青森市インターネット利用環境開発・保守業務 仕様書 平成 28 年 10 月 青森市総務部情報政策課 1 1. 委託業務名 ______________________________________________________________ 3 2. 業務目的 ________________________________________________________________ 3 3. 委託業務の概要 __________________________________________________________ 3 3.1. 調達範囲 ____________________________________________________________ 4 3.2. インターネット利用環境開発のスケジュール _____________________________ 5 インターネット利用環境の機能_____________________________________________ 5 4. 4.1. 機能要件 ____________________________________________________________ 5 4.2. 規模要件 ____________________________________________________________ 6 4.3. 利用時間帯 __________________________________________________________ 7 4.4. その他要件 __________________________________________________________ 7 5. ハードウェアの調達の基本要件_____________________________________________ 8 6. ソフトウェアの調達の基本要件_____________________________________________ 8 7. 納品成果物 ______________________________________________________________ 9 8. 保守要件 _______________________________________________________________ 10 8.1. 共通要件 ___________________________________________________________ 10 8.2. 開発保守要件________________________________________________________ 10 8.3. ハードウェア保守要件________________________________________________ 11 8.4. ソフトウェア保守要件________________________________________________ 11 9. 信頼性要件 _____________________________________________________________ 11 10. 作業体制及び方法________________________________________________________ 12 10.1. 作業体制 ___________________________________________________________ 12 10.2. 作業方法 ___________________________________________________________ 12 10.3. 納入及び検収________________________________________________________ 12 10.4. 瑕疵担保責任________________________________________________________ 12 10.5. 権利関係 ___________________________________________________________ 12 10.6. 再委託 _____________________________________________________________ 13 10.7. 守秘義務 ___________________________________________________________ 14 10.8. その他 _____________________________________________________________ 14 2 1. 委託業務名 青森市インターネット利用環境開発・保守業務 2. 