ＮｅｗｓＲｅｌｅａｓｅ２００５年５月１２日株式会社エンターブレイン次世代のゲーム市場動向を読み解くカギがここに！オンライン・携帯電話から、世界市場までをカバーした初のゲーム白書『ファミ通ゲーム白書２００５』５月１３日発刊株式会社エンターブレイン（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：浜村弘一）は、『ファミ通ゲーム白書 2005』（28,000 円〔本体 26,667 円＋税〕）を 5 月 13 日に発刊いたします。本書は、ゲームメーカーや開発スタジオ、流通、金融アナリストなど、ゲーム産業に携わる企業および、ゲーム業界に関心を持つすべての人を対象にした白書です。『ファミ通ゲーム白書 2005』では、2004 年のゲームソフトの販売動向に関して、販売本数ランキング TOP500 をはじめ、プラットフォーム別、ジャンル別などさまざまな切り口からソフトの販売動向を紹介。ハードの販売状況や市場規模データといった白書につきものの定番データはもちろん、中古ソフトの市場状況をも詳細に述べられています。本書は、調査・分析対象を家庭用ゲーム市場だけではなく、従来から家庭用ゲーム機と密接なつながりを持ってきた PC やアーケードゲームの市場、そして顕著な拡大傾向を見せているオンラインゲームと携帯電話用ゲームの市場までも扱った、日本初の白書です。扱う市場の範囲も国内にとどまらず、海外の動向に関しても、各地域の大手調査会社の協力のもとカバーしております。世界最大のマーケットとなった米国はもちろん、欧州各国、中国・韓国などの市場状況を掲載。また、欧州のゲーム流通事情や、韓国の RMT（リアルマネートレード）の実態、新興市場として成長が期待されるインドやロシアの現状などもリポートしています。さらに、販売状況のデータのみならず、１万人におよぶゲームユーザーを対象にアンケート調査を実施し、ゲーム機の使用状況や上位タイトルのユーザー像、次世代コンソールのユーザー数までも予測。ユーザーのプレイ状況や、今後期待されるゲームについての分析記事も掲載しています。他にも、雑誌広告やテレビ CM などの広告実施状況をカバーしたメディアプロモーションのデータや、ゲーム業界と隣接する映画、出版、放送、アミューズメント業界の動向まで網羅しました。最終章から巻末付録においては、1996 年から 2004 年まで各年のソフトランキングや、2004 年度（2004 年 4 月〜2005 年 3 月）の速報データを掲載しております。今後、次世代機の発表で大きな転換をむかえるゲーム業界。日本市場だけでなく世界市場へ、家庭用ゲーム機だけでなくオンライン・携帯電話用ゲームを含めたすべてのゲームへ目を向け、今後の展開を読み解くための一冊です。 http://www.enterbrain.co.jp/ 『ファミ通ゲーム白書２００５』内容紹介 ●2004 年の世界のゲームソフト市場規模は 2 兆 1000 億円 2005 年は、2 兆 3000 億円に拡大と予測本書の調査によると、家庭用ゲーム機だけでなくオンラインや PC・携帯電話用を含む世界のゲームソフト市場規模は、2 兆 1000 億円となりました。うち、日本は全世界の 18％にあたる 3476 億円、北米はおよそ 4 割を占める 8523 億円、欧州は約 3 分の 1 で 6745 億円となっています。その他、中国・韓国・メキシコ・ブラジル・オセアニア・中近東といった、これまであまり調査されることのなかった地域を含め、全世界の市場規模が掲載されています。 2005 年は、ニンテンドーDS や PSP の普及が携帯ゲーム機市場の拡大を促すだけでなく、次世代コンソールの発売も控え、さらにアジアでオンラインゲームの普及が進むと予測されることから、2 兆 3000 億円まで拡大すると予測しています。 ●国内のゲーム市場規模（※ソフト、ハード含む）も、今後の拡大を予測国内の市場に関しても、好調なスタートを切ったニンテンドーDS と PSP が携帯ゲーム機市場の伸張に貢献するほか、新しい据え置き機の登場やオンライン分野の成長が見込まれ、日本のゲーム市場規模は 2004 年の 4790.5 億円から、2005 年は 5741.8 億円、2006 年は 6401.5 億円まで拡大すると予測しています。 ●ゲーム業界パースペクティブ序章では、8 人の分野別有識者による、業界展望、業界への提言を掲載しております。＜執筆テーマ・執筆者＞・「クロスフュージョンの中で求められるプロ資質とは。」久保雅一（小学館キャラクター事業センターセンター長）・「ケータイとゲームの関係はピークを迎えた。」夏野剛（NTT ドコモマルチメディアサービス部部長）・「作り手、売り手の共通認識は、『ゲーム人口増』のために」沢野喜代則（ゲオ代表取締役社長）・「ゲームから G.A.M.E.への挑戦が始まる」桜井雄太（野村證券金融経済研究所企業調査部シニアアナリスト）・「音楽業界に見るセールスの本質。」ピーター・バラカン（ブロードキャスター）・「米国市場の動向：2005 年を徹底予測。」アントン・ブリューエル（IDG CEO）・「ヨーロッパ市場の動向と、ゲーム機シェア戦争の実態。」ニック・パーカー（元 SCEE、任天堂 UK 戦略アナリスト）・「今後 10 年のゲームシーンを左右する大きな変革の時が。」浜村弘一（エンターブレイン代表取締役社長）順不同・敬称略 ●その他、充実の掲載内容・家庭用ゲーム、オンラインゲームおよび携帯電話用アプリなど分野ごとの調査・分析・ユーザー１万人アンケートによるユーザーマーケティングマーケット構成分析・ハード別所有者分析・次世代機マーケティング、ソフト別ユーザー層分析・2004 年販売本数上位ソフトのメディアプロモーション展開データ、メーカープロモーション比較・ゲーム市場の周辺にある出版、映画、アニメ・キャラクター業界についての市場動向・欧米はもちろん、急成長が見込まれる中国・韓国・ロシア・インドのゲーム産業の実態レポート・2004 年ゲームソフトランキング 500、1996〜2003 年ゲームソフトランキング・2004 年度市場実績、ゲームソフトランキング、メーカー実績 ■『ファミ通ゲーム白書』公式サイト http://www.f-ism.net/whitepaper/ ※プレビュー版（PDF ファイル）がご覧になれます。＜製品概要＞書名：ファミ通ゲーム白書２００５著者発行発売日価格 ISBN ©2005 ：エンターブレインマーケティング企画部：株式会社エンターブレイン： 2005 年 5 月 13 日： 28,000 円（税・送料込）／A4 判・448 ページ： 4-7577-2307-5 ENTERBRAIN, INC.