Data Sheet Informatica Data Quality

Data Sheet
Informatica Data Quality
データ品質の問題を発見・解消し、
最大の Return on Data
(データから価値を獲得)
を実現
メリット
• 社内全体のデータを、プロア
クティブかつコスト効率よく
モニタリング/クレンジング
• データガバナンスを基盤にし
た業務部門と IT 部門の連携を
実現
• 業績の向上、Return on Data
の最大化
データ品質を把握し、問題を発見・解消することは、ビジネスの成否を分ける重要な要
素になります。データに潜む誤りを適切に発見し、解消することができれば、データ品
質の低さが原因で発生する多額の損失を防ぐことができます。また、収益獲得の機会を
最大限に生かすことができ、会社を不必要なリスクに晒すこともありません。データ品
質の問題を発見・解消するためには、まず、すべてのドメイン、アプリケーション、そ
してデータの所在を正確に把握しておくことが重要です。そうすることで、適切な人材
を配置し、効果的な対応ができるようになります。
Informatica Data Quality は、全社レベルでデータ品質を管理する包括的なアプローチ
を実現します。データ品質の管理プロセスを、業務ユーザーと IT 部門が協力できるよ
うに変革し、データサイズ、形式、プラットフォームに関わらず、よりよいビジネス上
の意思決定を支援する真のデータ駆動型環境を構築することで、すべてのユーザー、プ
ロジェクト、オンプレミスやクラウド、Hadoop の業務アプリケーションに、信頼でき
るデータを提供します。
強力なデータディスカバリ/プロファイリングツール
Informatica Data Quality は、企業内で表面上には表れにくい重大なデータの問題を迅
速につきとめる、ロール(役割)ベースの統合されたデータディスカバリ/プロファイ
リングツールを実装しています。強力で多用途に利用できるツール群によって、業務部
門と IT 部門は協力し、データ品質の問題を迅速に発見し、ビジネスルールやポリシー
を容易に策定・適用したり、データ品質プロセスを守るよう監視することができます。
Informatica Analyst は、業務ユーザー向けの使いやすいブラウザベースのツールです。
このツールを使えば、IT 部門のサポートがなくとも、業務ユーザーは自身で簡単にデー
タの品質を改善することができます。Informatica Developer は、強力な Eclipse ベース
のデータ品質開発環境です。データ品質の総合的なルールを定義するプロセスを簡素化
することで、IT 部門の生産性を高めることができます。
データ品質ルールの一元管理、ユニバーサルな接続性
Informatica Data Quality は、あらゆるデータ、あらゆる目的を総合的にサポートして
います。これにより、顧客データや製品データ、財務データ、資産データなど信頼でき
るデータをデータ統合プロジェクト、マスターデータ管理(MDM)プロジェクト、デー
タガバナンスプロジェクトで活用できるようになります。また、正確なグローバルマッ
チング、世界中の住所データのクレンジングなど、さまざまなデータ品質管理機能を各
プロジェクトで利用できます。Informatica Data Quality はあらゆるデータソースへの
ユニバーサルな接続性を提供しており、各種アプリケーションに接続できます。クラウ
ドであれ、Hadoop であれ、あらゆるデータソースへアクセスし、事前定義されたデー
タ品質ルールを活用することで、企業全体のデータ品質を高めることができます。
主な特長
Informatica Analyst
Informatica Developer
データスチュワード、業務アナリスト、業務マネー
ジャー向けの使いやすいブラウザベースのツールで、
業務ユーザーもデータ品質管理プロセスに参加し、信
頼できるデータから最大限の価値を引き出すことがで
きるよう支援します。優れた柔軟性を持つデータプロ
ファイリングと分析によって対象レコードのフィルタ
リングやドリルダウンを行い、問題を効率的に明らか
にします。
強力な Eclipse ベースの開発環境で、開発者の生産性
を高めます。このツールによってアーキテクトおよび
開発者はデータソースの種類や場所を問わず、あらゆ
るデータソースを迅速に見つけ、アクセスすることが
できます。これにより、データの分析、プロファイリ
ング、検証、クレンジングのプロセスをスピードアッ
プできます。
