
Cartoonist, lower, computer
Programmer,
fashion
designer,
hairdresser, writer, pastry chef,
actor/actress , nurse
Hello!(Hello!)My name is~.
I like~. I can play~. I want to
help~.(What do you want to be?)I
want to be a~.
What job? (Here)
That’s right. No, sorry.
Nice dream. You can do it.
Great Good job.
Thank you.
You are welcome.
6、本時案
(1)題材
What do you want to be? 「夢宣言」をしよう (L8 第④)
(2)ねらい 未来の自分の夢を、ダン先生や友だちと夢宣言クイズで紹介し合いながらコミュニケーションを楽し
もうとする。
(3)展開
Activities/ Support/Notes
Procedure
(time)
Student
ALT
JTE/HRT
評価/準備物
・Ask the JTE, HRT
・デモを見ながら、名 and the students
・天気、曜日、日にち、
1,Warm-up
前や気分の言い方を ”How are you? the
時間等を質問させる。
・Greetings
思い出す。
weather,
the
date
・本時のメニューやめ
・Chant
あてを提示する。
(10) ・気分や天気、曜日、 and the time.
日にちを答える。
・Practice time
・児童に質問をする。
・
Talk
about
・プラクティスタイム Christmas in Japan ・ALTとクリスマスに 既習表現カ ー
ド
・話の内容を聞き取ろ and the UK
ついての話をする
うとする。
・Have them review
job names.
・絵カードで、職業の 職業絵カード
・職業名を思い出す。 ・Have them review 単語を復習させる。
the phrases with
・チャンツ
chant.
・チャンツ
2,Activity①
(7)
就きたい職業の聞き方、答え方を思い出そう
ゾンビゲーム zonbi game
① 児童 1 人 1 枚の職業カードを渡す。(他の人には見せない)
② 相手を見つけて、”Hello(Hello)What do you want to be?
I want to be a( ).と、互いに聞きあう。
③ じゃんけんをして、負けた人は勝った人の就きたい職業に
変えなければいけない。
④ さぁ、一番多い職業は、何でしょう?
*レスポンスをするように、気をつけさせる。
Wow Nice OK Good Really Oh,no Thank you.
You are welcome. See you.
3,Activity②
(15 )
職業小カード
ダン先生や友だちと夢宣言クイズをしよう
・グループでの夢宣言 ・Demonstration for
クイズの仕方を知る。 the next quiz and ・クイズの出し方、
・反応や質問の仕方を especially responses. 反応や質問の仕方を
思い出す。
ALT とデモをする。
<夢宣言クイズ> future dream quiz
① 児童は、6 人程度のグループを作る。
② 順番を決め、1 人ずつ立って紹介カードを使いながら、夢宣
言クイズをする。
③ 聞いている児童は、3 つのヒントの後、何の職業か想像して
答える。
④ 相手に分かるようなスピーチや反応( response)等を意識
させて交流させる。質問は、日本語でも良いことにする。
Hello! My name is ~.I like~. I can ~.
What job ? (answer)That’s right. I want to be a~.
(他の児童)Wow. Nice dream. You can do it. Do you
like~? Thank you (You are welcome.) etc.
・Please listen to
4, Activity③
・代表児童やグルー student’s speech
・代表の児童に、ALT
(8 ) プの例を見て、自分 and give them some の前で、スピーチや
の修正点や目標を見 responses or
応答をさせる。
つける。
questions.
・ Give them some ・本時を振り返らせ
本時を振り返る。 feedback.
る。
5,Greetings
(5) Thank you very Thank you very Thank you very
much. See you next much. See you next much. See you next
time.
time.
time.
夢宣言絵カ ー
ド
(評)
就きたい職 業
を話したり 答
えたりしな が
ら、コミュ ニ
ケーション を
図っている。
(コ)
振り返りカ ー
ド
第5学年外国語活動指導案
2016.1.29(金)5 年 1 組 31 名
指導者 HRT 池見 光男
JTE 安藤 恵子
Hi friends 1 Lesson9
What would you like? 大分グルメセットを贈ろう!
