群馬県高崎警察署 刑事第一課 強行犯係 警部補 ■キャリアステップ 採用 警察学校卒業後、 交番勤務 ★私の考える女性警察官 のキャリアアップとは 2 年目 警察署留置管理課 3 年目 警 警察署刑事第一課鑑識係 察官という職業は、 男性女性の 区別なく、誰もが自分の描く理想 にチャレンジすることができます。 警察官に 6 年目 は様々な職種があり、刑事として勤務す 警察本部刑事部機動捜査隊 る前に鑑識を経験しましたが、 そこでもやり 7 年目 がいを見いだし、 鑑識の仕事を極めたい という気持ちにもなりました。私は、様々な 巡査部長昇任 警察署刑事第一課強行犯係 仕事に挑戦できるのも警察官の魅力の 8 年目 一つだと思います。 警察本部捜査第一課 11 年目 警部補昇任 警察署刑事第一課強行犯係 現在に至る。 京都府下鴨警察署 警備課長 警部 女性初の警備課長としての気概 ■キャリアステップ 採用 祖父も父も警察官。子供の頃から自 分も、社会の安全と人の生命と財産 を守る警察官になることを固く決意 していました。なかでも警備警察の 任 務は重 大です。災 害やテロは一 4 年目 6 年目 警察学校卒業後、交番勤務 各種事件・事故を取扱う中で、警察官 の基本を身に付ける。 警察本部運転免許課 結婚。翌年、第一子出産 (育児休業6か月を取得) 度発生すると、人々の生活に多大な 影響を及ぼすものですから、深い部 分で治安の根幹にかかわるセクショ 10 年目 警察署会計課会計係 第二子出産 11 年目 巡査部長昇任 警察本部留置管理課で女性留置施 設の留置補助官 ンだと思い、誇りを感じています。京都は天皇皇后両陛下を始め、国内外の要人もよ く来訪される国際文化都市。VIPの警衛・警護には何より心を砕きます。 また管内は 山間部も多く、台風等の自然災害の発生時は、関連機関と連携し、機動力のある災 害警備の実施に努めています。 もっと女性が活躍するための先頭に 16 年目 警部補昇任 警察署警備係長 私が採用された頃はまだ女性警察官は少なく、 それゆ え女性が担当する仕事も限られていましたが、今は幅 広い分野で活躍しています。 その中で女性活躍推進施 18 年目 警察学校教官 後輩が目標とする警察官になることを 改めて誓う。 策の担当として、施策推進計画を策定し、制度の充実 や施設の整備に向けて取り組んできました。 これからも 警察学校の教官時代の教え子や、警察官を目指して いる大学生の息子に、恥ずかしくない仕事を続け、 目 標となれるよう頑張りたいと思います。 ★私の考える女性警察官のキャリアアップとは 20 年目 警察本部でキャリアを積む。 26 年目 警部昇任 警察署警務課課長代理 28 年目 後、 ますます女性の視点や感性を仕事に活かし、 更に活躍の場が広がっていくこと 今 でしょう。女性ならではの特性を活用して経験を積むことももちろん重要ですが、一人 の警察官として知識を身に付け、 実力を磨き、 男性警察官と力を合わせて、 国民の皆さん のために任務を遂行しようという姿勢が何より大切です。 そうした努力は必ず報われます。 3 Woman police officer 30 年目 警察署警備課長。現在に至る。 (京都府警察初の女性警備課長) 私には仲間がいる 私が高校生の頃、通学路に変質者が出没する事案があ 警察官は女性には厳しい仕事と思われている方も多いで りました。 自分より弱い立場の人を狙う犯人に怒りを覚 しょう。 しかし、 多くの仲間や上司と協力して事案に向き合う えると同時に、 「このような犯罪から人々を守る警察官に ため、 「一人じゃない」 という安心感やみんなで解決したとき なりたい」 と、強く願ったことが今の自分の原点だと思い の達成感があります。 また、 私は現在刑事として忙しい日々 ます。刑事になった今、女性が被害者になる事案の対応 を送っていますが、 プライベートも充実しています。 そして将 を行っていますが、常に原点に立ち戻り、女性ならではの 来結婚してもこの仕事を続けていきたいと思っています。 特 視点から被害者に寄り添う捜査を心掛けています。 別な仕事と身構えず、 自然体でチャレンジしてください。 石川県金沢中警察署 交通第一課 企画係 巡査部長 ■キャリアステップ 採用 警察学校卒業後、 交番勤務 4 年目 警察本部交通部交通機動隊 で白バイ隊員 結婚。 第一子出産 (育児休業1年取得) 6 年目 巡査部長昇任 警察署交通第一課企画係 7 年目 第二子出産 (育児休業1年取得) 8 年目 警察本部警務課課長補佐 警察運営の総合企画、 女性施策担当 高校生の時の想いが原点 警察署交通第一課企画係に 復帰。 現在に至る。 ★私の考える女性警察官 のキャリアアップとは 女 性は結 婚・出 産に伴い家 庭での 役割が大きく変わるため、仕事は 仕事、家庭は家庭と割り切れないところも 出てきます。 仕事にも家庭にもしっかりと向き 合いたいとの思いで、家族や職場の協力 を得ながら、 どちらも全力投球で頑張って います。 キャリアアップは仕事と家庭の兼ね 合いを考えながら、計画を立てて進めてい きたいと思っています。 交通事故をなくす取り組み 制度改革に採用される私たちの声 交通事故を1件でも減らすために、交通関係機関・団体 犯罪の多様化で、警察は様々な分野に精通した人材を の皆様の御協力をいただきながら、交通安全に関する 求めており、女性警察官の活躍の場も増えています。結 イベントや講習等を企画し、広報啓発活動を行ってい 婚や育児等のイベントがあり、不安を抱かれるかも知れ ます。交通ルールは子供から高齢者まで守っていただ ませんが、女性がより働きやすい職場環境へと向かって く必要があるものです。様々な年齢層の方にとって分か おり、主婦として母としての意見が制度改革等で採用さ りやすいよう、常に新しいアイデアを取り入れ、啓発活 れる場面もあります。女性の視点を活かして、一緒に社 動を続けます。 会のために働きませんか。 Woman police officer 4
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