児童心理学 - 明星大学

PB2090
児童心理学
担当教員
西本 絹子
受講方法
使用テキスト
RTorSR
配本年度
『第2版 子どもの発達と環境―児童心理学序説』塚田紘一著(明星大学出版部)
2011 年度~
科目概要
本講義では、人生全体の発達段階の中でも特に児童期に焦点を当て、⑴児童期に特徴的な心と体の発達、言
語・認知機能の発達、学習・学業達成と動機づけ、社会性の発達、パーソナリティと自己の発達、家族関係・仲間関
係、問題行動、発達障害に関するテーマについて概観するとともに、⑵現代の子どもの様々な問題を心理学的な
視点から考察することを目的とする。
学習上の目標
■ 科目の到達目標
1.授業で取り扱うトピックについて理解し、説明できるようになる。
2.授業で取り扱うトピックについて自分自身で考える姿勢を身に付ける。
3.授業で取り扱うトピックを教育現場の様々な問題と関連付けて考察し、子どもへの教育支援に関して心理学的な
視点から検討できるようになる。
■ 科目の学習要点事項
1.人間の発達と心理学的研究
2.生涯発達の中の児童期
3.身体と運動機能の発達
4.言語機能の発達
5.認知機能の発達
6.知的機能の個人差
7.学習・学業達成と動機づけ
8.社会性の発達
9.パーソナリティと自己の発達
10.家庭生活と家族の関係
11.仲間関係と学校生活
12.子どもの心理臨床
13.不登校と非行といじめ
14.発達障害と教育
15.発達と社会・文化・歴史
参考文献
『子どものこころ―児童心理学入門』桜井茂男・濱口佳和・向井隆代(有斐閣、2003)
『学校と子ども理解の心理学』清水由紀編著(金子書房、2010)
『児童心理学への招待―学童期の発達と生活』小嶋秀夫・森下正康(新心理学ライブラリ、2009)
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評価基準
■レポート評価
・課題の趣旨に合致した解答になっているか。
・教科書、参考文献などを参照し、適切な記述内容になっているか。
・明確な表現を用いて、具体的かつ論理的に論述されているか。
■科目終了試験評価
・設問の意図に合致した解答になっているか。
・設問に対応した学習内容を理解し、適切に説明できているか。
・明確な表現を用いて、具体的かつ論理的に論述されているか。
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