1、単元名
2、単元目標
・相手の欲しいものについて積極的に尋ねたり答えたりしようとする。
・欲しいものについての丁寧な表現の仕方や尋ね方に慣れ親しむ。
・イギリス・中国や大分の料理に興味を持ち、欲しいものを尋ねたり言ったりする際、
丁寧な表現があることに気付く。
・家庭科学習を生かしてバランスを考えながら、社会科学習を生かして大分の産物セッ
トを作ろうとする。
3、指導の立場
(1)教材について
基本的に本単元では、世界には様々な食べ物や料理があることを知り、それらの食べ物や料理
名の欲しいものを尋ねる丁寧な英語表現に慣れさせることと、積極的に友だちのランチメニュー
について聞こうとしたり、自分たちが考えたランチメニューを紹介したりすることがねらいであ
る。レストランなどで、食事や欲しいものをやり取りする場面は、児童の日常生活においても身
近なものであり、相手と関わり合う活動の設定に適した教材であると言える。また、日本と外国
の食事(給食)の相違点や共通点を知ることで、さらに世界の食文化に興味・関心を持つことがで
きる。
児童は、4年生の時に社会科で、大分県内の特産物、5年生の2学期家庭科で、食べ物の体内
の主な働きやバランスの良い組み合わせ方等を、学習してきている。また、2学期の外国語活動
Lesson7 What’s this?クイズ大会をしようでは、ALT に「大分クイズ」を出し、大分市の代表
的な物や場所をクイズで知らせる学習を行ってきていて興味関心が高い。そこで本単元末では、
学年の総まとめとして、大分県内の特産物でグルメセットを作り、ALT に紹介する活動を組む
ことで、最後まで目的意識を持たせたい。活動では、これまでに使った Please に加えて、What
would you like? I’d like~. Here you are. Thank you. You are welcome.等の丁寧な表現を使いな
がら、「ガイドとしてお店に買い物に行く」という、身近な場面設定の中で行わせる。お店とお客
(○○さんのためのグルメセットをつくる)の両方の立場で、お金のやり取りをしながら、相手
の思いを理解しようとしたり、自分の思いを伝えようとしたりする中で、相手との関係を円滑に
するためのコミュニケーションの心地よさ、大切さを味わわせたい。
第1時で、イギリスから来た ALT のダン先生からの「大分グルメを教えてほしい。
」とい
う依頼を受け、既習事項を生かした大分グルメセットを ALT に教えようという意識を最後まで
持続させたい。
本単元での主な語彙
表現 What would you like? I’d like~
How much? One hundred yen. One thousand yen. ○○please.
Hello. Here you are. Thank you. See you.
語彙 hamburger omelet hamburger stake spaghetti hotdog pizza sushi sausages
Fried chicken curry and rice French fries natto green tea miso soup rice
Bread cake sandwiches milk salad pudding fruits ice cream yogurt orange juice
parfait
(2)児童について
本学級は男子 15 名女子 16 名の学級である。男女とも区別なく接することができ、明るい雰囲気のあ
る学級である。外国語活動に対しては、どの子も楽しみにしており、英語のゲームやクイズにも、進んで
取り組んできた。今年度より毎週の外国語活動となり、あいさつや気分、曜日の聞き方や答え方も身に
付けている。英語でのクイズを出し合ったり、お店屋さんの販売員や客になって会話したりする活動の中
で、いろいろな英語による表現も覚えてきている。ALTとの会話も増えてきたことで、相手の言いたいこ
とを単語やジェスチャーから推測しながら、理解できるようになってきた。児童同士でも、進んで会話に
取り組み、ペア活動やグループ活動の中で、理解を深めていくことができている。
しかし、英会話よりゲームを楽しむことが中心となったり、結果にこだわることで、英会話が抜けてしまう
子もいた。学級全体の中での活動では、大きな声でできるが、一人で発表となると、恥ずかしさや自信
のなさからか声が小さくなってしまう子もいる。
そこで、これからの外国語活動では、英語を使って相手に伝えることを意識させながら、自信を持って
言えるようにさせていきたい。クイズやゲームなどの活動でも、進んで英語での表現に取り組もうとする態