業務目的 総務省では、全ての自治体の住民記録・税・福祉等のシステムに一斉に記録されるマ イナンバーを活用し国・地方を通じてオンライン情報の連携が開始される平成 29 年 7 月 を見据え、平成 27 年 6 月に発生した日本年金機構における個人情報流出事案を受け、 地方公共団体における個人情報流出防止や情報資産保護等のために「自治体情報セキュ リティ対策検討チーム」を設置し必要な対策等について議論を重ねてきており、平成 28 年 1 月 20 日には当該セキュリティ対策に係る補正予算が成立したところである。 市では、国の検討結果も踏まえ、これまで講じてきた対策に加え情報セキュリティの 向上に取り組むこととしている。その一環として、LGWAN 接続系とインターネット接続 系を分割しようとしているが、分割後もセキュリティを確保しつつ、インターネットを 利用する業務をセキュアに、かつ、円滑に行うため、インターネット利用環境を導入し ようとするものである。 3. 委託業務の概要 青森市インターネット利用環境開発・保守運用管理について、委託する業務は次のと おり。 3 3.1. 調達範囲 本業務における調達範囲は次のとおりとする。なお、ネットワーク概要図は以下のとおり。 3.1.1. インターネット利用環境の開発及び構築 「4.インターネット利用環境の機能」に記載する機能を満たすシステム(以下、インターネ ット利用環境とする。 )を開発・構築する。 3.1.2. ソフトウェアの調達 インターネット利用環境で必要となるソフトウェアを調達する。 3.1.3. ハードウェアの調達 インターネット利用環境で必要となるハードウェアを調達する。 3.1.4. 運用支援 インターネット利用環境の運用は青森市で行うため、必要となる支援を行う。 3.1.5. 保守 本調達に係るハードウェア・ソフトウェアの保守を行う。 4 3.2. インターネット利用環境開発のスケジュール 開発業務の履行期間は、契約締結日から平成 29 年 6 月 30 日までとする。 また、本業務において構築するシステムの利用期間は開発業務の終了日の翌日から平 成 34 年 3 月 31 日までとする。開発業務の実施スケジュールは、下表のとおりとする。 なお、運用テスト開始から本番運用までの期間においても、本紙の業務に支障をきた さないよう必要な運用支援・保守を実施すること。 表:スケジュール案 4. インターネット利用環境の機能 4.1. 機能要件 インターネット接続系に設置する仮想デスクトップ基盤に対して、LGWAN 接続系端末 からアプリケーション仮想化方式 (SBC 方式)によりアクセスし、 転送された画面を LGWAN 接続系端末にて操作することにより、インターネット閲覧環境を実現することを想定し ている。ただし、本市にとってより有益な企画がある場合は、提案すること。 4.1.1. ユーザーインターフェイスについて (1)Internet Explorer と互換性のあるブラウザによるホームページの閲覧が可能であ ること。 (2)ブラウザ上で PDF、Word、Excel、画像ファイルを閲覧可能であること。 (3)ブラウザ上で Adobe Flash Player によるコンテンツ(動画を含む)を閲覧可能な こと。 (4)セキュリティホール等の脅威に対し、できる限り迅速に対応すること。 (5)LGWAN 接続系とインターネット接続系のデータのやりとりをクリップボードにより 行えること。その際、データはテキストデータのみに限定できること。 (6)ブラウザ操作により、既存CMSによる当市ホームページへのファイルのアップ ロードが行えること。 (7)ダウンロード/アップロード用のファイルの一時保管場所があること。また、一 5 時保管場所は課毎にアクセス制限が可能なこと。 (8)インターネット接続が前提となり、Windows7以降のクライアントOSでのみ動作 保障されているアプリケーションがあるため、これらを動作させるための環境を 必要に応じて用意すること。(約 60 台)この環境にもアンチウイルス・パッチ適 用などのセキュリティ対策を実施すること。なお、クライアントOSは方式を問 わない。 (物理端末の設置、仮想OS環境の構築いずれも可能) (9)上記の他、業務効率に資する機能を有すること。 4.1.2. 管理機能について (1)ユーザー名・パスワードにて認証を行うこと。 (2)管理端末等により一元管理が可能であること。 (3)管理画面は GUI による簡易な操作で行えること。 (4)管理者への権限は、複数種類の管理権限(市管理者向け、保守作業員向け等)を 適用できること。 (5)上記の他、管理を容易にするための機能を有すること。 4.1.3. セキュリティについて (1)LGWAN接続系とインターネット接続系を跨ぐ通信については、厳格に管理する 必要があるため、単一のポート・IP アドレス・プロトコルに限定した通信によって 上記機能を実現できること。 (2)画面転送・操作に必要な通信以外の通信を禁止する機能を有すること。 (3)画面転送プロトコルは、セキュリティの観点から RDP などの汎用的なプロトコルは 利用しないこと。 (4)アンチウイルス・パッチ適用等のセキュリティ対策を実施すること。 (5)上記の他、セキュリティ向上に資する機能を有すること。 4.2. 規模要件 区分 数量等 利用者 3,000 ユーザー 同時接続数 最大 600 台 デバイス数 2,500 台 6 4.3. 利用時間帯 区分 数量等 システム利用時間 24 時間 365 日 保守受付時間 平日 8:30-18:00(年末年始を除く) 4.4. その他要件 (1)責任分界点は以下のとおりとする。 責任分界点 (調達範囲) インターネット 自治体情報 セキュリティクラウド (青森県) 青森市 インターネットシステム (ISP) スイッチ インターネットシステム保守事業者 青森県 接続用インターフェース※注4 L2スイッチ L3スイッチ LGWAN接続系端末 インターネット利用環境サーバ群(例) インターネットシステム 接続用ネットワーク※注2 インターネットシステム 接続用ネットワーク※注1 本調達範囲 セキュリティ対策 DHCP バックアップ WSUS NW機器 サーバ サーバ 本調達範囲 ファイアウォー ル L2スイッチ インターネット接続専用端末 L3スイッチ 広域イーサ網 本調達範囲 ソフトウェア 、 ライセンス、設定等 インターネット利用環境 接続用ネットワーク※注3 AD 監視 個人番号利用事務系サーバ群 LGWAN接続系サーバ群 行政情報ネットワーク保守事業者 注1: インターネットシステム接続用ネットワークVLAN(クライアント用)は行政情報ネットワーク保守事業者が用意するがアクセススイッチ(エッジスイッチ)等端末増設に伴う機器及び、LANケーブル等は本調達に含める。 注2: インターネットシステム接続用ネットワークVLAN(サーバ用)は行政情報ネットワーク保守事業者が用意するが、行政情報ネットワークスイッチ(L3スイッチ)接続用のケーブルは本調達に含める。(注4参照) 注3 インターネット利用環境雪像用ネットワークVLAN(サーバ用)はネットワーク保守事業者が用意するが、行政情報ネットワークスイッチ(L3スイッチ)接続用のケーブルは本調達に含める。(注4参照) 注4: インターネット利用環境サーバ群スイッチと行政情報L3スイッチを接続するインターフェースは、1000Base-Tを各2ポート(計4ポート)想定しているが、それ以外の規格で接続する場合は、L3スイッチ用のオプション モジュールも2セット及び接続ケーブル(10m)も調達範囲とする。(参考 現在使用しているL3スイッチの型番:WS-C3750X-24-S 2台冗長構成) (2)インターネットプロバイダは既存のものを利用すること。 (3)Proxy・DNS・mail サーバ等は既存のものを利用すること。 (4)サーバ設置場所は別途青森市が指定するデータセンター(以下、IDCとする。)を 利用すること。 (5)上記の既存環境を利用するために既存環境の保守業者等と綿密な打ち合わせを行 い連携の仕組みを構築すること。また、その際にかかる一切の費用は、本調達の範 囲に含めること。 7 5. ハードウェアの調達の基本要件 ・機器構成は、 「4.2.規模要件」を参考に、過不足のない構成とすること。 ・青森市が指定するIDC(青森市内)のラック内に収容が必要な機器等については、下表 に記載のラックに搭載可能なラックマウント形態とすること。 メーカー / 型番 日東工業株式会社 / FS100-720E/H 台数 2 台(連結) ・IDCに設置する機器について、設置前までに重量・消費電力・排熱量などをまとめた資 料を提出すること。 6. ソフトウェアの調達の基本要件 ・インターネット利用環境で必要となるソフトウェアを調達すること。 ・ライセンスに係る費用圧縮のため費用削減策を提案すること。 8 7. 納品成果物 納入品は次のとおり。それぞれの記載方法及び体裁、納入期日等については、別 途協議するものとする。 区分 納入品 概要 基本設計書 詳細設計書 プログラム設計書 インターネット利用環境の開発に 文書2部 必要となる各種基本設計書 電子ファイル1部 設定内容及びカスタマイズに関す 文書2部 る設計書 電子ファイル1部 プログラム開発及びカスタマイズ 文書2部 に関する設計書 電子ファイル1部 開発及びカスタマイズを実施した プログラム・ソース プログラム・ソース 開発業務 数量等 電子ファイル1部 インターネット利用環境を稼働さ パッケージソフトウェア等 せるために導入が必要なパッケー 文書2部 ジソフトウェア等一式及び各種マ 電子ファイル1部 ニュアル類 システム機能が仕様どおりに正し テスト計画書兼報告書 く機能することを検証するための テストに係る計画及び評価結果 マニュアル ハードウェア仕様書 文書2部 電子ファイル1部 職員が操作するために必要な手順 文書2部 書等(運用マニュアル) 電子ファイル1部 インターネット利用環境の構築に 文書2部 必要なハードウェア等の仕様 電子ファイル1部 ハードウェア インターネット利用環境の構築に ハードウェア 進捗管理 必要なハードウェア等 開発管理計画書 9 機器一式 インターネット利用環境の開発に 文書2部 係る作業全体の管理計画書 電子ファイル1部 8. 