平成 28 年度 一般財団法人いびがわ事業計画書 事業目的 事業の概要

平成 28 年度
一般財団法人いびがわ事業計画書
事業目的
この法人は、地域づくりの組織として地域と連携を図りつつ、地域住民の健康・福
祉の増進を図るとともに、地域の居住環境を整備し、観光関連公共施設の適切な管理
運営を行い、地域の活性化と潤いのあるまちづくりを推し進め、地域社会の発展向上
に寄与することを目的とする。
事業の概要・指針
①揖斐川町藤橋農山村漁村活性化定住圏創造施設(藤橋庵)
(藤橋庵管理運営)
そば専門店として、新たに製粉機を導入し打ち立て挽き立てを提供する。国内産原
材料の厳選を改めて取り組み食品の安全と安心を確固たるものとする。季節ごとに取り
込んでいる季節メニューついては、引き続き行い、お客様のリピート率を高めて行く。
また新規顧客の開拓にもつなげていく。ポイントカードや地域のスタンプラリー等にも
参加を検討し安定的な収益源の確保に努める。
2 年目も地域のイベントには積極的に参加し地域活動に密着しながら様々な意見を
取り入れ運営に生かす。
②揖斐川町藤橋農山村漁村活性化定住圏創造施設
特用林産物生産施設 集出荷加工施設(椎茸施設管理運営)
安定した収穫量を確保する為に、ホダ木の仕入れ業者との打合せ勉強会等を開催す
る。また技術革新による経営の効率化に向けた取り組みについても揖斐川町と協議を
重ねながら設備の更新に向けた取り組みを行う。もちろん品質には最善の注意を図り
肉厚で味わいのある椎茸作りを徹底する。
地域特産物販売施設(道の駅物販施設管理運営)
新鮮野菜の販売取り組みについて、生産者の顔や生産履歴が分かるようなシステムの
構築を進めて行きたい。関係各位と協議のうえ導入ができるものか、また採算性が確保
できるのか等検討を行う。野菜以外の商品については、地域と連携を図り、揖斐川町以
外の揖斐郡内からも供給を図っていく。また、仕入れ業者を中心とした業者会を立ち上
げ、情報交換や販売協力を行う。
昨年新たに開発した新商品パウンドケーキ等が好評であり引き続き新商品を開発し、
利益の高いプライベート商品の販売に力を入れる。また店内レイアウトの変更やPOP
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等のソフト面も一進し、新しい顧客開拓を進める。今期は開業 20 周年を迎えることか
ら記念イベントとして来場者にサービスをする予定である。
緑地公園・ハーブガーデン(道の駅公園管理)
四季を通じて自然の潤いと安らぎが実感できる公園として、花苗を植栽し除草等の
整備を行い、花と緑が楽しめる場を提供する。
道の駅駐車場・歩道管理・情報交流館管理・公衆トイレ管理
道路情報を正確かつ迅速に案内する。揖斐川町の情報(イベント・観光案内)はも
とより近隣市町村の情報も提供する。公衆トイレも岐阜県による改修でリニュアルさ
れ、災害時にも利用が可能となった。より一層使い易いトイレとして毎日定時に清掃
を行い、利用者に不快感を与えない清潔な場所を提供する。また冬期の降雪時には施
設内舗装道路の除雪を迅速に行い、安全性、利便性を高める。
③揖斐川町藤橋産業振興施設
高齢者木工加工活動施設(木工所管理運営)
各管理施設の軽微な修繕や造作を行う役割も担う。機械等の維持管理に努めいつでも
使えるようにメンテナンス等を行う。
特用林産物展示実習施設
建物・付属設備・備品等の清掃、点検を実施し、良好な環境を保つよう努める。
④揖斐川町藤橋新山村振興等農林漁業特別対策施設
揖斐川町藤橋農林水産物処理加工施設
特産品の開発については、初年度の取り組みを引き続き行い。継続的に進めて行く。
手焼きせんべいや委託製造商品については、藤橋道の駅、谷汲道の駅を中心に販売を
行いイベントにも積極的に進出を行う。また藤橋庵へは、製品として安定的に供給を
行う。原材料の蕎麦については、地元の生産者からも買い付けを行う。食材品を取り
扱うため、安全性や安心といった基本的な事や食品衛生法、消費者保護基本法、製造
物責任法等の法令を遵守し運営をおこなう。
⑤揖斐川町貝月森林総合利用施設
貝月森林総合利用施設管理運営
グリーンシーズンの安定した来場者の確保を行う為の、体験イベントのより一層の充
実を図る。高原の特徴を生かしたイベントや教育や学習会の拠点作りも併せて行う。ま
た広大な土地を利用したイベント企画など、単独での実施には限界がある為、プロダク
ション等の専門家と企画を練り上げ、3 年目に実現できるように準備を進める。
冬期のスキー営業は、中学生以下の無料が浸透してきたため、学校の教育課程での使