度を育てていきたい。
(3)指導について
導入では、イギリスからの ALT Dan 先生とお互いの国の給食の内容を見せ合い交流し、基
本的な食べ物の言い方を学んだあと、Dan 先生お母さんからイギリスのグルメセットが送られ
てきたことを受けて、大分のグルメセットをイギリスの小学校で先生をしているお母さんに
何か送りたいので、大分グルメを教えてほしいとお願いされる。児童は、8つの市町村グループ
に分かれて地域を代表するグルメを探し、簡単な説明を考える。
箱に入ったグルメセットは、主菜、副菜、デザート、飲み物など全体で1つのバランスのとれ
た、色々な地域の物が入ったセットを考えるものとする。
また、第4時では、①中国からの留学生から自分の国の料理についてのプレゼンを見せてもら
うことで、中国の料理に対する興味を高めること②大分グルメセットを作るコミュニケーション
場面では、
「自分の好きなセット」を作るのではなく、
「他の誰かのためのセット」を作らせるこ
とを重点に活動させたい。初めて出会った中国からの留学生や英語専攻の大学生などを相手に、
大分グルメセットを作るガイドとならせることで、どんなものが好みかを必然的に聞くことにな
るし、相手のレスポンスを見ながら活動を進めることになるという、児童にとってはやや難しい
ものであるが、即興的な自己表現をさせるよい機会になると考えている。
なお、人数設定では、2人でお店、2人でガイドするので、より活動の幅を広げ、本当の店に
近付けるために、価格を決め、1000円以内でお金のやり取りも経験させるものとする。
もちろんお店、ガイドでのすべての会話は、”What would you like?””I’d like~.”を基本使わせ
る。大分グルメセットが出来上がったら、ゲストからセット内容を紹介してもらい、さらに気持
ちを表現させたい。
日ごろの指導に当たっては、児童が英語表現に慣れ、コミュニケーションを図る楽しさを体験
させるため次のような点に配慮している。
・常にコミュニケーションを意識させるために、スマイル、クリアーボイス、アイコンタクト、
レスポンスを常に4つの目当てとして掲げ、振り返りをさせている。
・
“What would you like?”の表現は、児童にとってやや難しいと思うので、電子黒板の Chant
を毎回工夫して行い、リズムで慣れさせていきたい。
4、評価基準
コミュニケーションへの
関心・意欲・態度
外国語への慣れ親しみ
・お店や相手に、欲しいもの ・欲しいものについて丁寧
な表現の仕方や尋ね方に慣れ
を丁寧に尋ねたり答えたりし
親しむ。
てコミュニケーションを楽し
んでいる。
・お金のやり取りの仕方に
慣れ親しむ。
言語や文化に関する気づき
・世界や大分の料理に興味
を持ち、欲しいものを尋ねた
り答えたりする際、丁寧な表
現があることに気付く。
・家庭科学習を生かしバラン
スを考えた大分グルメセット
を作ろうとする。
5、単元計画
第1時
ALT
総合
めあて
・世界の給食や丁寧
な言い方を知ろう
・大分のおすすめグ
ルメを調べよう
第2時
・丁寧な聞き方答え
方やお金のやり取り
に慣れよう
第3時
・相手の好みの聞き
方や、市町村おすす
めグルメの紹介に慣
れよう
第4時
(本時)
(大分大
学留学生)
(相手の好みに合わ
せて)
おすすめ大分グルメ
セットをつくろう
(第5時) (ダンママのことを
考えて)
ダン先生に大分グル
メを紹介しよう
学習内容
・日本の給食の栄養
・UKの給食と映像
・食べ物や丁寧な言い方
・What would you like じゃんけん
・ダン先生からのお願い
(ママに大分グルメを紹介したい)
・振り返り
・大分県内の市グループに分かれて、
おすすめグルメを(簡単な理由をつけ
て)決める。
・単語、チャンツ
・食べ物ビンゴ
・料金の聞き方、答え方
(お金ゲーム)
・栄養バランスランチを作ろう
・振り返り
・5年の既習表現を思い出そう
・グルメ紹介(名前だけ)
・お好みグルメ当てゲーム
(丁寧に聞きながらなぞ解きをしよ
う)
・たくさんお客さんが来るように
紹介や値段を決めよう
・紹介の練習をしよう
・振り返り
・What would you like じゃんけん
・中国の食べ物について聞く
・市町村のおすすめグルメ紹介
・相手の好みに合わせて
大分グルメセットを作る
・ゲストからの紹介、コメント
・振り返り
・市町村グループで、(自分の市の)お
すすめ大分グルメセットを決め、紹介
を考える。
・映像(ipad)にとってダンに紹介す
る。
(実際には、3月14日 ALT 来校の際
に、ダン先生に映像を見せる)
評価基準
・世界の料理(給食)の特徴や