保守要件 8.1. 共通要件 ・インターネット利用環境のソフトウェア・ハードウェア保守及び運用管理業務の期間は、 開発終了後から平成34年3月31日までとすること。 8.2. 開発保守要件 8.2.1. 障害管理 ・24 時間 365 日、機器障害等のアラート発生の通報に対応できる体制を整備すること。 ・機器障害等のアラート発生の通報を受けたときは、機器の稼働状況やアラートの発生 原因を早急に確認すること。 ・重大な機器障害発生時(アラート発生時において、運用への影響がある場合)は、定 期報告によらず、遅延なく本市に報告するとともに、回復措置を実施すること。回復 後、早急に対応記録、再発防止策を報告すること。 8.2.2. 維持管理 ・本調達で導入する機器及びサービスについて、運用期間中のOS やサービスに必要な アプリケーションのパッチ修正適用作業を行うこと。 ・本市が必要と認める設定変更等の作業を実施すること。ただし、大幅な仕様の改訂 については別途協議とする。 8.2.3. 構成管理 ・本調達で導入する機器(ソフトウェアを含む)について、システム構成の変更、保 守作業の管理等、システムの構成に関する情報管理を行うこと。 ・システム構成の変更等が発生したときは、関連するドキュメントの内容改訂を行 い、本市に提出すること。 8.2.4. 月次報告 月次報告は、保守レベルの維持管理を行うことを目的とする。受託者は、「月次運 用・保守報告書」を作成し、本市が指定する場所(青森市内)にて報告を行うこと。 報告内容に基づき、実績の評価、問題対応結果の評価及び実施対策の評価を行うも のとする。また、報告内容に基づき、再発防止策の検討及び計画・予防施策実施の検 討を行うものとする。 本市に提出する「月次運用・保守報告書」の内容は、概ね以下のとおりである。 ・ 実績報告 ・ 問題対応結果の報告 ・ 再発防止策の提案 10 ・ 計画・予防施策の提案 ・ 実施対策の報告 ・ 事前に設定したサービス指標管理状況 ・ 課題管理状況 受託者は、保守レベルが未達成の場合、速やかに原因を究明し、業務への影響や緊 急性等の重要性に基づき、リソースの増強や代替手段の適用など、暫定的、中長期的 に必要な措置を無償にて講じること。なお、原因が本調達以外の外部的なものである 場合は、その理由及び対策案を可能な限り提示し、指示を受けること。 8.3. ハードウェア保守要件 ・保守対象機器は、本調達で納入する全ての機器とする。 ・日本語で対応ができること。 ・現地対応体制としては、障害発生又は本市の求めに応じて1時間以内を目標に対応を 開始すること。 ・機器については、設置から撤去までの期間は、当該機器及びそれを構成する部品の 調達が保証されること。 ・潜在的不具合がある場合は、機器に関する技術的な問題点の情報を無償にて速やか に公開し配布するとともに、本市の指示に従い機器への導入及び動作確認を行い、 正常に動作することを保証すること。 ・機器に障害のあった場合は、障害箇所の特定、原因調査、復旧作業の切り分け、本 市との協議、復旧対応(部品の交換、修理等)等を速やかに行うこと。 ・障害対応終了後、障害内容、原因及び対応内容等について本市に対し、作業報告を 行うこと。 8.4. ソフトウェア保守要件 ・保守対象ソフトウェアは、本調達で納入する全てのソフトウェアとする。 ・日本語で対応ができること。 ・ソフトウェアの潜在的な不具合及びセキュリティ上の不具合に対応する修正プログ ラムの適用を行うこと。 ・ソフトウェアに障害があった場合、メーカ等の保守担当者による障害箇所の特定、 原因調査、復旧作業の切り分けを実施し、復旧対応については、必要な技術情報の 提供等の支援を行うこと。 9. 信頼性要件 稼働時間内におけるインターネット利用環境の目標稼働率は、99.9%以上とするこ と。あわせて、データの損失が発生しないこと。また、データの一貫性・完全性を維持 11 すること。 10. 作業体制及び方法 10.1. 作業体制 ・本業務を実施するために必要と考える作業体制を構築すること。 10.2. 作業方法 ・本業務に係る開発環境及び作業場所は、原則として受託者が準備する。ただし本市 の環境が必要な作業については、本市が指定する施設内(想定収容人数最大20名) にて行うこと。 10.3. 納入及び検収 ・本市が行う検収に当たっての準備は受託者側で行うこと。 ・納入時には、受注業者が必ず立ち会うこと。 ・機器等の納入場所等の詳細については、別途本市より指示する。 ・納入場所への搬入の際には、機器等及び施設に損傷を与えず、安全かつ確実に搬入で きるよう十分な対策を行うこと。また、機器等の梱包材は、受注業者が責任を持って 回収及び廃棄すること。 ・納入前に機器の単体での動作確認(初期不良等の確認)を行い、その結果を報告書と して提出すること。 ・納入に際し、最新のパッチやファームウェア等を提供すること。 ・受注業者は、機器及びソフトウェアを本市が指定する設置場所へ搬入し、ラックへの 搭載、配線等の作業を実施すること。配線等の作業においては、必要なネットワーク ケーブル及び電源ケーブルを用意すること。機器間結線については、接続先の機器名 及びポート番号を記載したタグを作成し、ケーブルに付けること。 10.4. 瑕疵担保責任 ・受託者は、成果物の瑕疵を検収後1年間にわたって、無償で修正しなければならない。 また、瑕疵を修正するに当たって、運用中の業務への影響を最小限に抑えること。 特記事項 10.5. 権利関係 10.5.1. 納入物の所有権 本業務で納入する納入物の所有権は、当該納入物が納入されたときに、受託者から本 市へ移転するものとする。 12 10.5.2. 知的財産権の取扱い 本業務遂行の過程で生じた発明その他の知的財産又はノウハウ等に係る特許権その 他の知的財産権を伴う発明等が行われた場合、取扱いは別途協議の上定める。なお、納 入物に関し、第三者から著作権(著作権法第 27 条及び第 28 条の権利を含む。以下同 じ。 ) 、特許権、その他知的財産権の侵害の申立てを受けた場合、本市の帰責事由による 場合を除き、受託者の責任と費用を持って処理するものとする。 10.5.3. 著作権の帰属 本業務遂行の過程で新たに生じた成果物に係る著作権は、受託者又は第三者が従前か ら保有していた著作物の著作権及び汎用的な利用が可能なプログラムの著作権を除き、 本市による代金の支払いと引き換えに、本市に移転するものとし、受託者は著作者人格 権を行使しないものとする。 なお、かかる受託者から本市への著作権移転の対価は、委託料に含まれるものとする。 10.5.4. 利用の許諾 受託者は、著作権が「10.5.3. 著作権の帰属」で留保された著作物について、本市及 び本市の業務遂行上必要な者に対し、利用を許諾するものとする。 10.5.5. データの所有権 インターネット利用環境で使用するデータは、すべて本市が所有権を有する。 10.5.6. 関連する文書の納入 受託者は、関連する文書を納入物として無償で納入するものとし、受託者に著作権が 留保される著作物の利用については「10.5.4.利用の許諾」に準ずるものとする。 本市はインターネット利用環境を自己利用するために必要な範囲で、複製、翻案又は 改変することができるものとし、受託者は、かかる利用について著作者人格権を行使し ないものとする。なお、これらの許諾の対価は、委託料に含まれるものとする。 10.5.7. 秘密情報の保持 受託者は、本業務の履行に関し知り得た本市の秘密情報を第三者に漏らしてはならな い。 10.6. 再委託 受託者は、本業務の全部又は一部を第三者に委託し、又は請け負わせてはならない。 ただし、あらかじめ委託者の承諾を得た場合はこの限りでない。 13 10.7. 守秘義務 本業務従事により知り得た情報については、業務履行中・完了後に関わらず他に漏ら してはならず、守秘することを求める。また、本業務を第三者に再委託することが認め られた場合は、第三者も同様の義務を負うものとする。 10.7.1. 秘密の保持 本業務の遂行上知り得た秘密を他社に漏らしてはならない。また、成果物(業務の過 程で得られた記録等も含む。 )を本市の許可なく第三者に閲覧、複写、貸与又は譲渡して はならない。 10.7.2. 資料・データの取り扱い 本業務の遂行のために本市が提供した資料、データ等は本業務以外の目的で使用して はならない。また、これらの資料、データ等は本業務終了までに本市に返却すること。 なお、本市の許可を得て複製した資料についても同様の扱いとし、本業務終了までに完 全かつ検証可能な状態で廃棄処分すること。 10.7.3. 個人情報等の取り扱い 受託者は、本業務の実施に当たっては、青森市個人情報保護条例(平成 17 年青森市条 例第 27 号)に定めるもののほか、個人情報の保護に関する本市の施策に留意しつつ、本 業務に係る個人情報の保護について、細心の注意を払い処理しなければならない。 10.8. その他 ・インターネット利用環境を構成するために必要な受託者の製品以外のソフトウェアを 利用するための費用(ライセンス料等)は、本業務の委託料に含めること。 ・インターネット利用環境は利用者にストレスを感じさせない速度で動作すること。 ・システムを構成するクライアントの OS は Windows7 又は Windows10 とすること。 ・本調達において日本マイクロソフト社の製品を納入する場合、可能なものはすべてボ リュームライセンスプログラムを通じて納入すること。また、ライセンスの見積りに ついては、必ず下記問い合わせ先に詳細を確認すること。 問い合わせ先: 日本マイクロソフト株式会社 コーポレート営業統括本部 ライセンスソリューション部 入札問い合わせ窓口 <[email protected]> 14
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