用や今後のスキー人口の増加を進める上での子供向けのスキー教室やイベント開催を
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行い底辺の底上げを行う。また近隣のスキー場と共同でスキー大会などイベントに向け
た協議を重ね、3 年目の実施を目指す。
索道運行に関しては安全運転を最優先し、関係法令、省令を遵守し、事前の講習会参
加、設備点検、従事者の訓練を実施する。
⑥揖斐川町久瀬温泉施設
久瀬温泉施設管理運営
地域住民の憩いの場として、また観光客に対しても、心身の健康増進や安らぎの場と
して、清潔で親しみやすい温泉運営を行う。地域と協力してミニイベントを取り入れ利
用者の増加と満足度を高める。
入浴施設として衛生面は特に気を付け適正な管理に努める。
ペレットを使用するボイラーの使用前点検を実施し、効率の良い燃料消費と安全運転
を行う。定期点検についても、業者の指導を仰ぎながら実施する。
⑧揖斐川町教育交流施設
レストラン星のふる里管理運営
新たなメニュー開発を進めることで、売上増と来場者の増加を図る。またサービス
面では、おもてなしの気持ちを忘れずに接客を行う。定期的に講師を招いて接客サー
ビス向上を図る。また団体向けには、2 階お座敷でのサービスを実施し再来場と大口
顧客の取り込みを実施する。経営面では、仕入コストの見直しも同時に行い、サービ
スとのバランスを計算しながら安定した経営を目指す。また新メニューの開発等に関
しては、専門家の意見や勉強会を開催し新たな商品開発を進める。
利用者からの要望により館内全面禁煙とし、喫煙スペースを新たに屋外に設置した。
食中毒防止の徹底、食品の安全管理、職員の意識改革など継続的に実施を行う。
エントランスホールは、清掃・美化を心がけ、徳山民俗収蔵庫と連携を図り来場者
の入場が円滑に出来るよう努める。また地域の各種団体の発表の場として利用を促進
する。
⑨揖斐川町谷汲特産品加工展示販売施設
谷汲特産品加工展示販売施設管理運営
展示販売施設は、プライベート商品の販売に力を入れる。また参道商店街と連携
しながらプライベート商品の販売促進を積極的に進める。華厳寺や横蔵寺との連携
を模索し、地域を巻き込んで来場者の増加を図る。
フードコートについては、季節限定品のメニューを増やし、四季折々の展開を図
る。
加工施設については、地域住民や振興事務所、関連団体と施設の有効活用を進め
ていく。
情報交流館については、道路情報を正確かつ迅速に案内する。揖斐川町の情報(イ
ベント・観光案内)はもとより近隣市町村の情報も提供する。公衆トイレは昨年の
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育樹祭によりリニュアルされより一層使い易いトイレとして毎日定時に清掃を行い、
利用者に不快感を与えない清潔な場所を提供する。
⑩公益目的支出計画実施事業
1.高齢者等自立支援事業(配食サービス)
揖斐川町内の高齢者や独居老人は年々増加しており、様々な理由により食事を作る
ことが困難な方に、地元の食材や旬の食材を使いバランスの摂れたメニューを用意し、
昼食及び夕食の提供を行う。昨年に引き続き、管理栄養士と契約を結び栄養士の監修
の元、日々の食事内容に気を配りながらメニュー構成を行う。特に、高齢者の栄養バ
ランスに配慮できることが大きな強みとなる。
昨年より、配達業務については、揖斐川町シルバー人材センターの紹介事業を取り
入れ直接雇用に切替え業務を行っている。また揖斐川町高齢福祉課と情報を共有し、
高齢者の方の安否確認等の作業も確実に実施していく。又、価格並びに配送料につい
ては、揖斐川町と契約を結んでおり、揖斐川町と一体となり進める。
この事業は、高齢者や障害者、社会的弱者の方に対しての自立支援及び福祉の増進
を目的に行っている。
2.地域居住環境整備事業(藤橋マンション)
揖斐川町特に山間地域における住宅用地の確保が困難とういう特殊事情に対応する
為に、家族連れ世帯や単身者に向けた誘致を行い、地域の活性化と安心で快適な居住
環境を整備する目的で行っている。3LDK、3DK、1DK の各 6 部屋、合計 18 部屋。
入居者については、地元企業(イビデン等)を中心に賃貸借契約を結ぶケースが多
く、安定的な入居者の確保が難しい状況ではあるが、揖斐川町の移住定住事業を取り
入れながらホームページ等で施設や空室状況を案内し入居者の確保を進めている。
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