業務ユーザーは、スコアカードやレポートを使って簡
単にデータ品質を測定でき、電子メールで URL を送
信するだけで、ほかのユーザーとその結果を共有でき
ます。また、品質ルールの設計、検証、設定、テスト
を合理化し、業務部門と IT 部門の連携を強化します。
Informatica Analyst に よって、業 務 部 門 も データ 品
質の向上に寄与することができます。
「Informatica のデータ品質ソリューションの最新版は、業務ユー
ザー、データスチュワード、アナリスト、開発者のだれもが、ソ
フトウェアを意識することなくデータ品質の管理プロセスに参加
し、それぞれの役割に固有のタスクを実行できるようになります。
これにより、今まで以上に効果的に顧客を獲得し、サービスを提供・
維持できるようになるでしょう」
また、データ品質ルールをデータ変換ロジックと組み
合わせ、中流工程で比較プロファイリングを実行する
ことで、開発したロジックの検証とデバッグを行えま
す。データ品質サービスは、物理的または仮想的に任
意のレイテンシーでデータのプロビジョンを行えるよ
うに設定できます。IT 部門の開発者は、業務アナリス
トおよびデータスチュワードが作成したすべてのプロ
ファイリングとルールの仕様をあらゆるアプリケーショ
ンとプロジェクトで再利用できます。
共有可能なブックマークとコメント
Informatica Data Quality を利用する業務部門と IT 部
門を含むすべてのユーザーは、ブックマーク機能を使
用してデータプロファイルと品質スコアカードを簡単
に共有し、コメントを残すことができます。
─ GfK Retail and Technology France 社 CIO
Fabrice Benaut 氏
使いやすいブラウザベースのインターフェイスによって、データプロファイリング、ルールの指定と検証、品質のモ
ニタリングを実行できます。
精度の高いグローバルマッチングと
住所データのクレンジング
世界中の地域と言語に対応し、顧客データのクレン
ジング、検証、マッチングを簡単に実行できます。
Informatica Data Quality に は、60 か 国 以 上 に 対 応
する事前定義されたマッチングルールが用意されてい
ます。また 240 か国以上が対象になる統合ジオコーディ
ングとグローバルな住所データのクレンジング機能も
提供します。
あらゆるタイプのプロジェクトをサポート
する多用途な品質管理機能
Informatica Data Quality は、顧 客、製 品、財 務、資
産などデータドメイン全体の品質を管理するためにユー
ザーが設定変更できる単一の開発環境を提供します。
すべてのルール、参照データ、プロセスは、データ移
行、データの整理統合、MDM、データガバナンスな
どあらゆるプロジェクトで再利用できます。
あらゆるデータソースへの
ユニバーサルな接続性
実証されたデータ統合における接続性を基盤に構築さ
れている Informatica Data Quality は、社内システム、
パートナーシステム、クラウド、Hadoop など、あら
ゆるデータソースにある各種データへのアクセスとク
レンジングを、任意のレイテンシーとモードで簡単に
実行できます(フェデレート SQL、Web サービス、
メッセージング、イベントベースアラート、ETL など)
。
すべてのアプリケーションの
データ品質ルールを一元管理
Informatica Data Quality は、サービ ス ベース の アー
キテクチャーを基盤にデータ品質サービスを構築、テ
スト、展開し、あらゆるアプリケーションをサポート
します。データ品質サービスは、アプリケーションに
関係なく一元管理されるので、幅広く再利用できると
共にデータガバナンスも確保されます。これらのサー
ビスはバッチまたはリアルタイムで展開でき、低品質な
データがアプリケーションへ入力されようとしたときに、
その場で阻止することができます。
「Informatica Data Quality の大きなメリットの 1 つは、データ品
質を可視化してビジネスに関連づけることで、企業が所有するデー
タの正確性と信頼性を高められることです」
─ KPN 社シニア IT アーキテクト
Thomas Reichel 氏
業務ユーザーは、Informatica Data Quality で定義・管理されているデータ品質ルールを、Microsoft Excel で再利用
できます。このため、すべてのユーザーが、これまで以上に簡単にデータクレンジングを実行できます。