日本との違いに気付く。
・英語にも丁寧な言い方が
あることに気付いている。
(気づき)
・友だちと協力して、大分
県の1つの市のことを調
べ、おすすめの食べ物を決
めている。
・丁寧な表現の仕方や尋ね
方に慣れ親しんでいる。
・料金の聞き方表わし方を
知る。
(慣れ親しみ)
・相手の好みの尋ね方やお
すすめグルメの紹介の仕方
に慣れ親しむ。
(慣れ親しみ)
・コミュニケーションを楽
しみながら、相手の好みに
合わせたグルメセットを作
ろうとしている。
(コミュニケーション)
・相手意識を持って、自分
達の作ったグルメセット
を、積極的に紹介しようと
する。
(コミュニケーション)
6、本時案
(1)題材
お相手の好みを聞いて大分グルメセットを作ろう (L9 第④時)
(2) ねらい ・黄さん(中国からの留学生)からお話で、中国の料理について知る。
・大分グルメを紹介し、相手の好みを聞き、お店で買い物のやり取りをしながら、
欲しいものを丁寧に聞いたり答えたりしてコミュニケーションを楽しもうとする。
(3)展開
Procedure
(time)
1. Warm-up
・Greetings
・Exercise
(3)
2,
Presentation
(7 )
3. Activity①
(20)
(前半8分、
中間評価4分
後半8分)
Student
・デモを見ながら、気
分の言い方を思い出
す。
・気分や天気、曜日、
を答える。
・ What would you
like?じゃんけん
Activities/ Support/Notes
JTE
HRT
・HRTと気分を聞きあ
う。
・児童に、気分や天気
曜日を聞く。
・ What would you
like?じゃんけんをさ
せる。
・JTEとお互いの気分
を聞きあう。
・天気、曜日を答える
What would you like?
じゃんけん
中国と大分の食べ物紹介をしよう
・中国料理の紹介の
・中国の料理につい ・留学生から中国の料 後、1グループずつ (大分の地図)
て知る。
理を紹介してもらう。 代表料理を紹介させ
る。
○○さんのための 大分グルメセットを作ろう
・児童は各市前後半
に分かれ、前半お店
は、各ブースに行く。
後半の児童は、ある
ゲストとグループを
作り、好みを尋ねな
がら、1000 円以内の
グルメセットを作る
・お相手の好みに合わ
せたグルメセットを
完成させようと目標
を持たせる。
・お店や値段のやり取
りの会話も確認する。
・会話の支援をする。
<店での会話例> ①店の人
① What would you like?
・JTE とデモをする。 8ブース
店 ( JTE は 児 童 、 市町村表示
HRT はゲスト)
グルメ絵カー
ド(大・小)
・コミュニケーショ
ンを楽しんでいる児 グルメ Box
童を見つける。
16 個
②客
②I’d like~
②How much?
①~yen.
②OK. Here you are.
① Thank you. Here you are.
②Thank you.
① (You are welcome.)
<ゲストとの会話例>
① Do you like~?
②Yes/No
① What~do you like? ②I like~.
① ○○or○○?
②○○please.
① ○○O.K?
②Yes/No
etc.
4. Activity②
(10 )
5. Greetings
(5)
評価/準備物
(評)
・相手の欲しい
ものを丁寧に
尋ねたり答え
たりしてコミ
ュニケーショ
ンを楽しんで
いる。
(コミュニケーション)
・店に行った時の、 ・前後半切り替えの ・前半児童のコミュ
会話を思い出す。
際にいいコミュニケ ニケーションを
ーションをしている 中間評価する。
・前後半やゲストを 児童を取り上げるな
変えて、後半の活動 どの中間評価をする
を行う。
・ゲストのグルメセ
“This is my 大分グ ットを作った児童を
・ゲストが作っても ルメセット .と内
紹介の時は、立たせ
らった大分グルメセ 容も紹介し、案内の る。
ットを紹介する。
仕方についてコメン
トを言ってもらう。 ・本時のねらいを振 振 り 返 り カ ー
ド
・本時の振り返りを
り返させる。
カードに書き、学習 ・児童の頑張りをほ
のまとめをする。
める。
・時間があれば、ね
・留学生やゲストに ・見てくださった先 らいに合った振り返
お礼を言う。
生方にお礼を言わせ りを紹介させる。
る。
Thank you very
Thank you very Thank you very much. See you .
much. See you .
much. See you .