主なメリット
だれもがコスト効率良くデータモニタリングとクレンジングを実行
インフォマティカについて
Informatica Data Quality によって、業務部門と IT 部門を始めとする社内の組織が、全
社規模でデータのモニタリングとクレンジングを実行できるようになります。つまり、
データ品質の問題を明確にし、解消し、未然に防止することで、すべてのデータの監査
性と信頼性を確保できるようになります。
インフォマティカは、
あらゆるモノのデー
タを変革するイノベーションの実現に取
り組む先進的な独立系ソフトウェアプロ
バイダーです。インフォマティカのソリ
ューションによって世界中の企業が情
報価値を高めることに成功し、
ビジネス
の最重要ニーズを満たしています。現
在、5 , 800社を超える企業がインフォマ
ティカを利用して、オンプレミスやクラ
ウドのほか、
ソーシャルネットワークを含
むインターネット上の情報資産から最大
限の価値を引き出すことに成功してい
ます。インフォマティカに関する詳細は、
インフォマティカ・ジャパン株式会社(代
表 : 03 - 6403 - 7600)
までお問い合わせ
いただくか、
インフォマティカWebサイト
http://www.informatica.com/jp/を
ご覧下さい。
IT 部門は、すべてのデータへ迅速にアクセスできるようになり、データ品質プロジェク
トをより短時間に完了できます ── 使い慣れた開発環境でマッチングと住所データの
クレンジングを行う定義済みルールやデータプロファイリングを使って、データ品質マッ
ピングを作成することにより、データ品質プロジェクトをスピードアップできます。ま
た中流工程でのプロファイリングによって、データ品質の変換も迅速に検証できます。
Informatica Data Quality により、データ品質の改善範囲はさらに広がります。また、
すべての国と言語、データドメインを通じ、データ品質の課題を明確化し、品質レベル
を評価、企業全体のデータクレンジングを行うプロセスを簡素化します。さらに、統合
されたプラットフォームを基盤に提供される再利用可能な一連のルールとツールによっ
て、すべてのプロジェクトのデータ品質を管理できます。その結果、部分的なソリュー
ションしか提供しない品質管理ツールのライセンスおよびメンテナンスに伴うコストを
大幅に削減できます。
データガバナンスを基盤に業務部門と IT 部門が連携
Informatica Data Quality を基盤に、業務部門と IT 部門はより効率的に連携し、データ
ガバナンスポリシーの遵守を推進できます。
• データスチュワードと業務アナリストは、IT 部門に頼ることなく、それぞれのツール
を使ってデータ品質にかかわる業務を自分自身で管理できます。
• 業務マネージャーは、Microsoft Excel などの使い慣れたアプリケーションで、信頼で
きる情報を利用できます。
• IT 部門は、高い生産性を発揮する統合された単一環境で、企業全体のデータプロファ
イリングとクレンジングを実行し、データ品質を管理できます。また、アジャイルな
データアーキテクチャーが提供するルールに準拠した再利用可能なデータサービスを
通じ、業務部門のニーズへより効果的に対応できるようになります。
業績の向上、Return on Data の最大化を実現
Informatica Data Quality を使って、企業全体のデータ品質を管理する完全なアプロー
チを実現することで、業務ユーザーはデータ品質タスクを管理できるようになり、デー
タ品質の管理プロセスは変革し、業務部門と IT 部門の連携が深まります。また、オン
プレミス、クラウド、Hadoop を問わず、すべてのユーザー、プロジェクト、ビジネス
アプリケーションに信頼性の高いデータを提供することで、高品質なデータを全社規模
で活用できるようになり、企業はリスクを管理しながら効果的に収益増加とコスト削減
を両立させ、業績を高めることができます。企業にとって最も価値ある資産の 1 つであ
るデータから、最大限の価値を引き出すことが可能になるのです。
インフォマティカ・ジャパン株式会社
〒 105-6226 東京都港区愛宕 2-5-1 愛宕グリーンヒルズ MORI タワー26 階
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第 3 版発行:2015 年 11 月
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